就活の面接では、高校生活で頑張ったことに関して聞かれることが多くあります。この質問に適切に回答することで、自分がどのようなことに熱意を持って取り組んだのか、課題に対してどのような工夫をしたのかをアピールできるでしょう。
本記事では、面接で「高校生活で頑張ったこと」を聞く意図や解答のポイントを解説します。
面接練習においては、AI面接ができる「REALME」がおすすめです。頑張ったことや自分の弱みと強みを分析できます。AIとの面接練習を通して改善を繰り返せば、内定の可能性を高められるでしょう。
面接で「高校生活で頑張ったこと」を聞く意図は?
就活の面接でよく聞かれる質問のひとつが、高校生活で頑張ったことに関する質問です。面接官はただ高校時代のエピソードを知りたいわけではなく、特定の意図を持って質問しています。
ここからは、高校生活で頑張ったことを面接官が聞く理由についてまとめます。
人柄を知るため
学生時代に何を大切にして行動したか、その際にどのような人間関係を築いたのかなどのエピソードから、面接官は学生の人柄や価値観を知ろうとします。高校生活で頑張ったことという質問への回答を通じて、学生の人間性や熱意を持って取り組んだことなどを把握したいと考えています。
例えば、志望企業がコミュニケーション力の高い人材を求めている場合、周りの人と協力して行事や部活動に取り組んだエピソードを伝えることで好印象を与えることが可能です。
面接官や企業の求める人柄や人間性にあったエピソードを伝えられると、内定の可能性が高まるでしょう。
どのような環境で育ってきたかを知るため
どのような場所で育ち、どのような人間関係があり、どのような経験をしてきたのかを知りたいという思いで質問することもあります。これは、これまでなにに影響を受けて現在に至るのかを知るためです。
どのような環境で育ってきたかを聞くことで、その学生の背景がよく分かります。その結果、学生の価値観や性格が分かり、自社に合う人材かを見極めます。
内定辞退や早期離職を防ぐために、企業側はミスマッチを避けたいと考えることが一般的です。そこで、「高校生活で頑張ってきたこと」を聞いて、その人の価値観や性格を知ろうとします。
過去の出来事への向き合い方を知るため
過去の出来事への向き合い方を知るために聞かれることも多いでしょう。
自分の過去と正しく向き合えば、自分の強みを活かして活躍したり反対に弱みを改善したりできます。過去の出来事を客観的に把握し、適切に向き合えることを伝えられると、面接官へのアピールになるでしょう。
また、過去の振り返り方からも人間性を判断される場合があります。例えば、部活動で活躍できたというエピソードは、仲間と協力したコミュニケーション力をアピールするのか、地道な努力を重ねた粘り強さをアピールするかで印象は変わるでしょう。
企業の求める人材にあったエピソードを話すと高評価が期待できるため、求められる人材について調べることをおすすめします。
物事への取り組み方を知るため
あなたが課題の解決に向けて何を考え、どのように行動したかを知るために、面接官は「高校時代に頑張ったことは何か」という質問をします。
目標に向かって行動すると、問題や課題が発生することがあります。その際の物事や課題への向き合い方や取り組み方は、仕事に向かう姿勢や対応力と関連付けることができるでしょう。回答によっては、「入社後、課題にぶつかったときに乗り越えられない」と判断される恐れもあります。
自分が課題にぶつかったときにどのように対処したかまで話せるように、準備をしましょう。
高校生活で頑張ったことを回答する際のポイント
「高校生活で頑張ったこと」という質問に対する回答は、あなたの人間性や強みをアピールできるチャンスです。ここからは高校生活で頑張ったことを伝える際のポイントを紹介します。
結論から伝える
回答の初めに、何を頑張ったのかを述べましょう。結論から述べることで、何を伝えたいかを明確にできます。
最初に結論を簡潔に述べたあと、エピソードを詳しく伝え、その経験を入社後にどのように活かしたいかを整理して話しましょう。
簡潔に伝える
分かりやすさと簡潔さも意識しましょう。面接では伝える力も評価されます。そのため、基本的には1分程度でまとめることをおすすめします。
簡潔でかつ具体的なエピソードを伝えれば、面接で高評価が得られるでしょう。
高校生ならではのエピソードを伝える
