6月は就活の折り返し地点です。25卒の学生の場合、6月1日時点の内定率は約82%と大半の学生が内定を獲得しています。この数字を見て、「周りの友人は内定を持っているのに、自分は何もない」と思っていませんか?6月になった段階で内定が出ていなくても心配ありません。なぜ内定なしでも心配ないのか、ここからどのように挽回すればよいか解説しましょう。
6月に内定なしの段階から巻き返すには、就活サイト以外にもさまざまなサービスを活用しましょう。おすすめのサービスはREALMEです。
就活で6月に内定なしは危険?
通常、3月の情報解禁後、4〜5月にかけて選考を行い、6月の段階で内定もしくは内々定を出す企業が大半を占めます。この段階で採用予定人数に達していれば選考そのものが終了します。選考を終える企業が増え始めて、就活における選択肢が減る時期が6月ともいえるでしょう。
先ほど25卒の学生における6月1日現在の内定率が約82%とお伝えしましたが、裏を返せば約18%の学生は就活を続けています。部活動や学業の関係でこれから就活を始める学生もいるでしょう。選択肢は減るものの、採用を受け付けている企業もあるので、内定獲得のチャンスはあります。
6月で内定なしの人の特徴は?
就活をこれから始めるから内定がない、という人は仕方ありません。一方で、6月より前から就活をしているのに、この時期に内定がない人にはどのような特徴があるのでしょうか?よく言われる特徴は以下の3点です。
- 大手企業ばかり受けている
- 選考対策が不十分
- マナーが身についていない
大手企業ばかり受けている
大手企業しか受けていない場合、競争率が高いこともあり内定がない可能性が高くなります。大手企業や有名企業を志望する学生は元々多く、書類選考で落とされることもザラです。争う相手も高学歴な学生や優秀な学生が多く、面接にたどり着くことすら厳しい環境です。加えて6月は大手企業の選考が締め切られる時期に入ります。
自分に合う企業は、必ずしも名だたる有名企業とは限りません。中小企業やベンチャーなど視野を広げて企業探しをする必要が出てきます。
選考対策が不十分
エントリー数のわりに選考に落ちてしまう場合は、選考対策不足が疑われます。例えば、書類を作る際に他社で使った自己PRや志望動機を使いまわす場合は要注意です。これらの項目は企業ごとに書き分ける項目であり、企業が最初に読む場所です。ブラッシュアップを重ねて、書類選考を突破することを目標にしましょう。面接もしっかり対策すれば通過できます。これまでの選考内容を振り返り、改善すれば内定への近道が開かれるでしょう。
マナーが身についていない
ESや面接で話す内容はよいはずなのに落とされる場合は、就活マナーに問題がある可能性があります。言葉遣いや身だしなみは選考に大きく影響します。面接だけでなく電話での態度や話し方、メールのマナーなども細かく見られているので、基本的な所作が身についているか改めて振り返りましょう。また、自分ではしっかりやっているつもりでも、第三者目線では不足している可能性もあります。客観的な評価も得るようにしましょう。
6月に内定なしでも挽回する方法は?
