DeNAの本選考対策まとめ! 選考フローや選考のポイントまで徹底解説

「DeNAって倍率が高くて自分じゃ本選考突破は難しいかも……」

そうお悩みの就活生の方向けに、実際にDeNAの本選考を突破し、内定を獲得した26卒の方にインタビューを行い、選考突破のコツや内定獲得のための対策方法を伝授していただきました!

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目次

DeNAの本選考体験談を教えてくださった方

DeNAの本選考体験談を教えてくださった方のプロフィール
  • 26卒
  • 国立大学
  • 情報学専攻
  • 学生団体の代表を務める
  • IT志望

DeNAで話していたガクチカ・志望動機

DeNAのガクチカ

私は大学で学生団体の代表として組織改革に取り組みました。参加者数が減少していた問題に対し、まずメンバーへのヒアリング調査を実施し、根本原因を特定することから始めました。調査の結果、活動内容がマンネリ化し、メンバー間のコミュニケーションが不足していることが判明しました。そこで、活動内容の刷新とメンバー同士の交流機会創出を柱とした改革案を立案し、実行しました。具体的には月次の振り返り会の導入や、メンバーの意見を反映した新企画の立ち上げを行いました。結果として参加者数を前年比150%まで増加させることができ、組織の活性化を実現しました。この経験から課題の本質を見抜く力と、データに基づいた改善サイクルの重要性を学びました。

DeNAの志望動機

私がDeNAを志望する理由は、「一人ひとりに想いを」というミッションに強く共感したからです。学生団体での活動を通じて、ユーザー一人ひとりの体験を大切にすることの重要性を実感しました。DeNAは単なる技術者集団ではなく、ユーザーへのデライトを追求し続ける姿勢が魅力的です。また、ゲーム、ヘルスケア、EC、AIなど多様な事業領域で展開しており、ビジネス職として様々な分野に関わることで自分自身の成長機会が豊富だと考えます。特にデータドリブンな意思決定文化が根付いている点に魅力を感じており、感覚ではなくデータに基づいて課題解決に取り組める環境で働きたいと思いました。将来的には新規事業の立ち上げに携わり、ユーザーの生活を豊かにするサービスを創造したいと考えています。

DeNAの本選考の選考フロー

ES

エントリーシートは1つの設問のみで構成されており、非常にシンプルでした。「これまでの人生で、自ら目標を掲げて行動した経験について、最小で1つ、最大で3つ教えてください」という内容で、自分の行動力と成果創出能力をアピールする設問でした。字数制限もゆとりがあり、具体的なエピソードを詳しく記載することができました。

1dayJOB

社員1人、学生4人でのオンライン形式で3時間実施されました。「大学生をターゲットとする新規プロダクトを立案せよ」というテーマで、中間発表と最終発表の2回プレゼンテーションがありました。限られた時間の中でチームとして成果を出す必要があり、ファシリテーション能力や論理的思考力、プレゼンテーション能力が総合的に評価される選考でした。

一次面接

社員1人との個人面接で、オンライン形式で60分間でした。将来のキャリアビジョンや自分の強み・弱み、失敗経験について深く掘り下げられました。就活の軸についても質問があり、自分の価値観や判断基準を明確に伝える必要がありました。面接官は入社数年目の若手社員で、比較的話しやすい雰囲気でした。

最終面接

役員1人との個人面接で、オンライン形式で60分間でした。OB訪問の感想やサークル活動の深堀、価値観について質問されました。これまでの面接との一貫性を保ちながら、より人間性や DeNAの文化とのマッチング度を重視した内容でした。執行役員クラスの方が面接官で、DeNAの将来性や事業戦略についても議論できました。

DeNAの本選考ES

設問①

これまでの人生で、自ら目標を掲げて行動した経験について、最小で1つ、最大で3つ教えてください。

この設問では3つの経験を選択して記載しました。どの経験も「課題発見」「仮説立案」「実行」「振り返り」のサイクルを意識して構成し、DeNAで求められるであろう論理的思考力や課題解決能力をアピールすることを心がけました。

一つ目は学生団体の代表として組織改革を行った経験です。参加者数減少という課題に対し、データ収集から始めて根本原因を特定し、具体的な改善策を実行して成果を出した過程を詳しく記載しました。二つ目はプログラミングスキルの習得について書きました。未経験から独学で学習を続け、実際にWebアプリケーションを開発するまでになった経験を通じて、継続的な学習意欲と技術への理解をアピールしました。三つ目は長期インターンでの成果創出について記載しました。クライアントのSNS運用改善に取り組み、データ分析に基づいた施策でエンゲージメント率向上を実現した経験を書きました。