エピソードとして伝える内容は、高校生でしか経験できないことに特化するとよいでしょう。例えば、部活動、文化祭、体育祭、学業やボランティア活動などのテーマがあげられます。
些細なことでも深掘りすることで、学んだことや自身の強みが見つかる可能性があります。高校生らしいエピソードを用いて、その経験から得た気づきや成長を回答できると好印象です。
失敗した経験でもよい
過去に起きた失敗を解決するためにあなたが起こした行動や、失敗から得た学びを話すこともおすすめです。失敗エピソードを話す学生は少ないため、周りの人との差別化が期待できます。
また、失敗エピソードから成長や学びを得たことを適切に伝えられれば、困難にぶつかっても対処できる姿を印象付けられるでしょう。
稀有な経験でなくてよい
面接では、特別な経験やインパクトのある体験よりも、回答の仕方や考え方が評価されます。特別な経験がなくても、あなたが経験した中で自分なりに頑張ったことや努力したことを適切に伝えられれば十分にアピールできます。
企業の求める人物像を調べ、あなたの強みや魅力が伝わるように工夫しましょう。
自慢話にならないようにする
面接官は、大きな成果や華々しい活躍について知りたいわけではありません。あなたが経験したことから、どのように考え、何をしたのかを知りたいと考えています。自分の成し遂げたことの説明で話が終わると、人間性や人柄を十分に伝えられません。
エピソードのみを話すのではなく、その経験から得た学びや成長、あなたの考えを述べるように心がけましょう。
嘘や内容を誇張しない
関心をひきたいからといって、嘘をついたり内容を誇張したりすることは避けましょう。
面接官は多くの就活生と対話するため、嘘に敏感です。また、あまりにも背伸びをしたエピソードを話すと、面接で嘘が見抜かれなかったとしても入社後に働きにくくなるリスクがあります。
周りと違う特別なエピソードである必要はありません。嘘はつかずに事実のみでアピールをしましょう。
「高校生活で頑張ったこと」例文10選【経験別】
「高校生活で頑張ったこと」は、勉強や部活、学校行事などさまざまです。しかし、どのように紹介すればよいか分からないと悩むこともあるでしょう。
そこでここでは、経験別に例文をご紹介します。
勉強で頑張ったこと
高校での勉強で頑張ったことを紹介する際は、具体的な教科をあげて説明します。頑張ったことでどのような経験をして、その経験をどのように仕事に活かすのかを説明しましょう。
私が高校生活で頑張ったことは英語です。英語は嫌いではなくそこそこ勉強をしていたため、特に力を入れてはいませんでした。しかし、志望大学に入れないほどの点数しか取れない事実を知ったことをきっかけに、英語の勉強に力を入れました。
苦手を分析してみると、学校のテストでも模試でも長文問題でミスが多いことに気が付きました。そこで、単語、熟語、慣用句など基礎的な理解力を向上させることから始めました。毎日30分早起きをして勉強する時間を作り、繰り返し過去問を問いたり、先生に相談してアドバイスをもらったりしながら、できることをコツコツと積み上げました。
結果、学校のクラスで1番の点数を取れ、模試では20点アップして無事に志望大学に入学できました。この経験から、弱点を克服するために、自分の決めたことから逃げ出さずに取り組むと、大きな結果を生み出せることについて学びました。
御社でも、目標に対して結果を出せるように努力をしたいと考えています。
部活で頑張ったこと
部活動に力を入れていた場合は、部活で頑張ったことをアピールしましょう。どの部活を頑張ったのかだけではなく、頑張ったエピソードを加えて紹介すると、伝えたい内容が伝わりやすくできます。
ここでは、文化系の部活で頑張ったことを紹介する際の例文をご紹介します。
私は高校生活で、吹奏楽部の部長を務めました。人気のある部活であったため部員が多く、まとめることにとても苦労しました。
あるとき各パートで練習をし過ぎたことで、全体の結束が薄れてしまい、部員の雰囲気が悪化する事態に陥りました。
定期コンサートを成功させるためには一丸となる必要があります。そこで、メンバー全員と面談をして不満や不安を吸い上げて、部員同士のコミュニケーション不足だと判断し、解決するための場を設けました。
結果として部の雰囲気はよくなり、定期コンサートを成功させられました。
御社でもコミュニケーションを大切に、組織に貢献していけるように努力します。
生徒会で頑張ったこと
