自己PRで体力が企業に与える印象は?体力を自己PRに使う場合のポイントや文章構成を解説

新卒就活のエントリーシートにおける定番の設問として、自己PRが存在します。自分の強みや特徴をうまく文章に落とし込むと、企業に好印象を与えられるでしょう。この記事では、自己PRで「体力」をアピールするときのポイントや文章構成の例を解説します。体力に自信がある就活生の方は、ぜひ参考にしてください。

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もくじ

自己PRで体力が企業に与える印象は?

自己PRで体力をアピールすると、企業にどのような印象が伝わるのでしょうか。たとえば、健康面やスタミナの強さが連想されます。また、ビジネスで大切な継続力や忍耐力の素養がある点も伝えられると、よいアピールといえます。

健康的な体をもっている 

就活で自身の体力をアピールすると、健康的な印象を与えられます。社会人は身体が資本と呼ばれることがあり、健康は仕事をするうえで欠かせない存在です。

とくに、新入社員は仕事を教わることから始まるため、最初のうちは体調を崩さずに出勤し続けるだけでもポジティブな印象を与えられます。

病気や怪我に強い健康体の社員に対して、企業は長期にわたった活躍を期待するでしょう。入社後の定着を見込んで、採用される可能性があります。

スタミナがある 

自己PRで体力をアピールすると、スタミナがありタフに仕事ができる印象を与えられます。とくに外回りの営業職や身体を動かす職種では、一定のパフォーマンスを保ち続けるためにスタミナが重要です。

部活やサークルでスポーツに励んだ方は、培ったスタミナを仕事にも活かせそうだと高く評価される可能性があります。文化系の活動に取り組んだ方も、特定の作業を長く続けられる点で、事務作業への適性を評価されるケースがあるでしょう。

継続力や忍耐力がある 

自己PRで体力を表現すると、身体面だけではなく、精神的な強さのアピールにもつながります。継続力、または忍耐力が精神的な強さの具体例です。

たとえば、部活で厳しい練習を乗り越えた経験や、研究活動で論文を完成させた経験は、精神的な強さを示すエピソードの代表例です。

長期間にわたる仕事やプロジェクトで成果を出すためには、継続力や忍耐力が求められます。精神的な体力が豊富な学生は評価されやすいでしょう。

体力を自己PRで使う場合のポイント

体力を自己PRで効果的にアピールするうえで、押さえたいポイントを3つ紹介します。とくに、体力と仕事を結びつけることが大切です。具体性のある表現で、持ち前の体力を仕事に活かせるような魅力のある点をアピールしましょう。

体力を具体的に言い換える 

体力をアピールするときは、具体的な言い換えが大切です。体力とだけ表現すると、自分が伝えたい内容と、企業側の受け取り方に食い違いが生じるでしょう。

前述した「健康」「スタミナ」「継続力」などの表現は、体力の言い換えとして活用できます。体力が表す内容の範囲は広く、分野を絞ることが大切です。

身体面と精神面どちらの強さであるのか、また体力をどのような方法で仕事に活かせるのかが明確であれば、自己PRが伝わりやすくなります。

体力だけをアピールしない 

自己PRには体力だけでなく、そのほかの強みもあわせて表現する必要があります。もしも学生のアピールポイントが体力だけであれば、企業は採用メリットを感じにくいでしょう。

「体力と行動力を活かして主体的に仕事ができる」「最後までやり抜く体力と精神力がある」など、ほかの能力と組み合わせるアピール方法が有効です。

体力はあくまでも仕事を助ける要素のひとつです。体力を活かしながら仕事の現場で活躍するには、ほかの能力も不可欠といえます。

頭で考えることが苦手な印象を与えない 

体力をアピールするあまり、思考は苦手であるような印象を企業に与えてしまうと逆効果です。体力と思考の両方が結びついた自己PRを用意しましょう。

仕事を長時間続けられる体力は重要である一方、裏を返すと計画性がなく体力だけで解決する傾向にあると捉えられるおそれがあります。計画性のなさは、入社後のミスやトラブルを招きます。

体力の使い方を常に考えながら行動できる人物だとアピールすると、企業に対してよりよい印象を与えられるでしょう。

自己PRで体力を使う際の文章構成

自己PRで体力をアピールするときの文章構成を、結論・エピソード・展望の3段階に分けて紹介します。体力を具体的に言い換えるには、説得力のあるエピソードが大切です。体力を仕事に活かすうえでの展望にも力を入れましょう。

結論 

自己PRの書き出しは、結論から始めます。「結論ファースト」と呼ばれる手法で、志望動機やガクチカなどほかの項目でも活用が可能です。

結論は簡潔な一文で表現しましょう。「私は体力に自信があります。」や「私の強みは物事を最後まで継続できる体力です。」などが具体例です。

結論を最初に伝えることで、自己PRの全体像が読み取りやすくなります。体力に自信がある学生だと認識したうえで自己PRを読んでもらえるでしょう。

エピソード 

具体的なエピソードは、自己PRの根拠として働く重要なポイントです。体力を発揮できた経験や、成果を出した例があれば内容の説得力や独自性が増します。

たとえば、部活の試合や大会で成績を残したエピソードが利用できます。研究やプレゼンで成果を残したケースも、精神面の強さを示すエピソードとして有効です。

起きた出来事を伝えるだけでなく、体力をつけた理由や手法など5W1Hに基づいた情報があれば、エピソードの説得力が高まるでしょう。

展望 

自己PRの締めには、入社後の展望を書くと志望意欲が伝わります。アピールポイントである体力を、仕事にどのように活かすかを具体的に示すことが大切です。

たとえば、「体力を活かし、営業職の一員として売上の向上に貢献します。」や「継続力を発揮し、困難な仕事にも向き合い成果を出します。」などの表現が可能です。

志望企業についてあらかじめ調べたうえで、経営理念・事業内容・募集職種に絡めた内容の展望を作ると、企業に好印象を与えられるでしょう。

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面接で伝える自己PRを試行錯誤し、体力に関するエピソードを充実させることで、内定判定の向上を目指しましょう。

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自己PRで体力に触れるときは、「ストレス耐性」や「やり抜く力」の項目と関係が深いといえます。思い通りのアピールができているか、客観的なデータを確認しましょう。

自己PRの体力はポイントを押さえてアピールしよう!

当記事では、自己PRとして体力をうまくアピールする方法やポイントについて解説しました。体力は具体的に言い換えたうえで、ほかの能力と組み合わせてアピールすることが大切です。

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