大塚商会の本選考対策まとめ! 選考フローや選考のポイントまで徹底解説 

「大塚商会って倍率が高くて自分じゃ本選考突破は難しいかも……」

そうお悩みの就活生の方向けに、実際に大塚商会の本選考を突破し、内定を獲得した26卒の方にインタビューを行い、選考突破のコツや内定獲得のための対策方法を伝授していただきました!

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目次

大塚商会の本選考体験談を教えてくださった方

大塚商会の本選考体験談を教えてくださった方のプロフィール
  • 26卒
  • 早慶
  • サッカーサークル
  • 飲食アルバイト
  • IT志望

大塚商会で話していたガクチカ・志望動機

大塚商会のガクチカ

私が学生時代に最も力を入れて取り組んだのは、居酒屋でのアルバイトにおけるクレーム対応の改善です。当時、お客様からの苦情が多く、スタッフのモチベーションも下がっていました。私は問題の根本原因を探るため、お客様の声を詳細に分析し、サービス改善提案を店長に行いました。具体的には、オーダーミスを防ぐチェック体制の構築と、スタッフ間の連携強化を実施しました。結果として、3ヶ月でクレーム件数を半減させることができ、お客様満足度も大幅に向上しました。この経験から、相手の立場に立って考え、課題解決に向けて粘り強く取り組む重要性を学びました。

大塚商会の志望動機

私が大塚商会の営業職を志望する理由は、「ITで日本を元気にする」という企業理念に強く共感したからです。デジタル化が急速に進む現代において、中小企業から大企業まで幅広い顧客に対してITソリューションを提供し、社会全体の生産性向上に貢献できる点に大きな魅力を感じています。また、単純な商品販売ではなく、顧客の課題を深く理解し「オフィスまるごと」提案で包括的なソリューションを提供するコンサルティング営業に挑戦したいと考えています。売上高9,851億円、取引企業数130万社という圧倒的な事業基盤と「適職主義」という人材育成方針のもと、営業のプロフェッショナルとして成長し、多くのお客様の成功に貢献したいです。

大塚商会の本選考の選考フロー

ES・Webテスト

エントリーシートの提出と適性検査が3月に実施されました。ESは設問数が比較的少なく、志望動機やガクチカなど基本的な内容が中心でした。Webテストは一般的な能力検査と性格検査で構成されており、特別な対策は必要ありませんでした。職種別採用のため、最初に営業職、技術職、スタッフ職のいずれかを選択する必要があります。

1次面接

4月上旬にオンラインで実施された個人面接でした。営業部の主任クラスの方が面接官を務め、時間は約30分程度でした。基本的な志望動機や学生時代の経験について質問され、営業職への適性や人柄を見られている印象でした。面接官の方は終始和やかな雰囲気で、緊張しすぎることなく自然体で臨むことができました。

2次面接

4月中旬に本社で対面実施された面接でした。営業部の課長クラスの方が面接官で、時間は約30分と一次面接と同じ長さでした。営業という仕事への理解度や具体的な適性について、より深い質問が多く聞かれました。実務に近い内容の質問もあり、営業職としての資質をより詳しく評価されている感じでした。

最終面接

4月下旬に本社で実施された面接でした。人事部の方が面接官を務め、時間は約30分でした。これまでの面接とは雰囲気も異なり、より経営者視点からの質問が多く、将来のキャリアビジョンや会社への貢献について深く聞かれました。面接官の経験が豊富で、回答に対して色々なお話をしてくれることが多かったです。

大塚商会の本選考ES

設問①

志望動機

この設問では、なぜ大塚商会の営業職を選んだのかについて、企業理念への共感と営業スタイルへの魅力を中心に記載しました。「ITで日本を元気にする」という理念に対する共感と、コンサルティング営業への憧れを具体的に表現し、自分のキャリアビジョンと結び付けて書きました。単なる業界への興味ではなく、大塚商会だからこそ実現したいことを明確に示すよう心がけました。

設問②

学生時代に力を入れたこと

アルバイト先でのクレーム対応改善の経験を詳しく記載しました。問題発見から解決までのプロセスを具体的に示し、そこから得た学びが営業職にどう活かせるかを明確に表現しました。相手の立場に立って考える姿勢や、課題解決に向けた粘り強さなど、営業に必要な資質をアピールできるよう構成しました。

