面接を終えた瞬間「これは落ちたな…」と確信してしまった経験はありませんか?実は面接通過率は一般的に30〜50%程度。つまり半分以上は落ちるのが普通なのです。そこで、今回は「落ちた」と確信できる6つのサインと、面接に落ちた時の気持ちの切り替え方法をお伝えします。
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「面接に落ちた」と確信したサイン6選
まずは、実際に面接で落ちてしまった先輩たちの体験談をもとに、多くの就活生が「落ちた」と確信してしまう瞬間を6つご紹介します。ただし、これらのサインが出ても必ず不合格になるわけではありません。面接官の性格や企業の方針によって異なることを理解しておきましょう。
面接官の反応が悪い
面接中、自分が一生懸命話しているのに面接官の反応が薄いと不安になりますよね。特に「うーん…」という困った顔をされたり、目線が合わなかったり、相槌がほとんどない場合は要注意です。
実際の体験談でも「面接官が困ったような顔をしていた」「顔があまり明るくなかった」という声が多数あります。
また、メモを取らなかったり、ESに書いてあることばかり聞いてくる場合もあります。
これらは、質問にきちんと答えられていない時に面接官が困ってしまっている可能性が高いです。こういった反応を見た時は、一度落ち着いて、相手の質問をもう一度聞き直すなどをしてみましょう。
自分の話を深掘りされない
通常、面接官は興味を持った応募者に対して「なぜ?」「どのように?」と深掘り質問をしてきます。しかし、志望動機やガクチカを一通り聞かれただけで、それ以上の質問がない場合は注意が必要です。
これは面接官から「これ以上聞く必要がない」と判断されてしまっている可能性があります。
ただし、時間の制約や、すでに書類で十分な情報を得ている場合もあるため、必ずしも不合格のサインとは限りません。企業によっては効率重視で短時間に多くの情報を得ようとする場合もあります。
しかし、ESの記載事項と話している内容に一貫性がなく、「たくさん受けているうちの数ある一社」だと伝わってしまうと、このように諦めたような反応を受けてしまう確率が上がります。
入社後の目標・ビジョンを聞かれない
「入社後どんなことがしたいですか?」「あなたがイメージするキャリアプランは?」といった将来の話が一切出てこない場合、採用を想定していない可能性があります。通常、企業は採用したい人材に対して、入社後の活躍イメージを確認したがるものです。
ただし、選考段階によって質問内容は変わります。一次面接では基本的な適性を見て、最終面接で将来のビジョンを確認する企業も多いです。また、技術職などでは具体的なスキル確認が中心になることもあるため、一概には判断できません。
面接時間が予定より短い
30分の予定が15分で終わった、1時間の予定が30分で切り上げられた…こんな経験をすると「興味を持たれなかった」と感じてしまいます。実際、面接官が早々に不合格を判断した場合、質問を減らして時間を短縮することがあります。
時間が変動する理由については様々ですが、選考途中で合格者が揃ってしまっているのでこれ以上人材を探す必要がない場合もあれば、面接の結果が悪く、その場で不合格と認定されてしまっている場合もあります。
次の選考の話が出ない
面接の最後に「次回は〇日頃に連絡します」「二次面接では〇〇について聞かれます」といった具体的な話がない場合、不合格の可能性があります。採用したい人材には、他社に取られないよう早めに次のステップを伝える傾向があるからです。
ただし、大企業では面接官に決定権がなく、上層部の承認が必要な場合も。また、全応募者に公平に対応するため、あえて次回の話をしない方針の企業もあります。企業規模や選考フローによって対応は異なるため、これだけで判断するのは早計です。
ネガティブな意見をもらう
「うちの社風には合わないかもしれませんね」「その仕事は当社では難しいです」といった否定的な意見を直接言われた場合は、不合格だと確信してしまう人がほとんどでしょう。確かに、ミスマッチを感じた面接官が率直な意見を伝えることはあります。
しかし、これは応募者がどう反応するか、ストレス耐性があるかを見ている場合があります。また、期待を込めてのフィードバックである可能性も。
否定的な意見を言われても、冷静に「なぜそう思われたのか」を聞き、前向きに対応することで評価が変わることもあります。
「面接に落ちた」と確信した後に気持ちを切り替える方法
面接通過率を考えると、落ちることは決して珍しいことではありません。ワンキャリアの調査では、内定獲得までの平均エントリー数は約10~19社。つまり、多くの「お祈り」を経験するのが普通なのです。大切なのは、どう立ち直り、次に活かすかです。ここでは、面接で落ちてしまった場合の気持ちの切り替え方をご紹介します。
1人で落ち込まず誰かに共有・相談する
落ち込んだ気持ちを1人で抱え込むと、ネガティブ思考の悪循環に陥ります。心理学でいう「反芻思考」という状態で、同じ失敗を何度も思い返し、さらに落ち込んで何もやる気が出ないというループに入ってしまうのです。
そうなってしまう前に、友人や家族、大学のキャリアセンター、就活エージェントなど、信頼できる人に話を聞いてもらいましょう。話すことで気持ちが整理され、客観的な視点からアドバイスをもらえます。