生徒会に参加していた場合、生徒会で頑張ったことをアピールすることも一つの手です。生徒会をあげる際は、具体的な役割や経験、立候補した理由などを話しましょう。
私が高校で頑張ったことは生徒会です。
私は高校で生徒会長を務めました。生徒会長になろうと思った理由は、私を含め生徒の多くが校則に納得がいっていないものの、仕方ないから従う状態に陥ったためです。
例えば、私が通っていた高校ではどれだけ部活動の大会を目前に控えていても、部活動は一日1時間半までと決まっていました。しかし、多くの人は「大会前はもっと練習したい」という意見を持っており、私はこれを変えるべく、学校側に改善案を提出しました。
結果、提出した改善案が認められ、大会2週間前は顧問が付いている状態であれば時間の制限なく活動できることになりました。
高校での生徒会長の経験から、「仕方ないから」で済ませるのではなく、変えようと努力してみることが大切であると学びました。
御社に入社後も、改善点については積極的に伝えてよりよい環境つくりができるよう努力します。
文化祭で頑張ったこと
高校生活ならではのイベントとして、文化祭で頑張ったことを紹介することもおすすめです。大学時代のエピソードと区別できるためです。
文化祭で頑張ったことをアピールする際は、担当した役割や得た経験について話しましょう。
私が高校生活で頑張ったことは、文化祭の実行委員です。
クラスの催し物を決めるときに、「前年と同じ内容がよい人」「新しい内容にしたい人」「文化祭に興味がなくて協力してくれない人」など、意見が対立して困ったことがありました。
そこで私は、クラスの全員からなぜそれがよいのかについて率直に意見をもらい、カテゴリー分けをしました。その後に、前年のベースに新しい要素を取り入れた催しにすることを提案し、クラスの一人ひとりに役割を与えることで責任感を持ってもらうように工夫をしました。
結果、それぞれが決められた仕事をこなすことで、クラス一丸となって文化祭を無事に成功させられました。
この経験を活かして、御社でも周囲の人の意見をしっかり取り入れて仕事をしたいと考えています。
体育祭で頑張ったこと
学生生活ならではの体育祭も、アピールできます。応援団や実行委員などの役割を担っていた場合は、その役割と得た経験を具体的に説明しましょう。
私が高校で頑張ったことは体育祭のリーダーです。
リーダーとしてチームを勝たせたいと思っていましたが、チームは100人ほどいるため、私一人でまとめることは無理がありました。
そこで、友人4人を幹部にして5人で役割分担をして、チームの競技力や団結力などをあげました。
結果としては勝利をおさめ、「頑張った甲斐があった」と思える体育祭になりました。
この経験から、何かをするときは人に頼って、適切な役割分担をすることでより大きな効果を得られることが分かりました。
御社に入社後は、なにごとも一人で抱え込むのではなく、周りと協力しながら進めることを意識してまいります。
受験勉強で頑張ったこと
受験勉強は誰もが経験することで差別化が大切です。頑張った理由や工夫した例をあげて、印象に残る回答にしましょう。
例えば、以下のような文章にすると好印象を与えられます。
私が高校生活で頑張ったことは、大学受験です。
高校3年生になったときに、担任の先生からは現在通っている大学には100%入れないといわれました。しかし、私が学びたい学部であったため、そこから合格に向けて勉強をスタートさせました。
目標達成のために、自分に足りていない部分の洗い出しをし、逆算して毎日のスケジュールに落とし込みをしました。PDCAサイクルを回し、必要に応じて修正や改善を繰り返しながら勉強を続けた結果、無事に第一志望の大学に入学できました。
途中で諦めそうになったこともありましたが、大学で学びたい学問のことをモチベーションに頑張り続けました。
御社の仕事でも成果を出し続けるための行動を行い、貢献したいと考えます。
アルバイトで頑張ったこと
アルバイト経験では、学校とは違う場所でどんな力を身につけたのかを示せる点が強みになります。単に「忙しかった」「努力した」とまとめるのではなく、どんな場面で何を感じ、どのように動いたのかまで触れると、一気に伝わり方が変わるでしょう。
たとえば、お客様とのやりとりで気づきを得た瞬間や、失敗をきっかけに意識が切り替わった出来事など、少し感情が動いた場面を盛り込むと印象が残りやすくなります。数字や具体的なエピソードを添えると、よりリアルに伝わるのでおすすめです。
