りそな銀行の本選考対策まとめ! 選考フローや選考のポイントまで徹底解説 

「りそな銀行って倍率が高くて自分じゃ本選考突破は難しいかも……」

そうお悩みの就活生の方向けに、実際にりそな銀行の本選考を突破し、内定を獲得した26卒の方にインタビューを行い、選考突破のコツや内定獲得のための対策方法を伝授していただきました!

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目次

りそな銀行の本選考体験談を教えてくださった方


りそな銀行の本選考体験談を教えてくださった方のプロフィール
  • 26卒
  • 早慶上理
  • 金融研究会
  • 飲食アルバイト
  • 金融志望

りそな銀行で話していたガクチカ・志望動機

りそな銀行のガクチカ

私は学生時代、大学の金融研究会で地域経済活性化プロジェクトに取り組み、チームリーダーとして活動しました。特に力を入れたのは、地元商店街の売上向上を目指したキャッシュレス決済導入支援プロジェクトです。高齢の店主の方々にとって新しい技術の導入は大きな負担でしたが、一軒一軒丁寧に説明を重ね、導入後のサポートまで継続的に行いました。結果として参加店舗の売上が平均15%向上し、若年層の顧客獲得にも成功しました。このプロジェクトを通じて、相手の立場に立って考える重要性と、地域の課題解決に金融の力で貢献できる喜びを実感しました。困難な状況でも諦めずに取り組む粘り強さと、チームをまとめるリーダーシップを身に付けることができました。

りそな銀行の志望動機

私がりそな銀行を志望する理由は三つあります。まず、地域密着型の経営理念に強く共感するからです。学生時代のプロジェクト経験から、地域経済の活性化には金融機関の役割が不可欠だと実感しており、関西を基盤として地域に根ざした事業展開を行うりそな銀行でこそ、この想いを実現できると考えています。次に、コース別採用制度により、入社時点から自分の希望する業務に携われることです。ソリューションコースでは法人のお客様の課題解決に直接関わることができ、学生時代に培った課題発見力と解決力を活かせます。最後に、デジタル化への積極的な取り組みです。従来の銀行業務にとどまらず、最新のテクノロジーを活用したサービス提供により、お客様により良い価値を届けられる点に魅力を感じています。

りそな銀行の本選考の選考フロー

リクルーター面談

ES・webテスト前に若い人事担当者と簡単な面談がありました。主に学生時代に力を入れたこと、志望理由、逆質問などがあり、学生時代に力を入れたことについては、深堀りされました。雰囲気は明るい感じで受け答えについて軸を持ってしっかりと答えられれば良いと思います。

ES・Webテスト

エントリーシートでは「アルバイト経験」や「志望理由」、「誇れる実績」について設問がありました。特に「誇れる実績」という独特な質問が印象的でした。300字で成果を表現する必要があり、インパクトのある表現力が求められました。Webテストは玉手箱形式で実施され、言語・計数・英語・性格診断が含まれていました。

一次面接

人事部の中堅社員との個人面接で、40分程度の和やかな雰囲気でした。エントリーシートの内容を深掘りする質問が中心で、特に志望動機やガクチカについて詳しく聞かれました。りそな銀行の地域密着という特色への理解度も問われ、地域貢献への想いを具体的に語ることが重要でした。

二次面接

ソリューション業務を担当する現場社員との面接で、より実務に近い質問が多くなりました。45分間の面接では銀行業務への理解度や法人営業に対する考え方が深く問われました。金融業界の動向や課題についても自分なりの見解を求められ、業界研究の深さが試される内容でした。

最終面接

支店長クラスの役員2名との面接で、60分間にわたって行われました。これまでの面接よりもより高い視点での質問が多く、銀行員としての適性や将来性を総合的に判断される内容でした。地域経済活性化への具体的なビジョンや、デジタル化が進む中での銀行の役割について深く問われました。

りそな銀行の本選考ES

設問①

私の誇れる実績について

この設問では他の銀行にはない独特な表現で、具体的で定量的な成果を求められていると感じました。私は「商店街キャッシュレス化で参加店舗売上15%向上達成」という30字でまとめ、詳細では地域経済活性化プロジェクトでのリーダーシップと成果について記載しました。単なる活動内容ではなく、数値で示せる明確な実績を選ぶことで、説得力のあるアピールを心がけました。

設問②

なぜ銀行業界を志望するのか

銀行業界志望理由では、学生時代のプロジェクト経験を通じて実感した「金融の力で地域課題を解決できる」という想いを中心に記載しました。単に安定性や将来性を述べるのではなく、社会的意義や貢献性を重視していることをアピールしました。また、デジタル化が進む中でも人と人とのつながりを大切にする銀行業界の魅力についても触れ、自分の価値観との合致を示しました。

