「自己PRの書き方が分からない」とお悩みではありませんか?
選考において自己PRの内容を重視する企業は多い傾向にあります。
しっかり自分をアピールしたいとは思うものの、自己PRの書き方が分からずに、なかなか準備が進まない人も多いでしょう。
そのような人に向けて、自己PRの構成方法や、自己PRの作成に使えるテンプレートを紹介します。
例文を参考にして、自分の強みがアピールできる自己PRを準備しましょう。
自己PRとは
自己PRとは、企業の業務に活かせる強みやスキルをアピールすることです。
多くの場合、自己PRは数分間で話すように求められるため、短時間で要点が伝わるようにアピールポイントは1つに絞ることをおすすめします。
また、アピールポイントを説明する際には、根拠となるエピソードが必要です。
入社後のイメージにつながるようなエピソードを選びましょう。
過去の経験から得られた成果を、数字を用いて説明できるとさらに説得力が増すでしょう。
長所や自己紹介との違いは?
自己PR・長所・自己紹介はよく似た言葉ではあるものの、意味合いは異なります。
自己PR | 業務に活かせる自分の強みをアピールすること |
長所 | 自分の人柄や性格の優れている部分のこと |
自己紹介 | 自分の基本情報を説明すること |
自己PRと長所の違いは、視点です。
自己PRは客観的な視点から見た自分の強みであることに対して、長所は主観的な視点で見た自分の特性を表します。
自己紹介は自分の基本情報を伝えるものであり、自分をアピールするための自己PRとは目的が異なります。
それぞれの違いを理解して、適切に使い分けましょう。
自己PRの構成
自己PRの構成は、最初に自分の強みを簡潔に述べて、強みにまつわるエピソードを説明し、最後に業務上でどのように活かせるかを伝えます。
簡潔に述べるためには、結論から伝えることを心がけましょう。
1.強みを簡潔に述べる
相手に伝わりやすい自己PRのポイントは、結論から述べることです。
結論から述べることで話の主題が明確になり、その後の話も理解しやすくなります。
「私の強みは◯◯です」と、自分のアピールポイントを簡潔に伝えることを心がけましょう。
自己PRだけでなく、ビジネスにおいても結論から話す方がよい場面は多くあります。
簡潔に話すには、普段から結論ファーストを意識することが大切です。
2.強みの根拠となるエピソードを述べる
「私の強みは◯◯です」と自分のアピールポイントを述べた後は、根拠となるエピソードが必要です。
過去の経験で、自分の強みがどのように活かせたかを説明します。
例えば、ゼミやサークルで取り組んだことや、アルバイトで頑張ったことなど、学生時代のエピソードであれば話しやすいでしょう。
強みが発揮できたシーンであれば、日常の些細な経験でも問題ありません。
3.得られた成果や学びを述べる
エピソードはただ話すだけでなく、その経験から何を学び、どのように成長したかを伝えます。
得られた成果や学びは、華々しい内容でなくても問題ありません。
例えば運動部で表彰台に上がれなくても、大会に出るまでの過程で強みを発揮できたことがあれば、エピソードとして十分使えます。
数値や客観的な事実を用いて、説得力を持たせるように心がけましょう。
4.入社後どのように活かせるかを述べる
最後に、入社後どのように自分の強みを活かせるかを伝えます。
企業の事業内容や求める人物像を理解し、具体的な内容と結びつけて説明しましょう。
「このようなシーンで活かせる」ということが分かれば、企業側もイメージがしやすくなります。
入社後の具体的な業務内容に関連付けるには、企業研究が欠かせません。
企業理念や業務内容を入念にリサーチして作成しましょう。
自己PRのテンプレート
自己PRの構成を踏まえて、テーマ別にテンプレートを4つ紹介します。
自分がアピールしたい強みや、エピソード・経験と照らし合わせて、自分なりの自己PRを準備しましょう。
これから自己PRを考える人は、ぜひ参考にしてください。
行動力
私の強みは行動力です。 学生時代は、接客業のアルバイトをしていました。 そのアルバイト先は年に一度、全社で接客のコンテストがあります。 自分の実力を試したいとの気持ちで出場を立候補し、接客スキルの向上に努めました。 その結果、全社で〇〇の成績を収め、スキルの向上にもつながりました。 入社後も高い向上心を持ち、積極的に行動したいと考えております。 |
協調性
私の強みは協調性です。 学生時代は〇〇部に所属していました。 〇〇部の部員数は約〇〇名と大人数だったため、部員同士の意見が合わないことも多々ありました。 私はチームワークをよりよくしたいと考え、お互いの意見を聞いてコミュニケーションをとるように心がけました。 その結果、部全体の雰囲気がよくなり、細かく連携できるようになりました。 入社後も周りと積極的にコミュニケーションをとり、強みを発揮したいと考えております。 |
責任感
私の強みは責任感です。 今はアルバイトで、リーダーを任されています。 新人教育をする機会が多く、新人が早く仕事を覚えられるようにマニュアル作成やロールプレイングを実施しました。 その結果、新人の成長が早くなり、業務の効率化や人件費の削減につながりました。 入社後も責任を持って業務に取り組み、貴社の事業に貢献したいと考えております。 |
リーダーシップ
私の強みはリーダーシップです。 学生時代は〇〇部のキャプテンでした。 約〇〇名の部員をまとめるために、1人1人に声をかけて、積極的にコミュニケーションをとりました。 その結果、部全体のチームワークが上がり、今年の夏に全国大会へ出場できました。 入社後も強みを発揮して、貴社のプロジェクトや新規事業にも進んで貢献したいと考えております。 |
REALMEで自分の強みを知って自己PRをワンランクアップ!
「REALME」は、志望する企業の内定判定が分かるサービスです。AIとの面接を通して、自分の持つ能力が点数化されます。
「REALME」のデータをもとに、志望する企業に適したアピールポイントを分析して自己PRを作成しましょう。
AI面接で強みと弱みが分かる
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AIとの面接で話した内容を踏まえて、新卒採用で重要視される35項目の能力が点数化されます。
自分の能力値を見れば強みと弱みが分かり、自己PRを考える際の参考になるでしょう。さらに最終面接まで進んだ就活生の平均能力値を確認できるため、自分に足りない能力を把握することができます。
志望企業の内定を判定
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その判定結果を通して、企業の求める人物像と自分のアピールポイントがマッチするかを認識できます。アピールポイントが明確になれば、効果的な自己PRが作成可能です。
合格ラインにいる就活生データを参照
「REALME」は志望する企業の合格ラインにいる就活生のESや面接データを閲覧できます。
自分の能力値と比較すれば、客観的な事実に基づいて自分の立ち位置を把握できます。
どのようなアピールポイントが効果的か、自分に足りない要素は何かなどに気づくきっかけとなるでしょう。
また、自分と同じ強みやエピソードを話した就活生の自己PRも閲覧できます。他の就活生の自己PRを参考にしながら、自分なりの自己PRを準備しましょう。
テンプレートを活用して効果的な自己PRを作ろう!
自己PRは業務に活かせる自分の強みをアピールすることです。
アピールポイントは1つに絞り、相手に伝えたい内容を明確にしましょう。
自己PRの構成は、結論ファーストを意識して、強みを簡潔に述べることがポイントです。
また、過去の経験から得られた成果は、数字を用いて述べると説得力が増すため効果的です。REALMEのAI面接やテンプレートを活用して、あなたの強みがアピールできる自己PRを作りましょう。