「企業が求める課題発見力を知りたい」
「課題発見力を自己PRに使うときの書き方が分からない」
と悩んでいませんか。本記事では、企業が求める課題発見力とは何かや課題発見力を使った自己PRの作成方法を解説します。
さらに、それぞれのシーンで活用できる例文を徹底解説。課題発見力を使う際のポイントと作成方法を押さえると、より採用担当者へ伝わりやすくなるでしょう。また、自己分析ができる就活生版全国共通模試ツールの特徴を紹介します。
企業が求める課題発見力とは?
課題発見力とは、隠れている課題を発見できる能力です。つまり、目の前の課題解決だけでなく、隠れた課題を見つけ分析・改善策について模索する力のこと。企業が課題発見力のある人材を求める理由は、先々で起こるトラブルを未然に防ぐ必要があるためです。
また採用担当者は、課題発見力があるとトラブル根本的な原因を発見できるイメージがあります。アピールする際は、課題発見力を活かして得られた成果のエピソードを伝えましょう。さまざまな職種で、活かせます。
課題発見力の自己PRの作り方
課題発見力を使った、自己PRの作り方について4つ紹介します。
- 課題発見力が強みであることを伝える
- 自分の課題発見力を具体的に伝える
- 課題発見力に関するエピソードを伝える
- 入社後に課題発見力をどのように活かすかを伝える
ポイントを押さえ、採用担当者の目に留まる自己PRを作成しましょう。
課題発見力が強みであることを伝える
課題発見力が強みである結論を先に伝えます。一般的なビジネスシーンでは、結論を先に伝えることが基本です。あなたの思うままに、話すと相手は何を言いたいのか理解できません。せっかくの長所も、採用担当者に届かないケースも。
結論を先にすることで相手にこれから話す内容が分かりやすい点も理由の1つです。「私には、隠れた問題を見つける課題発見力があります」のように自信を持って簡潔に伝えるとよいでしょう。
自分の課題発見力を具体的に伝える
あなたの課題発見力を、具体的に伝えことも大切です。課題発見力にはさまざまな側面があり、あなたがどのような力を持っているか具体的に説明する必要があります。「今から話す課題発見力とは〇〇を意味します」など定義するのも1つのポイントです。また、課題を発見するまでの過程やどのような取り組みをしたか明確に伝えるとよいでしょう。具体例を盛り込むと、採用担当者に印象的な自己PRを作成できます。
課題発見力に関するエピソードを伝える
強みとして伝えた後は、あなたの実体験をエピソードとして伝えることも必要です。採用担当者は、限られた面接時間であなたを全て理解できません。以下の点を意識して掘り下げます。
- どのようにして課題に気づいたか
- 解決するまでの過程
- 得られた成果
課題発見力があるといえる根拠を、エピソードとともに説明すると説得力が増します。ただし、課題を発見しただけのエピソードにならないように注意しましょう。
入社後に課題発見力をどのように活かすかを伝える
最後に入社したあと、課題発見力をどのように活かせるか伝えます。企業側は、あなたが早期退職をすることなく、業務に馴染める人材であるか知りたいと思っています。そのため自身が持つ課題発見力の発揮と、どのように会社に役立てるかイメージを示すことが大切です。志望する企業の仕事についてプロセスを理解し、独自に考案する点が重要です。また、前もって企業の課題について洗い出しプレゼンテーションを行うと採用担当者の印象に残るでしょう。
課題発見力の自己PR例文
課題発見力の自己PR例文を3つ紹介します。
- アルバイト
- 部活動
- インターン
自己PRの作成に悩む方は、例文にオリジナリティを追加するのも1つの方法です。記載する際は、結論ファーストを意識して採用担当者へあなたの魅力が伝わる内容にしましょう。
アルバイト
課題発見までのプロセスを明確化し、なぜその努力をしたのかを示します。次に、売上の向上へつながった点や接客などの成果を説明しましょう。エピソードに、具体的な数字を入れるとより説得力が増します。
私には、先の課題を見つけ出し改善策を提案する課題発見力があります。 私は大学1年生から3年生まで3年間、個人経営の洋食レストランでアルバイトをした経験があります。売上もよく、問題は何もないと感じていました。アルバイトを続けるうちに、注文を受けるメニューに偏りがあるように思い調べたところ、1つのメニューが売上の40%を支えていることに気づいたのです。 しかし、メニューに使用する食材費が高騰してきているため、値上げをせざるを得ない状況になるのではないかと危機感を感じました。そこで、売上を支えられるメニュー作りが必要である点を店長に提案しました。 私の提案を快く聞き入れてくださり、接客中心のホール担当でしたがメニュー施策に携わることができました。新メニューを周囲のスタッフ協力して完成させた結果、評判もよく3ヶ月後には2番目に売上を支えられる存在にできました。この経験から、例え現状が安定していても先を見越した課題を見つけ事前に対応する力を身につけられたと感じています。 入社後は、身につけた課題発見力を活かし現状に満足することなく、先で起こりうる課題察知し改善策を実行しながら売上の向上に貢献したいと思います。 |
