博報堂プロダクツの本選考対策まとめ! 選考フローや選考のポイントまで徹底解説

「博報堂プロダクツって倍率が高くて自分じゃ本選考突破は難しいかも……」

そうお悩みの就活生の方向けに、実際に博報堂プロダクツの本選考を突破し、内定を獲得した26卒の方にインタビューを行い、選考突破のコツや内定獲得のための対策方法を伝授していただきました!

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目次

博報堂プロダクツの本選考体験談を教えてくださった方

博報堂プロダクツの本選考体験談を教えてくださった方のプロフィール
  • 26卒
  • 旧帝
  • ロボット工学研究会
  • 機械工学専攻
  • メーカー志望

博報堂プロダクツで話していたガクチカ・志望動機

博報堂プロダクツのガクチカ

私が学生時代に最も力を入れたのは、アルバイト先のカフェで売上向上プロジェクトのリーダーを務めたことです。売上低迷に悩む店舗で、私は単純に新商品を開発するのではなく、来店客の行動を詳細に観察することから始めました。その結果、お客様の滞在時間が短いことが根本的な課題であることを発見しました。そこで、店内レイアウトの変更と限定メニューの組み合わせによる解決策を提案し、チーム全体を巻き込んで実行に移しました。この取り組みにより、平均滞在時間を30分延長させ、客単価を20%向上させることができました。この経験を通じて、表面的な問題ではなく本質的な課題を見つけ出す力と、チームを巻き込んで成果を出す力を身につけることができました。

博報堂プロダクツの志望動機

私が博報堂プロダクツのプロモーションプロデュース職を志望する理由は、創造性と戦略性を兼ね備えたプロモーションで、ブランドと生活者の新しい関係性を築きたいという想いがあるからです。大学時代に学園祭の企画運営を担当した際、単なる告知ではなく体験そのものを設計することの重要性を痛感しました。博報堂プロダクツは、デジタルとリアルを融合した革新的なプロモーションを数多く手がけており、特に生活者の行動変容まで促すプロモーション設計力に魅力を感じています。私は将来、ブランドの想いを生活者の心に届けるだけでなく、新しい価値観や行動を生み出すようなプロモーションを創り出したいと考えており、その実現が可能な環境が博報堂プロダクツにあると確信しています。

博報堂プロダクツの本選考の選考フロー

ES・Webテスト

エントリーシートでは志望動機や学生時代の経験、自分自身の個性や特徴、強み、最近気になったプロモーション事例について問われました。特に印象的だったのは、プロデューサー目線での分析を求められたことです。単なる感想ではなく、戦略的な視点での考察が重要でした。Webテストは一般的な適性検査で、特別な対策は不要でした。

2dayインターンシップ

本選考に進む前に参加したインターンシップは、実質的に選考の一部として機能していました。日清カップヌードルの新しいプロモーション方法を立案するグループワークが中心で、デジタル技術の活用が必須条件でした。ここでの評価が後の本選考にも影響したと感じています。

1次面接

人事担当者との30分間の面接で、志望動機の深掘りとESの内容確認が中心でした。インターンシップでの学びや他社との比較について詳しく聞かれました。雰囲気は和やかで、学生の人となりを知ろうとする意図が強く感じられました。

最終面接

役職者との60分間の面談で、志望動機の再確認と入社後のビジョンについて深い議論が行われました。会社の方向性と学生の価値観の合致度を確認する内容で、長期的なキャリア観について詳しく話し合いました。

博報堂プロダクツの本選考ES

設問①

志望動機

この設問では、なぜ博報堂プロダクツを選んだのかという理由を具体的なエピソードとともに記載しました。学園祭での企画運営経験から学んだ「体験設計の重要性」と、博報堂プロダクツが手がける革新的なプロモーション事例を結びつけて説明しました。単に会社の魅力を述べるのではなく、自分の価値観と会社の事業内容がどうマッチしているかを明確に示すことを意識しました。

