面接の自己PRで自分をアピールする際、「努力家」なことを伝えたいと考える人は多いでしょう。努力できることは、仕事をするうえで非常に魅力的な強みです。一方で、企業にアピールするには、ポイントを押さえて効果的にアピールできる自己PRの作成が大切です。
本記事では、自己PRで「努力」についてアピールする際のポイントや構成を紹介します。
エピソードごとに例文も紹介するため、自己PR作成の参考にしてみてください。
客観的に強みを分析するAI面接サービス「REALME」なら、志望企業の合格ラインをクリアした学生の自己PRや面接回答例の閲覧が可能です。自己PRの作成に役立つでしょう。どのような構成で伝えればよいか効果的な方法を把握したい人は、「REALME」を活用してみてはいかがでしょうか。
自己PRで努力をアピールするときのポイント
自分の強みとして「努力」をアピールする際、どのようなことを意識すればよいでしょうか。以下を意識して伝えることで、より効果的な自己PRができるでしょう。
企業が求める努力を理解する
企業が求める人物像について正しく把握しましょう。どのような「努力」を求められているのかを理解することで、企業へ適切に自分の強みをアピールできます。
企業が求める「努力」とは、目標に向かって行動できることや、意志を貫けるかどうかです。そのため、基本をしっかり押さえ、ひたむきに努力を続けられる人が重宝されやすいでしょう。
自分の性格と絡める
「努力」といっても、大きく分けて2つのタイプがあります。地道にコツコツ頑張るタイプと、気合でとにかくひたすら頑張るタイプです。
コツコツ頑張るタイプの人は、地味な作業やなかなか目に見える成果が出づらいことでも忍耐強く努力を続けられるでしょう。
気合で頑張るタイプの人は、勢いを持って短期間で成果を上げられるタイプです。
どちらのタイプが向いているのかは企業や職種によって違いますが、自分の性格に絡めて当てはまる方を確認しましょう。
努力を別の言葉に言い換える
自己PRで「努力」をアピールする学生は少なくありません。一方、「努力」とは言葉自体が抽象的であるため、アピールしたいポイントが採用担当者にしっかり伝わらない恐れがあります。
そのため、自己PRでは、別の言葉に言い換えて表現することもおすすめです。キャッチーな言い回しを使えばインパクトを残せて、ほかの学生と差別化を図れるでしょう。
- 何事にも全力で取り組める
- 集中力が高い
- 忍耐強い
- 探求心がある など
どのような表現が自分の強みを的確に表現できるかを考え、適切な言い換え表現を見つけましょう。
努力するきっかけと結果を明確にする
努力したエピソードを話す際は、きっかけについても伝えるようにしましょう。なぜその目標を持ち、それに向かって努力しようと思ったのかを説明することで、信ぴょう性が高まります。
さらに、努力した結果で得られた成果についても詳細に伝えましょう。その際は数字を使って伝えると、採用担当者は具体的なイメージを持ちやすいためおすすめです。
一方、気をつけたいことが、社会人として当たり前の行動をエピソードにし「努力」をアピールすることです。例えば、「遅刻をしないように努力した」などと伝えても評価はされないため注意しましょう。
失敗した話も効果的に使う
自己PRは企業に自分をアピールする場のため、高評価がもらえる内容にしたいですよね。ただ、エピソードが必ずしも成功体験である必要はありません。
さまざまな経験を積むなかで、成功につながることもあれば失敗に終わることもあるでしょう。社会に出て働くことは、努力をしても成功につながらない経験が増えることでもあります。しかし大切なことは、そこから何を学んでどのようにして次に活かすのかです。
それをアピールするためにも、失敗した経験を効果的に使い、そこから得たことについて伝えるのもよいでしょう。
仕事への活かし方も伝える
面接は、企業と学生がお互いにマッチするかを見極める場です。採用担当者は就活生が自社でどのような活躍をしてくれるかを自己PRの内容をもとに確認しています。自分のアピールポイントについて伝えるだけではなく、その強みをどのように仕事で活かすかについても考えを伝えるのも重要です。
希望する業務で自分が貢献できることを、具体的な業務内容や職種を盛り込んで伝えましょう。そうすることで、より熱意が伝わります。
努力を伝える自己PRの構成
「努力」を自分のアピールポイントとして伝える際は、構成を意識して自己PRを作成するとよいでしょう。
最初に、「私の強みは努力家なところです」と結論から述べます。はじめに結論を述べることで、採用担当者が伝えたい内容を理解しやすくなるためです。
次にその強みを裏付けるエピソードを話します。ただ努力できることを伝えても説得力に欠けるうえに、採用担当者は入社後どのように活躍してくれるのか具体的な姿をイメージできません。根拠となるエピソードを添えましょう。
最後に努力した結果や得た学びについて説明し、入社後の仕事と絡めて結論を話し、締めくくります。
努力を伝える自己PRの例文
「努力」について自己PRするにはどのような内容にすればよいのでしょうか。紹介する例文をエピソード別に用意しました。以下を参考に、自己PRを作成してみてください。
アルバイトでの努力
