日鉄ソリューションズの本選考対策まとめ!選考フローや選考のポイントまで徹底解説

「日鉄ソリューションズって倍率が高くて自分じゃ本選考突破は難しいかも……」

そうお悩みの就活生の方向けに、実際に日鉄ソリューションズの本選考を突破し、内定を獲得した26卒の方にインタビューを行い、選考突破のコツや内定獲得のための対策方法を伝授していただきました!

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目次

日鉄ソリューションズの本選考体験談を教えてくださった方

日鉄ソリューションズの本選考体験談を教えてくださった方のプロフィール
  • 26卒
  • 早慶
  • サッカーサークル
  • 飲食アルバイト
  • IT志望

日鉄ソリューションズで話していたガクチカ・志望動機

日鉄ソリューションズのガクチカ

大学院での研究活動において、機械学習を用いた異常検知システムの開発に最も力を入れて取り組みました。研究を進める中で、既存手法では精度が不十分という課題に直面しましたが、新しいアルゴリズムの組み合わせを検討し、データの前処理方法を改善することで解決策を見出しました。また、5名のチームでプロジェクトを進める際にはリーダーとして、メンバーの専門性を活かした役割分担と定期的な進捗共有を実施し、予定よりも1ヶ月早く目標を達成することができました。この経験を通じて、技術的な課題解決能力とチームをまとめる力を身につけることができました。

日鉄ソリューションズの志望動機

貴社を志望する理由は、「Social Value Producer with Digital」というビジョンに強く共感したからです。単なるシステム開発ではなく、ITを通じて社会課題の解決に取り組む姿勢に魅力を感じました。特に、製鉄業界で培った技術力とノウハウを基盤として、幅広い業界のDXを推進している点が印象的でした。私自身、大学院での研究を通じて培った機械学習の技術を活かしながら、社会インフラを支える重要な役割を担いたいと考えています。貴社であれば、技術者として成長しながら、日本の産業基盤を支えるやりがいのある仕事に携わることができると確信しています。

日鉄ソリューションズの本選考の選考フロー

ES・WEBテスト

エントリーシートは4つの設問で構成されており、志望動機、ガクチカ、チームワーク経験、自己PRについて問われました。文字数制限が比較的厳しく設定されているため、要点を簡潔にまとめる必要がありました。WEBテストはSPI形式で実施され、一般的な内容でした。書類選考の通過連絡は提出から約2週間後に届きました。

一次面接(ジョブマッチング1回目)

オンラインで約30分間実施され、面接官は1名でした。自己紹介から始まり、志望動機や研究内容について詳しく質問されました。特に技術的な内容について分かりやすく説明できるかが重視されている印象でした。面接官は非常に穏やかで、学生の話をじっくり聞いてくださるスタイルでした。

二次面接(ジョブマッチング2回目)

オンラインで約45分間、現場の部長との面接でした。前回の結果を受けて追加で調べたことや、より具体的なキャリアプランについて質問されました。顧客とのコミュニケーションに関する考え方や、入社後にやってみたい業務についても深く掘り下げられました。

最終面接

本社での対面面接で約60分間、人事責任者1名との面接でした。これまでの人生で最も困難だった経験や、ITを通じて社会に提供したい価値について質問されました。単なる質疑応答ではなく、対話を重視する雰囲気で、会社の将来戦略についても教えていただけました。

日鉄ソリューションズの本選考ES

設問①

志望動機

この設問では、なぜ日鉄ソリューションズを志望するのかを400文字以内で回答しました。単にIT業界を志望する理由ではなく、数多くあるIT企業の中でなぜ同社を選んだのかを明確にする必要がありました。私は同社の「Social Value Producer with Digital」というビジョンへの共感を軸として、製鉄業界で培った技術力を基盤に幅広い業界のDXを推進している点を評価していることを伝えました。また、自分の研究で身につけた技術を社会インフラの発展に活かしたいという想いも含めて構成しました。

設問②

学生時代に力を入れたこと

大学院での研究活動を中心としたエピソードを選択しました。機械学習を用いた異常検知システムの開発というテーマ自体が同社の事業領域と関連があることも考慮しました。単に研究内容を説明するだけでなく、困難な課題にどのように取り組み、どのような成果を上げたのかを具体的に記載しました。特にチームでの共同研究においてリーダーシップを発揮した経験も含めることで、技術力だけでなく協調性もアピールしました。

