一次面接と二次面接で面接官が同じ人はありえる?対策方法を解説

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一次面接と二次面接で面接官が同じ人はありえる?

一次面接と二次面接で同じ面接官が対応にあたることは、一般的によくあるケースなのでしょうか?もちろん違う面接官が新たに参加する場合もありますが、会社の都合で同じ人が面接対応にあたること自体はありえます。

二次面接当日の面接官について事前に予告されていない場合、同じ人でも違う人でも対応できるように心構えをしておくとよいでしょう。

一次面接と二次面接で面接官が同じだと選考通過の可能性はある?

面接官が同じだからといって、一概に選考結果に影響するとは断定できません。しかし、面接官によっては一次面接の印象がよかった場合、その内容も踏まえて二次面接の選考をしてもらえる可能性があります。ただし注意点もあるため、後述する解説も参考に面接の準備をしましょう。

面接対策を徹底することで、同じ面接官でも選考通過の可能性を高めることは可能。また違う面接官の場合でも、基本的には一次面接の情報をもとに面接を進めていくと考えられるため、二次面接でもしっかり対策しアピールをすることが重要です。

一次面接と二次面接で同じ面接官でも油断禁物!注意ポイントは?

一次面接と二次面接が同じ面接官だと、一度話しているため緊張がほぐれて“選考に通過できるだろう”と安心してしまうかもしれません。

しかし、安心のしすぎや油断は禁物。何も対策せずに二次面接に挑んでしまうと、うまく自分をアピールすることができず同じ面接官でも選考に落とされるリスクが高くなってしまいます。

面接官が就活生を覚えているとは限らない

同じ面接官にあたると、就活生の中には“ある程度自分のことは覚えてもらっているだろう”と考えるでしょう。

しかし、面接官が就活生のことを覚えているとは限りません。面接官によっては何百何千人もの就活生の面接にあたっているので、顔を忘れてしまっている可能性があります。

このような事を踏まえて面接官は自分のことを覚えていると過信せず、二次面接もしっかり対策を練りましょう。

気のゆるみで礼儀が疎かになる

同じ面接官にあたると、安心感を感じる方もいるはずです。しかし安心のしすぎは要注意!一度面識があるからと礼儀が疎かになってしまったり、言葉遣いが荒くなってしまったりすると減点されてしまいます。

せっかく一次面接で面接官に好印象を与えたにもかかわらず、失礼な態度で落とされるのはもったいないこと。少しでも選考に通過できるよう、同じ面接官でもしっかりとした礼儀作法で面接に臨みましょう。

無策で面接に臨んでしまう

仮に二次面接が同じ人と分かった場合、すでに自分の情報は伝えているため“面接対策はしなくても大丈夫だろう”と過信する方もいることでしょう。

しかし、無策で二次面接に臨むのはNGです。一次面接とは異なり二次面接では入社意欲や志望動機など会社への志望度について深堀りされるため、無策で臨んでしまうと受け答えができず落とされやすくなってしまいます。

また、当日別の面接官や、社内でも上の権限を持つ採用責任者が同席することもあります。仮に同じ面接官と分かっていたとしても、しっかりと面接対策は徹底しましょう。

同じ面接官でも二次面接を通過するポイント

一次面接と二次面接で面接官が同じ場合は、しっかり面接対策を徹底すれば選考通過する可能性を高められます。二次面接を受けるにあたり、どのようなポイントを押さえるべきか紹介します。

1. 一次面接と二次面接の違いを理解する

まずは面接に臨む前に、一次面接と二次面接の違いを理解することが重要。一次面接では自己PRや学生時代に頑張ったこと、自分の強みや弱みなど就活生の人柄について質問され、基本的なマナーや受け答えなどが評価されます。

一方二次面接では、入社意欲やキャリアプランなど未来のことに関する質問をする頻度が高いようです。課題の提出を求められる場合もあり、一次面接で触れた質問に対して深堀りされるようになるので、改めて面接対策を徹底する必要があります。

2. ていねいなコミュニケーションを心がける

同じ面接官であっても、常に礼儀正しいコミュニケーションを心がけることは重要です。面接官が気さくな人だと、ついつい言葉遣いが乱れてしまうかもしれません。

しかし気のゆるみは、選考に落ちる要因の1つ!気のゆるみから失言してしまうリスクが高くなるので、最後までていねいなコミュニケーションを取る意識を持ちましょう。

3. 自身の強みと弱みを再確認する

二次面接に臨む際は、改めて自身の強みと弱みを再確認することが必要です。同じ面接官であっても、採用側としては就活生がどのような人柄なのか、しっかり把握したいと考えているでしょう。

