面接官の反応や面接の雰囲気が好印象だったのに「落ちる」経験をした人は少なくありません。手応えがあったのに選考に合格できないと落ち込んでしまいますよね。
面接では好感触でも落ちる場合がありますし、手応えがなくても受かることもあります。面接官はさまざまな観点から、就活生が自社に合う人物か判断しています。好感触という理由だけで受かったと判断することは難しいでしょう。
この記事では面接が好感触でも落ちる可能性や、気をつけたいパターンもご紹介します。
面接で落ちたかもと心配な人は「REALME」の活用がおすすめです。AI面接で志望企業の内定判定を確認できます。
面接が好感触でも落ちることはある
面接が好感触でも選考に落ちることはよくあります。面接官の反応がよかったからといって、内定を確信するには時期尚早です。面接はさまざまな観点から学生の人柄を見極めることが目的の1つです。
例えば以下のような項目をチェックしています。
- スキル
- 自社とのマッチ率
- コミュニケーションスキル
- 社会人としてのマナー
- ポテンシャル
- 志望への熱意
もし好感触であっても、企業が求める人物像と違う場合は、落ちることがあります。たとえ面接官の反応がよくても落ちることがあるため、最後まで気を抜かないように注意しましょう。
好感触であっても気をつけたいパターン
面接時は好感触だったのに落ちる時は、いくつかのパターンがあります。好感触なのに落ちた経験がある人は、自分があてはまっていないかを確認しましょう。
話が盛り上がった
面接中に話が盛り上がると、選考通過の期待値もあがります。ただし、話が盛り上がっただけで合格を判断することは難しいでしょう。
企業によっては、全ての就活生と雑談する方法を取り入れている場合もあります。また、リラックスしてもらい、応募者の人柄を引き出そうとしている可能性もあります。
企業は雑談を通して、就活生のコミュニケーションスキルや応用力を見極めていることも考えられるでしょう。
好印象といわれた
面接官に好印象だといわれると手応えを感じてしまいますが、企業に対してよい印象を抱かせるケースも考えられます。
その場合、他の学生にも好印象だと伝えている可能性が高いでしょう。
企業は決まった人数だけを採用しなければならないため、好印象だった人全てを合格にできません。
また、採用担当者と相性がよかっただけで、社風とはマッチしていなかった場合もあります。そのため、面接官に好印象と伝えられても、合格するとは限らないでしょう。
面接の時間が長かった
面接の時間が長くなるにはいくつかの理由があります。
・印象はよいが、話が伝わりにくく判断に時間がかかった
・合否に迷っており、情報を得ようと面接時間を伸ばしていた
興味を持ってくれて、面接時間が長くなるパターンも考えられます。
一方で、前述したように合否判断に迷った結果、長くなった可能性もあります。面接時間の長さだけで判断することは気が早いといえるでしょう。
好感触でも面接に落ちる可能性がある5つのパターン
面接で好感触だったのに落ちてしまうと「なぜ?」と疑問に思うでしょう。好感触であっても面接の内容によっては落ちることも考えられます。
好感触であっても落ちる可能性がある5つのパターンをご紹介します。
1.次回選考の話や入社後の話題がなかった
次回選考の話や入社後「どのように働きたいか」「どのような部署を希望するか」など、次につながる質問がなかった場合は不採用の可能性があります。また、他社の選考状況を聞かれない場合も要注意です。
一方、企業によっては、選考スケジュールや入社後の話題は出さないような面接方法を取り入れているケースもあります。そのため、次回選考や入社後の話題が出なかっただけで判断することは難しいでしょう。
2.回答への反応が薄かった
回答に対する面接官の反応が薄かった場合も要注意です。入社後のビジョンや回答に対する深掘りがない場合、会話の内容に関心を持っていない可能性があります。また、反応の薄い状態が続くようなら、面接を早く終わらせようとする目的が考えられます。