設問③

りそな銀行を志望する理由

企業志望理由では、地域密着型経営、コース別採用制度、デジタル化への取り組みという三つの観点から記載しました。特に関西基盤という地域性と自分の地元への想いを結び付け、他の金融機関ではなくりそな銀行でなければならない理由を明確にしました。また、実際に利用したことのあるサービスについても触れ、顧客目線からの魅力も含めて表現しました。

設問④

ソリューションコースを志望する理由

コース志望理由では、法人営業への関心と学生時代の経験との関連性を重視して記載しました。課題発見から解決策提案まで一貫して関われる魅力と、自分の強みである分析力や提案力を活かせることをアピールしました。また、将来的に地域企業の成長支援に携わりたいという具体的なビジョンも含めて、長期的な視点での志望理由を示しました。

設問⑤

学生時代に最も力を入れて取り組んだこと

ガクチカでは金融研究会での地域経済活性化プロジェクトについて詳しく記載しました。プロジェクトの背景、自分の役割、直面した困難、解決への取り組み、最終的な成果という流れで構成し、銀行業務に活かせる能力をアピールしました。特に高齢の店主の方々とのコミュニケーションや信頼関係構築の経験を通じて、顧客に寄り添う姿勢を身に付けたことを強調しました。

設問⑥

りそな銀行で実現したいこと

実現したいことでは、地域企業の成長支援と地域経済活性化への貢献を中心に記載しました。ソリューションコースでの経験を積みながら、将来的には地域の課題を金融面から解決できる専門性の高い銀行員になりたいという長期的なビジョンを示しました。また、デジタル技術も活用しながら、お客様により良いサービスを提供したいという現代的な視点も含めて表現しました。

りそな銀行の本選考一次面接

聞かれた内容

一次面接では人事部の中堅社員の方から、エントリーシートに記載した内容の深掘りが中心となりました。最も印象深かったのは「誇れる実績について、なぜその活動に取り組もうと思ったのですか」という質問でした。この質問では単に成果を説明するだけでなく、取り組みの動機や価値観を問われていると感じ、地域貢献への想いと問題意識について詳しく説明しました。

また「りそな銀行の印象を教えてください」という質問では、事前に企業研究で学んだ内容だけでなく、実際に支店を訪れた際の体験談も交えて回答しました。面接官の方が「具体的で良いですね」と評価してくださったことから、実体験に基づいた回答の重要性を実感しました。地域貢献についての考えを問われた際には、学生時代のプロジェクト経験を具体例として挙げながら、自分なりの地域活性化への想いを伝えることができました。

逆質問

逆質問では「新入社員がソリューション業務で成長していくために、どのような研修制度やサポート体制がありますか」と質問しました。これは単に制度を聞くだけでなく、成長への強い意欲と真剣さを示すためでした。担当者の方から詳しい研修プログラムやメンター制度について教えていただき、りそな銀行が人材育成に力を入れていることを実感できました。また「若手社員が活躍できる環境はどのようなものですか」という質問も追加で行い、職場の雰囲気や成長機会についても詳しく聞くことができました。

りそな銀行の本選考最終面接

聞かれた内容

最終面接では人事部の部長との面接で、ESに書いた内容の深堀り質問や「大学が第一志望だったか」、「アルバイトについて」、「入社してやりたいこと」など一般的な質問の他に「りそな銀行と他のメガバンクの違いをどう理解していますか」という質問は特に難しく感じました。単に規模や知名度の違いを述べるのではなく、経営戦略や顧客層、地域密着度の違いについて具体的に説明する必要がありました。また、「デジタル化が進む中で、銀行の役割はどう変わると思いますか」という質問は特に考えさせられました。単にデジタル技術の活用について述べるのではなく、人と人とのつながりを大切にしながらも効率性を高める必要性について言及しました。また、顧客接点の変化や新たなサービス提供の可能性についても自分なりの見解を述べ、銀行員として適応していく意欲を示しました。他社の選考状況について問われた際には、正直に他行からも内定をいただいていることを伝えながらも、りそな銀行への志望度の高さを改めて強調しました。

逆質問

逆質問では「実際のソリューション業務で、最もやりがいを感じる瞬間はどのような時ですか」と質問しました。現場で働く方の生の声を聞くことで、仕事の魅力をより深く理解したいと考えました。先輩社員の方が「お客様の課題解決に貢献できて、お客様と一緒に喜べる瞬間」と目を輝かせながら語ってくださった話は、この仕事への憧れをさらに強くしてくれました。また「新入社員が最初に苦労することは何ですか」という質問も行い、入社後の心構えについてもアドバイスをいただくことができました。

りそな銀行内定までの流れ

面接結果の通知方法

各選考段階の結果通知は、基本的にマイページでの通知とメールの組み合わせで行われました。リクルーター面談は1か月ほどでメールで通知が来ました。ESは当日中にメールで通知が来て、Webテストは約5日でメールで通知が届きました。一次面接後は当日中にメールで最終面接への進行が通知されました。最終面接はその場で結果を言い伝えられました。

その後、正式な内定通知書と入社に関する詳細資料がマイページと郵送で届きました。通知のタイミングや方法からも、学生一人ひとりを大切にする企業姿勢を感じることができました。

内定承諾はしたか?その理由は?

