JR東海の本選考対策まとめ! 選考フローや選考のポイントまで徹底解説 

「JR東海って倍率が高くて自分じゃ本選考突破は難しいかも……」

そうお悩みの就活生の方向けに、実際にJR東海の本選考を突破し、内定を獲得した26卒の方にインタビューを行い、選考突破のコツや内定獲得のための対策方法を伝授していただきました!

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目次

JR東海の本選考体験談を教えてくださった方

JR東海の本選考体験談を教えてくださった方のプロフィール
  • 26卒
  • MARCH
  • テニスサークル
  • 接客アルバイト
  • まちづくりゼミ

JR東海で話していたガクチカ・志望動機

JR東海のガクチカ

私が学生時代に最も力を入れて取り組んだのは、大学のゼミでの「地方鉄道の活性化に関する研究」です。この研究では、少子高齢化により利用者が減少している地方路線の課題解決策を検討しました。最初は机上の理論だけで解決策を考えていましたが、実際に現地調査を行うと住民の生の声は想像以上に深刻でした。地域住民へのアンケート調査や自治体職員へのインタビューを通じて、交通弱者の実情を肌で感じることができました。データ分析だけでなく、現場の声を重視したアプローチに変更することで、より実効性のある提案をまとめることができました。この経験を通じて、多角的な視点で物事を捉える重要性と、利用者目線で課題を考える姿勢を身につけました。最終的にゼミ内で最優秀賞を受賞し、学外のコンテストでも入賞することができました。

JR東海の志望動機

私がJR東海を志望する理由は、日本の大動脈である東海道新幹線を通じて、人々の移動を支え社会の発展に貢献したいからです。大学のゼミで地方鉄道について研究する中で、鉄道が地域社会に与える影響の大きさを実感しました。特にJR東海は、東海道新幹線という世界に誇る高速鉄道システムを運営し、日本経済の基盤を支えています。また、リニア中央新幹線という次世代交通システムの実現に向けた挑戦にも深く感銘を受けています。アソシエイト職として、営業企画や事業開発などの分野で、お客様により良いサービスを提供するための企画立案に携わりたいと考えています。大学で学んだ経済学の知識を活かし、データ分析や市場調査を通じて、効果的な事業戦略の策定に貢献したいです。JR東海でなら、鉄道事業を通じて社会インフラを支える重要な役割を果たせると確信しています。

JR東海の本選考の選考フロー

ES

エントリーシートでは志望動機、ガクチカ、自己PR、実現したいことの4つの設問がありました。アソシエイト職らしく、事業への理解や企画力を問われる内容が中心でした。特に鉄道事業への関心や理解度を測る質問が印象的でした。ES通過率は比較的高いと感じており、基本的な準備をしっかりと行えば通過できる段階だと思います。

1次面接

人事部の若手社員による20分のオンラインでの学生2人のグループ面接でした。ESの内容を中心に、志望動機やガクチカについて詳しく聞かれました。特に鉄道業界への関心度や、JR東海を選んだ理由について深く掘り下げられました。面接官は非常に話しやすい雰囲気を作ってくださり、緊張せずに自分の想いを伝えることができました。基本的なコミュニケーション能力や人柄を確認する面接だったと感じています。

2次面接

現場の中堅社員による30分の面接でした。より具体的な業務内容について聞かれ、アソシエイト職としてどのような貢献ができるかを説明する必要がありました。また、JR東海の事業戦略や競合他社との違いについても質問があり、企業研究の深さが試される面接でした。実際に営業や企画の業務に携わっている方からの質問は、現場の視点が感じられる内容でした。

3次面接

管理職クラスの方による60分の面接で、最も深い内容まで聞かれる面接でした。これまでの人生での挫折経験や、困難を乗り越えた経験について詳しく質問されました。また、将来のキャリアプランについても具体的に聞かれ、長期的な視点でJR東海で働く意志があるかを確認されました。一つ一つの回答に対して「なぜそう思うのか」という深掘りがあり、自分の価値観を明確に伝える必要がありました。

