「面接のやり方の正解が分からない」
「効果的な面接で自信をつけたい」
と悩んでいませんか。就活の面接は内定に大きく影響するでしょう。
本記事では、面接練習の方法や面接官が見ているポイント、面接でよく聞かれる質問例などを解説します。記事の最後には、株式会社ABABAが提供する就活版全国共通模試ツール「REALME」についても紹介しているため、面接の練習方法や効果的な面接対策のポイントを押さえて、内定をつかみ取りましょう。
面接練習が必要な2つの理由
面接練習が必要な理由を2つ解説します。
- 自分の考えを言語化することに慣れておくため
- 予期せぬ質問への対応力を養うため
面接練習が必要な理由を知らないと適切な就活対策ができません。理由を理解し、自信を持って面接に臨みましょう。
自分の考えを言語化することに慣れておくため
面接の場では、限られた時間で面接官に自分の考えを理解してもらわなければいけません。就活準備が万全でも、面接本番では緊張して思うように回答ができないケースもあるでしょう。そのため、自分の考えを言語化する力を養うことが重要です。
面接練習は何度も繰り返すことで自信を持てるようになります。面接練習では同じ人だけでなく、学校の先生や顔見知りでない人の協力を得ることも効果的です。
予期せぬ質問への対応力を養うため
「本番に強い」「何を聞かれても回答できる」といった理由から面接に自信を持っている人も少なくありません。しかし、想定外の質問をされるとすぐに回答できない場合もあります。
さまざまな質問を想定して練習し、予期せぬ質問にも冷静に対応できる力を養うことが重要です。何度も面接練習を行い、ときには意地悪な質問をしてもらうなどの対策がおすすめです。
面接官が面接で見ている3つのポイント
面接練習では、面接官側に立った見方を理解する必要があります。ここからは、面接官が面接で見ているポイントを3つ解説します。
- コミュニケーション能力
- 入社への熱意
- 明確なキャリアプラン
ポイントを押さえて、面接官の印象に残るように対策しましょう。
コミュニケーション能力
コミュニケーション能力は面接時だけでなく入社後も重要です。そのため、面接の限られた時間で自分自身にどれだけのコミュニケーション能力があるかを把握する必要があります。以下の点を意識して練習するとよいでしょう。
- 質問の意図を理解できる
- 適切に受け答えする
- 自身の考えを分かりやすく伝えられる
- 適切な話し方や言葉遣い
- 傾聴の姿勢 など
コミュニケーション能力は、面接練習の場に限らず日常でも身につけられます。家族や友人の話を遮らずに聞く姿勢や、質問には簡潔に分かりやすく答えるなど普段から意識すると面接の場で役立つでしょう。
入社への熱意
企業は入社意欲の高い人材を求めています。どのような優秀な人材であっても、入社意欲が低いと判断された場合は内定につながりません。そのため面接では、企業や業務に対する熱意や入社意欲をはっきり言葉で伝えることが重要です。
面接官へ意欲を届けるには「志望動機」や「他社を志望しない理由」などを明確にしましょう。ただし、意欲や熱意を言葉で表すだけでは、面接官に届きません。意欲や熱意以外に企業研究を徹底し、入社後の働くイメージをアピールできると面接官に熱意が伝わるでしょう。
明確なキャリアプラン
明確なキャリアプランは、面接官へ自己分析ができているという印象を与えられます。
キャリアプランが明確な場合は、入社後にどのような業務を任せられるか採用担当者がイメージできるでしょう。逆にキャリアプランが明確でなければ、入社後のイメージが沸かず、自社へ定着する人材か判断できない場合があります。
志望企業は決まっていても、キャリアプランが明確でない人は時間をかけて将来について考えてみましょう。
効果的な面接練習のやり方3ステップ
面接練習のポイントを押さえなければ、意味がありません。ここでは、効果的な面接練習の方法を3つ解説します。
- 事前準備
- 実践練習
- 振り返り
面接練習は順を追って練習することが重要です。面倒と感じても、細かな準備を行うことで内定をつかみ取れるでしょう。
事前準備
面接練習の前には、以下の事前準備が必要です。
- 企業研究
- 自己分析
- 質問対策 など
企業研究と自己分析の両方を適切に行うことで、企業が求める人物像に合った自己PRを行えるようになります。
実践練習
実戦練習を繰り返すと、自信がつきスムーズに面接へ望めます。また、本番を想定するために以下の環境で行うことも大切です。
- スーツを着用
(靴や鞄も本番に使うもの) - 面接会場をつくる
- 家族や友人を面接官にする など
スーツを着用すると、緊張感が生まれ、面接に集中できます。面接の練習では、面接室に入室するところから退出まで行いましょう。
また友人や家族との面接練習だけでなく、就職支援サービスや大学のキャリアセンター利用などもおすすめです。
振り返り
面接練習の後は、必ず振り返りを行いましょう。上手くいった点や改善点などを分析します。振り返りは、あなた1人ではなく面接官役からも率直な意見をもらい、次の練習へ活かすことが重要です。
厳しい意見があっても、落ち込む必要はありません。最初から、面接が上手くいくことはないと心得ておきましょう。また繰り返し練習を行う際に、同じところでつまずく場合は時間を置くことも必要です。面接練習から1度離れ、冷静になる時間を設けるとよいでしょう。
面接でよく聞かれる質問例
面接練習が必要な理由と、練習方法について解説してきました。ここでは、面接でよく聞かれる質問例を解説します。
- アイスブレイクでの質問例
- 自分に対する質問
- 会社に対する質問
- その他
面接で質問する意図は同じでも、各企業で聞き方が違うことがあります。そこで、想定していない質問にもスムーズに対応できるように質問例を参考にするとよいでしょう。
アイスブレイクでの質問例
「アイスブレイク」は就活生の緊張をほぐすための質問です。そのため、多くの企業で面接本題前に設けられています。「アイスブレイク」での質問例は、以下の通りです。
- 本日はどのようにして来ましたか?
