大学4年生の11月に差し掛かると、春採用が中心の企業は内定式を終えるところも出てくるため、早く内定を獲得して就職先を決めなくてはと焦る人も多いでしょう。
一方で、外資系やベンチャー企業などは秋以降の採用に力を入れており、まだ十分新規エントリーは可能です。
今回は、秋以降にエントリーが可能な企業の特徴や、11月以降に内定を獲得するためのポイントを紹介します。
また、記事後半では就活支援ツール「REALME」について紹介します。
4年の11月に内定なしでも採用のチャンスはある?
秋になると春採用の企業は既に内定式や懇親会を行っているため、もう遅いのではないかと感じる人もいるでしょう。
近年の就活市場の傾向としては、11月以降でも新規に内定を獲得することは十分可能です。
この理由として、秋採用を実施する企業が年々増えつつあることが挙げられます。
秋採用の企業には大手企業の子会社や外資系企業など、給与や福利厚生が充実した企業も多いため、春に内定を獲得していても秋採用まで就職先を確定しない人もいるでしょう。
11月に採用を行う企業の特徴は?
秋や冬に採用活動する企業は、通常の就活スケジュールとは異なるスケジュールを採用することが多いでしょう。
ここでは、秋採用している企業に多い特徴・傾向を3つ紹介します。
採用予定人数が集まっていない企業
春に採用を行った企業が秋に再び募集する場合は、このケースが多いでしょう。
また、内定辞退する学生が予想よりも多かった場合も、採用予定人数を確保するために採用活動を続けることがあります。
このような事態が起こる企業側の原因として、認知度が低く集客力に欠けていたことによって募集が集まらなかったこと、就職の決め手に欠け他の企業の内定を優先されてしまったことなどがあります。
春採用で検討した企業が秋採用することもあるため、気になる企業の採用情報は常にチェックするとよいでしょう。
大手企業のグループ会社やベンチャー企業
大手企業の子会社やベンチャー企業は、あえて一般的な就活スケジュールからずらして採用活動をすることがあります。
これは、大手企業や人気企業が広く採用活動している春夏には、募集しても学生が集まらないと考えてのことです。
これらの企業は、大手の採用活動が一段落する11月頃から募集を開始することが多いでしょう。
狙っていた大企業に落ちた人がもう一度同系列の企業に挑戦したい場合、子会社の秋採用を狙う手もあります。
通年採用を行っている企業
春採用や秋採用という区分を特に設けず、通年で採用活動する企業もあります。
「優秀な学生が入社を希望するのであれば、いつでも採用したい」との意向で採用活動している企業は、この形式が多いでしょう。
一方で、離職率が高く慢性的に人手不足であるため、常に募集し続けているケースもあるでしょう。
通年採用の企業に応募する前には、企業の評判や離職率も調べることがおすすめです。
11月の就活で内定を獲得するためのポイント
春から就活をしているのに11月頃まで内定がもらえなかった場合、就活のやり方や軸に見直す点がある場合も多いでしょう。
ここでは、秋採用で内定を獲得するためのポイントについて紹介します。
これまでの就活を振り返る
3年生時や春採用から就活に取り組んでいるのに内定がもらえない場合は、秋採用が始まる前に、なぜこれまで内定がもらえなかったのかの原因究明が重要です。
このような場合は、応募書類や面接のマナーなど、どの企業でも共通して評価点となる部分に原因がある可能性も高いでしょう。
春・夏採用で取り組んだ就活についてよく振り返り、今後の就活にどのように活かして内定を獲得するのかを考えなくてはなりません。
自己分析をやり直して就活の軸を見直す
応募書類の段階で落とされることが多い人は、書類作成の前段階である自己分析から就活をやり直した方がよいケースもあります。
自己分析が不足すると、書類や面接で魅力的なアピールができません。
また、就活の軸が定まっていない場合は、自分に合った企業にも出会いにくくなるでしょう。