【例文】
「飲食店の接客アルバイトで、常連のお客様から“あなたがいると落ち着く”と言われたことがありました。そこから声のかけ方や表情を意識するようになり、結果として店舗の満足度向上にもつながりました。」
周りとの関係で頑張ったこと
周囲との関わりの中でどう成長したのかを示すと、人間性や協働力が伝わりやすくなります。特に、自分の短所に気づき、それを改善するためにどんな行動を取ったのかまで触れると、面接官が「この学生は伸びる」と感じやすいです。単なる仲良しエピソードではなく、意見がぶつかった経験や苦手意識を乗り越えた場面を織り交ぜると、より深みが出るでしょう。チームの雰囲気が変わった、周囲の反応が変化したなどの成果も添えると説得力が増します。
【例文】
「ゼミで意見が言いづらい性格を改善するため、毎回1回は必ず発言すると決めました。続けるうちに議論に積極的に参加できるようになり、最終発表では進行役を任されるほど信頼を得られました。」
ボランティアで頑張ったこと
ボランティア経験は「主体性」や「社会への関心」を示せるため、面接でとても評価されやすいテーマです。ただ活動内容を並べるだけでは伝わりにくいため、取り組む中で何を感じ、どんな変化が生まれたのかまで触れるのがおすすめです。現場での気づきや葛藤、価値観の揺れなどを入れると、エピソードに厚みが出ます。また、利用者の反応やチームの改善点など、具体的な成果があると説得力がぐっと増します。経験を通して自分がどう成長したのかまで繋げると、より魅力的な自己PRになります。
【例文】
「高齢者施設でのボランティア活動で、会話が苦手な方に寄り添う姿勢を大切にしました。相手のペースに合わせて聞き役に徹したことで、次第に笑顔が増え、スタッフの方から“場を和ませてくれる存在”と言っていただけました。」
資格取得で頑張ったこと
資格取得は「目標に向けて継続できる力」や「計画性」をアピールできるテーマです。勉強量や工夫を語るだけでなく、そもそも“なぜその資格を取ろうと思ったのか”という背景を添えると、取り組みの必然性が伝わりやすくなります。授業で興味を持った、将来のキャリアに必要だと感じた、苦手分野を克服したかったなど、きっかけを具体的に示すとストーリーに深みが出ます。また、学習計画の工夫や、挫折しそうになった場面をどう乗り越えたかを入れると、より説得力が増します。
【例文】
「将来のキャリアに役立てたいと思い、○○資格の取得に取り組みました。苦手な分野を克服するために毎日1時間の学習時間を確保し、理解が浅い部分は参考書を変えて取り組むなど工夫を続けました。結果として合格でき、自分の努力を形にできました。」
高校生活で頑張ったことを印象的に伝えるポイント
高校での取り組みは、大学時代とは違う視点や成長過程を示せるため、自己PRの幅を広げる材料になります。ただ経験を並べるだけでは弱くなるので、「何を学んだのか」「その学びをどう活かせるか」まで伝えることが鍵です。ここからは、より印象に残る伝え方のポイントを順番に解説します。
経験から得た学びや気付きを伝える
高校生活でのエピソードは、それ自体の規模よりも「そこから何を学び、どう変わったか」を具体的に伝えることで、ぐっと評価が高まります。経験の事実だけを話すのではなく、「この出来事で◯◯に気付き、次に△△を意識するようになった」など、行動の変化まで示すと成長が明確になります。学ぶ姿勢がある学生は企業からの印象も良くなるため、自分なりの学びと気付き、そこからの成長プロセスを丁寧にアピールすることが大切です。
企業での活かし方を伝える
高校での経験を語るときは、「その学びを企業でどう活かせるか」まで結びつけることが重要です。例えば、部活動で培った継続力を「業務で粘り強く成果を出す姿勢につながる」と示すなど、再現性のある形で説明すると説得力が高まります。また、企業が求める人物像と自分の強みを重ねて伝えることで、「この学生はうちで活躍できそう」という印象にもつながります。経験の紹介にとどまらず、その先の応用力や意欲までしっかりアピールしましょう。
大学で頑張ったことと異なるアピールをする
