この記事のまとめ
- 面接が好感触でも、企業はスキルや志望度、マナーなど複数の視点で判断しており、落ちることもある。
- 話が盛り上がったり好印象と言われたりしても、必ずしも合格とは限らず、表面的な反応に過信しないことが大切。
- 面接時間の長さや企業のアピールに期待しすぎず、自己PRと対話のバランスを意識して臨む姿勢が求められる。
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面接が好感触でも落ちることはある
面接が好感触でも選考に落ちることはよくあります。面接官の反応がよかったからといって、内定を確信するには時期尚早です。面接はさまざまな観点から学生の人柄を見極めることが目的の1つです。
例えば以下のような項目をチェックしています。
- スキル
- 自社とのマッチ率
- コミュニケーションスキル
- 社会人としてのマナー
- ポテンシャル
- 志望への熱意
もし好感触であっても、企業が求める人物像と違う場合は、落ちることがあります。たとえ面接官の反応がよくても落ちることがあるため、最後まで気を抜かないように注意しましょう。
好感触であっても気をつけたいパターン
面接時は好感触だったのに落ちる時は、いくつかのパターンがあります。好感触なのに落ちた経験がある人は、自分があてはまっていないかを確認しましょう。
話が盛り上がった
面接中に話が盛り上がると、選考通過の期待値もあがります。ただし、話が盛り上がっただけで合格を判断することは難しいでしょう。
企業によっては、全ての就活生と雑談する方法を取り入れている場合もあります。また、リラックスしてもらい、応募者の人柄を引き出そうとしている可能性もあります。
企業は雑談を通して、就活生のコミュニケーションスキルや応用力を見極めていることも考えられるでしょう。
好印象といわれた
面接官に好印象だといわれると手応えを感じてしまいますが、企業に対してよい印象を抱かせるケースも考えられます。
その場合、他の学生にも好印象だと伝えている可能性が高いでしょう。
企業は決まった人数だけを採用しなければならないため、好印象だった人全てを合格にできません。
また、採用担当者と相性がよかっただけで、社風とはマッチしていなかった場合もあります。そのため、面接官に好印象と伝えられても、合格するとは限らないでしょう。
面接の時間が長かった
面接の時間が長くなるにはいくつかの理由があります。
・印象はよいが、話が伝わりにくく判断に時間がかかった
・合否に迷っており、情報を得ようと面接時間を伸ばしていた
興味を持ってくれて、面接時間が長くなるパターンも考えられます。
一方で、前述したように合否判断に迷った結果、長くなった可能性もあります。面接時間の長さだけで判断することは気が早いといえるでしょう。
自分のアピールが十分にできた
面接の場で、自分の伝えたい内容をしっかり話せると、手応えを感じるのではないでしょうか。しかし、「一方的に話し過ぎた」「質問に対して的外れな回答をしていた」といった場合には、会話のキャッチボールが成立していません。
かえってコミュニケーション能力が低く評価されたり、面接官が適性や人柄を十分に理解できていなかったりすることがあります。
面接では、会話が一方通行にならないように相手の反応を確認しながら会話を進めることが大切です。自己PRと対話のバランスを意識しましょう。
企業のアピールをされた
面接官から企業についてアピールされた場合、一般的にはよい兆候とされています。企業側が応募者の入社意欲を高めたいときは、待遇や社風、成長環境などの魅力を伝えることが多いためです。
ただし、企業のアピールがあったからといって必ずしも合格とは限りません。不採用となる応募者にも、企業の印象を良くするために魅力を伝えることがあります。
企業側の発言だけで合否を判断するのではなく、全体のやり取りを振り返り、面接官の態度や質問の内容を総合的に考えることが重要です。
他社の選考状況を聞かれた
面接官が他社の選考状況を確認する理由は、応募者の志望度や内定承諾の可能性を探るためと考えられます。特に人材獲得の競争率の高い業種・職種では、優秀な人材を確保するために他社の選考状況を聞くことが多くあります。