ただし、面接官もさまざまな人がいるため、反応が薄いから興味がないとはいいきれません。反応が薄くても不安に思うことなく、最後までしっかりと自分の意志を伝えることが大切です。
3.雑談が多かった
不合格が決まっている場合に雑談で時間を過ごすケースもあります。
面接の際に企業の魅力や事業について説明が少ない場合、応募者への興味を持っていない可能性があります。
面接官は自社で働いた場合の活躍や将来性を見定めているため、就活生に興味を持っている場合は、「どのような部分に惹かれているのか」「業務で活かせるスキルはあるのか」などの質問が多くなるでしょう。
ただし、雑談から就活生の魅力を発見しようとする面接官もいます。雑談が多いだけでの合否判定は難しいため、気にし過ぎないようにしましょう。
4.「最後に一言」に特にないと回答した
「最後に一言」の質問は、アピールチャンスです。「特にない」と回答すると、企業への興味関心がない印象を与えてしまいます。面接官は最後の一言で就活生の個性や人柄や入社意欲を見極めたいと考えている可能性があります。
「最後に一言」と質問された場合は、面接中に伝えきれなかった熱意やアピールポイントを話せるチャンスです。最後のアピールができるように準備しましょう。
5.目がほとんど合わなかった
話が盛り上がっていても、面接官と目が合わなければ回答に興味がない可能性もあります。人柄を判断する際、目を見て話すことが一般的です。一方、興味がなくなると視線を逸らせてしまう傾向があります。
そのため、書類ばかりを見ていて、目が合わないまま面接を終えた場合は要注意です。
ただし、採用担当者の性格にもよるため、一概にはいえません。目が合わなかったからと落ち込まずに最後まで自信を持って面接に挑みましょう。
面接結果が遅いと落ちる可能性が高い?
面接結果が遅いと、落ちたのではないかと不安になりますが、連絡が遅いことと不合格の関連性は低いため、気にすることはありません。
応募者が予想よりも多く、選考に時間がかかってしまう場合もあります。また、企業によっては不合格通知をしないケースもあります。
どうしても合否連絡の期日が気になる人は、事前に確認するとよいでしょう。合否の目安が分かると、万が一連絡が遅れた場合にも問い合わせができます。
面接対策にはAI全国共通模試「REALME」
志望企業の面接前に「落ちるかも」と不安を抱えている人は「REALME」のAI面接がおすすめです。AI面接を利用して練習することで、今まで気づかなかった自身の強みや弱みを確認できます。
エントリー前に志望企業の内定判定が確認できる
「REALME」ではエントリー前に志望企業の内定判定を確認できます。面接では好感触だったのに「落ちる」経験をするとその後の面接にも自信がなくなるでしょう。
「REALME」では志望企業の合格ラインに達した就活生のデータをもとに、内定判定を算出します。そのため、現時点の自身の立ち位置を客観的に確認できます。
過去の合格データをもとに面接回答例をチェックできる
「REALME」では志望企業の合格ラインに達した就活生の面接回答例やESなどの閲覧が可能です。面接で好感触だったのに落ちる人は、面接の内容を一度見直すことも大切です。
面接の回答に不安がある人は、最終面接まで進んだ就活生がどのような回答をしているのか、参考にするとよいでしょう。
AIとの面接から客観的な自己分析ができる
「REALME」ではAI面接によって14の能力にわけて自身の強みや弱みを分析できます。そのため、客観的な自己分析が可能です。
面接で好感触なのに落ちる人は、自己分析をきちんとできていない可能性があります。自己分析は面接の基本です。AI面接は、今まで気づけなかった自身の長所や弱点に気づかせてくれます。
好感触でも落ちることはあるため面接対策を徹底しよう
面接で好感触と感じていても落ちる可能性はあります。面接の合否判断基準は複雑です。企業によっても異なるため、決まった正解がありません。そのため、好感触という理由だけでの合否判断は困難です。
一方、面接の対策をすることで、合格に近付けます。面接本番で納得いく受け答えができるように、事前準備をしっかり行いましょう。