セールスポイントの例を知りたい!見つけるためのステップも解説

セールスポイント 例

「面接やESで自分をアピールしたくても、一体どこがセールスポイントなのかが分からない」と悩んでいる人も多いでしょう。しかし、自分のセールスポイントを把握しておくことは、就活で自分をアピールするために必要です。

この記事では、セールスポイントの例や、見つけるためのステップを解説します。

また、セールスポイントを見つけるために活用できる就活サポートツール「REALMEについても紹介します。興味のある人は、ぜひ詳細をご覧ください。

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目次

セールスポイントとは

セールスポイントとは、志望企業に自分を売り込むためにアピールするポイントです。仕事に活かせるスキルや経験などが挙げられます。

単にアピールポイントという場合には、自身の長所全般を指しますが、セールスポイントは「入社後に役に立ちます」と、企業にとってのメリットをアピールする意味合いが強くなります。

実際に面接で「あなたのセールスポイントは何ですか」とストレートに尋ねられることは少ないでしょう。しかし、入社への熱意・意気込みを語ろうとすれば、自然と自分のセールスポイントを伝えることになります。しっかりとセールスポイントをアピールし、入社後に活躍する姿を採用担当者に想像してもらうことが、内定獲得へとつながります。

セールスポイントの例

自分のことをよく分かっているつもりでも、いざセールスポイントを挙げようとすると難しいものです。ここではセールスポイントの例を4つ紹介しましょう。

コミュニケーション能力が高い

コミュニケーション能力が高いことは、立派なセールスポイントです。コミュニケーション能力が高ければ、入社後にさまざまな人と上手くかかわりながら、円滑に仕事が進められるという印象を持ってもらえます。どのような業種・職種であっても、人とのかかわりは重要であるため、企業はコミュニケーション能力が高い人材を求めています。

面接やESで伝える際には、どのようなコミュニケーション能力が高いのか、たとえば「聞く力」「伝える力」「調整力」「親しみやすさ」など、具体的に説明してください。そのことが分かるエピソードも用意しておくとよいでしょう。

リーダーシップがある

リーダーシップも、面接でアピールできるセールスポイントです。主体的に行動できる人材であるという印象を持ってもらえます。また、目標達成に向けてチームを引っ張るだけでなく、決断力や広い視野を持っていることもアピールできます。

リーダーシップは、今や役職が上の人だけでなく、個々の社員に必要とされています。「積極的な行動力」「冷静な判断力」「周囲を引っ張る力」など、具体的な能力に言い換えてアピールすると伝わりやすくなるでしょう。

チームワークが得意

チームワークが得意であることも、セールスポイントになります。

仕事は基本的に単独で行うのではなく、社内や社外の人々とかかわりながら進めていきます。そのため、チームで協力するのが得意な人は、企業にとって心強い存在です。チームワークが十分に発揮できれば、互いの得意な部分や苦手な部分を補い合うことで、高いパフォーマンスが発揮できるでしょう。

チームワークが得意であることは、協調性があるというだけに留まりません。発信力・傾聴力・状況把握力・柔軟性・ルールを守る力・ストレス耐性など、さまざまな能力を備えているといえます。そのような複合的な能力を具体的にアピールするのがおすすめです。

努力ができる

セールスポイントとして努力ができることをアピールすると、入社してからも資格取得をはじめとするスキルアップに積極的に取り組む印象を与えられます。

努力というだけでは漠然としたイメージになりやすいため、主体性・向上心・行動力など、さまざまな言葉に言い換えることも必要です。これまで具体的にどのようなことを努力してきたのかを、エピソードをまじえてアピールするよう心掛けましょう。

セールスポイントの回答例文

セールスポイントは「自分らしさ」を端的に示す大事なパートです。ただ強みを並べるだけでは不十分で、どんな経験からその力が培われ、周囲にどんな良い影響を与えたのかまで伝えることで説得力が一気に高まります。ここでは代表的な強みごとの回答例を紹介し、面接で自然とアピールできる形にまとめられるようサポートします。

