企業が面接で成功体験を聞く理由は?成功体験の見つけ方や面接で答える際の注意点を解説

面接で「今までにあった成功体験について教えてください」と聞かれたことはありませんか?企業がこの質問をする意図は成功した結果ではなくそのプロセスを知りたいからです。この記事では、面接で成功体験について聞かれる理由や答え方の注意点、成功体験の見つけ方について解説します。

記事の最後には、就活対策サービス「REALME」についても紹介します。AI面接サービスの「REALME」はAI面接を通して自分の成功体験や強みを深掘りすることが可能です。

>>REALMEの詳細を見てみる

もくじ

企業が面接で成功体験を聞く理由は?

企業が面接で成功体験について聞く理由は大きく分けて2つあります。

それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。

成功に対する価値観を知りたい 

1つ目は、成功に対する価値観を知りたいためです。成功体験と聞いても、どの経験を成功とみなすかは人それぞれです。大きな成果を残せたことを成功とみなす人もいれば、難易度が高いものを突破できたことを成功とみなす人もいます。

”何を”成功体験とみなすかを確認することで、学生それぞれの価値観が分かります。成功体験の質問は、自己PRやガクチカなどの定番の質問と同様に学生を知るための切り口の一つです。

成功のためにどのような努力をしたか知るため 

2つ目は、成功に至るまでのプロセスやどのような努力をしたかを知るためです。特に努力もせず、偶然うまくいった成功体験は再現性があるか疑問が残ります。企業が知りたいエピソードは、成功するためにどのような努力をしたかです。

努力をしてもぎ取った成功体験には再現性があり、仕事でも同様の結果を残せると評価されるでしょう。

成功体験の見つけ方は?

成功体験と言われても、すぐ思いつくものではありません。成功体験を探すために使える方法は以下の5つが挙げられます。

・自分史を作成して人生を振り返る

・小さな成功体験を深堀りする

・今やっていることから探す

・継続している趣味や特技を振り返る

・失敗から得られた学びを振り返る

それぞれ詳しく解説します。

自分史を作成して人生を振り返る 

1つ目は、自分史作成です。これまでを振り返って自分史を作成し、書き出した出来事から特に印象的なものをいくつかピックアップして深掘りしましょう。

次は、ピックアップしたエピソードに困難の乗り越え方などの共通項がないか探します。

各エピソードの共通項は何か、自分が大切にしている価値観やキーワード、行動パターンを見つけましょう。

小さな成功体験を深掘りする 

2つ目は、日々の小さな成功体験を深掘りすることです。成功体験は輝かしい成果を伴っていなくても問題ありません。誰しも経験しているであろう「日常の成功体験」に焦点をあてて探しましょう。

企業が見るポイントは、成果の偉大さではなくプロセスです。どのような些細な内容でも自分らしい成功体験があれば、その内容を深掘りして面接で話せるようにしましょう。

今やっていることから探す 

3つ目は「今やっていることから探す」です。過去の成功体験でふさわしいものがなければ、今やっていることから成功体験を探しましょう。

「〇〇資格取得のために毎日3時間勉強している」など、今まさに自分が力を入れて行っていることなら、細かいポイントも話しやすくなります。

継続している趣味や特技を振り返る 

4つ目は、継続している趣味や特技を軸に振り返ることです。数年単位での取り組みは素晴らしいことです。続ける上でどのような目標を設定し、継続するためにどのような取り組みをしたかについて振り返って話しましょう。

同時に、継続している理由やどのような課題や困難にぶつかったかも併せて伝えると、より説得力が上がります。

失敗から得られた学びを振り返る 

5つ目は、失敗から得られた学びを振り返ることです。成功体験は必ずしも成功した体験から話す必要はありません。失敗談から成功体験につながる話が出てくることもあります。

同じようなミスを起こさないように対策することは、「失敗から学びを得た」成功体験です。失敗談ベースの成功体験もぜひ考えてみましょう。「物ごとをポジティブに考えられる学生だ」と好印象にもつながります。

面接で成功体験を答える際の注意点

作成した成功体験談を面接で伝える際は、これから紹介する2つのポイントに注意しましょう。

・「成功体験はない」と回答しない

・嘘をついたり話を盛ったりしない

面接前に確認しておきましょう。

「成功体験はない」と回答しない 

1つ目は、「成功体験はない」「特にありません」と回答することです。学生からすると謙遜な姿勢をアピールしたつもりでも、企業からすれば面接への準備不足や意欲がないと捉えられ、他の学生と比べて評価ダウンにつながる可能性があります。

面接での質問には、積極的に自分をアピールして恥ずかしがらず返答しましょう。

嘘をついたり話を盛ったりしない 

2つ目は、嘘をついたり、話を盛ったりしないことです。印象をよく見せるために事実を大きく曲げたり、話を盛って大げさな表現にしないようにしましょう。面接官は多くの学生を見ているため、嘘やごまかしは見抜かれます。信憑性の無い話は不信感にもつながるため、素直にありのままを話すようにしましょう。

成功体験の内容も含めて面接対策は「REALME」を活用!

面接の準備には成功体験以外にもさまざまな対策が必要です。どのような成功体験を話せばよいか分からない人に、面接準備に使えるツールとして「REALME」を紹介します。

>>REALMEの詳細を見てみる

AI面接でエントリー前に志望企業の内定を判定 

REALME」はAIを用いた面接対策サービスが特徴です。AI面接の結果をもとに志望企業の内定判定を算出してくれます。他の就活生のデータと比較した上で内定判定を算出してくれるため、客観的な視点で自分の現在地がわかります。

現時点での内定判定を把握することで、内定に近づくための具体的な対策を逆算して見つけることが可能です。

合格ラインにいる就活生のAI面接回答データを活用 

REALME」で確認できるものは内定判定だけではありません。志望企業の合格ラインをクリアした学生のESや面接の回答例が閲覧可能です。ガクチカや自己PR、志望動機などで合格者がどのような回答をしたかを参考にして自身の回答をブラッシュアップできます。

AI面接を通して自分の強みと弱みを確認 

REALME」はAI面接後に自身の強みや弱みについてフィードバックしてくれます。面接内容をもとに14項目に分けて能力を点数化してくれるため、客観的に自己分析を進めることが可能です。フィードバックの内容をもとに自分の強みに合った自己PRや成功体験を見直すことで、内定判定の向上を目指しましょう。

面接で答えられるよう成功体験を振り返っておこう!

企業が面接で成功体験について聞く理由は、成功と感じる価値観を知り、成功体験の過程や再現性を確認したいためです。その際、成功した成果の大きさは関係ありません。これまでの人生で力を入れて取り組んだことや成功したと思ったエピソードを深掘りし、自身の強みが伝わる成功体験を考えましょう。

もくじ