DeNAの本選考1dayJOB

聞かれた内容

1dayJOBは「大学生をターゲットとする新規プロダクトを立案せよ」というテーマでした。3時間という限られた時間の中で、チーム4人でアイデア出しから具体的なプロダクト企画、ビジネスモデルの設計、プレゼンテーション資料の作成まで行う必要がありました。中間発表では進捗状況とコンセプトを発表し、社員の方からフィードバックをいただきました。最終発表では完成したプロダクト企画を詳細にプレゼンテーションしました。

私はチームのファシリテーター役を務め、限られた時間で成果を出すために最初にゴールと進め方を明確にし、役割分担を提案しました。大学生の課題を洗い出す過程では、チームメンバーそれぞれの体験を共有してもらい、その中から「学習効率の向上」という課題に焦点を当てました。AIを活用した学習最適化アプリという方向性で、具体的なユーザー体験やビジネスモデルまで詰めることができました。社員の方からは「短時間でよくここまで練り上げましたね」「ユーザー視点が入っているのが良い」という評価をいただけました。

DeNAの本選考一次面接

聞かれた内容

一次面接では将来のキャリアビジョンについて最初に質問されました。「データとテクノロジーを活用して、ユーザーの課題を解決するプロダクトを作りたい」と答え、これまでの経験と紐付けて具体的に説明しました。自分の強みについては「課題の本質を見抜く力」と答え、学生団体での組織改革の例を詳しく話しました。弱みについては「完璧主義になりがち」だと答え、以前プロジェクトで細部にこだわりすぎて締切に間に合わなくなりそうになった失敗経験を具体的に話しました。

その失敗経験に関連して、完璧主義が原因で起こった問題についてさらに深く掘り下げられました。どのような学びを得たのか、現在はどう行動を変えているのかを具体的に説明する必要がありました。また、就活の軸についても質問され、なぜIT業界を中心に見ているのか、その中でのDeNAの位置づけはどうかについて答えました。面接官の方は非常に親身になって聞いてくださり、私の回答に対して深く掘り下げてくれるとともに、DeNAの事業や働き方についても詳しく教えていただけました。

逆質問

DeNAでの若手社員としてのキャリアパスについて質問しました。ビジネス職として入社した場合、どのような業務から始まり、どのようなスキルを身につけていけるのかを具体的に教えていただきました。また、データ分析スキルの重要性についても質問し、実際の業務でどの程度のレベルが求められるのかを確認しました。面接官の方からは実体験を交えて詳しく説明していただき、DeNAで働くリアルなイメージを掴むことができました。

DeNAの本選考最終面接

聞かれた内容

最終面接では最初にOB訪問の感想について質問されました。実際に3名のDeNA社員の方とお話しした経験を基に、「皆さん非常にユーザー思考が強く、データに基づいて議論される姿が印象的だった」「年次に関係なく意見を言い合える文化があると感じた」など、具体的なエピソードを交えて答えました。サークル活動については、なぜ代表を務めようと思ったのか、どのような困難があったのか、メンバーとの関係性はどうだったのかなど、かなり詳しく質問されました。

自分の強み・弱みについては一次面接と同じ内容でしたが、より具体的な行動レベルまで掘り下げられました。「その強みをDeNAでどう活かせると思うか」「弱みを克服するために普段どんなことを心がけているか」など、実務に即した質問もありました。また、「自分と合わない人はどのような人か」という質問もあり、「責任感がなく、他人任せにする人とは合わないと思う」と答えましたが、多様性を尊重するDeNAの文化に合わせて排他的にならないよう注意して回答しました。

逆質問

「DeNAが今後注力していく領域について」質問しました。デジタル変革やAI技術の活用、グローバル展開の方向性について詳しく教えていただきました。そこからDeNAの将来性や、自分がビジネス職としてどのような貢献ができるかという会話にも発展しました。役員の方からは「君の考え方はDeNAの文化に合っていると思う」「一緒に働けることを楽しみにしている」というお言葉をいただき、非常に嬉しく感じました。

DeNA内定までの流れ

面接結果の通知方法

DeNAの選考は結果通知が非常に早いことが特徴的でした。1dayJOBは実施から1週間後にメールで合格通知をいただきました。一次面接は面接当日中にメールで合格通知が届き、最終面接は面接当日中に人事の方から直接電話で内定通知をいただきました。特に一次面接と最終面接は当日中に結果が分かるため、待つ時間のストレスが少なくて助かりました。

最終面接の結果通知の電話では「内定おめでとうございます」という言葉を聞いた瞬間は、本当に嬉しくて涙が出そうになりました。電話では内定の報告とともに、今後の流れについても丁寧に説明していただき、内定者懇親会の案内や入社前の準備についてもお話しいただけました。

内定承諾はしたか?その理由は?