設問②

学生時代に力を入れたこと

カフェでの売上向上プロジェクトについて、課題発見から解決までのプロセスを詳細に記載しました。単純に成果を自慢するのではなく、どのような思考プロセスで課題を発見し、どのようにチームを巻き込んで解決に導いたかという点を重視しました。プロデューサーに必要な分析力と実行力をアピールできるよう構成しました。

設問③

あなたの個性/特徴/強み

「自ら考えて行動すること」が自身の個性であり強みであることを記載しました。ただ伝えるだけではなく、過去の経験を踏まえて具体的になるよう心がけました。また、入社したいという想いが伝わるように、大学時代にペルソナを立てて実際にニーズ調査を行った経験を踏まえ、行動力のアピールも行いました。

設問④

最近気になった広告・プロモーション

この設問が最も重要だと感じました。単に事例を紹介するだけでなく、プロデューサー目線での戦略分析と改善案まで含めて回答しました。なぜその施策が効果的だったのか、どの部分に改善の余地があるかという視点で分析し、自分なりの代案も提示しました。業界への理解の深さと分析力をアピールする絶好の機会でした。

博報堂プロダクツの本選考1次面接

聞かれた内容

1次面接では人事担当者から、まず自己紹介を求められ、その後志望動機について詳しく聞かれました。ESに記載した内容をベースに、なぜ広告業界を選んだのか、なぜ博報堂プロダクツなのかという点を深掘りされました。インターンシップに参加した感想についても詳しく質問され、そこで何を学び、どのような気づきを得たかについて話しました。また、学生時代に最も苦労したことや、チームワークで大切にしていることについても聞かれました。

この面接で意識したのは、具体性を持って回答することでした。抽象的な回答ではなく、必ず具体的なエピソードを交えて説明するよう心がけました。また、ESとの一貫性を保ちつつ、面接でしか伝えられない熱意や人柄を伝えることを重視しました。他社の選考状況についても聞かれましたが、博報堂プロダクツへの志望度の高さを伝えることができました。

逆質問

「新人のうちに身につけるべきスキルは何ですか」と「プロデューサーとして成長するために大切なマインドセットはありますか」の2点を質問しました。これらの質問を通じて、入社後の成長意欲と、プロフェッショナルとしての意識の高さをアピールしました。面接官からは丁寧な回答をいただき、会社の人材育成に対する考え方を知ることができました。

博報堂プロダクツの最終面接

聞かれた内容

最終面接では役員の方から、改めて志望動機について深く聞かれました。これまでの面接とは異なり、会社の方向性と学生の価値観がどの程度合致しているかを確認する意図が強く感じられました。10年後のキャリア目標について詳しく聞かれ、博報堂プロダクツでどのような価値を創造したいかについて議論しました。

また、プロモーション業界の将来についてどう考えているかという質問もあり、業界全体への理解と将来への展望を問われました。この面接で最も印象的だったのは、単に仕事への適性を見るのではなく、会社の一員として長期的に活躍できるかという観点で評価されていることでした。会社の企業文化や価値観についても詳しく説明していただき、相互理解を深める場として機能していました。

逆質問

「今後の博報堂プロダクツの事業展開で、特に力を入れていく分野はありますか」と「新入社員に期待することは何でしょうか」の2点を質問しました。これらの質問を通じて、会社の将来性への関心と、期待に応えたいという意欲を示すことができました。

博報堂プロダクツ内定までの流れ

面接結果の通知方法

各面接の結果は、面接から3-7日後にメールまたは電話で通知されました。1次面接後は3日後にメールで2次面接の案内があり、「とても良い印象でした」というポジティブなコメントも添えられていました。2次面接後は5日後に最終面接の案内があり、この時点で最終面接が役員との面談であることが説明されました。

最終的な内定通知は、最終面接から7日後の午前10時に人事担当者から直接電話でいただきました。電話では温かみのある言葉で内定を伝えていただき、その1時間後に正式な内定通知メールが送られてきました。3日後には内定通知書と入社関連書類が郵送で届き、丁寧な対応に会社の人柄の良さを感じることができました。

内定承諾はしたか?その理由は?

