志望動機で「貢献したい」は使える?伝え方のポイントや例文を紹介

就職活動では、志望動機を文章化して提出しなくてはならない場面があります。中心に据えるテーマに「企業に貢献したい」「社会に貢献したい」などを設定したいと考える人もいるでしょう。

今回の記事では、就職活動の志望動機で「企業・社会に貢献したい」と主張する際の例文や、言い換え表現などについて紹介します。

また、記事の最後では、志望動機や自己PRの作成の補助に使えるサービス「REALME」について紹介します。

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もくじ

志望動機で「貢献したい」は使える理由

志望動機を考えるにあたって、「社会に貢献したい」「企業に貢献したい」という理由は適切なのかと思う人もいるでしょう。ここでは、志望動機において貢献したいという気持ちを伝えるメリットを3つ紹介します。

入社意欲がアピールできるため

「企業に貢献したい」という志望理由は、入社に対する熱意を示します。

志望するきっかけとなったエピソードや自身の長所を交えて、具体的にどのような活躍ができるかを論理的に伝えるとよいでしょう。入社後のビジョンを具体的に伝えると、採用担当者から入社後の姿をイメージしてもらいやすくなるため、高評価をもらいやすいといえます。

一方で、ただ漠然と「貢献したい」と伝えるだけでは曖昧な表現になったり、周りと被ったりしやすいため、具体的な表現を心掛けましょう。

仕事の理解度をアピールできるため

「業務を通じて社会に貢献したい」「企業の発展に貢献したい」などの志望理由からは、業務に対して理解しようという姿勢がうかがえます。仕事内容を早期に理解して業務に励める人材は、企業にとって有難いといえるでしょう。

具体的な貢献内容について書くためには、企業研究が不可欠です。志望する企業がどのような業務をするのか、どのような社会貢献をしているのかを理解し、それらを踏まえたうえで志望動機を考えるとよいでしょう。

自身の強みをアピールできるため

社会や企業に貢献したいという志望動機は、行動力や向上心をアピールできます。

また、「貢献したい」思いの根拠を示すことで、より詳しく志望の理由を掘り下げることもできるでしょう。

スキルや経験、資格などの活かしたいものがあれば、強く押し出すこともおすすめです。就職活動において自身の強みをアピールすることは必要不可欠なため、「貢献したい」気持ちに絡めてアピールすれば伝わりやすくなるでしょう。

貢献したい気持ちを志望動機にする際のポイント

「貢献したい」という気持ちはメジャーな志望動機であると同時に、独自性を出せるように意識しないとほかの人と被る可能性があるといえます。ここからは、印象に残る志望動機を書くために意識したいポイントを3つ紹介します。

どのように貢献したいのかを伝える

企業に貢献したい気持ちを中心に据えて志望動機を書く場合、単に「貢献したい」と伝えるだけでは具体性に欠けると思われる可能性があります。

自分がどのように企業に貢献できるのかを具体的に書き、読み手が入社後のビジョンについて理解できるようにしましょう。自分が企業や社会に対して提供できる価値、業務において発揮できる強みなどをアピールすることも効果的です。

具体性に欠ける志望動機は人と被りやすいため、その点でも分かりやすい表現を心掛けてください。

内容な具体的に伝える

「貢献したい」というだけではどのような仕事にも当てはまるため、ほかの企業でもよいと捉えられる可能性があります。そのため、志望動機を書くときは自身の経験をエピソードに盛り込み、具体性のある文章を心掛けましょう。

過去の経験を踏まえて、なぜ企業や社会に貢献したいと思ったのか、志望企業に興味を持ったのかなどを分かりやすく伝えると、読みやすい志望動機になります。不要な部分を長々と説明したり、無駄に文字数を稼いだりすることも避けましょう。

「貢献したい」の言い換え

「社会・企業に貢献したい」という志望理由を、先に発表したほかの就活生にいわれてしまうこともあるでしょう。また、「貢献する」を文章内で何度も使うと、単調な印象になることもあります。