設問③

自己PR

コミュニケーション能力と課題解決力を強みとして挙げ、アルバイトでの具体的なエピソードを交えて記載しました。営業職で求められる顧客との信頼関係構築能力や、困難な状況でも諦めずに取り組む姿勢を具体的に示しました。単なる性格的な特徴ではなく、実績に基づいた強みとして表現することを意識しました。

設問④

入社後のキャリアビジョン

営業のプロフェッショナルとして成長し、最終的には中小企業のデジタル化支援に特化したスペシャリストになりたいという具体的なビジョンを記載しました。個人的な成長だけでなく、会社や社会への貢献も含めて表現し、大塚商会での長期的なキャリア形成への意欲を示しました。

大塚商会の本選考1次面接

聞かれた内容

一次面接では、自己紹介から始まり、営業職志望の理由、学生時代に力を入れたこと、困難な状況での対処法、大塚商会に関する知識、他社の選考状況などについて質問されました。基礎的な内容が中心でしたが、どの質問に対しても具体的なエピソードを交えて答えるよう心がけました。

面接で最も意識したのは、明るく誠実な印象を与えることでした。営業職への適性をアピールするため、コミュニケーション能力や粘り強さを具体的な経験とともに伝えることに重点を置きました。面接官の方が和やかな雰囲気を作ってくださったおかげで、緊張しすぎることなく自然体で臨むことができました。

逆質問

逆質問では、営業職として入社後に求められるスキルや、新入社員の成長をサポートする制度について質問しました。また、実際の営業活動で大切にしていることや、やりがいを感じる瞬間についても伺いました。面接官の方が丁寧に答えてくださり、大塚商会で働くイメージをより具体的に持つことができました。

大塚商会の本選考2次面接

聞かれた内容

二次面接では、一次面接の感想、営業という仕事への理解度、お客様に断られた時の対応方法、チームでの成果創出経験、ITに関する知識レベル、将来的なキャリア目標、大塚商会の強みに対する理解などについて質問されました。一次面接よりも実務に近い内容が多く、営業職としての具体的な適性を深く評価されている印象でした。

特に印象に残ったのは「お客様に断られた時の対応」についての質問でした。単純に諦めるのではなく、相手のニーズを改めて聞き直し、別の角度からのアプローチを提案する姿勢の重要性を伝えました。ITに関する知識について聞かれた際は、正直に学習中であることを認めた上で、入社後の具体的な学習計画を示すことで学習意欲をアピールしました。

逆質問

逆質問では、営業部での新人育成方法や、実際の営業プロセス、お客様との関係構築で大切なことについて質問しました。また、営業目標の設定方法や評価制度についても詳しく伺いました。面接官の方の実体験を交えた回答により、大塚商会の営業職としての働き方をより深く理解することができました。

大塚商会の本選考最終面接

聞かれた内容

最終面接では、二次面接の感想、改めての志望理由、営業として最も大切なこと、困難な目標への取り組み方、大塚商会で実現したいこと、他の内定企業との比較、入社後の貢献可能性などについて質問されました。これまでの面接とは異なり、より入社後のことについての質問が多く、将来性や会社への貢献度を重視して評価されている印象でした。

最も印象深かったのは「10年後、20年後のビジョン」についての質問でした。単なる個人的な成長だけでなく、大塚商会での具体的な成長ステップを描き、会社や社会への貢献も含めて答えることを心がけました。面接官の方は非常に経験豊富で、私の回答に対してさらに深掘りした質問をされることが多く、その場での思考力と表現力が試されていると感じました。

逆質問

逆質問では、営業組織の将来的な展望や、大塚商会が目指すビジョンの実現に向けた具体的な取り組みについて質問しました。また、営業担当者として成長していく上で特に重要な経験やスキルについても伺いました。経営層の視点からの回答により、大塚商会の事業戦略や人材育成に対する考え方を深く理解することができました。

大塚商会内定までの流れ

面接結果の通知方法

各面接の結果通知は一貫してマイページ上で行われました。一次面接、二次面接結果は面接から5日後にマイページ上で通知がありました。最終面接の結果については、面接から2週間後にマイページ上で通知をいただきました。その後、正式な内定通知書と入社に関する詳細資料が郵送で届きました。

内定承諾はしたか?その理由は?