私はりそな銀行の内定を承諾いたしました。実際には他のメガバンク2行と地方銀行1行からも内定をいただいており、2週間の検討期間を経て最終的にりそな銀行を選択しました。

承諾の最大の理由は、コース別採用制度により入社時点から希望する業務に従事できることでした。他行では総合職として入社後の配属が不透明でしたが、ソリューションコースなら確実に法人営業に携わることができます。また、関西基盤の地域密着型経営理念に強く共感したことも重要な要因でした。学生時代のプロジェクト経験から地域貢献への想いが強く、この価値観を実現できるのはりそな銀行だと確信できました。

選考を通じて出会った社員の皆さんの人柄も決め手となりました。温かく親しみやすい雰囲気で、働きやすい環境であることを実感できました。知名度や待遇面では他行に劣る部分もありましたが、自分が本当にやりたいことと長期的に働き続けられる環境を重視した結果、りそな銀行が最適だと判断しました。

選考全体を通しての感想

りそな銀行の選考を通じて最も印象深かったのは、一貫して「人を大切にする」姿勢が感じられたことです。各面接段階で面接官の方々が学生の話を丁寧に聞いてくださり、単に能力を測るだけでなく人柄や価値観を深く理解しようとする姿勢が伝わってきました。

また、地域密着型銀行としての特色が選考全体に反映されていることも印象的でした。地域貢献への想いや地域経済への理解度が重視され、単に金融知識があるだけでなく、地域と共に成長していく意欲が問われました。コース別採用制度により、学生側も明確な目標を持って選考に臨むことができ、お互いのミスマッチを防ぐ良いシステムだと感じました。

約3ヶ月間の選考期間を通じて、りそな銀行で働く自分の将来像がより具体的にイメージできるようになりました。地域のお客様に寄り添い、金融の力で課題解決に貢献できる銀行員になりたいという想いがさらに強くなりました。

りそな銀行の本選考突破のコツ

りそな銀行の本選考を突破するためのコツ

りそな銀行の選考を突破するために最も重要なことは、コース別採用制度を十分に理解し、志望コースへの明確な理由と適性を示すことです。各コースの業務内容や求められるスキルを詳しく研究し、なぜそのコースを選んだのかを論理的に説明できることが必要です。

地域密着型銀行としての特色を理解し、地域貢献への具体的な想いを持つことも重要です。単に「地域のために働きたい」というだけでなく、どのような形で地域経済活性化に貢献したいかを具体的にビジョンとして描くことが求められます。学生時代の経験と絡めて説明できると、より説得力のあるアピールになります。

また、他の金融機関との違いを明確にし、なぜりそな銀行でなければならないのかという理由を明確にすることも大切です。メガバンクや他の地方銀行との差別化ポイントを理解し、自分の価値観や目標との合致点を見つけることが選考突破の鍵となります。

りそな銀行を受ける人へのアドバイス

りそな銀行を目指す皆さんには、まず誠実さと素直さを大切にしてほしいと思います。りそな銀行は人を重視する企業文化があり、技術やスキル以上に人柄や価値観を重要視します。背伸びをせず、自分らしさを素直に表現することが最も効果的だと感じました。

銀行業務に対する基本的な理解を深めることも重要です。特にソリューション業務を志望する場合は、法人営業の基礎知識や金融商品について学習し、実務に対する具体的なイメージを持つことが大切です。また、金融業界の動向や課題についても自分なりの見解を持っておくことをお勧めします。

インターンシップやセミナーには積極的に参加し、実際の社員の方との接点を持つことも有効です。企業理解が深まるだけでなく、選考でも有利に働く可能性があります。最後に、長期的なキャリアビジョンを明確にし、10年後、20年後にどのような銀行員になりたいかを具体的にイメージしてください。

まとめ

りそな銀行の選考は、単に能力や知識を測るだけでなく、学生の人柄や価値観を深く理解しようとする丁寧なプロセスでした。コース別採用制度により、学生側も明確な目標を持って選考に臨むことができ、双方にとって有意義な選考だったと感じています。

地域密着型銀行として、地域貢献への想いと具体的なビジョンを持つことが重要であり、誠実で温かい人柄を重視する企業文化も印象的でした。関西を基盤として地域と共に成長していく銀行で、お客様に寄り添う銀行員として貢献していくことを楽しみにしています。

りそな銀行を志望される皆さんが、それぞれの想いを大切にしながら選考に臨まれることを心より応援しています。地域のために働きたいという純粋な想いを持つ方にとって、きっと理想的な環境となることと思います。

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