内定通知から5日間検討した結果、承諾することに決めました。決め手となったのは、事業内容の魅力でした。博報堂プロダクツのプロモーション事業は、デジタルとリアルを融合した最先端の取り組みが多く、自分が挑戦したい分野と完全に合致していました。単純な広告制作ではなく、ブランド戦略から実行まで一貫して手がけられる点に大きな魅力を感じました。

また、インターンシップや面接を通じて感じた社員の方々のプロフェッショナル意識の高さと、新人育成への熱意も重要な要素でした。成長環境が充実しており、プロデューサーとしてのキャリアパスも明確に見えていました。他社からも内定をいただいていましたが、制作領域での実績と技術力、若手のうちから責任ある仕事を任せてもらえる風土など、総合的に判断して博報堂プロダクツが最も魅力的でした。

選考全体を通しての感想

博報堂プロダクツの選考を通じて最も印象的だったのは、学生の成長可能性を重視してくれる姿勢でした。完璧な答えを求めるのではなく、考え方のプロセスや学習意欲を評価してくれたと感じています。特にインターンシップでは、社員の方から「面白いアイデアよりも、確実に成果を出せる施策を考えろ」というフィードバックをいただき、プロフェッショナルとしての考え方を学ぶことができました。

選考期間が比較的長めに設定されていたため、じっくりと企業研究を深めることができました。各面接で異なる角度から質問されることで、自分自身の志望動機や価値観を整理する良い機会にもなりました。面接官の方々が真摯に向き合ってくださり、単なる選考というよりも相互理解を深める場として機能していたと思います。

博報堂プロダクツの本選考突破のコツ

博報堂プロダクツの本選考を突破するためのコツ

博報堂プロダクツの選考で最も重要なのは、プロデューサーとしての視点を持つことです。単に広告が好きというレベルではなく、戦略的思考と実行力を併せ持つプロフェッショナルを目指す姿勢が求められます。プロモーション事例を分析する際は、表面的な印象ではなく、ターゲット設定から効果測定まで含めた包括的な視点で考察することが大切です。

インターンシップへの参加は必須だと考えてください。

本選考での優遇があるだけでなく、業務理解を深める絶好の機会です。ここで学んだことを面接で具体的に語ることで、志望度の高さと業界理解の深さをアピールできます。ESでは抽象的な志望動機ではなく、「なぜ博報堂プロダクツでなければならないのか」を明確に示すことが重要です。

博報堂プロダクツを受ける人へのアドバイス

まず、博報堂プロダクツの事業内容を深く理解することから始めてください。単なる制作会社ではなく、戦略立案から実行まで一貫して手がけるプロモーション会社であることを理解し、その中で自分がどのような価値を提供できるかを考えてみてください。プロデューサーという職種についても、単なる進行管理ではなく、プロジェクト全体を統括する責任ある役割であることを認識することが大切です。

面接では、チームワークとリーダーシップの両方をアピールできるエピソードを準備してください。プロデューサーは多様なメンバーをまとめながらプロジェクトを成功に導く役割であり、そのための資質があることを示す必要があります。また、業界の動向にも関心を持ち、デジタル技術の進化がプロモーション業界に与える影響について自分なりの見解を持つことをお勧めします。

まとめ

博報堂プロダクツの選考は、プロモーション業界で本格的にプロフェッショナルを目指す人にとって非常に意義深い体験でした。選考を通じて、単にアイデアを出すだけでなく、戦略的思考と実行力を併せ持つプロデューサーという職種の奥深さを理解することができました。会社の成長環境と企業文化は素晴らしく、入社後の活躍が楽しみです。

選考は決して楽ではありませんが、その分働く環境と成長機会は格別だと確信しています。プロモーション業界で真剣にキャリアを築きたい方には、ぜひ挑戦していただきたいと思います。しっかりとした準備と明確な志望動機があれば、必ず良い結果につながるはずです。

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