玉手箱とは?対策方法を徹底解説します!

玉手箱 対策

玉手箱とは、採用選考で実施されるWebテストの一つで、特に時間管理が重要とされています。制限時間内に多くの問題を解く必要があるため、十分な対策が欠かせません。

本記事では、玉手箱の対策について紹介します。

また、玉手箱対策だけでなく、就職活動全般の準備も重要です。例えば、自己分析やエントリーシート、面接対策に取り組むことで、総合的な選考対策を強化できます。その際、AI面接ツール「REALME」を活用することがおすすめです。「REALME」では、自己PRの改善や内定可能性の診断が可能であり、効率的な就活対策を進められます。

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もくじ

玉手箱とは? 

玉手箱は、日本SHL社が提供するWeb適性検査です。SPIと並んで多くの企業で採用されていて、「能力テスト」と「性格テスト」の2つに分かれています。

SPIよりも問題形式が少ない一方、問題数が多く制限時間が短いため、迅速な対応が求められます。特に、志望する企業が玉手箱を導入している場合は、出題形式やスピードに慣れるための準備を進めておくことが重要です。

玉手箱の出題形式 

玉手箱の能力テストは、言語問題・計数問題・英語問題の3つから構成されています。主に基礎的な学力を問う問題や処理能力に関する問題が出題されます。

性格テストは、個人の性格・意欲の高さを測り企業との適性があるかをチェックするテストです。

ただし、能力テストの英語問題は、出題する企業の数は決して多くありません。大手企業の一部や外資系の企業でのみ出題されます。

玉手箱の分野別対策

ここでは、玉手箱のテスト内容を確認し、各々の対策を考えます。玉手箱は回答時間が限られており、同じ形式の問題が続けて出題される傾向にあります。そのため、どの問いに対してもスピーディに回答できることが重要です。

それぞれの特徴と攻略方法を確認したら、繰り返し演習することで問題に慣れましょう。

言語問題 

言語問題は、国語能力を判断するための長文問題が主です。

攻略法として、先に質問を読むこと、長文の問題をすべて読み込もうとしないことが挙げられます。玉手箱が出題する言語問題は、短時間で回答しなければ時間が足りなくなります。そのため、回答に必要な箇所だけを読み効率的に解くようにしましょう。

計数問題 

計数問題は、次の3つで構成されています。

・図表の読み取り 

・四則逆算

・表の空欄の推測

図表の読み取りは図表の数値を読み取り、法則を見つけて設問に回答する問題です。計算する桁数が多い点に注意しましょう。

四則演算では、方程式の一部に空欄がありそこに入る数値を計算します。スピーディさが求められるため、演習を繰り返して慣れましょう。

表の空欄の推測では、表に記入されている他の数値から空欄に当てはまる数値を推測します。

それぞれ回答制限時間が決まっているため、焦って回答ミスをしないように気をつけましょう。

英語問題 

玉手箱の英語問題は、論理的読解と長文読解の2つで構成されています。中高生レベルの基礎的な英語力が試される内容で、基本的に単語の出題はありません。

論理的読解は、文章を読んで適切だと思う回答を複数の選択肢から選びます。長文読解は、長文を読んで複数の選択肢から正しい回答を選びます。

長文読解の攻略法は、言語問題と同様に、先に質問を読むこと、長文の問題をすべて読み込もうとしないことです。質問を先に読んで問題文の内容をイメージし、関連する部分だけを読むことが大切です。

性格適性検査 

玉手箱の性格適性検査は、性格と意欲の2つから構成されています。この検査で学生のパーソナリティと企業との相性や、ストレスに対する耐性度などを見極めます。

性格適性検査を攻略する方法は、質問に対する回答の一貫性を保つことです。嘘や矛盾した回答をすると、整合性が取れず、面接官から指摘を受ける恐れがあります。

玉手箱の対策方法

ここからは、玉手箱の対策方法について解説します。対策なしで玉手箱に挑戦した場合、高得点をとることは難しいといえます。対策を把握してから演習に取り組みましょう。

問題形式に慣れる 

玉手箱は、学生時代のテストとは異なる形式で出題されるため、当日初めて挑むことは避けましょう。十分に対策するには、問題集や参考書を活用し、例題を繰り返し解くことが大切です。

