日立ソリューションズの本選考対策まとめ! 選考フローや選考のポイントまで徹底解説

「日立ソリューションズって倍率が高くて自分じゃ本選考突破は難しいかも……」

そうお悩みの就活生の方向けに、実際に日立ソリューションズの本選考を突破し、内定を獲得した25卒の方にインタビューをおこない、選考突破のコツや内定獲得のための対策方法を伝授していただきました!

これから日立ソリューションズを受ける方や、日立ソリューションズを志望している方必見の内容となっておりますので、本記事を見ながら日立ソリューションズ本選考突破のための対策を進めてみてくださいね。

日立ソリューションズの合格可能性を診断しよう

日立ソリューションズに行きたいけど、受かるかどうか不安…」

そんな人にオススメなのが「REALME」です。「REALME」はAI面接官と面接練習を行うことで、自分の強みを診断し、志望企業の合格可能性を診断してくれます。

自分の合否が不安な人や志望企業に合格するために必要な能力を知りたい人は合格可能性を診断してみましょう。

もくじ

日立ソリューションズの本選考体験談を教えてくれた方

日立ソリューションズの本選考体験談を教えてくださったH.A.さんのプロフィール
  • 25卒
  • MARCH
  • 長期インターン
  • マーケティング関連のゼミ
  • 飲食アルバイト
  • SIerをメインに就活

日立ソリューションズで話していたガクチカ・志望動機

日立ソリューションズのガクチカ

IT企業の長期インターンでチームの学生リーダーとして新人育成に取り組んだことです。新しくジョインした学生と定期的に1on1をおこない、現状の課題と理想の状態を一緒に整理しながら、成長のための目標設定を行いました。また、属人的な指導体制に限界を感じ、勉強会を企画したり、標準的なマニュアルを作成して体系的な育成を目指しました。その結果、チームは設定されていた目標を達成することができました。

日立ソリューションズの志望動機

私はIT企業での長期インターンを通じ、IT技術の活用による業務効率化の可能性を感じたことと、新人育成においてリーダーシップを発揮し、彼らの成長をサポートした経験から、SIer業界に興味を持ちました。その中でも特に貴社を志望する理由としては、まず第一に、800社以上のグループ企業を持ち、システム導入における長年の実績や、国内外での幅広いノウハウ、高度な技術力を兼ね備えている点に魅力を感じたことが挙げられます。さらに、企画から導入、運用サポートに至るまで、一貫した体制で迅速かつ的確な対応ができる点も大きな理由です。これらから、貴社であれば多様な業界のお客様に最適なソリューションを提供できると確信し、志望いたしました。

日立ソリューションズの選考フロー

日立ソリューションズの選考フローは以下の流れで実施されます。

  • ES・webテスト
  • グループディスカッション(GD)
  • 1次面接
  • 最終面接

日立ソリューションズES・webテスト

「あなたが感じる「ITのおもしろさ」を教えてください。また、この業界に就職するにあたり、現在取り組んでいることを教えてください」「数あるIT企業(特にSIer企業)の中で、日立ソリューションズを志望する理由を教えてください」「これまで得た知識・経験の「何」を活かして、 当社のSEや営業として「何」を実現したいか、明確にご回答ください」の3つの設問をそれぞれ300文字以内で回答。

webテストはwebでの受験でSPI形式

日立ソリューションズのグループディスカッション(GD)

5~6人の学生で議論をおこない、1人の社員が監視役として見守る形式で行われた。GDのテーマは、ある企業の課題を日立ソリューションズの製品を使ってどのように解決するかというもの。

ドキュメントで製品一覧が配布され、複数の製品を組み合わせて課題解決に導くような議論が中心。約40分間のディスカッション後、5分間で発表を行った、フィードバックの時間は特になし。

日立ソリューションズの1次面接

営業職の社員2名(男性と女性)が担当し、約30分間行われた。志望業界や企業についての質問がメインで、なぜIT業界やSIerを志望しているのか、なぜ日立ソリューションズを選んだのかなどが聞かれる。