最終面接

人事の方による60分の面接でした。これまでの面接の集大成として、JR東海への想いを改めて確認されました。会社の将来性や社会における役割についてなど、より大きな視点からの質問もありました。内定を出した場合の承諾意思についても確認があり、本当にJR東海で働きたいという気持ちを率直に伝えることが重要だと感じました。

JR東海の本選考ES

設問①

志望動機

この設問では、なぜ鉄道業界なのか、そしてなぜJR東海なのかという2つの点を明確にすることを意識しました。大学のゼミでの研究経験を通じて鉄道事業への関心を持ったエピソードから始め、JR東海の事業の特徴である東海道新幹線やリニア中央新幹線への憧れを述べました。アソシエイト職として営業企画や事業開発に携わりたいという具体的な希望も盛り込み、自分の専門分野である経済学との関連性も示しました。

設問②

学生時代に力を入れたこと

ゼミでの研究活動を中心に構成しました。単に研究内容を説明するだけでなく、研究過程で直面した課題とそれをどう乗り越えたかに焦点を当てました。机上の理論から現場重視のアプローチへの転換という体験を通じて、多角的な視点の重要性を学んだことを強調しました。この経験がアソシエイト職の業務、特にお客様のニーズを把握する上でどう活かせるかという点まで言及しました。

設問③

自己PR

「現場主義と分析力」を軸にして構成しました。ゼミでの研究経験に加えて、3年間続けた接客アルバイトの経験も盛り込みました。お客様一人ひとりのニーズに応える接客を心がけた経験を通じて、相手の立場に立って考える力を身につけたことをアピールしました。データ分析能力だけでなく、人とのコミュニケーション能力も評価してもらえるような内容を心がけました。

JR東海の本選考1次面接

聞かれた内容

1次面接では基本的な質問が中心でした。簡単な自己紹介から始まり、志望動機について詳しく聞かれました。ESに書いた内容をより具体的に説明することが求められ、特にゼミでの研究については、なぜその研究テーマを選んだのか、どのような発見があったのかを詳しく説明しました。他社の選考状況についても聞かれましたが、JR東海が第一志望であることを明確に伝えました。JR東海の魅力についても具体的に答える必要があり、企業研究の成果を示すことができました。

面接で最も意識したのは、明るく話しやすい印象を与えることでした。アソシエイト職はお客様と接する機会も多いため、コミュニケーション能力が重視されると考えました。ゼミでの研究内容を説明する際も、専門用語を使いすぎず、相手に分かりやすく伝えることを心がけました。素直で前向きな人柄をアピールすることも意識し、自然体で臨みました。

逆質問

1次面接では、アソシエイト職の具体的な業務内容について質問しました。営業と企画のどちらの要素が強いのか、また新入社員がどのような業務から始まるのかを聞きました。面接官からは丁寧に説明していただき、JR東海のアソシエイト職のキャリアパスについて理解を深めることができました。また、若手社員の方の一日のスケジュールについても質問し、実際の働き方をイメージすることができました。

JR東海の本選考2次面接

聞かれた内容

2次面接では、より実務的で深い内容に踏み込まれました。ゼミでの研究について1次面接よりもさらに詳しく聞かれ、研究結果をどのように実務に活かせるかという視点からの質問もありました。なぜ鉄道業界なのか、そしてなぜJR東海なのかという質問では、他の交通機関や他のJR各社との違いを明確にする必要がありました。チームで取り組んだ経験や、JR東海の課題についても自分なりの見解を述べることが求められました。

この面接で最も難しかったのは、JR東海の事業戦略について答えることでした。単なる知識の羅列ではなく、自分なりの分析や提案を含めて説明する必要がありました。リニア中央新幹線の事業性や、人口減少社会における鉄道事業の将来性について触れ、アソシエイト職としてどのような貢献ができるかを具体的に説明しました。現場で企画業務に携わっている方との面接だったため、実際の業務に即した視点を重視して回答しました。

