「就活が始まるのはいつから?」といった疑問を抱えている方に向けて、25卒の就活がスタートするタイミングや具体的な準備と対策を紹介します。就活をいつから始めるかは志望する企業によっても差が出るので、逆算して遅れを取らないように準備しましょう。
就活が始まるのはいつから?
まずは、就活が始まるタイミングを確認してみましょう。就活スタートとなるタイミングは、志望企業が経団連に参加しているかどうかで異なります。
経団連に入っている場合
経団連に加盟している企業のスケジュールは以下の通りです。
・大学3年の3月…情報解禁
・大学4年の6月…選考開始
大手の日系企業等は経団連に加盟していることが多く、大学の3月から会社説明会などがおこなわれるようになります。
経団連に入っていない場合
経団連に非加盟の場合、明確なルールが決められていません。そのため、早めに選考をスタートさせて優秀な学生を囲い込む企業もあります。
具体的には、人気のベンチャーや外資系、マスコミ業界などです。ほかにも早い企業では、大学3年生の秋頃から選考が開始となる企業もあるので注意しましょう。業界ごとのおおまかな時期については、以下を参考にしてみてください。
・ベンチャー企業…経団連に参加しておらず、選考が早い傾向にある
・外資系企業…大学3年生の秋頃から選考がはじまる企業もある
・マスコミ業界…夏期インターンシップが選考となる企業が多い
志望企業の半年前には対策するのがおすすめ
経団連に入っているかどうかで就活のスタート時期は異なりますが、重要なのは選考までに準備ができるかどうかです。志望する企業や業界が決まっている場合は、過去の就活スケジュールをリサーチしてみましょう。
就活で何をいつから準備する?
ここからは、就活のスケジュールについて解説します。企業ごとに詳細なスケジュールは異なるため、以下の項目はあくまで目安です。
ここでは経団連のルールをベースに解説します。経団連に入っていない企業については、大まかな流れを参考にして、具体的なスケジュールは企業の公式情報を確認するようにしてください。
1. 大学3年生の5・6月頃|自己分析と情報収集
2. 大学3年生の夏|企業研究・インターンシップ
3. 大学3年生の3月|説明会・選考対策
4. 大学4年生の6月頃|選考〜順次内々定
1. 大学3年生の5・6月頃|自己分析と情報収集
大学3年生の5月〜6月頃までに、自己分析と情報収集を済ませておくことが理想です。実際に採用情報が解禁となるのは翌年の3月になりますが、就活が本格的にスタートすると自己分析や情報収集をする暇がなくなる可能性があります。
比較的スケジュールにゆとりのあるこのタイミングで、自分の人生経験や学びを振り返ってみましょう。具体的には、これまでの経験で培ってきた価値観や能力、元来もつ特性などを洗い出して整理します。自分のやりやすい方法で進めて問題ありませんが、最終的には企業選びや就職活動の軸に紐付けることを意識して進めましょう。
また、夏に開催されるインターンシップの選考に向けて、自己分析や情報収集などの事前準備はできる限り済ませておくようにしましょう。
2. 大学3年生の夏|企業研究・インターンシップ
夏休みになると、夏期インターンシップが開催されます。早い企業では6月頃から募集をかけている企業もあるため、情報に乗り遅れないように注意しましょう。
インターンシップへ参加するためには、選考を設けている企業も多くあります。エントリーシートや面接がおこなわれる場合は、早めに企業研究も進めておきましょう。
夏期インターンシップは秋期・冬期のインターンシップと比較して長期間のものも多く、より実務に近い内容を体験できたり、実践的なプログラムに参加できたりと、企業や業界について深く知るチャンスです。また、本選考の予習や選考慣れの練習にもなるので、ぜひ積極的に参加してみてください。
志望企業や業界に迷っている場合は、いろいろな企業の短期インターンシップに参加してみるのもおすすめです。
3. 大学3年生の3月|説明会・選考対策
大学3年生の3月になると、正式に採用情報が解禁となり説明会が開催されるようになります。情報が解禁されたタイミングですぐにプレエントリーできるよう、事前に気になる企業や業界はリストアップしておくようにしましょう。
3月以降になると、複数社の説明会や選考が同時進行となり、スケジュール管理が重要になります。志望企業の優先順位を決めつつ、学業やアルバイトとの兼ね合いも調整できるように準備しておきましょう。
4. 大学4年生の6月頃|選考〜順次内々定
大学4年生の6月頃になると順次選考が進み、順次内々定が出始めます。正式に内定が出るのは10月なので、この段階では「採用者として内々に決定した」としている状態です。
10月1日になると、企業からない内定者に正式な内定が出ます。内定通知書に対して承諾書を提出すると、内定が確定します。
ただし、先述の通り経団連に入っていない企業の場合、独自で採用スケジュールを管理しているため、この限りではありません。
就活スケジュールの管理ツール
ここからは、就活スケジュールの管理に役立つツールをピックアップして紹介します。これから就活を始める方は、ぜひ参考にしてみてください。
・スケジュール帳
・Excel・Googleスプレッドシート
・Googleカレンダー
・アイテマス
スケジュール帳
アナログなスタイルですが、一般的なスケジュール帳は就活でも重宝します。予定を書き込むことはもちろん、必要な情報や企業の情報についてメモすることも可能。持ち運びもしやすく、電波が届かない場所でも書き込めるのが魅力です。
また、説明会や選考時などにスマートフォンは出しづらくても、スケジュール帳であればさっと取り出して書き留めやすいのもポイント。デジタル管理ツールとあわせて使い分けるのもおすすめです。
Excel・Googleスプレッドシート
ExcelやGoogleスプレッドシートに企業情報をまとめている場合は、スケジュールもExcelやGoogleにまとめて管理すると便利です。
テンプレートを利用すれば、選考スケジュールや書類提出の期日を管理できます。PCだけでなくスマホからもチェックしたい場合は、Googleスプレッドシートのアプリをスマホにダウンロードしておくと便利です。
Googleカレンダー
Googleカレンダは、予定の種類ごとに色分けがおこなえるため、パッと見ただけでスケジュールの内容が分かりやすいのが特徴です。PCはもちろんのこと、アプリをダウンロードすればスマホから操作することも可能。
さらに、To Doリストとの連携もできるので、タスク管理にも向いています。
アイテマス
アイテマスは、面談やOB訪問などの日程調整に便利なWebサービスです。カレンダー型で候補日を提案したり、空き時間を提示したりすることが可能。
Googleカレンダーとの連携機能もあるので、両者を併用するのもおすすめです。
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就活スケジュールを逆算していつから始めるべきか把握しよう!
就活スケジュールについて、いつからスタートするのか、時期ごとに準備すべき内容とあわせて解説しました。就活スケジュールは志望企業によって変動しますが、少なくとも選考が始まる半年前には始めるのがおすすめ。志望企業の例年のスケジュールをリサーチして逆算し、いつから始めるべきか把握しておきましょう。