「アイリスオーヤマって倍率が高くて自分じゃ本選考突破は難しいかも……」
そうお悩みの就活生の方向けに、実際にアイリスオーヤマの本選考を突破し、内定を獲得した26卒の方にインタビューを行い、選考突破のコツや内定獲得のための対策方法を伝授していただきました!
アイリスオーヤマの本選考体験談を教えてくださった方

- 26卒
- 関関同立
- テニスサークル
- 飲食アルバイト
- メーカー志望
アイリスオーヤマで話していたガクチカ・志望動機
アイリスオーヤマのガクチカ
私がアイリスオーヤマのエントリーシートで記載したガクチカは、アルバイト先のカフェでの売上向上プロジェクトでした。客数減少に悩む店舗で、私は現状に満足せず積極的に課題を見つけ出そうと考えました。まず顧客アンケートを実施し、「商品の種類が少ない」という具体的な課題を発見しました。そこで店長に季節限定メニューの導入と店内POPの改善を提案し、実際に実行に移しました。結果として3ヶ月で売上を15%向上させることができました。この経験を通じて、現状分析から課題発見、そして具体的な改善策の実行まで一連のプロセスを学ぶことができました。特に、相手の立場に立って考える重要性と、アイデアを形にする実行力の大切さを実感しました。
アイリスオーヤマの志望動機
私がアイリスオーヤマを志望する理由は、「ユーザーイン発想」という顧客目線に立った商品開発力と、スピード感のある事業展開に強く魅力を感じたからです。大学時代にマーケティングゼミで消費者ニーズの変化について研究する中で、技術ありきではなく実際に使う人の立場に立って商品を開発する姿勢の重要性を学びました。アイリスオーヤマの商品開発プロセスは、まさにこの考え方を実践していると感じています。また、家電業界の後発企業でありながら短期間で大きなシェアを獲得している成長力にも魅力を感じました。変化の激しい現代において、市場の変化に素早く対応できる環境で自分自身も成長したいと考えています。将来的には商品企画の分野で、まだ誰も気づいていない顧客のニーズを発見し、それを形にできるような仕事がしたいと思っています。
アイリスオーヤマの本選考の選考フロー