募集する企業もあるので、今から再度対策を練り直せば十分挽回できます。挽回するためにできることは主に5つあります。
- 自己分析をしっかりと行う
- エントリーの数を増やす
- 面接対策を行う
- 企業研究をする
- 就活マナーを振り返る
自己分析をしっかりと行う
自己分析は就活の基本です。一方で、一度やればOKというものでもありません。就活につまづいている今、再度やり直しましょう。就活をしてきた今だから見えるもの、新たな発見や変化を見つけるにはちょうどよい機会です。自分の強みや弱み、価値観、興味のある仕事や将来のビジョンなどを改めて考えることで、就活の目的を再発見できます。企業選びの軸が変わったことに気づけるでしょうし、内定がない原因も見つかるでしょう。自己分析の結果に沿った企業選びができているか、改めて振り返りましょう。
エントリーの数を増やす
エントリー数が少ないと感じている場合は、エントリー数を増やして行動量を増やしましょう。選考の機会が増えるほど面接の経験値が上がり、自己アピールの質も上がります。さらに、応募先を増やすことで、これまで出会ってこなかった企業に出会うチャンスも増えます。中小企業や秋採用をする企業を中心に、自分の興味や能力、就活の軸に合った企業へのエントリーを増やしましょう。ただし、数を増やしすぎると十分対策できなくなるのでエントリーしすぎには注意が必要です。
面接対策を行う
6月の段階で内定なしから挽回するためには、面接対策がカギを握ります。面接の質向上を図るためにも、面接対策は入念に行いましょう。
エントリー数を増やして場数を踏むことはもちろん、本番で緊張しないための模擬面接も効果的です。模擬面接の依頼先としておすすめなのが大学のキャリアセンターです。キャリアセンターなら無料ですし、相手は自分の通っている大学の就活生を支えています。授業の空きコマに顔を出して繰り返し練習しましょう。大学のキャリアセンター以外にも、就活エージェントや無料のアプリなども活用できます。
企業研究をする
選考対策をしても選考通過率が上がらない場合、企業研究が足りていない可能性があります。企業研究はその企業の強みや仕事のやりがいなどを理解して、なぜその企業で働きたいかを明らかにする作業です。この企業で働きたい理由が明確でないと、面接でのやり取りに自信がなくなってしまいます。また、企業分析ができていても、自己分析の結果との関連性が弱いと説得力が減ります。自己分析と合わせて企業研究も十分行いましょう。
就活マナーを振り返る
これまでの就活シーンで、細かい点を含めてマナーを間違えていなかったか見直すことも重要です。基本的な身だしなみや言葉遣い、立ち振る舞いやメールでのやりとり、到着時間の調整など見直すポイントは多数あります。
待合室でスマホをいじっていませんでしたか?
話すときに相手の目を見ていますか?
メールの返信の際にくだけた言葉を使っていませんか?
細かいかもしれませんが、人事担当者は面接で会うまでのふるまいもチェックしています。やり取りでマナー違反を犯していないか確認をしましょう。
6月に内定がない人は秋採用に挑戦する
6月以降は秋採用と呼ばれる時期に入ります。秋採用とは、採用予定人数に達していない企業や内定辞退者を補填するために行われる採用活動です。6月以降に採用活動を始める企業も秋採用の枠に含まれています。時期としては9月初旬〜12月初旬をめどに行われています。
秋採用は春採用と異なり、募集する人数が非常に少ない点が特徴です。春採用より倍率が上がりますが、十分な対策を講じれば内定獲得の可能性は高まります。これまでの就活を振り返って対策をしながら、積極的に情報収集を行えば今からでも内定が狙えるでしょう。
6月に内定なしでも「REALME」を活用して巻き返す!
6月に内定なしの学生の強い味方がREALMEです。REALMEは内定を獲得した学生が蓄積してきた情報をもとに、どのようにすれば合格ラインに近づけるか分析するサービスです。6月に内定がない学生に嬉しいポイントが3つあります。
志望企業の内定判定を確認できる
REALMEでは模試のように内定が獲得できるかどうかをA+~Eの10段階で判定しています。最終面接に進んだ学生の能力値と自分の強みを比較し、エントリー前から内定獲得率が分かります。予想外な企業と相性がよいという結果が出る可能性もゼロではありません。自分の強みが評価される企業がどこか分かれば、6月以降の早い段階で内定獲得が可能です。
合格ラインの学生のデータが見られる
気になる企業に合格した学生が面接でどのような回答をしているか気になりませんか?REAMEでは登録している学生で、合格ラインにいる学生の面接回答例が確認できます。AI面接でどのような受け答えをするか、同じような強みを持つ学生がどのように実績をアピールしているかも確認可能です。合格ラインからの逆算ができ、自己分析のブラッシュアップも容易です。
自分の強みと弱みを定量化できる
AI面接を通して、自分の強みと弱みを定量化できる点もREALMEならではの特徴です。AIが面接でのやりとりを分析し、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「関係性構築力」、「チームで取り組む力」など14の項目について定量的にまとめてくれます。自分自身では気づかない強み・弱みを把握できるので、自己分析のやり直しにおすすめです。
6月に内定なしでも諦めずに内定獲得を目指そう!
6月に内定がない学生はおよそ2割います。「周りは内定を持っているのに自分だけない……」とネガティブにならず、諦めずに就活を続けましょう。一方で、今まで就活をしてきてどこかに課題があったからこそつまづいてしまっているのも事実です。エントリーする企業が本当に自分に合っているのか、選考対策やマナーは十分か再度見直しましょう。秋採用を始めている企業もあるので、確実に内定が獲得できるよう行動量を減らさないようにすることも重要です。