カジュアル面談後、企業から連絡が来ないと「これって不採用?」「いつまで待てばいいの?」と不安になりますよね。実は、連絡がないからといって必ずしも不採用とは限りません。本記事では、カジュアル面談後に連絡がない理由と対応方法、不採用になる原因や次回以降で好印象を残すポイントを解説します。
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カジュアル面談後に連絡が無い=必ず不採用ではない
カジュアル面談後に連絡がないからといって、必ず不採用が確定しているわけではありません。そもそもカジュアル面談は「選考」として位置づけていない企業もあり、連絡しない前提で進めている場合があります。
また、面談時に「連絡する」と言われたのに音沙汰がない場合は、企業側が単純に忘れているだけかもしれません。ただし、残念ながら選考テーブルにすら載れなかった、つまり「サイレントお祈り」として不採用になっているケースも存在します。連絡がない理由は企業によって異なるため、一概に判断できないのが実情です。
カジュアル面談後に連絡がないときの対応
カジュアル面談後の連絡について何も言われていない場合でも、選考に進みたいなら自分から「選考に進みたい」とメールで伝えてみるのも一つの手段です。
一方で「〇日以内に連絡します」と期間を指定されている場合は、まずその期間は待ちましょう。指定された期間を過ぎても連絡が来ない場合は、不採用の可能性が高いです。しかし、企業が忘れているだけのケースもあるため、自分から問い合わせてみるのもアリです。
連絡するかどうか迷うかもしれませんが、意欲を示すと印象が良くなる場合もあるため、積極的に行動することをおすすめします。
カジュアル面談で不採用になる理由
カジュアル面談は「カジュアル」という名前に引きずられがちですが、実際には企業が学生を見極める場です。そのため、面談での振る舞いや姿勢次第では不採用になることも十分あり得ます。ここでは、カジュアル面談で不採用になる主な理由を3つ紹介します。
「カジュアル」に捉えすぎている
カジュアル面談だからといって、最低限のマナーが不要というわけではありません。以下の基本的なマナーができていないと、評価を落とされてしまいます。
- 挨拶をしない
- 髪型や服装が場にそぐわない
- 態度や言葉遣いが悪い
カジュアル面談はあくまで「お互いがどんな人かを擦り合わせる場」であり、友人との雑談ではありません。企業側も学生の人柄や社会人としての基礎を見ているため、リラックスしすぎず、適度な緊張感を持って臨む姿勢が大切です。面談という場の性質を正しく理解し、礼儀を守った振る舞いを心がけましょう。
面談の中で評価を落としてしまった
カジュアル面談でも、言葉遣いや態度が悪ければ当然評価を落とします。また、相手の質問に的確に答えられず会話のキャッチボールができないと判断されたり、志望する熱意があまりにも感じられない場合も不採用につながったりします。
カジュアル面談は自分を曝け出す場ではなく、企業と自分の相性を確認する場です。自由に話せる雰囲気だからといって、何を言ってもいいわけではありません。相手の話をしっかり聞き、適切に反応する姿勢が求められます。面談中の一つ一つの言動が評価に影響することを忘れず、誠実な対応を心がけましょう。
自社と合わないと判断された
カジュアル面談では、企業が「この学生は自社に合うか」を見極めています。以下の理由で、不採用になる場合があります。
- 業務内容と学生のスキルや経験が合っていない
- 企業理念と学生のマインドセットが合っていない
- 社風と人柄が合っていない
これはスキル不足や人間性の問題というより、単純に「マッチングしなかった」ケースです。企業側も採用後のミスマッチを避けたいため、面談の段階で相性を慎重に判断しています。自分に合わない企業で働くのは双方にとって負担なので、こうした理由での不採用は前向きに捉えましょう。
カジュアル面談後の連絡でお礼メールをもらうには
カジュアル面談後に企業から好印象を持たれ、選考に進むためには、事前の準備と面談中の振る舞いが重要です。ここでは、カジュアル面談で評価を上げるための具体的なポイントを6つ紹介します。お礼メールをもらうための参考にしてください。
カジュアル面談も選考だと思って臨む
カジュアル面談には選考要素が含まれているため、それ相応の心の準備をして臨む姿勢が大切です。「カジュアル」という言葉に安心しすぎず、面接と同じくらいの緊張感を持ちましょう。
最低限のマナーを守り、失礼のないような振る舞いが基本です。企業は面談を通じて学生の人柄やコミュニケーション能力、志望度を見ています。リラックスしすぎて本来の自分以下の印象を与えてしまわないよう、適度な緊張感を保ちながら、誠実に対応するよう意識してください。
選考の一部という認識を持つだけで、振る舞いが変わります。
印象を下げないように心がける