ES・録画面接・webテスト
エントリーシートでは学生時代最も力を入れたことと会社選びの軸について問われました。文字数制限が厳しいため、結論から簡潔に記載することを意識しました。録画面接では60秒の自己PR動画を撮影し、自分らしさを表現することに重点を置きました。webテストはSPIで、言語・非言語・性格検査が実施されました。
1次面接
オンラインでの人事担当者と60分間実施されました。自己紹介から始まり、志望動機や学生時代の経験について深く質問されました。求められた答えを述べるようにし、具体的なエピソードと数値を用いて回答することを心がけました。
最終面接
仙台本社での対面個人面接で、取締役と部長クラスの方2名が面接官でした。志望動機やキャリアビジョンについてより深掘りされ、企業の課題についての見解も求められました。約45分間の面接で、入社意欲の高さと具体的な将来像を示すことに重点を置きました。最後に逆質問の時間もあり、積極的に質問することで関心の高さをアピールしました。
アイリスオーヤマの本選考ES
設問①
学生時代最も力を入れたことは?また、そこから学んだことは?
この設問では、カフェでのアルバイト経験を中心に記載しました。単に経験を述べるのではなく、課題発見から解決策の実行、そして成果まで一連のプロセスを論理的に説明することを意識しました。特に「現状に満足せず課題を見つけ出す姿勢」と「具体的な改善策を実行する力」を学んだことを強調し、これがアイリスオーヤマの「現場主義」という企業理念と合致することを意識して書きました。数値による成果も明記することで、説得力のある内容にしました。
設問②
あなたの会社選びの軸は?
この設問では「顧客目線で価値を創造できる環境があるか」を軸として記載しました。大学での研究経験を根拠として、企業が持続的に成長するためには技術力だけでなく顧客ニーズの深い理解が不可欠であることを学んだと説明しました。この軸がアイリスオーヤマの「ユーザーイン発想」と完全に一致することを暗示的に示し、企業との価値観の合致をアピールしました。短い文字数の中で、自分の価値観と企業理念の関連性を明確に表現することに注力しました。
アイリスオーヤマの本選考1次面接
聞かれた内容
1次面接では自己紹介から始まり、アイリスオーヤマに対する印象、志望動機、学生時代に苦労したこと、10年後のキャリアビジョンについて質問されました。具体的なエピソードと数値を用いて答えることを意識しました。特にアイリスオーヤマの商品を実際に使用した経験を交えて企業への理解度をアピールし、マスク不足の際の迅速な対応など時事的な話題も取り入れました。回答の際は結論から話し、限られた時間の中で要点を整理して伝えることに重点を置きました。
逆質問
若手社員への教育や研修などについて質問をしました。また、向いている事業などがあった際に事業の異動や発表の場があるかなども質問させていただき、面接官の方もとても丁寧に説明をしてくれました。
アイリスオーヤマの本選考最終面接
聞かれた内容
最終面接では志望動機をより深く掘り下げられ、なぜ総合職なのか、アイリスオーヤマの課題は何かといった高度な質問を受けました。特に印象的だったのは企業の課題について問われた際で、ブランド力の向上とグローバル展開の加速という2点を挙げ、それに対する自分なりの見解を示しました。失敗経験についても詳しく聞かれ、サークルでのイベント企画の失敗談を通じて学んだことを説明しました。他社の選考状況についても正直に答え、その上でアイリスオーヤマが第一志望である理由を明確に伝えました。
逆質問
最終面接では新入社員の教育・研修制度と若手社員の成長機会について質問しました。特に商品企画に必要なスキルをどのように身につけられるのか、早い段階から責任のある仕事を任せてもらえるのかについて具体的に聞きました。これらの質問を通じて、入社後の具体的なキャリアプランを考えていることと、成長意欲の高さをアピールしました。面接官の方々も丁寧に答えてくださり、企業の人材育成に対する考え方を深く理解することができました。
アイリスオーヤマ内定までの流れ
面接結果の通知方法
エントリーシート、webテストは1週間でメールで通知されました。録画面接は提出から2週間ほどでメールで結果の通知がありました。1次面接の合格通知は面接から5日後にメールで通知がありました。最終面接の結果は2週間ほどでに部長クラスの方から直接お電話をいただき、「ぜひ一緒に働きましょう」という言葉と共に内定を通知され、その場で入社意思を確認されました。
内定承諾はしたか?その理由は?
アイリスオーヤマの内定を承諾することに決めました。最も大きな理由は「ユーザーイン発想」という企業理念への共感でした。私の価値観と完全に一致しており、ここでなら自分らしく働けると確信しました。また、若手にも責任のある仕事を任せる文化があり、早期からチャレンジできる成長環境に魅力を感じました。選考を通じて出会った社員の方々の人柄も決め手の一つで、一緒に働きたいと思える人ばかりでした。他社からも内定をいただきましたが、最終的に「ここで自分が最も成長できる」「社会に価値を提供できる」と感じたアイリスオーヤマを選択しました。
選考全体を通しての感想
アイリスオーヤマの選考を通じて最も印象に残ったのは、企業の「人を大切にする文化」でした。どの選考段階でも面接官の方々が温かく、学生の話を真剣に聞いてくださる姿勢が伝わってきました。また、選考プロセス全体を通じて一貫して「ユーザーイン発想」や「現場主義」といった企業理念が重視されており、単なる能力だけでなく価値観の合致を大切にしている企業だと感じました。録画面接という珍しい選考方法もありましたが、自分らしさを表現する良い機会だったと思います。選考を受ける中で、アイリスオーヤマで働きたいという気持ちがより一層強くなり、最終的に内定承諾に至りました。
アイリスオーヤマの本選考突破のコツ

アイリスオーヤマの本選考を突破するためのコツ
アイリスオーヤマの選考を突破するためには、まず企業理念である「ユーザーイン発想」「現場主義」「スピード」を深く理解し、自分の経験とどう結びつくかを明確にすることが重要です。面接では技術的な話よりも、いかに顧客の立場に立って考えられるかが重視されます。
具体的なエピソードと数値を用いて自分の経験を語ることで、説得力のある回答ができます。
企業研究においては、実際にアイリスオーヤマの商品を使ってみることをお勧めします。商品の特徴や使い心地を体験することで、面接での企業理解度アピールに繋がります。さらに、成長意欲とチャレンジ精神を具体的なエピソードで示すことで、企業の求める人物像との適合性をアピールできます。
アイリスオーヤマを受ける人へのアドバイス
アイリスオーヤマを志望する方には、まず自分がなぜ「顧客目線」を大切にしたいのかを深く考えることをお勧めします。単に企業理念に共感するだけでなく、自分の価値観や経験と照らし合わせて、具体的にどう共感するのかを言語化できるようにしておくことが大切です。
また、変化の激しい現代において、スピード感を持って対応できる人材が求められているため、自分がどのような場面で迅速な判断や行動をしたかのエピソードを準備しておくと良いでしょう。面接では素直で前向きな人柄を伝えることも重要です。アイリスオーヤマは人を大切にする企業文化があるため、一緒に働きたいと思ってもらえるような人間性をアピールすることを意識してください。
まとめ
アイリスオーヤマの選考は、企業理念への共感と人物重視の傾向が強い選考でした。「ユーザーイン発想」という顧客目線の商品開発に対する理解と共感を示すこと、そして具体的なエピソードを通じて自分の価値観や経験を伝えることが成功の鍵だったと感じています。選考を通じて企業の温かい文化に触れることができ、最終的に内定承諾に至りました。アイリスオーヤマを志望される方は、企業研究を深めるとともに、自分自身の価値観と企業理念の合致点を明確にして選考に臨むことをお勧めします。