また、ガクチカの経験についても深掘りされるため、ガクチカの対策もしっかりとおこなう必要がある。最後に、逆質問の時間が設けられている。

日立ソリューションズの最終面接

営業の管理職と人事担当者の2名が担当し、30分間程でおこなわれる。1次面接で聞かれた内容と同様に、ガクチカ、志望理由、キャリアプランに関する質問が中心。

特に変わった質問はなく、基本的な質問に対して答える形式。また、1次面接と同様、最後に逆質問の時間が設けられている。

日立ソリューションズのES

日立ソリューションズのES 設問①

あなたが感じる「ITのおもしろさ」を教えてください。また、この業界に就職するにあたり、現在取り組んでいることを教えてください。(300字以内)

非効率的な作業をIT技術によって改善し、企業の競争力を高めることで、社会が豊かになっていくことを面白さとして挙げました。IT関連の長期インターンを行っていた際、新たなツールを導入することで、業務が格段に効率化し、成果が上がった経験から、ITの可能性について記載しました。

また、現在取り組んでいることとして、IT分野の記事を読むことやIT関連の資格取得を挙げ、日常からITに積極的に触れていることをアピールできるようにしました。

日立ソリューションズのES 設問②

数あるIT企業(特にSIer企業)の中で、日立ソリューションズを志望する理由を教えてください。(300字以内)

IT企業の長期インターンに携わり、IT技術の導入によって業務効率が大幅に向上した経験と、学生代表として新人育成に尽力し、成長に導いた経験を志望動機に記載しました。

1つ目に関しては、インターン先でツールの導入によって、業務効率が飛躍的に向上し、ITの力が企業の競争力を向上させることを実感したことを中心に記載いたしました。

2つ目に関しては、学生代表として新人育成に尽力し、後輩の成長をサポートすることで、組織全体の成果を向上させた経験から、人の成長を支援することの大切さを学んだことを記載しました。

また、上記に加え、日立ソリューションズの強みである「総合力」と「一気通貫でクライアントをサポートできること」の2つを挙げ、あらゆる業界のお客様の要望に寄り添ったソリューション提案が出来る点を中心に記載しました。

日立ソリューションズのES 設問③

これまで得た知識・経験の「何」を活かして、 当社のSEや営業として「何」を実現したいか、明確にご回答ください。(300字以内)

「悩み、成長に寄り添うことのできる行動力」を活かし、クライアントにとって最適なソリューション提案が実現できることを記載しました。

長期インターンでは、チームの学生代表として、勉強会やマニュアル作成などの新人育成業務を主体的におこなったことから、チーム目標達成に貢献した経験を挙げ、それを活かし、クライアントに寄り添った最適なソリューション提案ができると記載しました。

日立ソリューションズのGD

参加者は5〜6人で、社員の方が一人、進行の監視役として同席していました。GDは冒頭の説明から始まり、議論自体は約40分、最後に5分間の発表がありましたが、フィードバックは特にありませんでした。

グループ内のメンバーは話しやすく、穏やかな雰囲気の人が多かったため、終始リラックスして議論を進めることができました。実際、このGDでの同期との接点が、最終的に内定を決断する際の一因になったとも感じています

議題は、ある企業が抱える課題を日立ソリューションズの製品を使って解決するというものでした。事前に配布されたドキュメントには製品一覧が記載されており、それらを組み合わせてどのようにお客様の問題を解決するかを議論しました。

日立ソリューションズGDの内容

ある企業が抱える課題を日立ソリューションズの製品を使って解決するためには?