逆質問

2次面接では、営業企画部門の具体的な業務内容や、新サービスの企画・開発プロセスについて質問しました。現場の方だからこそ分かる業務の詳細や、他部門との連携方法についても教えていただきました。また、転勤の頻度や勤務地についても確認し、キャリア形成の観点から理解を深めました。

JR東海の本選考3次面接

聞かれた内容

3次面接は最も深い内容まで聞かれる面接でした。これまでの人生で最も困難だった経験について詳しく聞かれ、その際の対処法や学んだことについて深く掘り下げられました。リーダーシップを発揮した経験では、具体的にどのような役割を果たし、どのような結果を出したかを説明する必要がありました。将来のキャリアビジョンについても、10年後、20年後の具体的なイメージを求められました。

この面接で最も苦労したのは、一つ一つの回答に対して「なぜそう考えるのか」「他の選択肢はなかったのか」といった深掘りの質問が続いたことです。表面的な回答では満足してもらえず、自分の価値観や判断基準の根本まで説明する必要がありました。ストレス耐性や、困難な状況での対処能力についても詳しく聞かれ、長期的にJR東海で活躍できる人材かを見極められていると感じました。

逆質問

3次面接では、管理職としてのキャリアパスや、アソシエイト職から将来的にどのようなポジションを目指せるかについて質問しました。JR東海で長く働く上でのキャリア形成について具体的なアドバイスをいただきました。また、部下を持つようになった際のマネジメントスキルについても聞き、将来の管理職としての準備について考えることができました。

JR東海の本選考最終面接

聞かれた内容

最終面接では、これまでの面接の集大成として、JR東海への想いを改めて聞かれました。私を採用するメリットは何かという質問では、大学での学びや研究経験を通じて身につけた分析力と、現場を重視する姿勢を中心にアピールしました。挫折経験とそこから学んだことについても深く聞かれ、困難を乗り越える力があるかを確認されました。JR東海の将来性についてどう思うかという質問では、リニア中央新幹線や訪日外国人増加などの観点から自分なりの展望を述べました。

最終面接で最も緊張したのは、内定を出した場合の承諾意思を確認された時でした。他社の内定状況についても正直に答える必要があり、その上でなぜJR東海を選ぶのかを明確に説明しました。社会に対する貢献意欲や、仕事をする上で大切にしたい価値観についても深く聞かれ、人間性の部分まで評価されていると感じました。

逆質問

最終面接では、JR東海の経営戦略や長期的なビジョンについて質問しました。特にリニア中央新幹線開業後の事業展開や、新たなサービス開発の方向性について聞きました。また、アソシエイト職として会社の成長にどのように貢献できるかという、やや抽象的な質問もしました。役員の方から貴重な視点をいただくことができ、JR東海で働くことへの想いがさらに強くなりました。

JR東海内定までの流れ

面接結果の通知方法

JR東海の選考では、各面接後の結果通知はメールと電話がありました。通知のタイミングはESは1か月程度で通知が来ました。1次面接の結果は実施後1週間ほどで、2次面接の結果は実施4日後に通知が来ました。3次面接と最終面接の結果は面接後3日で電話で通知がありました。比較的スピーディーな対応でした。合格の場合は次の選考の日程調整も同時に行われました。

正式な内定通知書は翌日に郵送で届き、内定者向けのフォローアップについても詳しく説明していただきました。

内定承諾はしたか?その理由は?

