最終面接後にはお礼メールを送るのがおすすめ!必須ではありませんが、お世話になった担当者へお礼を伝えることで気持ちよく選考を終えられます。
そこで本記事では、最終面接後のお礼メールの書き方や送るときの注意点を解説。書き方に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください!
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万が一最終面接に落ちてしまってもイチから就活をやり直す必要はないので、「最終面接に落ちたのではないか…」という不安が和らぎます。
最終面接の後にお礼メールを送るべき?

「最終面接の後にお礼のメールを送るべき?」「そこまでする必要はない?」と悩む方もいるかもしれません。お礼メールの送付は必須ではありませんが、迷ったら送るのがおすすめ。お礼の気持ちを伝えることで、自分も気持ちよく選考を終えられます。
面接終了後すぐにメールを作成して、当日中には送信しましょう!
最終面接の後のお礼メールで好印象を与えるコツ

ここからは、最終面接の後のお礼メールで好印象を与えるコツを紹介します。
・当日中にできるだけ早く送る
・テンプレではなく自分の言葉で伝える
・「返信の返信」は悩んだら送ってOK
それぞれ解説していきます。
当日中にできるだけ早く送る
1つ目のポイントは、メールを送るタイミングです。最終面接が終わった後はほっとひと息つきたいところですが、お礼メールは面接終了後すぐに送ってしまうのがポイント。メールの内容が合否に直結するわけではないので、難しく考えすぎる必要はありません。
できれば当日中、遅くとも翌日の午前中を目安に送りましょう。
テンプレではなく自分の言葉で伝える
あいさつや締めの言葉は雛形やテンプレートを使用して問題ありませんが、お礼の気持ちは自分の言葉で伝えるのがおすすめ。
自分のために時間を割いてくれた面接官や人事担当者に対して、感謝の気持ちを簡潔に伝えましょう。
「返信の返信」は悩んだら送ってOK
企業によっては、お礼メールに対して返信を返してくれることがあります。「返信の返信をするべき?」と悩むかもしれませんが、悩んだ場合は返信しておけば間違いありません。

最終面接の後にお礼メールを送る注意点
最終面接の後にお礼メールを送る際の注意点について解説します。
・タイミングが遅くなりすぎた場合は送らない
・時間帯に注意する
・ビジネスマナーに気をつける
それぞれ見ていきましょう。
タイミングが遅くなりすぎた場合は送らない
お礼メールを送るのは、面接当日もしくは遅くとも翌日までが目安。「面接終了後、気づいたら日数が経ってしまっていた」という場合には、かえってマイナスイメージを与えてしまうこともあります。
お礼メールを送るに越したことはありませんが、あまりにもタイミングが遅くなりすぎたと感じた場合には、送らない選択を取るのも1つです。
時間帯に注意する
メールを送る時間帯にも注意しましょう。面接官や人事担当者は基本的に勤務時間中に対応しているため、夜遅い時間帯にメールを送ると非常識にあたる場合があります。特に就業規則がしっかりしている大手企業などは注意が必要です。
例えば夕方の面接を受けて、お礼メールの作成が夜になってしまったという場合、無理にその日のうちに送る必要はありません。最近のメールでは予約送信機能もあるので、翌朝の営業時間以降に送信設定しておきましょう。
ビジネスマナーに気をつける
「メールの1つくらい大したことではないのでは」と思うかもしれませんが、言葉遣いやビジネスマナーはメールにもよく現れます。
具体的な書き方については後述しますが、「署名を入れる」「あいさつ文を入れる」「適切なメールアドレスを使用する」など、基本的なマナーは押さえておきましょう。
追加質問は書かない
面接のお礼メールで質問を送ることは不適切です。面接後に聞きたいことができた際は、お礼メールとは別に問い合わせましょう。ただし、問い合わせ時は採用担当者の都合を考慮しなければなりません。問い合わせ時間を配慮することや、採用担当者の都合で返事のしやすいメールを使うなどを心がけましょう。
また、お礼メールで相手からの返信を促すような内容は書きません。相手に手間をかけさせないことが大切です。
最終面接の結果が不安な時はABABAを使おう
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最終面接後のお礼メールの書き方

就活生の中には、ビジネスメールの経験が少ない方もいることでしょう。ここからは、最終面接後のお礼メールの書き方を具体的に紹介していくので参考にしてみてください。
ビジネスメールは基本的に、以下の内容で構成されます。
・件名
・宛名
・本文
・締めの挨拶
・署名
1つずつ詳細を見てみましょう。
件名
自分からメールを送る場合、適切な「件名」を付ける必要があります。「最終面接のお礼」「役員選考のお礼」など、わかりやすい件名を付けましょう。
宛名
宛名は正式名称で記載するのが基本です。会社名と、相手の部署や氏名がわかっている場合はすべて正しく書きましょう。
担当者が複数いた場合は役職の高い方に向けて送り、他の担当者はCCに入れれば問題ありません。
宛名の例
株式会社〇〇
人事部 XX様
本文
本文では、軽くあいさつをしたうえでお礼の気持ちを簡潔に伝えましょう。選考ではないため、自己PRや不必要な内容を書くのはNGです。
本文の例
お世話になっております。
本日、最終面接をして頂いた〇〇〇〇です。
この度はお忙しい中、貴重な最終面接の機会をいただきありがとうございました。XX様に直接お会いすることができて、大変光栄でした。
面接を通じて、ますます貴社への理解が深まりました。選考結果に関わらず、本日の面接が大変有意義なものであったことを心より感謝しております。
締めのあいさつ
本文の最後に、締めのあいさつを添えましょう。この部分についてはテンプレートを参考にして問題ありません。
締めのあいさつの例
末筆ながら、貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。
署名
メールの最後には、署名を付けるのを忘れないようにしましょう。就活ではメールを使う機会が多いので、自動で署名が入力されるように登録しておくと便利です。
署名の例
=========
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
〇〇〇〇(フルネーム)
メールアドレス:XXXX@XXX.com
電話番号:123-1234-1234
=========
最終面接後のお礼メールの例文

