ガクチカに実習経験を使ってもいい?例文や伝える際のポイントを解説

ガクチカで、実習経験を話すのは問題ありません。いくつかのポイントを意識すれば、立派なガクチカエピソードになるでしょう。

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目次

ガクチカで実習経験を話すのは問題ない

ガクチカに実習経験を活用するのは問題ありません。ガクチカとして多く採用されるテーマはサークルやバイトなどのため、不安に思う就活生もいるでしょう。

他の就活生と同じサークルやアルバイトをテーマにするのでなく、実習の経験をテーマにして話せば、面接官の印象に残る可能性があります。また、実習経験は実際の業務に近い環境での経験であるため、実務適応力や職場での対人スキルを具体的に示せる貴重なエピソードです。

実習を通じて得た問題解決力・コミュニケーション能力などを具体的にアピールしましょう。

ガクチカに実習のエピソードを選ぶメリット

ガクチカに実習のエピソードを選ぶメリットには、以下が挙げられます。

  • エピソードを具体的に話しやすい
  • 仕事への熱意・意欲が伝わりやすい
  • 企業側が入社後の姿をイメージしやすい

それぞれのメリットについて、解説します。

エピソードを具体的に話しやすい

実習経験は実際の職場で行うため、エピソードを詳細に伝えやすい点がメリットです。

実際の職場で働くため、何か困ったことや悩むことが発生する人もいるはずです。直面した課題をどのように乗り越えたか、数値などをまじえて説得力のある内容を作り込みやすいでしょう。

また、実習は事前に準備を行い、学ぶことを明確にして取り組みます。実習先の社員や利用者との関わりを通じて、社会人としてのマナーやコミュニケーション力を磨いた経験をアピールできます。

具体的かつ伝わりやすい構成を意識したガクチカを作成できるでしょう。

仕事への熱意・意欲が伝わりやすい

実習は自分の興味関心から自主的に参加するものです。実習のエピソードは、仕事に対する熱意・意欲を伝えやすいでしょう。

実習中に得た知識や気づきを話すと、その職種に対する理解度の深さを示すことにもつながり、自然と真剣に取り組んだ内容をアピールできます。

また、実習から得た仕事のやりがいや業界・職種に関する気づきから、一貫性のある志望動機につなげられるでしょう。

さらに、実習での学びや経験を将来どのように活かしたいかを具体的に述べると、成長意欲のある人物として印象づけられます。

企業側が入社後の姿をイメージしやすい

実習のエピソードを共有すると、企業はあなたの入社後の姿をイメージしやすくなります。

実習中に発生した問題にどのように対処したか、どのような知識やスキルを身に着けたかを説明すると、企業はあなたが入社後にどのような貢献ができるかがわかるでしょう。

実習中のエピソードを通じて、チームワーク・問題解決能力などのアピールにつながります。

自分がどんな人物か具体的に話せると、企業が求める人物像にマッチしているか伝わりやすく、評価も高まるでしょう。

ガクチカで実習の経験を話す際のポイント

ガクチカで実習の経験を話す際は、いくつかのポイントに気をつけましょう。

  • 専門用語を使わないように注意する
  • 実習の内容紹介に留まらないようにする
  • よくある深堀り質問への回答を用意しておく

それぞれ詳しく解説します。

専門用語を使わないように注意する

教育実習・看護実習などで使用する専門用語は、使わないようにしましょう。その業界に属さない人に、専門用語は伝わりません。

近い業界の企業の選考であっても、専門用語を使用して話してしまうと、相手の立場を考えられていないとマイナスな印象を与えてしまうでしょう。

どんな相手でもエピソードが理解されるように、専門知識がない人にも伝わるかどうか考えてエピソードを組み立てることが大切です。

難しい表現を避けて具体的な行動や成果を中心に説明すると、よりイメージしやすく伝わりやすい内容になります。

実習の内容紹介に留まらないようにする

実習の説明だけで完結しないように注意しましょう。せっかくのエピソードも、実習の内容を紹介するのみに留めてしまっては強みが伝わりません。

どんな目的・目標をもって実習に参加したのか、実習中はどんなことを考えて活動していたかが伝わる内容にしましょう。実習中に直面した課題を解決するために、どう工夫したのかを具体的に説明すると課題解決力をアピールできます。

ガクチカは、あなたの価値観や考え方をアピールするものであると意識しましょう。

よくある深堀り質問への回答を用意しておく

よくある深堀り質問への回答を用意しておきましょう。

特に、実習の経験とは関係のない企業である場合、なぜ実習経験を活かせる職業を選ばないのかなど、追加で深堀り質問が来るかもしれません。

追加の質問にもスムーズに対応できないと、マイナスな印象を与えてしまうおそれがあります。事前に深堀り質問を想定しておき、回答を準備しておくことが大切です。

想定質問とその回答をメモに整理しておくと、面接本番でも落ち着いて自分の考えを伝えやすくなります。

ガクチカに使える実習経験の例文

ここからは、ガクチカに使える実習経験の例文を紹介します。

今回は看護実習、福祉実習、給食実習の3つです。

自分がどんな行動を取り、どのように成長したかを中心に構成すると、より印象に残るガクチカになります。

看護実習の例文

看護実習で、患者様に寄り添うコミュニケーションの重要性を学びました。
実は実習初日に、担当の患者様から会話を拒まれたのです。そこで毎日の訪問時に、患者様の表情などの様子を観察しながら声かけを行い、ご家族との会話で共通の話題を見つける工夫をしました。
その結果、一週間後に患者様から検査が理由だったと打ち明けていただけました。この経験で学んだ相手の立場に立った傾聴と観察力の大切さを、入社後のお客様とのコミュニケーションに活かしたいです。

福祉実習の例文

私は福祉実習で、利用者様の背景を理解した支援の大切さを学びました。
認知症の利用者様と会話が続かず、悩むことがありました。ご家族から、利用者様が教師だったと伺い「先生」と呼びかけてみたのです。すると、学校の話題を振ることで会話が弾むようになりました。
この経験から、相手の人生に寄り添う支援の重要性を実感しています。また、相手に合わせた工夫を重ねることで、信頼関係を築く姿勢が成果につながると学びました。
入社後のお客様一人ひとりに寄り添ったコミュニケーションに活かしたいです。

給食実習の例文

私は2週間の給食実習で、時間厳守の大量調理におけるチームワークの重要性を学びました。
150食の調理で作業が遅れた際、各担当の進捗を確認し、手の空いたメンバーで作業を再配分する提案。また、アレルギー対応食の調理では、声かけによるダブルチェックを徹底し、誤配防止に努めました。
結果、全日程で時間通りの提供を達成し、指導員から連携の良さを評価されました。この経験から学んだ状況把握力と柔軟な対応力を、入社後の業務でも発揮していきます。

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ガクチカとして話す予定の実習エピソードの内容が、どんな評価を受けるかが分かります。また、模範解答例を提案してくれるため、より高い評価を目指してブラッシュアップもできるでしょう。

客観的なフィードバックを得られるため、自分では気づきにくい改善点を明確にし、面接本番で自信を持って話せるようになります。

実習経験も立派なガクチカのエピソードになる

本記事では、ガクチカで実習経験を話すメリットやポイント、例文を解説しました。

実習のエピソードは具体的に話しやすく、仕事の熱意・意欲が企業に自然と伝わりやすいため、ガクチカに悩む場合は実習のエピソードもおすすめです。

企業も入社後のイメージがつきやすく、求める人物像に当てはまるか確認しやすくなります。専門用語を使用しないことや、実習内容の紹介だけにならないよう意識して、よりよいガクチカ作成に繋げましょう。

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