しかし、選考状況を確認されても合格を意味するものではありません。企業によっては応募者全員に質問する場合や、他社の採用動向を知る目的で聞くケースもあるといえます。
選考状況を聞かれたからといって合格を確信せず、冷静に合否の結果を待ちましょう。
好感触でも面接に落ちる可能性がある7つのパターン
面接で好感触だったのに落ちてしまうと「なぜ?」と疑問に思うでしょう。好感触であっても面接の内容によっては落ちることも考えられます。
好感触であっても落ちる可能性がある7つのパターンをご紹介します。
1.次回選考の話や入社後の話題がなかった
次回選考の話や入社後「どのように働きたいか」「どのような部署を希望するか」など、次につながる質問がなかった場合は不採用の可能性があります。また、他社の選考状況を聞かれない場合も要注意です。
一方、企業によっては、選考スケジュールや入社後の話題は出さないような面接方法を取り入れているケースもあります。そのため、次回選考や入社後の話題が出なかっただけで判断することは難しいでしょう。
2.回答への反応が薄かった
回答に対する面接官の反応が薄かった場合も要注意です。入社後のビジョンや回答に対する深掘りがない場合、会話の内容に関心を持っていない可能性があります。また、反応の薄い状態が続くようなら、面接を早く終わらせようとする目的が考えられます。
ただし、面接官もさまざまな人がいるため、反応が薄いから興味がないとはいいきれません。反応が薄くても不安に思うことなく、最後までしっかりと自分の意志を伝えることが大切です。
3.雑談が多かった
不合格が決まっている場合に雑談で時間を過ごすケースもあります。
面接の際に企業の魅力や事業について説明が少ない場合、応募者への興味を持っていない可能性があります。
面接官は自社で働いた場合の活躍や将来性を見定めているため、就活生に興味を持っている場合は、「どのような部分に惹かれているのか」「業務で活かせるスキルはあるのか」などの質問が多くなるでしょう。
ただし、雑談から就活生の魅力を発見しようとする面接官もいます。雑談が多いだけでの合否判定は難しいため、気にし過ぎないようにしましょう。
4.面接官がメモを取っていない
面接官が応募者の発言をメモしていない場合は、不合格の可能性が高いといえます。通常、面接では候補者の印象や回答内容を記録して、採用担当者で選考の評価を行います。
メモを取っていない場合には、採用の見込みがなく「記録が不要」と判断している可能性があります。ただし、面接官によっては、話に集中するためにメモを最小限にすることもあります。メモの有無にとらわれ過ぎず、面接での受け答えに集中することが重要です。
5.逆質問の時間を取ってもらえない
面接の終盤で「何か聞きたいことはありますか?」といった逆質問の時間を取ってもらえない場合には、不合格の可能性があります。
企業は応募者の志望度や入社意欲を確認するために、逆質問の時間を設けることが多くあります。時間を割かない場合には、採用の見込みがないと判断している可能性があります。
ただし、企業によって面接の方針は異なります。面接時間が予定よりも長引いた際には、時間の都合で逆質問が省略されることも考えられます。
6.「最後に一言」に特にないと回答した
「最後に一言」の質問は、アピールチャンスです。「特にない」と回答すると、企業への興味関心がない印象を与えてしまいます。面接官は最後の一言で就活生の個性や人柄や入社意欲を見極めたいと考えている可能性があります。
「最後に一言」と質問された場合は、面接中に伝えきれなかった熱意やアピールポイントを話せるチャンスです。最後のアピールができるように準備しましょう。
7.目がほとんど合わなかった
話が盛り上がっていても、面接官と目が合わなければ回答に興味がない可能性もあります。人柄を判断する際、目を見て話すことが一般的です。一方、興味がなくなると視線を逸らせてしまう傾向があります。
そのため、書類ばかりを見ていて、目が合わないまま面接を終えた場合は要注意です。
ただし、採用担当者の性格にもよるため、一概にはいえません。目が合わなかったからと落ち込まずに最後まで自信を持って面接に挑みましょう。
実は感触がよくなかったと気づいたらどうする?
