就活では、自己紹介や自己PRをガクチカで求められることがあります。
ガクチカは学校での出来事だけでなく、学生時代に取り組んださまざまなことをアピールできます。
アルバイトの経験は、ガクチカでアピールすることができ、就活で役立つでしょう。
今回は、ガクチカで自己紹介や自己PRを求められた際の適切な伝え方を紹介します。
ガクチカを求められたときに滞りなくアピールできるように、準備をしましょう。
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ガクチカとは
「ガクチカ」は、学生時代に力を入れたことの略です。過去の経験を踏まえて、適性や性格などを伝えることができます。企業側はガクチカを確認することによって、学生が意欲のあることや能力や適性を測ります。
自己PRでガクチカを求められたときは、自分の強みや性格をアピールできるように、過去の経験の棚卸しをするとよいでしょう。
ガクチカのアルバイトでアピールできるポイント4選
ガクチカでアルバイトについて触れると、さまざまな長所をアピールできます。
ここからは、アルバイトの経験から採用担当者に印象付けられる代表的なことを4つ紹介します。
アピールポイント1 課題解決能力
課題解決能力とは、課題を分析し、適切な改善策を考えて行動できる能力を指します。
アルバイトを通して得た経験を、課題解決能力をアピールするエピソードとして伝えられます。アピールする際には、課題を解決するに至った経緯も伝えるとよいでしょう。仮にアルバイト先から成果や目標を求められていなかったとしても、個人で目標としていたことやそれに対して取り組んだことがあれば課題解決能力をアピールできます。
自己分析をしながら、アピールできる経験がないか振り返ってください。
アピールポイント2 責任感
自分をアピールする要素として、責任感があります。
アルバイトをすると、自分で働いてお金をもらうようになるため、責任感が生まれやすいです。社会人としてキャリアを積むと責任を問われることが増えるため、責任感をアピールできるエピソードは長期的に仕事を遂行できるかの判断材料として使われます。
納期のある作業を担当したことやチームのリーダーを担った事など、責任感をアピールできるエピソードは積極的に紹介してください。
アピールポイント3 協調性
どのような仕事であっても一定の水準を求められる性質として、協調性があります。
普段は1人で作業をするような仕事でも、長期にわたって仕事をする上で同僚と協力し、チームで同じ仕事に取り組む場面は少なくありません。
学生時代にアルバイトを経験すると、仕事を通じて協調性が身につきます。
協調性は、単に人と交流する能力だけでなく、協力して課題を解決する能力や価値観がぶつかったときに折り合いをつける能力も含まれます。
アピールポイント4 忍耐力
ガクチカでアピールできる資質の1つに、忍耐力があります。
就活市場における「忍耐力」は、「ストレス耐性」と言い換えられます。
社会人になると、外部からサポートが受けられない状況でも適切な対応をしなくてはなりません。
そのため、就活市場は、プレッシャーや挫折の経験、辛い状況でも前向きな意欲を保てるかが求められます。
単なる「我慢強さ」でなく、「前向きな意欲」を念頭に置いてエピソードを紹介してください。
アルバイト経験の伝え方
同じようなエピソードでも、伝え方で採用担当者が抱く印象は変わります。
ここからは、ガクチカを聞かれたときに、相手に好印象を与えるコツを紹介します。
エピソードは具体的に書く
エピソードを伝えるときは、ぼかしや省略をせず、可能な限り具体的に伝えましょう。
アルバイトの経験は人柄や価値観、仕事への姿勢が現れます。
エピソードを具体的に伝えることで、入社後の活躍がイメージしやすくなるでしょう。
過度にエピソードを省略すると、知られたくないことがあると感じられます。
ガクチカを伝えるときは分かりやすい文章を心掛け、要点をしっかり伝えてください。
結果は数字を用いて説明する
売上や来店人数に貢献した話は、数字を用いて表すことがおすすめです。
数値化すると具体性が増し、成果が可視化されます。
数字の伴わないエピソードは、曖昧で分かりにくく、印象に残りません。
具体的な数字を伴う成功体験は、課題解決能力を相手に印象付けることにつながるでしょう。具体的な数字を割り出すことが難しいエピソードでも、自分が挙げた成果について可能な限り詳しく話すと好印象を与えられます。
アピールする際の注意点
ガクチカはアピールするときの文章や語り方によって、伝わりにくく悪印象を与える可能性もあります。ここからは、ガクチカを伝えるときに注意したいポイントを2つ紹介します。
専門用語を使わない
その仕事でしか使わない専門用語を用いることがあります。
採用担当者が、必ずしも専門用語に精通しているとは限りません。
そのため、過度に専門用語を交えてエピソードを作ると、相手に伝わらない可能性があります。そのような文章は、解説を入れて相手が理解できるように言い換えることがおすすめです。
守秘義務を守る
ガクチカを作る上で、業務内容について触れなくてはならないこともあります。
自分が行った業務内容について説明するときは、企業秘密には触れないようにしましょう。
社外秘の情報を詳しく話し過ぎると、情報を外に漏らす人物だと認知される可能性があります。具体的な企業名や重要な情報についてはぼかし、自分の行いや成果を強調してガクチカを作るとよいでしょう。
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現時点での内定可能性を判定
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ガクチカを完成できたら一度「REALME」のAI面接を行ってみましょう。内定の判定を確認することで自信に繋がったり、改善点の発見に繋がります。
合格ラインの解答例を閲覧可能
「REALME」は、志望企業の合格ラインに達している志望者の回答例を閲覧できます。
どのようなガクチカなら好印象を与えることができるのかを確認することによって、自身のガクチカの改善に活かすことができます。エピソードの書き方や構成など、1人で改善できない部分を参考にするとよいでしょう。
AI面接後のFBで自身の能力が分かる
AI面接後は、自身の能力がグラフによって可視化されます。
データを確認することによって、自分がガクチカによって伝える強みは何なのかが分かるでしょう。
AI面接後にガクチカに盛り込んでいない強みが提示されたときは、それを踏まえて書き直すと、好印象を与えられます。
アルバイト経験はガクチカとしてアピール可能
アルバイトのエピソードは、ガクチカを作る際によく用いられます。
アピールできる成果は強調して伝えると、相手に伝わりやすいでしょう。
ガクチカで伝える自分の強みが分からない人は、「REALME」の能力可視化機能を確認しましょう。自分の強みと弱みが分かり、ガクチカに盛り込むエピソードを定めることができます。