不動産業界は、待遇面のよさもあり人気の職種です。一方、仕事内容が多岐にわたり、志望動機をどのように書いたらよいか悩む就活生も少なくありません。
本記事では、志望動機の例文や、書く前の準備やポイントを解説します。合わせて、自己分析から面接対策までフォローできるサービス「REALME」についてもご紹介します。
不動産業界の志望動機の例文
不動産業界の志望動機を作成する前に、業界全体の知識を深め、職種別に業務内容を理解しましょう。ここからは職種別に志望動機の例文を紹介します。是非参考にしてください。
不動産営業の場合
マンションや家などの不動産を、個人・法人に販売することが不動産営業の仕事です。
志望動機例文:
「貴社でのインターンシップ経験を通じ、顧客からニーズをヒアリングし、最適な提案を行う不動産営業に魅力を感じました。貴社を志望する理由は、「持続可能な社会を実現するため、低炭素・循環・自然共生社会づくりに取り組む」という貴社の理念に共感したためです。私は塾講師のアルバイトで、受講生が抱える苦手科目やモチベーションの低下などの課題解決をサポートすることで問題解決力を培ってきました。
貴社に入社した際は、持ち前の問題解決力を活かして顧客や社会が抱える課題を解決し、地球にやさしいビジネスの取り組みに貢献したいと考えています。
将来的には貴社の不動産営業として海外に駐在して建設プロジェクトを担い、人々の暮らしを支えたいです。」
不動産販売の場合
自社で開発・保有するブランドマンションや戸建てなどの物件販売が、不動産販売の仕事です。
志望動機例文:
「私は人々の暮らしに欠かせない衣食住から、住の部分を担う仕事がしたいと思い、不動産業界を志望しました。入居者が安心して生活できるよう、販売を通じて夢を叶えるお手伝いがしたいと考えています。私は台風被害の折り、災害ボランティアに参加した経験があります。そこで、家選びをする際に、立地や構造も重要な判断材料であることに気付きました。貴社は災害に強い××工法の家に力を入れています。土地販売による立地の提案をはじめ、災害に強い住宅販売を通じて、人々が安心して暮らせるよう貢献したいです。」
不動産管理の場合
不動産管理とは、賃貸物件の管理・運営をする仕事です。
志望動機例文:
「2018年の地震で壊れてしまった家の設備を直してもらった経験から、私は人々の暮らしを支える不動産管理業界を志望いたしました。グループ会社を含む貴社の高い総合力によって、サービスをワンストップで提供することができ、さまざまな顧客の要望に応えられると考えています。
不動産管理では建物設備の修繕工事や家賃の清算処理以外にも、災害時の柔軟な対応も求められるでしょう。その際、ゼミ活動で養った対応力を活かし、トラブルに対して適切な対応をしたいです。
ゼミの討論会では、時々相手グループから予想外な意見が飛んできますが、慌てず情報を整理して返答するよう努めてきました。そのため、どのような事態に遭遇してもパニックにならず臨機応変に対応できます。私は将来、不動産管理営業の経験を活かし、不動産オーナー様への新規商品を開発したいです。」
不動産事務の場合
不動産事務は、不動産会社内の業務が円滑に進むよう、営業担当のサポートや受付などをする仕事です。
志望動機例文:
「ゼネコンや建設業界は、人々にとって当たり前の暮らしに貢献しています。地方在住の私は、都市部につながる橋のおかげで、今まで不自由なく暮らせました。貴社の強みは橋の施工技術の高さです。私も安全・快適な交通に不可欠な橋の施工に貢献したいと思い、貴社を志望いたしました。大学時代のアルバイトで培った事務処理能力を活かして貴社の事務職として活躍し、周囲の人が円滑に業務を進められるようサポートしたいです。」
志望動機を書く前の準備
志望動機を書く前に、業界や職種ごとの業務内容を深く理解し、企業がどのような人物を求めているのかを知ることが大切です。志望動機を考えるにあたって、自分の希望だけでなく、どのように企業に貢献できるかを含めて説明できるようにしましょう。
不動産業界の理解を深める
不動産業界には、デベロッパーやゼネコン、仲介業、販売業、管理業などさまざまな業態があります。不動産開発はデベロッパーやゼネコンが行い、不動産の流通を不動産仲介業者や不動産販売会社が担い、物件の管理は管理会社が担当しています。
開発から管理までの業務すべてを担う会社もあれば、1つの業務に特化した会社もあります。また、同じ会社内でも、営業や管理、事務など、担当する業務別に仕事が分かれます。不動産業界の仕組みを知り、自分はどの分野に興味があるのか、自分の強みを活かせる場所はどこかを考えてみましょう。