主体性がある

主体性をアピールする時は、「自ら動いた理由」と「その行動で何が変わったのか」を具体的に示すことが大切です。単に“積極的に行動しました”と伝えるだけでは独りよがりに聞こえてしまうため、周囲への配慮やチームへの貢献が含まれていると印象が良くなります。また、行動に至るまでの背景や課題意識を添えることで、思考力や責任感も自然に伝わります。企業側は“自分で考えて動ける人か”を見ているため、結果だけでなく行動の必然性まで語れると評価が高まりやすいです。

【例文】

私は課題に気付いたら自ら動き改善する主体性があります。アルバイト先で業務が属人化していたため、手順を整理したマニュアルを提案・作成しました。その結果、新人教育の時間が短縮され、全体の負担軽減に貢献しました。

笑顔で明るい

「笑顔で明るい」という強みは、一見すると就活ではアピールが難しそうに思われますが、周囲にどんな良い影響を与えたのかまで伝えられると一気に説得力が増します。単に“明るい性格です”と言うだけでは自己紹介で終わってしまうので、「その明るさによって場の雰囲気がどう変わったのか」「チームがどう動きやすくなったのか」など、具体的な変化を含めることが重要です。また、仕事は多くの人と協力して進める場面が多いため、ポジティブさが周囲のモチベーションに良い影響を与えることは、企業にとって大きな魅力になります。

【例文】

私は、明るさで周囲の雰囲気を前向きにできることが強みです。アルバイトでは忙しい時間帯こそ笑顔を意識し、声かけを積極的に行ったことで、スタッフ同士の連携がスムーズになり「いると場が明るくなる」と評価をいただきました。

行動力がある

行動力をアピールする際は、勢いだけで動くタイプではなく、“目的を持って動ける人”だと伝えることが大切です。そのためには「なぜ動いたのか」という理由と、「どれくらい行動したのか」を数字や比較を使って示すと、一気に説得力が増します。また、行動の結果だけでなく、動き続けたことで得られた学びや、周りからの評価も添えると“再現性のある強み”として企業に伝わりやすくなります。行動量は人によって判断が難しいため、客観的な証拠を盛り込むのがおすすめです。

【例文】

私は、必要だと思ったことにすぐ動ける行動力があります。ゼミ活動では30名以上のメンバーに個別ヒアリングを行い、課題を整理して改善案を提案したことで、チームの進行が大幅にスムーズになりました。主体的に動く姿勢を評価された経験があります。

責任感がある

責任感をアピールする際は、「任されたことを最後までやり遂げる姿勢」だけでなく、困難に直面したときにどう踏ん張ったかを具体的に示すと、より信頼性の高い強みに変わります。責任感は抽象的になりやすいため、周囲からの評価や、任された役割の背景、取り組みの工夫などを付け加えると“再現性”が伝わりやすいです。また、責任を果たす過程でどんな成長があったのかを語ると、粘り強さや誠実さも自然とアピールできます。

【例文】

私は責任を持って物事に取り組む姿勢を評価されてきました。アルバイトでは新人教育を任され、マニュアル改善やフォロー体制の見直しを行ったことで、定着率が向上しました。「任せてよかった」と言われた経験が、自信につながっています。

語学力をアピールする

語学力を強みにする場合は、ただ「英語ができます」と伝えるだけでは効果が薄く、具体的なレベルや活かした経験を示すことが重要です。TOEICの点数や留学経験など客観的な指標を添えると説得力が増します。また、語学力をどのように日常のコミュニケーションや業務に結びつけられるかまで話せると、採用担当者が「入社後の再現性」をイメージしやすくなるでしょう。さらに、第三者から評価されたエピソードを交えると、能力の信頼性がより強く伝わります。

【例文】

私の強みは、英語で状況を整理しながらコミュニケーションを取れる点です。TOEICでは810点を取得し、大学の国際交流プロジェクトでは海外チームとの調整役を担当しました。相手の意図を正確にくみ取りながら伝える力は、御社のグローバル案件でも活かせると考えています。