自己分析をやり直すことで、その後の就活の方針が決めやすくなります。
エントリーする企業の選択肢を広げる
秋採用になるとエントリー可能な企業自体が減ってくるため、エントリーの条件を緩和してエントリー数を確保することも必要です。
一部の業界や企業に固執しないように、広い視野を持って探すとよいでしょう。
この時期から内定を獲得できる人は、知名度の高い大手だけではなく中小企業やベンチャー企業にも目を向けています。
中小企業やベンチャー企業でも、大手並みの待遇を整えている場合もあるため、エントリー前にしっかり条件を確認しましょう。
面接対策を徹底的に行う
書類は通るものの面接で落とされる人も多いでしょう。
面接で自分自身の特徴や強みを上手くアピールできていないことは、内定を獲得できない原因の代表的なものです。
面接は経験を積むほど上達するため、苦手意識がある人は何度も練習することが重要です。
エントリー数を増やして本命の企業の選考までに場数を踏むほか、模擬面接も有効だといえるでしょう。
模擬面接の様子を録画・録音して振り返るとさらに効果的です。
第三者に意見を聞く
就職活動に行き詰まった場合は、第三者に相談して意見を聞くこともおすすめです。
改善点を教えてもらうことで、自分では気づけない客観的な視点からの分析が得られます。
友人や親に相談しにくい場合は、キャリアセンターや就活エージェントなどを頼る手もあります。
就活や採用活動のプロの視点からどのようにすれば内定を獲得できるのかを教えてもらえれば、その後の就活を有利に進めやすくなるでしょう。
就活の長期化による慣れを捨てる
11月になると、就活を開始してから時間が経ち、選考を複数経験した人には慣れや油断が生じることもあります。
面接対策を怠ったり、自己PRや志望動機を使い回したりすると、内定は獲得しにくいでしょう。
秋頃まで内定がない状態の人は、選考の慣れや油断を捨て、新鮮な気持ちで秋採用に臨むことが重要です。
即戦力を求める秋採用や通年採用では春採用時の対策が通用しないこともあるため、面接対策からやり直しましょう。
「REALME」は11月に内定がない就活生の強い味方!
11月時点でまだ内定がなく、秋採用に向けて自己分析をやり直したい人には、就職活動支援ツール「REALME」の活用がおすすめです。
「REALME」でAIと面接を行えば、客観的な視点を交えたパーソナリティ診断や内定診断が可能です。
応募前に志望企業の内定が判定できる
「REALME」のAI面接では、志望企業の内定判定を確認できます。
志望企業からの評価を本番の選考前に把握して準備をやり直すことで、合格のために足りない部分も判別しやすくなります。
現時点での志望企業からの判定を確認し、面接対策が足りないと感じたら自己分析をやり直しましょう。
合格ライン就活生のAI面接結果が見られる
「REALME」では過去に志望企業の合格ラインに達した学生のデータも閲覧可能です。
志望業界の企業から合格判定をもらった学生の回答を参考にすれば、自身の回答と比較して内定に近付く対策ができます。
面接を突破するために受け答えのロールモデルが欲しいと感じる人におすすめです。
AIが自己分析をサポート
自己分析を深めることは、書類作成だけではなく面接の改善にも役立ちます。
「REALME」ではAIとの面接結果をもとに、自己分析を可視化できます。
これによって、従来の自己分析では評価がしにくい客観的な視点からの強み・弱みの分析が可能です。
自己分析が苦手で書類作成や面接対策の方法が分からない人は、「REALME」を活用しましょう。
11月に内定なしでも内定獲得のチャンスはまだある!
11月になると春採用企業の内定式や懇親会なども始まる一方で、秋採用が活発化します。
特に外資系や大企業の子会社などは秋採用する企業が多いため、11月に内定がない人は積極的に情報を仕入れるようにしましょう。
秋採用で内定を獲得したい人には、「REALME」を利用して自己分析を深め、面接対策をやり直すことがおすすめです。