企業が求める人物像を分析する
志望する会社がいくつか決まったら、その会社が採用したいと考える人物像を分析します。不動産業界では、チームで1つの目標に向かって仕事をすることが少なくありません。そのため、チームワークを大切にする人や協調性のある人、高いコミュニケーション能力のある人が求められる傾向にあります。また、不動産営業は実力主義の評価がなされることが多いため、数字や結果にこだわりを持てる精神力の強い人物が望まれます。
自分のやりたい仕事や将来像を明確にする
志望動機を書くには、自分がやりたい仕事や、方向性について言語化します。言語化できたら、それを実現するための条件を定義します。自分がやりたいことを仕事で実現するには、どのような条件であれば、自分のやりたい仕事や将来像が叶うのか定義の深掘りが重要です。
エントリーシートや面接では、志望動機を通して入社意欲の高さを伝えられます。自分のやりたいことがその会社であれば実現できる理由を伝えられると、説得力のある志望動機を作れるでしょう。
志望動機を書くときのポイント
志望動機を書く前に、組み立て方のポイントを押さえましょう。ポイントは、結論ファーストで作る、不動産業界ならではの理由を考える、入社後はどのように貢献できるのか伝えるの3つです。詳細を確認しましょう。
結論ファーストで作る
結論から書かれた志望動機は、一見して明確で分かりやすいことがメリットです。最初に結論を分かりやすく伝えることで、採用担当者は入社後の働き方や貢献度がイメージできます。
冒頭で志望動機を述べ、その後、志望理由や具体的なエピソードなどを伝えると理解や共感が深まるでしょう。
志望企業や不動産業界ならではの理由にする
冒頭で結論を伝えた後は、理由をシンプルに述べます。ただし、どの企業や業界にも当てはまるような、漠然とした理由は避けた方がよいでしょう。学生時代や就活生としての経験・考え方が盛り込まれたエピソードを伝えると採用担当者の関心を引きます。志望理由や自分ならではのエピソードが企業の求める人材にマッチすると、好印象につながる可能性が高まるでしょう。
入社後の自分の姿を伝える
志望動機の最後には、入社後、自分の能力や特性をどのように活かしたいか、どのように会社に貢献できるのかを盛り込みます。採用担当者に、あなたが入社後に活躍するイメージを持ってもらうことが大切です。自分を採用した場合のメリットや、会社に貢献できること、自分の強みを明確な言葉で記しましょう。
志望動機の作成には「REALME」がおすすめ
志望動機の作成に悩んだら、「REALME」がおすすめです。「REALME」は、自己分析から面接対策までをフォローするサービスです。自己分析やエントリーシート、面接などを「REALME」で対策できます。ここからはどのようなメリットがあるのかを確認しましょう。
AIとの面接で客観的に自己分析
志望動機を作成する際、自己分析は欠かせません。自分史やマインドマップの作成といった自己分析方法が主流ですが、「REALME」を使うことでより客観的に自己分析を行うことができます。「REALME」のAI面接を行えば、35の項目からあなたの14の能力を定量的に評価してくれます。AIからのフィードバックも受けられるため、客観的な視点から自分のアピールポイントが分かるでしょう。
合格ラインの就活生の回答を閲覧
「REALME」は、志望企業の合格ラインに達した就活生のAIデータを閲覧できる機能があります。志望企業の合格ラインに達した就活生の回答や自己PRを参考にすることで、効率よく志望動機をブラッシュアップできるでしょう。
志望企業の内定判定を確認
「REALME」では、AIとの面接を通して志望企業の内定判定を確認できます。「REALME」は、あなたと最終面接まで進んだ就活生の能力を比較して内定判定を出してくれるため、自分の現在地を正確に把握することができます。企業へのエントリー時期を計るよい材料になるでしょう。
「REALME」で不動産業界への志望動機を作成しよう
ここまで不動産業界の志望動機を書く際の注意点や、志望動機作成に欠かせない自己分析などについてお伝えしました。それでも、自己分析の方法や志望動機の書き方について悩む人もいるでしょう。
「REALME」が提供するAI面接を活用すれば、客観的な自己分析が実現します。不動産業界の志望動機作成に悩んでいる人は、ぜひ活用しましょう。客観的に自分を評価してもらうことで、これまで気づかなかった自分の強みや弱みの再発見になるでしょう。
志望動機を作成する際はぜひ活用してください。