私は迷うことなく内定を承諾しました。JR東海は学生時代から憧れていた第一志望企業であり、特に東海道新幹線という日本の大動脈を支える事業に携わりたいという強い想いがありました。選考を通じてお会いした社員の方々は皆さん誠実で、お客様を第一に考える姿勢に深く感銘を受けました。このような方々と一緒に働きたいと心から思いました。

他社からも大手商社や金融機関から内定をいただきましたが、事業の社会的意義と安定性を考慮してJR東海を選択しました。鉄道事業は人々の生活に欠かせない社会インフラであり、その重要性は今後も変わることがないと確信しています。また、リニア中央新幹線という世紀のプロジェクトに関われることも大きな魅力でした。

アソシエイト職として、営業企画や事業開発の分野で、お客様により良いサービスを提供するための企画立案に携わることができることにも大きなやりがいを感じました。大学で学んだ経済学の知識を活かし、データ分析や市場調査を通じて会社の成長に貢献したいと考えています。

選考全体を通しての感想

JR東海の選考は面接が4回あるため、他社と比べて選考期間が長く、準備にも時間がかかりました。しかし、その分だけ企業と学生がお互いをよく知ることができる選考だったと思います。アソシエイト職らしく事業への理解や企画力を問われる質問もありましたが、それ以上に人柄や価値観を重視している印象を受けました。

選考を通じて、JR東海が求めている人材像が明確になりました。単に優秀なだけでなく、お客様のことを第一に考えられる人、長期的な視点でキャリアを考えられる人、そしてチームワークを大切にできる人を求めていると感じました。また、安全・安定・快適な鉄道輸送への強い想いを持っていることも重要だと思います。

面接官の方々は皆さん非常に親しみやすく、学生の話をしっかりと聞いてくださいました。圧迫面接という印象はなく、むしろ学生の本音を引き出そうとする温かい雰囲気を感じました。このような選考を通じて、JR東海の企業文化の一端を垣間見ることができたのも良い経験でした。

JR東海の本選考突破のコツ

JR東海の本選考を突破するためのコツ

JR東海の選考を突破するために最も重要なのは、徹底した企業研究だと思います。単にホームページを見るだけでなく、IR情報や中期経営計画、プレスリリースなど幅広い情報源から知識を得ることが大切です。特にリニア中央新幹線プロジェクトについては、技術的な側面だけでなく、事業性や社会的な意義についても理解を深めておく必要があります。

アソシエイト職を志望する場合、JR東海の事業戦略や競合他社との違いを明確に説明できることが重要です。単に鉄道が好きというだけでなく、どのような価値を提供したいかを具体的に説明できるよう準備しておきましょう。また、お客様視点で物事を考える姿勢を示すことも大切です。

長期的なキャリアビジョンを明確にしておくことも重要なポイントです。

JR東海は終身雇用を前提とした企業文化があるため、10年後、20年後のキャリアを具体的にイメージできていることが求められます。転勤についても前向きに捉える姿勢を示すことが必要です。

JR東海を受ける人へのアドバイス

JR東海を志望する皆さんには、まずOB・OG訪問を積極的に活用することをお勧めします。現場で働く方の生の声を聞くことで、企業研究では得られない深い理解を得ることができます。特にアソシエイト職の方に話を聞くことで、実際の業務内容や働き方について具体的なイメージを持つことができます。

面接対策については、4回の面接それぞれで異なる観点から質問されることを理解しておくことが重要です。1次面接では基本的な人柄や志望度、2次面接では事業理解や企画力、3次面接では価値観や将来性、最終面接では経営的な視点からの質問が中心となります。それぞれの面接に応じた準備をしておきましょう。

素直な気持ちで面接に臨むことも大切です。完璧な回答を用意するよりも、自分の言葉で誠実に話すことが評価されると感じました。困難な質問に対しても、正直に自分の考えを述べることで、人間性を評価してもらえると思います。お客様のことを第一に考える姿勢を一貫して示すことも重要です。

まとめ

JR東海の選考は決して簡単ではありませんが、しっかりと準備をして素直な気持ちで臨めば、必ず良い結果につながると思います。日本を代表する鉄道会社で働くという夢を実現するために、最後まで諦めずに頑張ってください。皆さんの就職活動が成功することを心から願っています。

私自身、JR東海のアソシエイト職として、お客様により良いサービスを提供するための企画立案に携わり、社会インフラを支える重要な役割を果たしていきたいと思っています。同じ志を持つ皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。

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