面接で行われた質問の内容や面接官の反応から、「感触がよくなかった」と感じることもあります。そのような場合でも、最後まで諦めず誠実な態度で対応することが重要です。
ここからは、面接中に感触が悪いと感じた際の対処法を紹介します。
諦めずに熱意を示す
面接官の反応が悪いと感じた際にも、最後まで意欲的な姿勢を見せることが重要です。
面接官の態度が冷たく感じられても、それが必ずしも不合格を意味するとは限りません。企業によってはあえて冷たい態度を取り、応募者の対応力やストレス耐性などを観察していることがあります。
顔色や態度に左右されないように心がけて、落ち着いた対応で自分の伝えたいことをアピールすることが必要です。逆質問の機会がある場合には、入社意欲を伝えられるような質問をして印象をよくする努力をしましょう。
原因を考えて次の面接で活かす
一社の面接で不合格になったとしても、就職活動は続きます。面接中の手応えがなかった場合は、「なぜよい印象を与えられなかったのか」を分析して次の選考に活かしましょう。
自分の受け答えに改善できる点があれば、同じ失敗を繰り返さないための対策を重点的に行うことができます。面接の振り返りをしながら志望動機や自己PRをブラッシュアップしていくことにより、内定に一歩近づけます。
不採用のサインと誤解されがちな対応
就職活動では、「〇〇されたら不合格のサイン」といった噂を耳にすることがあります。しかし、必ずしもすべての対応が不採用を意味するわけではありません。ここでは、誤解されやすい対応について解説します。
面接結果が来るのが遅い
面接結果が遅いと、落ちたのではないかと不安になりますが、連絡が遅いことと不合格の関連性は低いため、気にすることはありません。
応募者が予想よりも多く、選考に時間がかかってしまう場合もあります。また、企業によっては不合格通知をしないケースもあります。
どうしても合否連絡の期日が気になる人は、事前に確認するとよいでしょう。合否の目安が分かると、万が一連絡が遅れた場合にも問い合わせができます。
エレベーターの前まで送られる
面接後にエレベーターの前まで送られた場合には、不合格になるという噂があります。しかし、これには根拠がありません。
採用担当者がエレベーター前まで応募者を見送ることは、来客者に敬意を示すための一般的なビジネスマナーといえます。合否の結果によって対応を変えることはないと考えられるため、見送りがあったことに対して不安になる必要はありません。
交通費を支給される
面接時に交通費が支給されると不合格のサインという噂もありますが、これも誤解です。
交通費の支給有無は企業の方針によるもので、選考結果には一切関係ありません。遠方からの応募者を集めるために、一定の交通費を支給するしている企業もあります。
面接の結果は通知が来るまで分からないため、噂に惑わされず冷静に待つことが大切です。
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過去の合格データをもとに面接回答例をチェックできる
「REALME」では志望企業の合格ラインに達した就活生の面接回答例やESなどの閲覧が可能です。面接で好感触だったのに落ちる人は、面接の内容を一度見直すことも大切です。
面接の回答に不安がある人は、最終面接まで進んだ就活生がどのような回答をしているのか、参考にするとよいでしょう。
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面接で好感触なのに落ちる人は、自己分析をきちんとできていない可能性があります。自己分析は面接の基本です。AI面接は、今まで気づけなかった自身の長所や弱点に気づかせてくれます。
好感触でも落ちることはあるため面接対策を徹底しよう
面接で好感触と感じていても落ちる可能性はあります。面接の合否判断基準は複雑です。企業によっても異なるため、決まった正解がありません。そのため、好感触という理由だけでの合否判断は困難です。
一方、面接の対策をすることで、合格に近付けます。面接本番で納得いく受け答えができるように、事前準備をしっかり行いましょう。