私の強みは失敗しても諦めずに努力を続けられることです。
私は学生時代居酒屋のホールスタッフとしてアルバイトをしていました。始めたばかりの頃はミスが多く、特に忙しい時間に起きたミスでは、周りの先輩達にずいぶん迷惑をかけました。
このままではいけないと思ってからは、対策を考えることに。ミスを無くすために考えたことは、業務の学びなおしです。
忙しいときでもパニックにならず落ち着いて対処できるよう、一から接客やメニューについて学び直し、ノートにまとめました。その結果、1年後にはバイトリーダーを任されるようになりました。ミスを無くすために対策した結果、後輩のフォローや、お客様に感謝されるなどお店に貢献できたことが嬉しかったです。
入社後も困難に直面したとしても諦めずに努力を続けたいと考えています。
部活やサークルでの努力
私の強みは何事にも全力で努力して取り組めることです。
学生時代所属していたバスケ部は強豪チームで部員数も多く、レギュラー入りは毎回争奪戦でした。
そのため、私は毎日誰よりも早く練習し、休みの日にも自主練を欠かさなかったです。レギュラー獲得のためにひたすら努力を続けた結果、半年後に無事レギュラー入りを果たしました。レギュラーを獲得した際「誰よりも努力していたからだ」と監督から努力を認めてもらえたことが嬉しかったです。
この経験から、全力で努力すれば結果が伴うことを学びました。入社後もこの経験を活かしてノルマ達成を目指し、売上に貢献したいと考えています。
勉強での努力
私の強みは、集中力が高く目標に向かって努力を続けられることです。
大学受験で志望校合格のために受験勉強を続けていたが、志望校の偏差値に届かず受験が難しいことを指摘されました。しかし、私は志望大学で学びたい目標があったため、受験することに。合格のために、努力したことは苦手科目の復習です。
苦手強化の英語の点数を上げるために、単語帳の新たな作成や問題集を繰り返し解くなど、毎日必ず自習を続けました。その結果、成績は格段にアップしましたが惜しくも志望校は不合格でした。その後第二志望の大学に入学し、引き続き学業に取り組んだ結果、毎回のテストで良い成績を残すことができたのです。
このことから、目標のためにした努力はたとえ直接結果につながらなくとも、自分にとってプラスになるのだと学びました。入社後もこの強みを活かして目標達成のために「努力」し続けたいと考えています。
「REALME」で努力を伝える自己PRを作成
「努力」を効果的に伝える自己PRの作成には、「REALME」の活用をおすすめします。「REALME」は客観的に強みを分析するAI面接サービスです。AI面接で客観的にあなたの強みや特性を分析し、志望企業に適した自己PRのアピール方法を提案してくれるでしょう。
自己PRのアピール方法がわかる
「REALME」のAI面接では客観的な自己分析が可能です。面接内容をもとにあなたの強みや弱みを明確にし、14項目の項目に分け点数化しフィードバックしてくれます。そのため、効果的なアピール方法や改善点などを把握できるでしょう。
客観的な自己分析は、今まで自分では気づかなかった長所や短所に気づくきっかけとなるため大切です。「REALME」を活用し自己PRの質を上げましょう。
AIとの面接で内定確率を判定できる
「REALME」のAI面接を受けることであなたの内定の可能性を算出してくれます。志望企業の最終面接に進んだ学生のデータとあなたのデータを比較し、内定の可能性を割り出してくれるため、自分の正確な位置を把握することが可能です。
最終面接に進んだ学生のデータと比較し、AI面接を何度も実施することで、今のスキルを確認することが可能です。事前に対策を行うことで、万全の体制で本番に挑めます。
合格ラインにいる就活生の回答を確認できる
「REALME」では、志望企業の合格ラインをクリアした学生の面接回答例やESの閲覧が可能です。自己PR作成や面接の回答に悩んでいる人は参考にすることをおすすめします。
合格ラインをクリアした学生の回答例から、自分に足りない箇所や改善点を把握できるため、自己PRのブラッシュアップが可能です。「REALME」のAI面接では本番以上に深堀をした面接練習が可能なため、本番さながらの面接対策ができるでしょう。
努力を伝える自己PRは「REALME」におまかせ
「努力」を自己PRでアピールしたいと考える人は多いです。自己PRの作成には、他の就活生との差別化がポイントです。自己PRで「努力」を効果的にアピールするには、抽象的な表現でなく、具体的なエピソードを交えて伝えることをおすすめします。エピソードは必ずしも成功体験でなければならないわけではありません。努力した結果ではなく、努力する目的や過程を伝えることが重要です。過去の経験で得た強みを、就職後にどのように活かすかについても話せると採用担当者に就職後の働きぶりをイメージさせることができ内定獲得に繋がるでしょう。
効果的な自己PRの作成には「REALME」のAI面接がおすすめします。あなたの強みや特性を明確にし、志望企業に適したアピール方法が把握できるため、採用担当者に好印象を持たせることが可能です。面接・ES・自己PR、就活対策がひとつで完結できる「REALME」を活用し、効率のよい就活対策へつなげましょう。
