就職活動は最終的に納得のいく企業に内定がもらえればよいとはいっても、周囲が先に内定を獲得することに対して焦ってしまう人も少なくありません。
就職活動開始から時間が経って1月になると内定を獲得している学生も増え、就活の方針について悩む人もいるでしょう。
今回は、1月にまだ内定をもらえていない場合にどのような行動をとるとよいかを解説します。
また、記事後半では、就職活動に役立つツール「REALME」についても紹介します。
1月時点の内定獲得率は95%以上
就職みらい研究所が実施した調査によると、大学4年生の12月時点で、23卒就活生の約96.6%が内定を獲得しているデータが発表されています。
このデータをもとに考えると、大学4年生の1月頃にはほとんどの学生が就活を終えていると考えられるでしょう。
そのため1月時点で内定がない学生は、周囲と比べて精神的にダメージを受け、それによって就活活動が滞るという悪循環に陥ることが少なくありません。
1月時点で内定がない場合でも、周囲と比較しすぎず今後どのように対応するかを考えることが大切です。
1月に内定がない学生の特徴
1月まで一度も内定がもらえない場合、それまでの就活のやり方や設定した就活の軸などに問題のある可能性があります。
ここでは、1月まで内定をもらえない学生が抱えている問題を4つ紹介します。
自分に当てはまるものがないかを確認しましょう。
大手ばかり受けている
競争率の高い大手ばかり受けていると、エントリー数が十分でも内定をもらえる確率は少なくなります。
知名度が高い大企業は多くの学生が応募するため、倍率が高く内定の獲得が難しいといえるでしょう。
大手ばかり受けた結果なかなか内定がもらえない場合は、途中で方針を転換して中小企業にも目を向けてみることがおすすめです。
中小企業であっても大企業と同等の福利厚生があったり、多くの業務に携われたりするところは少なくありません。
振り返りをしていない
大手ばかり受けているわけではなくエントリー数も十分なのに結果が振るわない場合、書類審査・面接後の振り返りが不十分なケースも考えられます。
選考において何がよかったか、何が足りなかったかを振り返り把握していないと、同じ失敗を繰り返しやすくなるでしょう。
内定が獲得できない理由を自身で分析して突き詰めることで、次回選考における課題や改善点が明確になります。
選考後は結果に関わらず、振り返りの習慣を付けましょう。
エントリー数が少ない
準備や振り返りを十分にしていても内定がもらえない場合は、エントリー数が少ない可能性もあります。
応募数が少ないと、書類審査や面接を経て選考に慣れる機会も少なくなり、本命の企業の選考に自信を持って臨めないでしょう。
志望度の高い企業に絞ってエントリーすることは悪いことではありませんが、あまりにも絞りすぎると経験を積む機会が無くなります。
幅広い視野を持ってエントリー企業を選び、積極的に経験を積むことがおすすめです。
詰めが甘い
「振り返りをしていない」にも通じることですが、志望動機や自己PRだけでなく、身なりや姿勢に問題があって面接を突破できないケースもあります。
スーツや髪型が整っていない、表情や声のトーンが暗いなどは、企業に与える印象を悪くする場合もあります。
このような詰めの甘さは、面接だけではなく書類選考の段階でも注意が必要です。
応募書類に誤字脱字がある人は、仕事でも細かい部分でミスをする人、チェックができない人という印象を持たれる場合があります。
1月に内定のない学生が内定を取るためのポイント
1月に内定がない状態から就職活動を成功させるには、なぜここまで内定が取れないのかを正しく認識し、対策を練ることが必要です。
ここでは、1月から内定を獲得するためのポイントを5つ紹介します。
これまでの就活を振り返る
1月になっても内定を獲得できていない場合は、それまでの就職活動の方針ややり方に問題があったといえます。
今までの就活を振り返り、問題点や原因を見つめなおしてから新しい企業に臨むとよいでしょう。