設問③

チームワークを発揮した経験

研究室でのプロジェクトチームでの経験を基に回答しました。5名のメンバーそれぞれの専門分野や性格を理解し、適材適所の役割分担を実施したことを中心に構成しました。定期的な進捗共有会の設定や課題の早期発見・解決に取り組んだプロセスを具体的に説明し、最終的に予定よりも早く目標を達成できた成果を含めました。ITプロジェクトにおいてもチームワークが重要であることを意識して作成しました。

設問④

自己PR

「継続力」と「課題発見・解決能力」を自分の強みとして設定しました。アルバイト先での業務改善提案の経験を具体例として挙げ、問題の根本原因を分析してシステム化による効率化を提案・実装した経験を記載しました。作業時間を30%短縮し、他店舗にも展開された成果を数値で示すことで、説得力のある内容にしました。SE職において重要な課題解決能力をアピールできるよう意識しました。

日鉄ソリューションズの本選考一次面接

聞かれた内容

一次面接では、まず自己紹介から始まり、志望動機について詳しく質問されました。ESに記載した内容をより深く掘り下げる形で、なぜIT業界を選んだのか、なぜシステムエンジニアという職種を希望するのかについて説明を求められました。また、研究内容についても技術的な部分を含めて詳しく説明する必要がありました。

面接で最も重要だと感じたのは、技術的な内容を専門知識のない相手にも分かりやすく説明する能力でした。研究で使用した機械学習の手法について、なぜその手法を選択したのか、どのような課題を解決できたのかを具体的に説明しました。面接官は技術者ではありましたが、私の専門分野とは異なる領域の方だったため、専門用語を使いすぎずに本質を伝えることを心がけました。

他社の選考状況についても質問され、正直に答えましたが、その中でもなぜ日鉄ソリューションズに特に興味を持っているのかを明確に伝えることが重要でした。面接官の反応を見ながら、企業研究の深さをアピールできるよう、最近のプレスリリースや事業展開についても触れました。

逆質問

逆質問では、同社の技術者としてのキャリアパスについて質問しました。スペシャリストとしての道とジェネラリストとしての道の両方があることを事前に調べていたため、具体的にどのような経験を積むことができるのかを伺いました。また、新入社員の研修制度についても質問し、入社への意欲を示しました。面接官からは丁寧に回答していただき、働く環境についてもイメージすることができました。

日鉄ソリューションズの本選考二次面接

聞かれた内容

二次面接では、前回の面接を受けて追加で調べたことがあるかという質問から始まりました。一次面接後に同社のウェブサイトやニュースリリースを詳しく調べ、特にDXコンサルティング事業の拡大について興味を持ったことを伝えました。面接官からは、なぜその分野に注目したのかも併せて質問され、自分なりの考えを述べました。

研究で最も苦労したことについては、データの品質に関する課題を取り上げました。期待していた精度が出なかった際に、データの前処理方法から見直し、新しいアプローチを検討した過程を詳しく説明しました。技術的な困難をどのように乗り越えたかだけでなく、チームメンバーとの協力や指導教員からのアドバイスをどのように活用したかも含めて回答しました。

プログラミング経験については、使用言語や開発経験について具体的に質問されました。PythonやJavaでの開発経験、データベースの設計経験、Webアプリケーションの開発経験などを時系列で説明し、それぞれのプロジェクトで学んだことも併せて伝えました。

顧客とのコミュニケーションで大切だと思うことについては、相手の立場に立って考えることの重要性を強調しました。技術者として専門的な知識を持っていても、それを相手に理解してもらえなければ意味がないため、相手のレベルに合わせた説明ができることが重要だと考えていることを伝えました。

逆質問

逆質問では、入社後の配属について質問しました。希望する事業部門や職種があった場合に、どの程度考慮してもらえるのか、また配属後の異動の可能性についても伺いました。面接官からは、個人の希望と適性を総合的に判断して配属を決定していることを教えていただきました。また、若手社員の海外研修制度についても質問し、グローバルに活躍する機会があることを確認できました。