内定をいただいてから約2週間検討し、最終的に承諾いたしました。承諾の決め手となったのは、事業の将来性と安定性でした。大塚商会は圧倒的な事業基盤があり、デジタル化が加速する社会情勢を考えると今後も成長が期待できると判断しました。

また、コンサルティング営業というスタイルに強く魅力を感じたことも大きな理由です。単純な商品販売ではなく、顧客の課題解決を重視する営業スタイルは、自分の成長と顧客の成功が直結する素晴らしい仕事だと思いました。「適職主義」という人材育成制度や充実した研修制度も、営業のプロフェッショナルとして成長できる環境が整っていると感じる要因でした。

選考を通じて出会った社員の方々が皆さん誠実で顧客思いの姿勢を持っていたことも印象的でした。このような先輩方と一緒に働きたいと強く思い、他社の内定と比較検討した結果、大塚商会が最も自分の価値観とキャリアビジョンに合致していると判断しました。

選考全体を通しての感想

大塚商会の選考全体を通じて感じたのは、学生の良いところを見つけようとする温かい雰囲気でした。どの面接官の方も優しく、緊張している私をリラックスさせてくださいました。選考プロセスも約2ヶ月と適度な期間で進み、面接と面接の間隔も適切だったため、しっかりと準備時間を確保することができました。

特に印象的だったのは、面接官の方々が実際の業務経験を交えて質問してくださったことです。これにより、大塚商会の営業職として働くイメージを具体的に持つことができました。また、逆質問の時間も十分に設けられており、こちらの疑問や不安に対して丁寧に答えていただけました。

選考を通じて、大塚商会が「適職主義」を掲げているだけあって、学生一人ひとりの適性や志向をしっかりと見極めようとしていることを強く感じました。表面的な受け答えではなく、その人の本質的な部分を理解しようとする姿勢が印象的でした。

大塚商会の本選考突破のコツ

大塚商会の本選考を突破するためのコツ

大塚商会の選考を突破するために最も重要なのは、一貫した志望動機を持つことです。ESから最終面接まで、なぜ営業職を志望するのか、なぜ大塚商会を選ぶのかという理由に一貫性を保つことが大切です。また、抽象的な話ではなく、具体的なエピソードを交えて自分の強みや考えを伝えることが重要です。

営業職において最も重要な「顧客の立場に立って考える」姿勢を、実体験とともに示すことも効果的です。私の場合は、アルバイトでのクレーム対応経験を通じて、この姿勢を具体的に表現することができました。

ITに関する知識については、完璧である必要はありません。むしろ、知識不足を素直に認めた上で、入社後の学習意欲と具体的な学習計画を示すことの方が重要です。大塚商会は人材育成に力を入れている企業なので、学習意欲を高く評価してくれます。

大塚商会を受ける人へのアドバイス

大塚商会の選考では、特別な対策というよりも、自分の経験を深く振り返り、それを営業職とどう結び付けられるかが重要です。企業研究をしっかり行い、大塚商会の事業内容や営業スタイル、企業理念を理解しておくことも大切です。

面接では緊張しすぎず、自然体で臨むことをお勧めします。

面接官の方々は皆さん優しく、学生の良いところを見つけようとしてくださっているので、素直に自分の思いを伝えることが大切です。

また、逆質問の時間を有効活用することも重要です。単なる福利厚生について聞くのではなく、営業職としての成長や実際の業務内容について質問することで、真剣に大塚商会で働くことを考えていることをアピールできます。

まとめ

大塚商会の選考は、学生の人柄や適性をしっかりと見極める丁寧なプロセスでした。「適職主義」という企業方針のもと、一人ひとりの学生と真摯に向き合う姿勢を感じることができました。選考を通じて、大塚商会の営業職として働くイメージを具体的に持つことができ、最終的に内定承諾に至りました。

これから大塚商会を受ける方には、自分の経験を深く振り返り、それを営業職での活躍にどう結び付けられるかを考えることをお勧めします。企業研究も重要ですが、何より自分らしさを大切にして選考に臨んでください。大塚商会は学生の良いところを見つけようとしてくれる温かい企業です。

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