約1週間考えた末、内定承諾しました。決め手となったのは人の魅力でした。選考過程で出会った社員の方々が皆魅力的で、年齢や立場に関係なくフラットに議論できる文化が素晴らしいと感じました。また、ビジネス職として幅広い事業領域に関わることができ、データ分析からプロダクト企画まで様々なスキルを身につけられる成長環境も魅力的でした。

ゲーム、ヘルスケア、AI等の成長分野で事業を展開しており、今後も継続的に成長していける企業だと感じたことも重要な要因でした。特にユーザーファーストの文化とデータドリブンな意思決定の文化が、自分の価値観や働き方と非常に合致していると感じました。他にも複数社から内定をいただきましたが、これらの要素を総合的に考慮した結果、DeNAが最も自分のキャリア目標に合致していると判断しました。

選考全体を通しての感想

DeNAの選考は約2ヶ月間で完結し、他社と比べて比較的短期間でしたが、各選考ステップが非常に濃密で学びの多いものでした。特に1dayJOBは実際の業務に近い経験ができる貴重な機会で、チームワークと個人の能力を同時に評価される選考でした。限られた時間の中でユーザー視点を忘れずに具体的なソリューションを考える力が求められ、非常に実践的でした。

面接では一貫して自分の価値観や行動原理について深く掘り下げられました。なぜその行動を取ったのか、その背景にある考えは何かを論理的に説明する必要がありました。また、DeNAの「ユーザーファースト」の文化や「データドリブン」な意思決定について、自分の経験とどう結び付けられるかも重要な評価ポイントだったと感じます。

全体を通して、DeNAが求めているのは単なる優秀な学生ではなく、ユーザーのことを真剣に考え、データに基づいて課題解決に取り組める人材だと実感しました。選考過程で出会った社員の方々も皆個性豊かで、多様な背景を持った方ばかりでした。

DeNAの本選考突破のコツ

DeNAの本選考を突破するためのコツ

DeNAの選考を突破するためには、まずユーザーファーストの考え方を身につけることが重要です。どの選考ステップでも「ユーザーにとって価値があるか」という視点が重視されます。1dayJOBでも面接でも、常にユーザーの課題や体験を起点に考える姿勢を示すことが大切です。また、データドリブンな思考力も必須です。感覚的な判断ではなく、データや事実に基づいて論理的に考える力が評価されます。

次に、チームワークとリーダーシップのバランスが重要です。1dayJOBでは個人の能力だけでなく、チーム全体の成果を最大化できるかが見られています。自分の意見を主張するだけでなく、他のメンバーの意見を引き出し、統合する力が求められます。面接では具体的なエピソードを通じて、自分の価値観や行動原理を明確に伝えることが重要です。

DeNAを受ける人へのアドバイス

DeNAを志望する後輩には、まずDeNAの事業や文化を深く理解することをお勧めします。「一人ひとりに想いを」というミッションの意味を自分なりに解釈し、自分の経験と結び付けて語れるようになることが重要です。OB訪問を通じて実際の働き方や社員の方の価値観を知ることで、より説得力のある志望理由を構築できます。

1dayJOB対策としては、フレームワーク思考やファシリテーションスキルを身につけておくことが有効です。

短時間で成果を出すためには、効率的な進め方と役割分担が重要になります。他社のケース面接やグループディスカッションの練習も良い準備になります。また、基本的な技術理解も重要です。プログラミングができなくても、IT業界のトレンドや技術の可能性について理解を深めておくことをお勧めします。

まとめ

DeNAの選考は確かに挑戦的でしたが、その過程で自分自身の成長を実感することができました。1dayJOBでの実践的な課題解決から、面接での深い自己分析まで、どの選考ステップも学びの多いものでした。特にユーザーファーストの考え方とデータドリブンな思考力の重要性を、選考を通じて深く理解することができました。

DeNAで働くという夢を実現できた今、これから始まる社会人生活に対する期待と責任を感じています。多様な事業領域でユーザーの課題を解決し、社会に価値を提供する仕事に携われることを心から楽しみにしています。DeNAを志望する皆さんも、ユーザーへの想いを大切にしながら、自分らしさを発揮して挑戦してください。きっと素晴らしい結果が待っているはずです。

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