パソコンスキルをアピールする

パソコンスキルを強みにする際は、単に「WordやExcelが使えます」と並べるだけでは魅力が伝わりません。なぜそのスキルを身につけようと思ったのか、どのような場面で活かしてきたのかを具体的に示すことが大切です。たとえば、授業やアルバイトで役立った経験、効率化に貢献できたエピソードなどがあると説得力が大きく高まります。また、「関数を使って集計した」「資料をわかりやすく改善した」など成果が見える形で伝えると、入社後の再現性もイメージしてもらえます。

【例文】

大学のゼミ活動でデータ分析を担当したことをきっかけにExcelの勉強を進め、関数やピボットテーブルを使いこなせるようになりました。実際にアンケート集計の効率を大幅に改善し、資料作成の時間を半分以下に短縮できました。こうした分析力と改善意識は、御社の業務でも活かせると考えています。

セールスポイントを見つけるためのステップ

セールスポイントをアピールする際は「入社後の姿をイメージできること」や「企業にマッチしていること」を意識する必要があります。次の4つのステップで、ぜひ自分のセールスポイントを見つけてください。

STEP
自己分析をする
STEP
他己分析をする
STEP
企業が求める人物像を明確にする
STEP
企業が求める人物像を明確にする

自己分析をする

1つ目のステップは自己分析です。自分の強みだけでなく弱みも洗い出し、企業にアピールできるポイントを見つけましょう。

たとえば「ほめられたこと」「挑戦したこと」などのキーワードをもとに、そこから連想する言葉や経験をつなげて書き出して、マインドマップを作る分析方法があります。これまでの経験を年表として書き出し、自分史を作る方法もおすすめです。

また、インターネット上には「REALME」をはじめ、自分を客観的に分析できるさまざまなツールがあります。活用してみてはいかがでしょう。

他己分析をする

自己分析に続く2つ目のステップは、他己分析です。家族や友人などに依頼して、自分を客観的に分析してもらいましょう。

自分とかかわりが深く、率直な意見を言ってくれる人を選び、自分について質問します。「自分の第一印象は?」「なおしたほうがよいと思う点は?」というように、具体的な質問を用意したほうが答えやすいでしょう。回答は、口頭でも紙に書いてもらう方法でもけっこうです。

この他己分析によって、新たな自分を発見できる可能性があります。自分では強みだと思っていなかったことが、セールスポイントであると気づく場合もあります。

この他己分析の結果と照らし合わせることで、自己分析の精度があがるでしょう。

企業が求める人物像を明確にする

3つ目のステップは、企業が求める人物像を研究し、明確にすることです。たとえば、協調性が重視される会社なのか、独創性を必要とする会社なのかによって、求める能力は異なります。

志望企業にエントリーする前に、公式サイト・会社説明会・パンフレットなどの内容を分析して、どのような能力がセールスポイントになり得るのかを把握しておきましょう。また、OB・OG訪問を行って、社員から直接話を聞くのも有効です。

自分の強みと企業が求める人物像の共通点を探す

最後のステップでは、自分の強みと企業が求める人物像の共通点を探します。

どんなに素晴らしい経験や能力であっても、企業の理想とずれていてはセールスポイントにならず、内定獲得につながりません。

自己分析と企業研究の結果をもとに、志望企業にマッチした自分の強みを見つけましょう。さらに「入社後、その強みをどのように活かすのか」というところまで掘り下げて語れるようにしておくのがおすすめです。セールスポイントを伝える際、説得力が増すでしょう。

企業がセールスポイントで評価するポイント

企業が学生のセールスポイントを見るときは、「何が強みか」だけではなく、その強みがどれだけ信頼できて、入社後に活かせるのかまで総合的に判断します。エピソードの具体性や企業との相性、再現性の高さなど、評価されるポイントを意識して伝えることで、面接での説得力がぐっと上がります。