日鉄ソリューションズの本選考最終面接

聞かれた内容

最終面接では、これまでの面接内容を踏まえつつ、より深いレベルでの質問が中心でした。改めて志望動機を聞かれた際には、これまでの面接や企業研究を通じて理解が深まった部分も含めて回答しました。単に準備していた内容を話すのではなく、選考を通じて感じたことも織り交ぜることで、より説得力のある内容にできたと思います。

これまでの人生で最も困難だった経験については、研究活動以外のエピソードを選択しました。大学時代のアルバイトで店舗の売上改善に取り組んだ経験を話し、問題の分析から解決策の実施、成果の測定まで一連のプロセスを説明しました。この経験から学んだ論理的思考力や継続力が、SE職においても活かせることをアピールしました。

ITを通じて社会にどのような価値を提供したいかという質問では、単に技術的なソリューションを提供するだけでなく、顧客の本質的な課題を理解し、長期的な視点でサポートしたいという想いを伝えました。同社のビジョンである「Social Value Producer」として、社会全体の発展に貢献したいという意欲を示しました。

プレッシャーのかかる環境での対応力については、研究の学会発表での経験を例に挙げました。多くの専門家の前で自分の研究成果を発表する際に感じたプレッシャーと、それを乗り越えるために行った準備や心構えについて説明しました。

逆質問

最終面接の逆質問では、経営陣の方に対して同社の将来戦略について質問しました。特にAIやIoTなどの新技術への取り組みと、それに対する人材育成の方針について伺いました。役員の方からは、技術の進歩に対応するための継続的な学習の重要性と、社員のスキルアップを支援する制度について詳しく教えていただきました。また、働き方改革への取り組みについても質問し、ワークライフバランスを重視していることを確認できました。

日鉄ソリューションズ内定までの流れ

面接結果の通知方法

ES/WEBテストの結果は1週間以内にメールで通知がありました。1回目のジョブマッチングの結果は、面接から2週間以内にメールで通知がありました。通過の連絡と同時に2回目のジョブマッチングの日程調整も行われました。電話での連絡は緊張しましたが、担当者の方が丁寧に対応してくださったため、安心感を持つことができました。

2回目のジョブマッチングの結果については、実施日から2週間ほどで電話で通過の連絡がありました。

最終面接の結果は、面接から2週間後に人事責任者の方から直接電話で内定の連絡をいただきました。電話を受けた時は本当に嬉しく、これまでの努力が報われた気持ちでした。その後、正式な内定通知書がメールで送付され、内定者向けの説明会やイベントの案内も同時に届きました。

内定承諾はしたか?その理由は?

内定承諾をいたしました。決定した理由は複数ありますが、最も大きな要因は企業のビジョンへの共感でした。「Social Value Producer with Digital」というビジョンが、自分が目指したいキャリアと完全に一致していると感じました。単なるシステム開発ではなく、ITを通じて社会課題の解決に取り組める環境に強い魅力を感じました。

また、事業の安定性と成長性も重要な決定要因でした。日本製鉄グループという安定した基盤がありながら、IT分野での積極的な成長戦略が魅力的でした。製造業から金融業まで幅広い業界での実績があり、多様な経験を積める環境であることも評価しました。

技術力向上の環境も充実していることが分かりました。最新技術への投資が積極的で、クラウド、AI、IoTなど成長分野に携われる機会が豊富であることや、社内研修制度や資格取得支援も充実していることが決め手となりました。

選考を通じて感じた社員の皆さんの人柄の良さも重要でした。面接官の方々が皆さん温かく、学生の話をじっくり聞いてくださる姿勢から、働きやすい職場環境であることが伝わってきました。ワークライフバランスへの配慮や、女性活躍推進、ダイバーシティ推進にも積極的であることも安心材料でした。

選考全体を通しての感想

日鉄ソリューションズの選考は、「ジョブマッチング」という名称の通り、企業と学生の相互理解を重視していることが強く感じられました。面接では一方的に評価されるのではなく、お互いを知る機会として設計されており、リラックスして自分らしさを伝えることができました。