自分の言葉で伝えることが理想ですが、どのように書いてよいかわからない方もいるでしょう。具体的なイメージが沸かない場合は、以下の例文を参考にしてみてください。
件名:最終面接のお礼
株式会社〇〇
人事部 XX様お世話になっております。
本日、最終面接をして頂いた〇〇〇〇です。この度はお忙しい中、貴重な最終面接の機会をいただきありがとうございました。XX様に直接お会いすることができて、大変光栄でした。
面接を通じて、ますます貴社への理解が深まりました。選考結果に関わらず、本日の面接が大変有意義なものであったことを心より感謝しております。
また、本日までにアドバイスもたくさんいただき本当にありがとうございました。
末筆ながら、貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。
=========
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
〇〇〇〇(フルネーム)
メールアドレス:XXXX@XXX.com
電話番号:123-1234-1234
=========
最終面接のお礼メールを送る前に確認したいポイント
最終面接後とはいえ、お礼メールがあまりに不適切だと合否に影響する恐れがあります。そこでここからは、お礼メールを作成した際、送る前に再確認したいポイントをご紹介します。
就活用アドレスを使用しているか
ビジネスメールでは、プライベートで使用するアドレスは避けた方が無難です。なぜなら、就活用アドレスを使うことで選考に関する大切なメールが埋もれないためです。
プライベートのメールと混ざると、選考に関する重要なメールを見落とすリスクがあります。企業からのメールはすぐに確認して返信ができるように、プライベートとビジネスメールは使い分けましょう。
また、就活で使用するアドレスは簡潔で分かりやすいものにしましょう。複雑なアドレスは、採用担当者が入力する際に手間が増えます。名前や大学名が入っているアドレスを使用すると、見分けが付きやすく好印象です。
宛先や氏名は合っているか
宛先のアドレスや会社名・部署名・担当者名が合っているかを確認しましょう。これらを誤って入力することは失礼にあたります。また、アドレスを誤ると別人にメールが届いてしまうことで個人情報の流出につながり危険です。宛先や名前は、複数回確認して誤りがないようにしましょう。
また、会社名や部署・担当者名は省略せず正式名称で入力します。例えば、「株式会社」を「(株)」と省略せず書きましょう。
誤字脱字はないか
誤字脱字がないように注意しましょう。一か所程度の誤字脱字であれば選考に影響することはほぼありませんが、何か所も誤字脱字があるとケアレスミスが多い人と判断されてしまい、選考に影響する恐れがあります。
メールを作成後、送信前に最初から読み返して誤字脱字を確認しましょう。一度の確認ではなく、2回3回と確認すると効果的です。
特に氏名の誤字は失礼にあたるため、特に注意しましょう。
絵文字や装飾は使用していないか
ビジネスメールでは、本文やメールアドレスに絵文字や装飾は使用してはいけません。強調したい箇所があっても、太字や色文字などを使わないようにしましょう。
他には「!」や「?」の使用も避けます。
相手が読みやすいことを意識して、簡潔で分かりやすいメールを心がけましょう。
最終面接のメールに関するよくある質問
最終面接後にお礼メールを送ることで、好印象を与えられます。しかし、いざメールを作成するとさまざまな疑問が生じるでしょう。
そこでここからは、最終面接のメールに関するよくある質問に回答します。
最終面接のお礼メールは誰に送るの?
最終面接で面接官が複数いた場合、誰に送ればよいか悩む方もいます。
選考に関するメールは日程連絡などのやりとりがある採用担当者に送ることが一般的です。採用担当者であればお互いにメールアドレスを把握済みのため、スムーズにメールを送信できます。
なお、複数人いる場合は全員にメールを送っても問題ありません。全員に送る際は、氏名やメールアドレスを確認して、宛名の間違いがないよう特に注意しましょう。
社長面接だった場合は社長に送ってもよい?
宛先が分かる場合は送っても構いません。ただし、社長のメールアドレスを知らないケースもあるため、この場合は採用の窓口である採用担当者にお礼メールを送りましょう。
なお、社長にお礼メールを送る際は敬称などに気を付けましょう。社長に送る際は、通常通り「様」を付けます。就活のメールでは、「殿」は使いません。敬称に迷った際は、「様」を付けることが無難です。
メール以外でお礼を伝えてもよい?
電話や手紙などメール以外の方法はなるべく避けます。なぜなら、電話は相手に手間をかけさせ、手紙は届くまでに日数がかかるためです。
お礼メールは、相手に負担をかけさせないことが大切であり、その点でメールが適しています。メールは相手の都合のよいタイミングで確認できるため、面接の機会を設けていただいたお礼はメールで伝えましょう。
相手のメールアドレスを知らない場合は、手紙より電話が適しています。なぜなら、手紙は届くまでに日数がかかり、採用の結果が先に届く場合があるためです。
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最終面接後のお礼メールは悩んだら送ろう!

最終面接後のお礼メールについて紹介しました。最終面接を終えた後は、お礼メールを送ってスッキリした気持ちで選考を終えましょう。お礼メールは合否に直結することはありませんが、面接直後に送ることで印象アップにつながる可能性もあります。送るか悩んだ場合は、本記事で紹介したポイントを押さえてぜひ送ってみてください!