「インターンに行かないと就活で不利になる?」「インターンに行っていないと内定がもらえない?」
周りの就活生がインターンに行った話を聞いて、このように不安になる人も多いでしょう。近年、就活においてインターンは重要な役割を担うようになりました。しかし、就活生全員がインターンに行っているわけではありません。
この記事では、インターンに行かないと就活で不利になるのかどうか。また、インターンに行かなかった学生がするべき対策について解説します。
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就活でインターンに行ってないと不利になる?
就活でインターンに行っていないと不利になるのでしょうか。
結論からお伝えすると、インターンに行かなくても内定はもらえます。しかし、行った人に比べて不利になる面も確かにあります。
ここでは、就活におけるインターンの位置づけを見ていきましょう。
就活でインターンに行ってない学生の割合
インターンに参加する学生の割合は数年前に比べて増加しており、2024年卒の就活生について調査した「就職白書2024」によると、インターンシップ・1day仕事体験に参加したことがある学生は74.2%です。この数字から、インターンシップを重要だと考える学生が多いことがうかがえます。
一方で、2~3割の学生はインターンに参加していないと回答しており、すべての就活生がインターンに参加しているわけではないことが分かります。
出典:株式会社リクルート「就職白書2024」2024年卒の就職・採用活動の振り返りと、2025年卒の採用見通しを調査
実力があれば内定はもらえる
多くの企業において、インターン参加は必須条件ではありません。実力があれば、インターンに参加していなくても内定はもらえます。
企業は、自社にマッチした優秀な学生を探しているため、インターンに参加したからといって、内定がもらえるとは限らないのです。
ただし、インターンの参加経験は、ESを作成する際や面接で活かされることがあります。またインターンでは、学生と企業がマッチしているかどうかも、事前に確認できます。インターンに行っていない場合は、そういった面で不利になることを心に留めておきましょう。
闇雲に参加しても意味がない
インターンに参加するには、目的が重要です。参加すれば確かに有利になる面もありますが、何のために参加するのかはっきりしないまま、闇雲に参加しても意味はありません。
インターンに参加する前に、自分が気になる業界・企業をある程度絞って、深く企業研究することが重要です。
何十社もの企業のインターンに参加したという話を聞くこともありますが、参加することに意義があるわけではありません。インターンの目的がはっきりしない場合は、インターン以外の活動に力を入れたほうがよいでしょう。
就活でインターンに行かなかった学生がするべき対策
志望企業を選ぶとき、ESを作成するとき、面接を受けるときなど、さまざまな場面でインターンに行った学生が有利になる場合があります。
インターンに行かなかった学生は、その不利な面を補うために、次の4つの対策をとりましょう。
自己分析をする
1つ目の対策は、自己分析です。
やりたいことがはっきりしないままインターンに行くのは意味がありません。それよりも、深く自己分析をして、自分の強み・弱み・価値観などを明確にすることが重要です。
自己分析は、就職活動の方向性や自分のアピール内容を決めるための、重要なプロセスです。自分を知ることで企業選びの軸が定まり、志望動機や自己PRを伝える際、ぶれずに思いを表現できるようになるでしょう。
業種・企業分析を深める
2つ目の対策は、業種・企業分析です。
インターンに行かなかった場合、行った学生との間に企業理解や志望動機の内容に差が生まれる傾向があります。実際に仕事の現場で経験を積んだ学生のほうが、企業への理解が深まるのは当然のことです。その差を埋めるために、深く企業研究をして、自分が入社後どのように貢献できるかを分析しましょう。
公式サイトの情報だけでなく、関連するニュースも網羅することをおすすめします。
ガクチカを磨く
3つ目の対策は、ガクチカを磨くことです。
インターンに行かなかった分、学業・サークル活動・アルバイト・留学などに力を入れて、できるだけ魅力的なガクチカを作り上げてください。