なぜ今まで上手くいかなかったのかを正しく分析して理解し、問題点を一つずつ解決することが重要です。
就活を終えた友人や大学のキャリアセンター、家族などに相談することで問題点をあぶり出してもよいでしょう。
自己分析をやり直す
書類選考の段階で落ちることが多い人は、就活の軸探しや自己分析から就活をやり直してもよいでしょう。
自己分析は、書類作成や面接において必要不可欠な作業です。
自己分析をやり直し、強みや価値観を再確認することで、企業に伝わる志望動機や自己PRが書きやすくなります。
特に自分が興味を持つことや理想の働き方について明確にし、成長経験や得意分野を整理するとよいでしょう。
就活の軸を見直す
就活の軸を見直してみることもおすすめです。
内定がもらえない多くの就活生は、最初に決めた軸にこだわりすぎて視野を狭め、エントリーする企業を減らしてしまいます。
時間がない状況で効率よく自分に合う企業を選ぶためには、企業に対して譲れない条件・大切にしたい価値観などを改めて整理し、明確な基準を持つことが重要です。
決めた条件が狭すぎると感じるときは、優先順位から条件を緩和しましょう。
説得力のある志望動機を作る
書類や一次面接などで落とされる場合、志望動機が十分に作り込まれていないことが原因として考えられます。
企業・業界の研究を徹底的に行い、相手に伝わりやすい志望動機を作れるようにしましょう。
また、志望動機を作るためには業界研究だけではなく、自己分析も重要です。
自分の強みや個性をどのように仕事に活かせるのかを過不足なく整理することによって、説得力のある志望動機を執筆できます。
書類作成前には業界研究と自己分析が十分かどうかを確認しましょう。
ES作成や面接練習に力を入れる
企業の採用担当者に「面接で会ってみたい」と思わせる応募書類を作るには、自己PR・志望動機などに興味を持たせる特徴的なエピソードが重要です。
そもそも面接まで進めない場合は、エントリーシートの練り込みが十分かどうかを確認しましょう。
面接は練習すればするほど上達するため、苦手な人は何度も練習することが重要です。
多くの企業にエントリーして経験を積むほか、周りに協力してもらって模擬面接をしてもよいでしょう。
1月に内定なしなら「REALME」でリカバリー!
1月まで内定が獲得できず、自己分析をやり直したい場合は、就職活動支援ツールである「REALME」の活用がおすすめです。
「REALME」ではAI面接によって、独力では把握しにくい部分まで掘り下げた自己分析ができます。
応募前に志望企業の内定を判定できる
「REALME」ではAIとの面接結果から、現時点での志望企業の内定判定を割り出せます。
そのため、エントリーのタイミングが適切かどうかを選考前に把握が可能です。
また、内定をもらうために自分に何が足りないのかを考える機会にもなります。
1月時点で内定がもらえていない人は、参考にするとよいでしょう。
AI面接で自分の強みと弱みが分かる
「REALME」では、AIとの面接によって自身のパーソナリティ・強み・弱みを可視化できます。
AIの分析結果から、独力での自己分析よりも深い部分まで分析が可能です。
自己分析が苦手で応募書類を作れない、自分の強みが分からないという人は、「REALME」を用いて応募書類を作るとよいでしょう。
合格ライン就活生のデータを参考にできる
「REALME」では自身の面接データだけではなく、過去に志望企業の合格ラインに達した就活生のデータも閲覧可能です。
合格者のESや回答例を見ることで、自分に何が足りないのかを分析しやすくなります。
1月まで内定がない人は、足りない部分を補う的確な対策で内定を掴みましょう。
これまでの就活を振り返って最後まで諦めない!
大学4年生の1月になると、多くの学生が内定を獲得します。
内定を獲得できていないと、周囲と比べて焦ってしまう人も多いでしょう。
1月から就職活動を成功させるためには、これまでの就活を振り返ることが重要です。
自己分析から就職活動の準備をやり直したいときは、「REALME」でAI面接の利用がおすすめです。