選考期間は約2ヶ月と適度な長さで、各段階で十分に検討する時間が確保されていました。面接の間隔も適切で、前回の面接を振り返り、企業研究を深める時間があったことが良かったです。また、面接官の皆さんが非常に丁寧で、学生の話をしっかりと聞いてくださる姿勢が印象的でした。

技術的な質問もありましたが、専門知識を問うというよりは、自分の経験や学んだことを相手に分かりやすく説明できるかという能力を見られていたと感じます。これは実際の業務においても重要なスキルであり、選考内容と実際の仕事内容の関連性が高いと思いました。

選考を通じて、同社で働く魅力をより深く理解することができました。面接官の方々からも業務内容や職場環境について詳しく教えていただき、入社後のイメージを具体的に描くことができました。結果として、自信を持って内定承諾の決断をすることができました。

日鉄ソリューションズの本選考突破のコツ

日鉄ソリューションズの本選考を突破するためのコツ

日鉄ソリューションズの選考を突破するために最も重要なのは、企業理解の深さです。同社は単なるSIerではなく、「Social Value Producer」を目指している企業であることを理解し、その理念に共感していることを伝える必要があります。製鉄業界出身という背景と、現在の多業界展開の両面を理解し、自分なりの視点で企業の魅力を語れることが重要です。

技術的なバックグラウンドがある場合は、それを相手に分かりやすく説明する能力が求められます。専門用語を多用するのではなく、本質を簡潔に伝える力が評価されます。また、技術者志望であってもコミュニケーション能力や協調性は重要視されるため、チームでの経験やリーダーシップを発揮した経験を具体的に準備しておくことが大切です。

志望動機については、「なぜIT業界なのか」「なぜSIerなのか」「なぜ日鉄ソリューションズなのか」の三段階で整理し、それぞれに説得力のある理由を用意することが重要です。特に最後の「なぜ日鉄ソリューションズなのか」については、他社との差別化要因を明確にする必要があります。

面接では素直さと誠実さが重要です。知らないことは正直に「勉強させていただきたい」と答え、成長への意欲を示すことで好印象を与えることができます。また、逆質問では単に情報を得るだけでなく、入社への意欲や企業への関心の深さを示す機会として活用することが効果的です。

日鉄ソリューションズを受ける人へのアドバイス

まずは徹底した企業研究を行ってください。同社のウェブサイトやプレスリリース、社員の方のインタビュー記事などを読み込み、企業の方向性や最近の取り組みを理解することが重要です。特に「Social Value Producer with Digital」というビジョンの意味を深く理解し、自分なりの解釈を持つことが大切です。

ESの準備では、文字数制限が厳しいため、要点を簡潔にまとめる練習をしてください。各設問で何を聞かれているのかを正確に理解し、求められている回答を的確に提供することが重要です。また、ES全体で一貫性を保ち、自分という人間の魅力を総合的にアピールできるよう構成を工夫してください。

面接対策では、自分の経験や考えを具体的なエピソードとともに語れるよう準備してください。特に技術的な内容については、専門知識のない相手にも理解してもらえるよう、説明の仕方を練習しておくことが重要です。また、面接は評価される場ではなく、お互いを知る場だという意識を持って、リラックスして臨むことが大切です。

最後に、選考を通じて自分自身も企業を評価する視点を持ってください。面接官の対応や企業の雰囲気から、自分に合った環境かどうかを判断することも重要です。双方にとって良いマッチングになるよう、素直に自分らしさを表現することを心がけてください。

まとめ

日鉄ソリューションズの選考は、企業と学生の相互理解を重視した「ジョブマッチング」の考え方が貫かれており、学生にとって非常に受けやすい環境が整備されていました。選考を通じて感じたのは、同社が技術力だけでなく人間性も重視し、長期的な視点で人材を育成しようとする姿勢でした。

選考突破のためには、企業理解の深さと自分の経験を分かりやすく伝える能力が特に重要です。また、「Social Value Producer」としてのビジョンに共感し、社会課題解決への意欲を示すことで、同社が求める人材像とのマッチングをアピールできます。

これから同社を受験される方には、しっかりとした準備と素直な姿勢で選考に臨んでいただきたいと思います。きっと皆さんにとっても有意義な経験となり、理想的なキャリアスタートを切ることができるはずです。

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