自分の魅力を伝えるためにも、あらかじめ自分の強みと弱みを再確認しましょう。

4. 一次面接との一貫性を持つ

二次面接を受ける際は、一次面接と同じ質問をされることがあります。その際、一次面接と異なる受け答えをしてしまうと、面接官は違和感を抱きやすくなるので注意が必要です。

“同じ内容の話をすると減点されるかもしれない”と不安になる方がいますが、全く同じ内容でも問題ありません。もしより詳しく話を伝えたい場合は、根本となる軸がぶれないように発言しましょう。

5. 企業研究をしてイメージを深堀りしておく

二次面接では入社意欲や志望動機などを聞かれるため、事前に企業研究をしてその会社の理念やバリューを深堀りする必要があります。もし企業研究を疎かにしてしまうと、質問されたときの受け答えがあいまいになってしまい、面接官からは“入社意欲がなさそう”と判断されやすくなります。

面接官に入社意欲があることを伝えるためにも、企業研究は徹底しましょう。

6. 入社後のキャリアや志望動機を積極的に伝える

同じ面接官の担当であるからこそ、入社やこれからのキャリアに対する熱意を伝えることが重要。積極的に熱意を伝えれば、面接官にプラスの印象を抱きやすくなります。

ただし行き当たりばったりで、その企業にそぐわない話をしてしまうのはNG。話に整合性がなくちぐはぐになってしまうと、結局何を言いたいのか面接官には伝わりにくくなってしまいます。

入社に対する熱意をしっかり伝えるためにも、話す内容は事前にまとめましょう。

7. 1つの回答に対してエピソードの深掘りをしておく

二次面接は1つの回答に対して、深堀りされることがよくあります。例えば学生時代に頑張ったことを質問され回答した場合、「なぜそれを始めようとしたのですか?」「頑張ったことで何を得られましたか?」といった質問が多くみられます。

1つの回答に対して、想定される関連の質問や回答まであらかじめイメージおくことも大切。言葉に詰まってしまったり、矛盾と捉えられるような発言をしてしまったりしないよう、質問を深掘りされることに備えて、しっかり準備を整えましょう。

8. 一次面接では聞けなかった逆質問をする

二次面接では一次面接と同様に、面接を受ける側から企業へ質問の機会が設けられます。同じ面接官だと、どのような質問をするべきか迷う方がいるかもしれません。

同じ面接官に質問を振る場合は、一次面接では聞けなかった質問をするのがおすすめです。また一次面接で逆質問をした際に気になる内容があれば、そのポイントに対して深く聞いてみるのもよいでしょう。

聞きたい内容をリスト化し、面接官に対してスムーズに質問できるよう準備を整えてみてください。

9. どの面接官でもしっかり受け答えできるようにする

二次面接は、必ずしも同じ面接官があたるとは限りません。少しでも面接通過の可能性を上げるためには、どの面接官でもしっかり受け答えできるよう準備を整えることが重要です。

たとえ違う人が面接官にあたったとしても、スムーズにコミュニケーションが取れるようにしましょう。

二次面接で聞かれる質問内容とは?


二次面接で聞かれる質問内容の例は、以下の通りです。一次面接とは異なり、志望動機や今後のキャリアなど未来のことを聞かれることも多いので、将来どのような仕事に携わりたいのか考える必要があるでしょう。

・自己PRをしてください。

・入社してどのようなキャリアを積みたいですか?

・なぜ当社で働きたいと思ったのですか?

・志望動機を教えてください。

・この会社でキャリアアップをしたら、どのような役割を果たしたいですか?

・10年後のキャリアビジョンを教えてください。

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どの面接官でも二次面接は対策を徹底して臨もう

本記事では、一次面接と二次面接で面接官が同じ人だった場合の面接対策について解説しました。たとえ一次面接で同じ人が二次面接の対応にあたったとしても、気を抜くことなくしっかり面接に望むことが重要です。


また同じ人が面接対応にあたるとは限らないので、どの面接官でもしっかり受け答えができるように準備しましょう。

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