部活動
チームにおける具体的な、あなたの役割と成果を強調する必要があります。また部活動で直面した課題と解決策を詳しく説明するとよいでしょう。
私が所属していた弓道部は、試合成績が思うように伸びず練習やコミュニケーションに課題を抱えている時期がりました。弓道は個人戦だけでなく団体戦があるため、練習方法やチームワークにおいて改善の必要性を感じていました。 そこで、弓道部全体で話し合いの場を設け全体の課題を共有し改善に必要な優先順位をつける提案をしました。その際、練習内容やスケジュール管理を中心に具体的な改善案を話し合いました。また、部員の意見をもとに練習に対する工夫を行いグループ分けし特訓したり動画を取り入れる方法を試みました。 その結果、部活全体で意識が高まり県大会進出、個人戦では優勝する部員もでる成果をあげました。この経験を通して、課題から目を背けず原因を突き止め適切に対処する重要性を学びました。 貴社へ入社後も、起こった課題へ冷静に向き合い状況の正確な把握と適切な改善策を実行する力を発揮したいと考えています。 |
インターン
インターンで達成した成果を数値で示すことや、経験を通しての学びや成長を明確にする必要があります。また、志望する企業でどのように活かせるか伝えるのも大切です。
私の強みは、情報収集し見えない課題を見つける力です。 私は大学1年生から3年生まで3年間、個人経営の洋食レストランでアルバイトをした経験があります。売上もよく、問題は何もないと感じていました。アルバイトを続けるうちに、注文を受けているメニューに偏りがあるように思い調べたところ、1つのメニューが売上の40%を支えていることに気づいたのです。 そこで、事前に仮説を立て社員の方ひとり1人から話を聞きに行きました。話を分析し共通点を探した結果、マニュアルやレギュレーションが統一されておらず、それぞれのやり方で対応しているため確認や修正を都度行っている状況であることが分かりました。 これまでの取り組みや原因となる課題を、メンターの役割をする社員の方に共有しマニュアル作成の必要性を提案することで、業務効率化へ貢献できました。この経験から、さまざまなところから情報収集を行うことで共通点を導き出し、さらに分析をすることで隠れた課題を見つけられることについて学びました。 入社後は、インターンで付けた力を活かし誰も気づいていない課題の発見と、解決案を模索しながら仕事へ取り組みたいと思います。 |
自己PRの作成は「REALME」がサポート!
自己PRの作成は「REALME」がサポートします。REALMEは、株式会社ABABAが提供する就活生全国共通模試ツールです。ここでは、REALMの特徴を紹介します。
- 合格ラインの学生の自己PRが見られる
- 志望企業の内定判定を確認できる
- 自分の強みと弱みを把握できる
最終面接まで進んだ就活生のデータから、AIが分析するため自己分析ツールとして活用できるでしょう。
合格ラインの学生の自己PRが見られる
株式会社ABABAが保有するビッグデータをもとに、合格ラインを超えた学生のPRが見られます。AIと20分~30分程度の面接を行うだけで、合格ライン就活生平均値とあなたの現状を比較。35項目14の能力別に、フィードバックを受けられます。合格ラインに達した就活生の自己PRを見ることで、必要な就活対策が理解できるでしょう。
志望企業の内定判定を確認できる
エントリー前に、志望企業の内定判定を確認できます。内定判定を確認すると、今後の就活対策だけでなく「今エントリーする」「二次募集まで待つ」などエントリーのタイミングを知ることが可能です。REALMEは、AI面接を何度も受けられるため模試感覚で活用できます。繰り返し面接と自己分析を行い、内定確定をねらいましょう。
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REALMEは、あなたの強みと弱みをできる点も魅力の1つです。AI面接を行い、最短20分であなたを分析。円グラフで分かりやすく、自己PRに悩む方はREALMEから導き出した強みを使うのもよいでしょう。これまで自分と向き合うことを避けていた方も、就活の機会に自己分析をおすすめします。
自己PRで自分が持つ課題発見力を伝えよう!
自己PRであなたが持つ課題発見力を、採用担当者へ伝えましょう。課題発見力を使う際は、結論とエピソードに一貫性を持たせることが重要です。また、結論ファーストを意識し数字や入社後どのように活かせるか明確にするとよいでしょう。まだ自分の長所二自信が持てない方は、REALMEの活用をおすすめします。