- 学業やゼミはお忙しいでしょうか?
- 今日は雨でしたがお足元は大丈夫でしたか?
雑談に近い形で行われるため、緊張せず素直に回答しましょう。「アイスブレイク」を設けることで、あなたの本音を聞き出しやすくしたいという意図があります。
本題に入る旨を面接官から伝えられたら、気持ちを切り替えて臨みましょう。
自分に対する質問
自己紹介に対する以下のような質問は、多くの企業で行われます。どのような質問にも答えられるよう、さまざまな想定が大切です。
- 自己紹介をお願いします
- 〇分で自己PRをしてください
- 自分の強みと弱み
- 学生時代に1番頑張ったこと
- チームで1つのことを成し遂げた経験
面接官は、あなたの人柄が自社が求める人材かを判断しています。質問の意図を理解し、どのような回答が適切かを見極めることが重要です。
会社に対する質問
企業によっては、会社に関することを質問するケースも少なくありません。
- 志望動機
- 入社後のビジョン
- 弊社の社風について
- 希望されている部署に配属されなかった場合
- 今後のキャリアプラン など
志望動機は、必ずといってよいほど質問されます。また入社後にしたいことやビジョンについても答えられるように準備しましょう。
その他の質問
就活の面接では、以下のようにあなたや企業に関すること以外の質問をされるケースがあります。
- 他企業の選考状況を教えてもらえますか?
- 弊社のような業界や業種を志望された理由
- 最近気になったニュース
- 休日出勤に対する抵抗の有無
他社の選考状況を質問することは、ネガティブな意図ではありません。あなたの志望業種に一貫性があるか見極めるねらいがあります。また休日出勤などは、入社後ネガティブになる側面に対する理解があるかを確認する目的で質問されます。
AI全国共通模試「REALME」で事前に内定判定
志望企業の面接における模範解答を事前に知りたい人は、株式会社ABABAが提供する就活版全国共通模試ツール「REALME」の活用がおすすめです。ここでは、「REALME」の特徴を3つ紹介します。
- 志望企業の合格ラインをクリアした学生の面接回答例やESの閲覧が可能
- 志望企業の最終面接に進んだ学生と自分を比較し内定の可能性を算出してくれる
- AI面接の内容をもとにあなたの強みや弱みを客観的に分析できる
「REALME」を有効活用して、志望企業の内定判定を事前に把握することで、就活対策に役立てることができるでしょう。
過去の合格ラインからAIで抽出した面接の頻出質問を見れる
「REALME」では、志望企業の合格ラインをクリアした学生の面接回答例やESを閲覧できます。志望企業の合格ラインをクリアした学生の面接回答例やESを参考にすることで、面接練習に取り入れられるでしょう。
AI面接は本番以上に深堀りした質問をされるため、これまで面接練習を重ねてきた人にとっても想定外の質問を発見するきっかけになります。どのような質問にも、回答できるように事前に準備すると面接官に一目置かれる存在になるでしょう。
志望企業を内定判定!現在地がわかる
「REALME」のAI面接を受けると、志望する企業の内定判定を算出してくれます。志望企業の最終面接をクリアした学生のデータとあなたのデータを比較した上で内定の可能性を割り出してくれるため、自分の正確な立ち位置を客観的な視点で把握することが可能です。
志望企業への内定は、エントリーするタイミングが影響する場合もあります。「REALME」で、あなたの現在地を把握し、エントリーするタイミングを慎重に検討しましょう。
AIの客観的な分析で自分の強みや弱みがわかる
「REALME」は、AI面接後に14項目の能力を点数化してフィードバックしてくれます。そのため、あなたの強みや弱みを客観的に分析することができます。これまで自分と向き合うことが怖かった人も「REALME」を活用することで自分では気づかなかった長所や短所を知れるでしょう。
面接練習は準備と繰り返しが大事!
面接練習は、事前準備を徹底し繰り返し行うことが大切です。また、練習の際は本番と同じ服装や面接室などを用意すると効果的です。何度も練習を繰り返すことで、さまざまな質問にも自信を持って回答できるだけでなく面接官へよい印象を与えられます。
さまざまな場面を想定した面接練習には「REALME」の活用がおすすめです。合格ラインをクリアした学生の面接回答例を参考に、何度もAI面接を繰り返し本番の面接に備えましょう。