カジュアル面談は、企業と学生がお互いフラットな状態で対話する場です。そのため、見た目や声のトーン、表情など、第一印象を左右する要素には特に気を配りましょう。清潔感のある服装、明るい表情、はっきりとした話し方を心がけると、好印象を与えられます。
逆に、余計な一言や不適切な態度で印象を下げてしまうと、その後の選考に進みにくくなります。面談中は常に「相手にどう見られているか」を意識し、ネガティブな印象を与える要素を排除することが重要です。小さな配慮の積み重ねが、最終的な評価につながります。
企業に対する研究はしておく
企業について事前に調べておくのは相手に対する礼儀であり、同時に自分の熱意を示す手段でもあります。企業のホームページや採用情報、最近のニュースなどをチェックし、事業内容や企業理念を理解しておきましょう。面談中に具体的な質問ができれば、「この学生は本気で興味を持っている」と評価されます。
逆に、明らかに下調べをしていないとわかると、興味がないと判断され、その先へ進みづらくなります。企業研究は面談の質を高めるだけでなく、自分自身が企業との相性を見極めるためにも欠かせません。準備を怠らないようにしましょう。
就活の軸を持っておく
カジュアル面談は雑談ではないため、志望動機や自己PRを聞かれる場面は十分あり得ます。いきなり質問されても答えられるよう、事前準備が大切です。
特に、就活の軸を明確にしておくと、履歴書を書いていない段階でもスムーズに答えられます。以下の基本的な問いに対して、自分なりの答えを持っておきましょう。
- なぜこの業界なのか
- どんな仕事がしたいのか
- 自分の強みは何か
就活の軸が定まっていれば、面談中の会話にも一貫性が生まれ、企業側に「しっかり考えている学生」という印象を与えられます。
受け答えの練習をしておく
カジュアル面談では、会話のキャッチボールができるかどうかが見られています。質問に対して的確に答えられるよう、模擬面接などでさまざまな質問に答える練習をしておきましょう。
練習相手は友人や先輩でも構いませんし、最近ではAIを活用した模擬面接サービスも増えています。たとえば、REALMEのようなAI面談サービスを使えば、一人でも様々な質問に対して回答する練習が可能です。
事前に練習を重ねると、本番でも落ち着いて対応でき、自分の考えを整理して伝えられるようになります。準備不足で後悔しないよう、しっかり練習しておきましょう。
面談後は自らお礼メールを早めに送る
面談後、自分から「面談ありがとうございました」というお礼メールを送ると、印象がアップします。メールはできるだけその日のうちに送るのがベストです。内容は簡潔で構いませんが、面談で印象に残った話や学んだことに触れると、より誠実さが伝わります。
また、選考に進みたい場合は、その旨も明記しておくと意欲が伝わり、企業側も次のステップに進めやすくなります。お礼メールは義務ではありませんが、送信しておけば他の学生と差をつけられる重要なアクションです。小さな気遣いが、選考結果を左右することもあります。
カジュアル面談後に連絡が欲しいなら「REALME」で模擬面接
カジュアル面談で好印象を残し、選考に進むためには事前準備が欠かせません。REALMEは、AIを活用した模擬面接で就活をサポートするサービスです。ここでは、REALMEを使うメリットを3つ紹介します。
AI面談で受け答えの練習ができる
REALMEのAI面談機能を使えば、実際の面談でされた質問例を使用して受け答えの練習ができます。人相手だと緊張してしまう人や、何度も練習を繰り返したい人にとって、AIは気兼ねなく利用できる相手です。自分のペースで何度でも練習でき、回答の精度を高められます。
実際に聞かれた質問が出るので解像度が上がる
REALMEでは、実際の面談や面接で頻出する質問がデータベース化されています。そのため、本番で聞かれる可能性が高い質問に対して事前に準備でき、回答の解像度を上げられるでしょう。想定外の質問にも落ち着いて対応できるようになります。
AI分析で就活の軸がわかる
REALMEのAI分析機能は、あなたの回答内容から就活の軸を可視化してくれます。自分では気づかなかった強みや価値観が明確になり、面談や面接で一貫性のある話ができるようになるでしょう。就活の軸が定まれば、企業選びもスムーズになります。
カジュアル面談後に連絡がなくても悲観しない
カジュアル面談でも不採用になる可能性はありますが、それは必ずしもあなた自身に問題があるわけではありません。連絡がない場合は、企業が忘れているか不採用かのどちらかです。企業によって対応が異なるため、不安なら自ら連絡して状況を確認するのも一つの手です。
仮に不採用だったとしても、それは企業との相性が合わなかっただけ。次の面談に向けて準備を整え、前向きに就活を進めていきましょう。連絡がないという状況に一喜一憂せず、自分ができることに集中する姿勢が大切です。落ち込むよりも、REALMEで面談練習をして次のチャンスに備えましょう。