問題形式に慣れると、解答のコツがつかめるだけでなく、解くスピードも向上します。また、事前準備をすることで、自信をもって試験に臨めます。

効率よく対策を進め、着実にスキルを磨きましょう。

制限時間を意識して練習する 

玉手箱の試験では限られた制限時間内に多くの問題を解く必要があるため、スピードが重要です。

効率的に対策を進めるために、制限時間を意識しながら問題を解く練習を繰り返すことをおすすめします。タイマーやストップウォッチを使い、時間内に正確に解く練習をしましょう。

また、当日のテストでは、1つの問題に時間をかけすぎないことも大切です。難しい問題にこだわりすぎず、どうしても分からない場合は次に進むという判断力を身につけておくと、全体のパフォーマンスを最大化できます。時間配分を意識した練習を重ね、本番に備えましょう。

電卓に慣れておく 

玉手箱の計数問題では、電卓が使用できるため、練習の段階から本番で使用する電卓を使って慣れることが重要です。電卓に慣れていないと、操作に手間取り、焦りが生じるリスクがあります。本番を想定して、スムーズに操作できるように練習しましょう。

さらに、メモをとることも練習の一環としてください。計算過程や問題の要点を紙に書き出すことで、正確性とスピードが向上します。

ただし、メモをとることに気をとられて回答が遅れることがないよう、練習の段階で効率的なメモのとり方を身につけることが求められます。

本番を想定した環境で、電卓操作とメモのバランスを練習することで、余裕をもって試験に臨めるでしょう。

玉手箱のある企業に応募して体験する 

万全の準備で臨むためには、模試や問題集での対策に加え、本番に近い環境を経験することが効果的です。

その一環として、実際の玉手箱を体験する機会を活用しましょう。例えば、玉手箱を採用している企業のインターンシップに応募したり、志望企業以外の採用試験に挑戦したりすることが有効です。

初めての玉手箱が志望企業の本番試験となると、緊張から普段の実力を発揮できない可能性があります。実体験を積むことで、試験形式や時間配分に慣れ、本番でも落ち着いて取り組めるようになります。

模擬試験の結果を踏まえつつ、実際の試験環境で練習を積み、準備万全の状態で志望企業の選考に臨みましょう。

玉手箱対策に加えて「REALME」で就活対策!

玉手箱の対策に加えて、面接の対策には「REALME」を活用しましょう。「REALME」は、自己分析やエントリーシート・面接に悩む学生に解決策を提供するサービスです。

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AI面接を通して志望企業の内定を判定 

就職活動では、玉手箱の対策だけでなく、自己分析や面接対策など総合的な準備が重要です。

REALME」は、20分間のAI面接を受けるだけで、志望企業からの内定可能性を判定してくれます。また、強みや弱みについても詳しくフィードバックしてくれるため、それをもとに内定獲得の可能性を高めるための具体的な対策を行うことができます。

玉手箱対策と並行して、現在の自分の状況を「REALME」で客観的に把握すれば、全体的な就職活動の質を向上させるでしょう。

合格ラインの学生のESや自己PRが見られる 

REALME」では、志望企業の合格ラインにいる学生のエントリーシートや自己PRの確認が可能です。他の学生がどのように志望動機や自己PRを作成しているかを確認できるため、自分自身の表現をブラッシュアップできます。

他の学生の回答例を見ることで、自分には気づかなかった新たな強みに目を向けたり、より効果的な志望動機の書き方を学んだりできるでしょう。客観的な視点で自分のアピールポイントを再確認する機会にもなり得ます。

自分の強みと弱みが分かる 

REALME」の20分間のAI面接では、内定判定に加えて、あなたの強み・弱みを数値化して分析します。このデータにもとづき、各項目ごとの具体的なフィードバックが提供されるため、自分自身の改善ポイントが明確になるでしょう。

自分の強みを活かした志望動機の伝え方や、効果的な自己PRを考える際、この客観的なデータが非常に役立ちます。また、第三者から見た自分の特徴を把握することで、志望する企業が求める人材像とのマッチングを意識した準備が可能になるでしょう。

玉手箱の事前対策をして本番に臨もう!

採用選考の試験で、玉手箱は比較的難易度が高いとされています。Webテストに自信がある人でも、何の対策もせずに玉手箱に挑戦することは避けましょう。

玉手箱は問題数が多いため、迅速かつ正確な回答が求められます。問題集を繰り返し解き、速さと正確性を身につけましょう。事前対策を徹底し、試験に臨んでください。また、面接の対策には「REALME」がおすすめです。AIとの面接をもとにしたフィードバックや他の就活生の回答を参考にして、自己分析や面接練習ができるでしょう。就活をスムーズに進めるためにもぜひ活用してください。

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