また、同じ就活生と情報交換することで「自分だけじゃない」という安心感も得られます。プロのキャリアアドバイザーなら、具体的な改善点も指摘してくれるでしょう。
次の面接に備える
落ち込んでいる時こそ、行動することが大切です。心理学の「行動活性化療法」では、まず行動することで気分が改善されることが証明されています。落ち込む前に次の面接に向けて準備を始めることで、自然と前向きな気持ちになれるのです。
具体的には、今回の面接で答えられなかった質問への回答を準備する、業界研究を深める、模擬面接を受けるなどです。特に、REALMEのようなAI面接対策ツールを使えば、24時間いつでも対策することができます。対策をすぐに始めることで、反省点も見つけやすくなります。
行動することで「次は大丈夫」という自信も生まれ、落ち込みから抜け出しやすくなります。
面接途中なら挽回可能だと奮い立たせる
面接の途中で「落ちたかも」と感じても、最後まで諦めてはいけません。投げやりな態度は面接官にも伝わり、本当に不合格になってしまいます。落ち込んでも、ここから挽回できると気持ちを奮い立たせるのが大切です。
例えば、うまく思いつかなかった時は「少し考える時間をいただけますか」と断ってから整理したり、自分の話している内容や話し方が原因だとわかっているなら、会話の中で面接官に質問してみてブレークタイムを作るなどを試みましょう。
最後に「本日はありがとうございました。ますます御社で働きたいという思いが強くなりました」と伝えるなど、挽回のチャンスはあります。最後の印象が強く残ることもあるので、退室するときまで全力を尽くしましょう。
面接の合格フラグは?
「落ちたサイン」がある一方で、「合格フラグ」と呼ばれるポジティブなサインも存在します。ただし、これらも絶対ではないことを理解した上で、参考程度に捉えてください。
面接の雰囲気が良い
面接全体を通して和やかな雰囲気が続き、面接官が頻繁にメモを取る、笑顔で相槌を打つ、前のめりで話を聞くといった態度が見られる場合は好印象を持たれている証拠です。特に、回答の深堀やスキル・経験の確認など、予定していた質問以外にも話が広がり、自然な会話のキャッチボールができた場合は期待できます。
実際の内定者からも「面接官が自分に興味を持って話を深掘りしてくれた」「会話が途切れずスムーズだった」という声が多数出ています。
ただし、面接官のホスピタリティが高いだけの可能性もあるので、過度な期待は禁物です。重要なのは、良い雰囲気の中で自分の魅力をしっかり伝えられたかどうかです。
入社後について詳しく聞かれる
「配属先の希望はありますか?」「転勤は可能ですか?」「いつから働けますか?」といった具体的な入社後の話が出る場合は、採用を前提に考えている可能性が高いです。特に、勤務条件や待遇面の確認、他社の選考状況を詳しく聞かれる場合は、内定を出すタイミングを計っている場合があります。
先輩の体験談でも「最終面接で入社後の流れを詳しく説明された」「新卒研修の話をされた」という人は高確率で内定を得ています。ただし、企業によっては全員に同じ説明をする場合もあるので、これだけで安心せず、最後まで気を抜かないことが大切です。
面接の時間が長い
予定時間を大幅に超えて面接が続く場合、面接官があなたに強い関心を持っている証拠です。特に、面接官からの質問が途切れず、あなたの回答に対して「もっと詳しく聞かせて」と深掘りが続く場合は良いサインです。
ただし、回答が要領を得ず、理解に時間がかかっているだけの可能性もあります。長いから合格、短いから不合格という単純な判断はできません。大切なのは、限られた時間の中で自分の魅力を的確に伝えられたかどうか。密度の濃い30分の方が、だらだらとした1時間より評価が高いこともあります。
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面接で手応えがなくても、それが必ず不合格というわけではありません。しかし、同じ失敗を繰り返さないためには、客観的な分析と練習が不可欠です。
合格した過去の学生の回答が見れる
REALMEでは、実際に内定を獲得した先輩たちの回答を見ることができます。「この質問にはこう答えて合格した」という生の情報は、参考書では得られない貴重な情報です。自分の回答と比較することで、何が足りないのか、どう改善すればいいのかが明確になります。会社別に表示されるので、志望企業に特化した対策も可能です。
志望企業で過去に質問された内容で模擬面接できる
企業ごとに面接で重視するポイントは異なります。REALMEは過去の面接データを分析し、企業別の頻出質問を把握しています。本番さながらの模擬面接を行うことで、「想定外の質問」を減らし、落ち着いて対応できるようになります。特に、業界特有の専門的な質問や、企業独自のユニークな質問にも対応しているので、万全の準備ができます。
エントリー前に内定判定を確認できる
AIが面接での受け答えを分析し、内定かどうかを判定します。また、内定獲得者の回答に基づいた模範解答例も確認できるので、自分の回答と比較して、改善点を見つけることができます。「なぜ落ちたのかわからない」という悩みも、客観的なデータ分析により解決できるのです。面接前に弱点を把握し、対策することで、本番での失敗を防ぐことができます。