高校生活で頑張ったことを答えるときは、大学時代のエピソードと同じ内容を繰り返さないことが大切です。どちらも同じ題材にしてしまうと「経験の幅が狭い」「成長の軸が見えにくい」と判断されることもあります。もし似たテーマしか思い浮かばない場合でも、視点や役割、学びの深さを変えて差別化する工夫をしましょう。高校では “きっかけ” や “基礎づくりの時期”、大学では “応用” や “成果” など、段階の違いを示すと効果的です。過去の経験を広く立体的に見せることで、自分の成長ストーリーをより豊かに伝えられます。
「高校生活で頑張ったこと」のNG回答
高校生活で頑張ったことを話す際は、話す内容や答え方に注意が必要です。回答によっては、逆効果になることがあるため、話す内容は慎重に考えましょう。
ここでは、「高校生活で頑張ったこと」のNG回答をご紹介します。
嘘や誇張した内容を話す
嘘や誇張された内容の話をすることは避けましょう。なぜなら、誇張した内容は面接官に気付かれる可能性が高いためです。
嘘は必ずばれるわけとは限らないものの、ばれた際は信頼を失うため、リスクを考えるとよいことはありません。
誇張した表現も深堀りされるとばれるため、本当に経験したエピソードのみを話すようにしましょう。
何を得たかが分からない
「高校生活で頑張ったこと」を紹介する際は、単に頑張ったことを話すのではなく、その経験から何を得ているかが大切です。華々しい活躍をしたという自慢話で終わらないように注意しましょう。
よい回答は、頑張ったことを具体的なエピソードと交えて話したあと、その経験をどのように仕事に活かすのかにつなげた内容です。
高校生活で頑張ったことが見つからないときの対処法
高校生活で頑張ったことを思い出そうとしても、「残してきた成果がない」「特別な活動をしていなかった」と感じて悩む人は少なくありません。ただ、実際には日常の中にもアピールできる経験はたくさんあります。ここでは、エピソードが見つからないときの探し方や振り返りのコツをまとめ、無理なく自分の強みを引き出す方法を紹介します。
家族や友人の意見を聞く
高校生活で頑張ったことがどうしても思い浮かばないときは、家族や友人に意見を聞くのが意外と効果的です。自分では「普通」と感じていた行動でも、周りから見ると努力や成長として映っていることがよくあります。特に一番近くであなたを見てきた人たちは、性格的な強みや行動の特徴を客観的に指摘してくれます。複数の人に聞いてみて、同じようなエピソードや評価が重なる場合、それは自己PRとして使いやすい“強い材料”になります。自分では気付けなかった魅力に出会えるはずです。
自己分析で振り返る
頑張ったことがなかなか思い浮かばないときは、自己分析で過去を丁寧に振り返るのがおすすめです。高校生活だけに限定せず、幼少期から現在までの「自分史」を作ると、努力した経験や成長のきっかけが自然と浮かび上がってきます。部活・勉強・人間関係・家庭での役割など、日常の中にヒントが隠れていることも多いです。自己分析は「頑張ったこと探し」だけでなく、志望動機作りや長所・短所の整理にもつながるため、就活全体のベースを固める大切なプロセスになります。
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高校生活で頑張ったことに関する質問がされたときは、あなたの人間性や熱意を持って取り組んだことなどを面接官にアピールするチャンスです。企業の求める人物像を意識しながら自己分析し、適切に伝えられると内定可能性を高められるでしょう。
一方、アピールできる自分の強みや特性が分からない方もいるのではないでしょうか。自分の強みを知りたい人には、「REALME」がおすすめです。「REALME」はAIとの面接を通して、あなたの強みを客観的に示し、自己分析のサポートをしてくれるサービスです。
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また、内定可能性を高めるためのフィードバックも提案してくれます。AIからのフィードバックを参考に、改善や面接対策をすれば、内定の可能性を高められます。
高校生ならではのエピソードで自分をアピールしよう!
この記事では、面接でよく聞かれる質問である、高校生活で頑張ったことについてまとめました。自分が熱意を持って取り組んだことを適切にアピールすれば、あなたの強みや人間性が面接官に伝わります。
自分の強みが分からない方は「REALME」を使って自己分析することをおすすめします。AIの客観的な分析とフィードバックで内定可能性を高められるでしょう。