ときには採用担当者から「なぜインターンに参加しなかったのですか」と尋ねられることがあります。その際は、インターン以外の活動に積極的に取り組んできたことを伝え、そこで経験し学んだことが入社してから活かせると、具体的にアピールしましょう。
社会人と関わりを持つ
4つ目の対策は、社会人と関わりを持つことです。
インターンに参加すれば、企業でのコミュニケーションに慣れることができます。社会人とのやりとりは、大学ではできない貴重な経験です。
しかし、インターン以外の場でも、社会人と関わりを持つことはできます。たとえば、すでに社会人として働いている家族や、アルバイト先の大人と対話をする。あるいは、OB・OG訪問をするといった機会を設けてください。
目上の人や社外の人と話す場合の、社会人としてのマナーが身につくでしょう。
インターンに行かなくてもよい学生の特徴
近年、7~8割にのぼる学生がインターンに参加していますが、なかにはインターンに行かなくてもよい学生もいます。そのような学生の特徴は次のとおりです。
力を入れているものがある
インターン以外に力を入れているものがある学生は、インターンに行かなくてもよいと考えられます。
学業・サークル活動・アルバイト・留学など、熱心に取り組んでいることがあれば、その時間を削ってまでインターンに行く必要はありません。インターンに行かなかったことが不利になることもないでしょう。
主体的に何かに打ち込んだ経験は、就活で大きなアピールポイントになります。経験から学んだことや、そのことを企業で活かしたいという気持ちを、しっかりと伝えましょう。
インターンに参加する目的のない人
インターンに参加する目的が明確になっていない人も、インターンに行かなくてよいでしょう。「みんな行っているから」という理由しか思い浮かばない人は、インターンに行っても何も学べません。何となく企業の説明を聞いてきたというだけの体験になってしまいます。
そればかりか、目的意識がないことを企業の担当者に見抜かれて、悪い印象を与えるおそれもあります。
はっきりした目的のない人は、前述のように自己分析や企業研究を深め、インターン以外の活動に力を注いだほうがよいでしょう。
AI面接「REALME」で自分の特性を知ろう
インターンに行っていない人は、行った人に比べて就活で不利になる面があります。その部分を補うために、できるだけ効率的な就活ができるよう工夫をしましょう。
その際におすすめなのが、就活支援サービス「REALME」です。その特徴を3つ紹介します。
志望企業の内定判定が分かる
志望企業の内定判定が前もって分かるのは「REALME」の大きなメリットです。
AI面接を受けることによって、志望企業の最終面接まで進んだ就活生のデータと比較して、内定を獲得できる可能性が確認できます。この内定判定で自分の現在地が把握できるため、面接やESの内容を磨いて、最適なタイミングで志望企業にエントリーすることが可能になります。インターンに参加しなかった分の遅れを取り戻せるでしょう。
合格ラインを超えた面接回答例のAIデータを閲覧できる
「REALME」には、志望企業の合格基準をクリアした学生のAI面接データを閲覧できる機能があります。これを自分のデータと比較して、改善点や足りない部分を把握できます。優秀な学生のガクチカや志望動機などを参考にすることで、自分の面接の質を上げられるのです。
インターンに参加した学生は申し込み時にES作成や面接を経験しているため、そのような場に慣れていることが多いと考えられます。そうした面を補うためにも、この「REALME」の機能を活用してください。
適応能力を含む自己分析ができる
インターンに行かなかった人は、自己分析をしっかり行うことが必要です。
「REALME」のAI面接はフィードバックが充実しており、自分では気づかないような強み・弱みが可視化されます。
就活で重視される「前に踏み出す力」「問題解決力」「柔軟性」といった14の能力が点数化されるため、自分のアピールポイントを知って、自信を持って面接に臨めるでしょう。
就活でインターンに行っていないときの対処法を知り面接に挑もう
インターンは近年、就活で重視されるようになりました。しかし、ほとんどの企業において、インターン参加は採用の必須条件ではありません。
インターンに行っていない場合、不利になる面はありますが、自己分析・企業研究・ガクチカの充実に力を注ぎ、準備を万全にして面接に挑みましょう。
効率的に就活を進めたいなら、就活支援サービス「REALME」がおすすめです。一度AI面接を受けてみてはいかがでしょうか。