書類選考のサイレントお祈りとは?企業の意図や考え方も紹介

書類選考では通過者のみに通知を送る「サイレントお祈り」が多く、不合格者への通知はあったとしても後回しにされやすいのが現状です。とはいえ、合否結果が来るまでは落ち着かない気持ちも当然のこと。本記事では書類選考のサイレントお祈りについて、企業の意図や対処法を解説します。

もくじ

書類選考のサイレントお祈りとは

サイレントお祈りとは、エントリーした企業から連絡がないまま「不採用」となってしまうこと。主に新卒採用で使われることの多い言葉です。

「音沙汰がない=サイレント」という言葉に、不採用通知を意味する「お祈り」という言葉が加わって「サイレントお祈り」とよばれるようになりました。

サイレントお祈りを経験する就活生は多い

就活をする上でサイレントお祈りを経験する機会は多く、そう珍しいことではありません。特に面接による選考が始まる前の書類選考では、サイレントお祈りをする企業は多いのが現状です。

不合格者に対しても合否の連絡をするのが一般的ではあるものの、2〜3割程度の企業は書類選考で合格者にしか連絡をしていないとされており、実際にサイレントお祈りを経験する就活生は多くいます。「自分だけではない!」と知って、必要以上に気にしないようにしましょう。

企業が書類選考でサイレントお祈りをする理由

書類選考のサイレントお祈りは珍しいことではありませんが、実際に合否の連絡が来ないと気持ちが不安定になりやすいもの。

まずは企業の意図を知って、気持ちを切り替えるきっかけにしてみてください。企業が書類選考でサイレントお祈りをする主な理由は以下の通りです。

・連絡をするのが大変
・合格者にしか連絡していない
・連絡ミスを防ぎたい

それぞれについて解説していきます。

連絡をするのが大変

よくあるのは、1人1人に対して連絡をするのが大変だというケースです。特に書類選考は選考段階でも初期のステップのため、合格者の人数に対して不合格者はたくさんいます。

人気企業や大手企業など、応募者の集まりやすい企業では書類選考の連絡にかかる負担も膨大です。就活生の気持ちを配慮して全員に合否の結果を送る企業もありますが、そうでない企業も珍しくありません。

合格者にしか連絡していない

会社の方針として、そもそも合格者にしか連絡していないケースです。

企業によっては、あらかじめ「書類選考の上、通過者のみに〇〇日以内に案内します」と発表しているところもあります。この場合は期日までに連絡がなければサイレントお祈りであると判断できるので、何も連絡がないよりは親切であるといえるかもしれません。明確な期日がわかるので、諦めもつきやすいでしょう。

連絡ミスを防ぎたい

「合格者に対して不合格の連絡をしてしまう」といった事態を避けるために、合格者のみに連絡を入れているケースもあります。応募者が多いと、連絡ミスをする可能性も高まるため、企業としてもリスクヘッジの判断であるといえるでしょう。

書類選考のサイレントお祈りに対する考え方

書類選考といえど、一生懸命準備して応募した選考がサイレントお祈りとなればショックを受けるのも無理はありません。ここでは気持ちを上手に切り替えるための、サイレントお祈りに対する考え方を紹介します。

・よくあることだと割り切る
・待機しつつ他の選考を進める
・2週間以上音沙汰がなければ問い合わせるのも1つ

それぞれ1つずつ見ていきましょう。

よくあることだと割り切る

最終面接をはじめ、ある程度選考が進んだ段階では保留やキープを目的に合格通知を出さない企業もあります。しかし初期段階である書類選考の場合は応募者も多く、サイレントお祈りでほぼ間違いないと考えていいでしょう。

そのため、期日を過ぎても連絡が来ない場合は「これがサイレントお祈りか」と割り切るのがおすすめ。就活生の多くが経験するできごとであり、過度に落ち込む必要はありません。

待機しつつ他の選考を進める

企業が公表している日数がある場合は、その期日まで待機しましょう。その間も他の企業へのエントリーは必ず進めるようにします。

また、企業が合否結果の期日を公表していない場合は1〜2週間を目処に連絡が入っていないかチェックしましょう。それ以上過ぎても音沙汰がない場合はサイレントお祈りの可能性が高くなります。

2週間以上音沙汰がなければ問い合わせるのも1つ

「連絡漏れかもしれない」という望みがどうしても捨てきれない場合にも、まずは2週間程度は待機しましょう。それでも音沙汰がない場合、選考状況について問い合わせてみるのも1つの選択肢です。

合否の結果について直接聞くのではなく。「いつ頃連絡をもらえますか」という形に留めるのがおすすめ。また、特に書類選考段階での電話による問い合わせは企業の負担となるため、メールで問い合わせるようにしましょう。

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書類選考のサイレントお祈りに関するよくある質問

Q. 書類選考で合否の連絡が来ないことはある?

書類選考で合否の連絡が来ないことはよくあります。特に人気企業などでは合格者のみに連絡しているという企業も多く、サイレントお祈りは珍しいことではありません。2週間以上経っても音沙汰がない場合、サイレントお祈りの可能性が高いです。

Q. 「サイレントお祈りかも?」と思ったら何日待つべき?

選考時に案内が合った場合は、少なくともその期日までは待ちましょう。指示がなかった場合も、まずは1〜2週間程度待ってみるのがおすすめです。それ以上経っても音沙汰がない場合は、連絡をもらえるタイミングを問い合わせるのも1つ。ただしすぐに返答がもらえるとは限らないため、他社の選考も積極的に進めましょう。

書類選考のサイレントお祈りは気持ちを切り替えて次に進もう!

書類選考のサイレントお祈りについて解説しました。書類選考は選考ステップの中でも初期段階のため、サイレントお祈りをする企業も多いのが現状。

特に大手企業や有名企業ほど応募者が多いため、不合格者への通知はあったとしても後回しにされやすくなっています。書類選考でのサイレントお祈りは割り切って他社の選考に切り替えるのがおすすめですが、どうしてもモヤモヤする場合はメールで問い合わせてみるのも1つ。その場合も催促は避け、聞き方には十分注意しましょう。

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