一次面接と二次面接は基本的に聞かれる内容に大きな違いはありませんが、形式や目的が違います。
就職活動で一次面接を突破したものの、二次面接の対策方法が分からない人や、一次面接との違いが知りたいという人は多いでしょう。
今回の記事では、二次面接で落ちる理由や、その回避策を紹介します。
また、記事の後半では、就職活動時の面接に役立つサービス「REALME」について紹介します。
AI面接やそのフィードバックを利用して、二次面接を突破できるようにしましょう。
二次面接と一次面接の違い
二次面接は、一次面接を通過した人が挑む面接です。
二次面接と一次面接の違いは企業によってさまざまですが、多くの場合以下のような違いがあります。
一次面接 | 二次面接 | |
面接の目的 | 大勢から絞り込む | 入社する人材を探す |
面接形式 | グループ面接の企業も多い | 個人面接の企業が多い |
面接官 | 採用担当者 | 採用担当者に加えて現場の上司が同席するケースもある |
評価ポイント | 社会人に必要な基礎的な能力やマナー・第一印象 | 価値観・企業分析 |
二次面接では、一次面接に比べて個人の価値観や企業分析の程度が見られるため、より徹底した対策が必要になるといえるでしょう。
また、二次面接が最初の個人面接という企業も多く、相手に自分の考えを過不足なく伝えるスキルも必要です。
二次面接で落ちる割合
二次面接で就活生を落とす割合は企業によって異なるものの、落ちる割合は半数以上だといわれています。
落ちる割合は比較的高いといえるため、通過するためには面接対策が重要です。
二次面接の通過率が低い企業では、二次面接でも一次面接と同様に応募人数を絞り込む目的があると考えられます。
一次面接と二次面接では面接の形式が変わるため、一次面接とは異なる対策が必要でしょう。
共通して見られる二次面接で落ちる理由
二次面接で落ちる人に共通して見られる主な理由としては、以下が挙げられます。
- 入社の熱意が少ない
- 人物像が社風にマッチしていない
- 話していても就活生自身の強みが伝わらない
- 志望動機と本人の経験が紐付いていない
- 企業理解が不十分
二次面接では、一次面接以上に人物像について深掘りされ、企業について理解しているか・企業で働く適性があるかなどを見られます。
二次面接において評価されるポイントを理解したうえで面接対策をするとよいでしょう。
志望動機については一次面接でも聞かれますが、二次面接ではより企業理解や自分の適性をアピールするテクニックが必要です。
また、受け答えや姿勢から入社に対する熱意が低いと判断されると落とされることがあります。
二次面接で落ちるフラグを回避する5つの対策
二次面接で落とされないためには、一次面接以上に入念な事前準備が必要です。
ここからは、二次面接を突破するために心がけたい5つの対策について紹介します。
これから二次面接を控えている人は参考にしましょう。
一次面接で話した内容を活かす
二次面接を突破するためには、一次面接で話した内容と二次面接で話す内容に矛盾がないようにしましょう。
二次面接の受け答えを準備するときは、一次面接で話した内容と一貫性を持たせられるように、一次面接での受け答えについて振り返ります。
事前に用意しておいた受け答えだけではなく、当日の質問内容や回答についてもメモすると、二次面接に活かせるでしょう。
一次面接と二次面接で異なる主張をすると、一貫性がないと判断されて評価が悪くなる可能性もあります。
志望動機を明確にする
二次面接では、一次面接だけでは把握できない詳細な志望動機を知りたいと考える企業が多いといえます。
そのため、二次面接で志望動機を聞かれたときは、なぜ他社ではなくこの企業なのかを明確にした回答にすると説得力が増します。
また、一次面接で聞かれた自分の強みや弱みと関連付けて志望動機を伝えられると、好印象です。
志望動機と絡めながら自己PRができるように、事前に自己分析をして強みや弱みなどを洗い出しておきましょう。
企業や業界研究を入念に行う
二次面接では、志望者が企業研究や業界研究を十分に行っているかも判定されます。
企業や業界研究が十分な就活生は、志望企業にマッチする人物像を理解できているため、ほかの受け答えについても説得力があるでしょう。
企業研究に基づいて回答を考えると、企業が求める人物像に合致したアピールができるため、二次面接における通過率を上げられます。
企業や業界の研究を十分に行っていない就活生は、回答に一貫性や説得力がなく、志望度が低いと判断され、二次面接の通過は難しくなるでしょう。
キャリアプランを立てる
キャリアプランとは、入社後にどのようになりたいかのプランです。
二次面接では入社後のミスマッチを防ぐために、キャリアプランについて質問する企業もあります。
このとき答えられないと、入社後のイメージがしっかりできていないと判断され、落とされる確率が高くなるといえるでしょう。
入社後の姿をしっかりとイメージできるように、就職活動の時点でキャリアプランを立てておくと、二次面接でキャリアについての質問が出たときにも慌てず答えられます。
二次面接で聞かれる質問をまとめる
二次面接では一次面接よりも就活生の人物像について聞かれる傾向があります。
二次面接に挑む際は、二次面接で聞かれやすい質問についてまとめ、回答を用意するとよいでしょう。
二次面接で聞かれやすい質問の例は、以下の通りです。
- キャリアプランについて
- 入社後の目標について
- ガクチカについて
- 詳しい志望動機
また、一次面接で聞かれた質問を深掘りする形の質問も多いため、一次面接で回答した内容を踏まえて、スムーズに回答できるよう準備しておきましょう。
二次面接をはじめとする就活対策には「REALME」
二次面接の前に、面接での受け答えが適切かを判断したい人には、AI面接サービス「REALME」がおすすめです。
「REALME」では、AIとの面接結果をもとに回答者の強み・弱みを分析したり、内定確立も確認できます。
内定判定によりエントリータイミングを最適化
自身の返答が志望企業の二次面接に通用するか、面接前に判断することは難しいでしょう。
「REALME」を活用すれば、AI面接で志望企業への内定確率を判定可能です。
志望企業への内定率が低く判定された場合でも、面接のフィードバックによって回答を改善し内定に近付けます。また、判定を参考にすることで適切なエントリータイミングも分かります。
AIとの面接から客観的な自己分析を実現
「REALME」でAI面接を受けると、その結果をもとに回答者の適性が14項目でグラフ化して確認できます。
グラフ化することで自身の適性について客観的に判断でき、自身の強みや弱みが分かります。
また、ガクチカや志望動機など、二次面接の前に必要になる文章の作成においても、グラフをもとに適性を判定することは有効です。
合格ラインを突破した就活生のES・面接解答例を閲覧可能
AI面接によって現状での内定率が低いと判定された場合、受け答えをどのように改善すれば二次面接を突破できるのかが分からない人もいるでしょう。
「REALME」では、志望企業における過去の選考で合格判定をもらった人のESや面接回答を閲覧できます。
自身の回答と比較して、内定獲得に足りない部分が分かるため、効率的な対策が可能です。
二次面接を突破できるか不安な方は、一次面接を振り返るとともに、どのような受け答えをした人が合格するのかを確認して、二次面接の参考にしましょう。
二次面接で落ちる確率を下げるために就活対策を徹底しよう
二次面接では、一次面接で聞かれた自己PRや志望動機などについて、より深い部分まで聞かれます。
また、面接形式がグループ面接から個人面接に切り替わることも多く、一次面接とは異なる対策が必要です。
二次面接の通過率は企業によってさまざまですが、半数近くが二次面接で落ちるといわれます。
二次面接を通過できるように、企業研究や事前準備はしっかりと行いましょう。
面接対策を行いたい人は、「REALME」の利用がおすすめです。