セールスポイントの説得力

セールスポイントを評価してもらううえで大切なのは、「本当にその力があるのか?」を面接官が納得できるかどうかです。強みだけを言葉で並べても抽象的だと伝わりづらく、他の学生との差別化もできません。そこで効果的なのが、具体的なエピソードを添えて話すことです。特に、人数・期間・成果など、数字を少し加えるだけでも説得力が一気に増します。「その強みを証明できる経験があるか」と「第三者が聞いても納得できる内容になっているか」を意識してまとめると、面接官の印象に残りやすいアピールができます。

企業とセールスポイントのマッチ度の高さ

セールスポイントでしっかり評価を得るには、「企業が求めている人物像」と自分の強みが一致しているかがとても重要です。いくら優れた強みでも、企業の方向性や働き方と噛み合っていなければ高い評価にはつながりません。だからこそ、事前の企業研究が欠かせません。募集要項や社員インタビュー、企業HPのミッション・バリューなどを読み込み、「この会社はどんな人を求めているのか」を理解したうえで、強みを結びつけて話すことがポイントです。面接官に「この学生はうちの環境で成果を出せそうだ」と思ってもらえるよう意識して整理すると、マッチ度の高さがしっかり伝わります。

セールスポイントの再現性の高さ

企業がセールスポイントを見るときに特に重視するのが、「その強みが入社後も再現できるかどうか」です。どれだけ魅力的なエピソードでも、“一度きりの偶然の成功”に見えてしまうと評価は伸びません。再現性を伝えるには、成果だけでなく、成果に至るまでの行動プロセスや乗り越えた課題を具体的に話すのがポイントです。どんな状況で、どんな判断をして、どう改善しながら動いたのかを丁寧に説明することで、企業側は「この行動ならうちの仕事でも活かせる」とイメージしやすくなります。入社後の姿が想像できるような話し方を意識することで、説得力と安心感のあるアピールにつながります。

セールスポイントの例が具体的に分かるのが「REALME」

自己分析をするなら就活支援サービス「REALME」がおすすめです。自分の強みだけでなく、セールスポイントの例が具体的に分かり、面接やESに活かせます。

ここからは「REALME」の特徴を3つ紹介しましょう。

過去の合格者からAIで割り出したセールスポイントの例を見られる

REALME」には、志望企業の合格基準を突破した就活生の、AI面接の受け答えをテキストで閲覧できる機能があります。過去の合格者のなかから、AIで割り出したセールスポイントの例を見られるため、大いに参考になるでしょう。自分のデータと比較することによって改善点や足りない部分を把握し、自信を持って面接に臨めます。

20分のAI面接で自分の強みが分かる

REALME」のAI面接を受けると、客観的で精密なフィードバックがもらえるため、自分の強みが可視化されます。就活で重視される「前に踏み出す力」「やりぬく力」「関係構築力」など14の能力が分かり、より深い自己分析が可能です。20分程度のAI面接で、自分1人では気づかなかったセールスポイントが見つけられるのは、大きなメリットといえるでしょう。

AI面接で志望企業の内定判定が出せる

REALME」のAI面接を受けると、志望企業の最終面接まで進んだ就活生のデータと比較して、内定を獲得できる可能性が確認できます。この内定判定は、A+・A・B+・Bといった10段階の評価で表されます。前もって自分の現在の立ち位置を知って面接の受け答えを改善し、内定判定を上げることによって、最適なタイミングで志望企業にエントリーできるでしょう。

セールスポイントの例を参考にして自分の強みを知ろう!

セールスポイントを見つけておくことは、自分が企業にとって役立つ人材であるとアピールするために必要です。コミュニケーション能力・リーダーシップ・チームワーク・努力といったキーワードで自分の強みを深掘りし、セールスポイントを見つけてください。

志望企業にマッチしたセールスポイントを見つけたい人には、就活支援サービス「REALME」がおすすめです。ぜひAI面接を受けてみてください。

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