ここでは、「貢献したい」の言い換え表現が必要になったときに使える表現を紹介します。

・力になりたい

・戦力になりたい

・成果を残したい

・業績を上げたい 

・〇〇に寄与する など

志望動機「貢献したい」の例文

「企業に貢献したいと思ったため」をメインの志望動機にしてアピール文を書く際は、職種によってさまざまなアプローチ方法があります。ここでは、3種類の職種の場合を例に、200字程度の志望動機を求められたときの例文を紹介します。

例文①営業職

私は、貴社のヘルスケア部門で営業職を勤めたいと考えています。

私は大学生時代、介護関係のアルバイトをしていました。その際、日本では必要な医療サービスが供給されていない場面があるという現実を目の当たりにしました。そのため、就職後は医療関係の仕事に就き、課題解決に貢献したいと考えています。

また、貴社は日本社会の課題である少子高齢化についても取り組んでおり、その点でも魅力を感じました。

貴社で働きながら、社会問題の解決に向けて尽力したいです。

例文②販売職

私は、大学時代に培った分析力で、貴社の売上向上に貢献したいと考えます。

私は大学生時代は、サッカー部のマネージャーとして、戦術の立案や選手のケアなど幅広い業務をこなしました。特に、戦術立案においては顧問から一任され、ほかの大学を視察したり選手から意見を聞いたりして、さまざまな戦略を提案しました。

私は部活を通して培った分析力を活かしてマーケティングに従事し、新規顧客獲得や売上向上に貢献したいと考えています。

例文③クリエイティブ職

私は心に残るコピーによって、商品の魅力を伝えられる広告を制作したいと思い貴社を志望しました。

貴社が過去に手がけた広告は、商品を的確に表しており、心に長く残り続けると感じました。

私は大学で広告研究会に所属し、古今東西の広告について研究しています。大学時代の研究成果をもとに広告の重要性を理解し、貴社の過去の作品と同様に心に長く残るキャッチコピーを生み出せるコピーライターとして、クライアントに貢献したいです。

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考えた志望動機が、志望企業からどのように評価されるのかを面接前に知りたい人には、AI面接ツール「REALME」の利用がおすすめです。ここからは「REALME」の特徴について解説します。

AIとの面接で内定確率を判定できる

REALME」のAI面接結果を受けることで、自分の受け答えで志望企業から内定をもらえる確率がどの程度なのかを確認できます。内定確率が高くないと判定された場合は、志望動機の文章や自己分析の方針を見直すことがおすすめです。

合格ラインを超えた面接回答例が見られる

REALME」では、過去の志望企業の評価で合格判定をもらった学生の回答を閲覧できます。合格者の回答を参考にすれば、自身の志望動機に足りない点が分かりやすくなり、企業が求める回答に近い受け答えができるでしょう。

企業に貢献したいという気持ちを分かりやすく伝えられないと感じるときは、ほかの人の回答を参考にすることがおすすめです。

客観的に強み弱み分析ができる

自己PR文だけではなく、志望動機の作成時においても自己分析は重要だといえます。

REALME」では、AI面接後に自身の適性を14の項目に分けて点数化してくれます。客観的な視点で評価されるため、自力では理解できない範囲までパーソナリティを分析することが可能です。

自己分析から導き出した自分の適性を盛り込んで志望動機を書けば、説得力のある文章が作れます。

志望動機で貢献したい気持ちを伝えて好印象を残そう

「企業に貢献したい」「社会に貢献したい」という志望動機は、入社後にやりたいことが定まっている点で、企業から高く評価されやすいといえます。志望動機作成時は周りと被らないように、自身の経験を盛り込んで文章を構成しましょう。

何を書けばよいのか分からない、書いた文章を添削したい人は、「REALME」の利用がおすすめです。

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