私はファシリテーターではなく書記を担当し、全体を俯瞰しながらアイデアを出すことに徹しました。ファシリテーターになると自分の意見が出しにくくなると感じていたからです。

議論中は、メンバーの意見を否定することなく、肯定的な姿勢を示しつつ代替案を提案することを心掛けました。さらに、笑顔や相槌を意識してチーム内の雰囲気を良好に保つよう努めました。

事前に他社でグループディスカッションを経験していたこともあり、比較的スムーズに議論に参加することができたと思います。また、大学で開催されていたグループディスカッションの講座にも参加していたため、基本的な進行方法や対処法についてはネットで調べるなどして準備していました。

日立ソリューションズの1次面接

日立ソリューションズの1次面接の概要

1次面接は、約30分ほどの時間でした。面接官は営業職の社員が2名で、男女1人ずつ、どちらも現場で活躍されている方々でした。管理職ではなさそうでしたが、年次は比較的高めの方々でした。

逆質問の機会もあり、入社後のキャリアパスや新卒社員に期待されることについて質問しました。これを通じて、志望度の高さをしっかりと伝えられたと思います。

日立ソリューションズの1次面接で聞かれた内容

面接の主な質問内容は、志望業界や志望企業についてのものでした。まず、「なぜIT業界を志望するのか?」という問いに対して、私は長期インターンシップでIT技術を使った業務改革をおこなった経験を話し、多くの人々にポジティブな影響を与えられることが大きな魅力だと感じたことを伝えました。

次に、「なぜSierを選んだのか?」という質問がありました。ここでは、Sierの強みとして、お客様の状況に応じた柔軟な提案ができることや、一貫してお客様を支援できる点に魅力を感じていることを説明しました。

また、日立ソリューションズを志望する理由としては、圧倒的なDX推進力や、海外のベンチャー企業の製品にも積極的にアンテナを張っている姿勢に惹かれたことを述べました。特に、日立グループ全体が新しい取り組みに対して非常に感度が高い点が魅力的だと感じていることを強調しました。

1次面接で話した日立ソリューションズの強み
  • 圧倒的なDX推進力
  • 海外ベンチャー企業の製品のもアンテナを立てている
  • 日立グループ全体が新しい取り組みに対して感度が高い

最後に、「反対意見を持つ人とどのように付き合うか?」という質問に対しては、チームでの協力を重視しており、自分は皆の背中を押すタイプのリーダーシップを発揮していると答えました。先頭に立つというよりは、チーム全体のモチベーションを上げることを意識して行動していると話しました。

日立ソリューションズの最終面接

日立ソリューションズの最終面接の概要

最終面接は、約30分程度で、面接官は営業の管理職の方と人事担当者の2名でした。全体的に1次面接よりも緊張感があり、ピリッとした雰囲気が漂っていましたが、それでも話しやすい雰囲気でした。

また、最後に逆質問の機会がありました。1次面接と同様に、入社後のキャリアパスや新卒社員に期待される役割について質問しました。回答に対しては、自分の感想を述べた上で、さらに質問を重ね、コミュニケーションを深めることを心掛けました。

日立ソリューションズの最終面接で聞かれた内容

面接の内容は、1次面接と同様の一般的な質問が多く、学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)や志望理由、キャリアプランについて改めて聞かれました。

私が話したのは、学生団体での活動を通じて、組織運営における問題解決に取り組んだ経験です。面接官からは、その施策の選定理由や実行プロセス、そして結果について詳しく掘り下げられました。感情的な動機よりも、いかに論理的に課題を解決したかという点が重視されていると感じました。

また、志望理由についても再度問われました。私は、日立ソリューションズが持つ圧倒的なDX推進力や、顧客に対して一貫して柔軟な提案を行える強みを活かし、日本のものづくり産業に貢献したいという思いを短く端的に述べました。

日立ソリューションズ内定までの流れ

面接結果の通知方法

4〜5日後に電話で連絡がありました。

内定承諾はしたか?その理由は?

志望していたSIer業界だったというのもありますが、GDの際に同じグループになった学生の雰囲気がとても自分に合っており、こういった同期と働きたいと感じたからです。

日立ソリューションズの選考全体を通しての感想

他の企業と比べても、面接官の方々は非常に肯定的に話を聞いてくださり、緊張せずに自分の考えを伝えることができました。その一方で、質問は非常に的確で、私が本当に考えていることを引き出そうとしていると感じました。特に、リーダーシップやチームでの行動についての質問は、自分の価値観や私がどのようにコミュニケーションをとる人間なのかを見極めようとしているのだと強く感じました。

選考全体を通して、日立ソリューションズが重視しているのは、ただ成果を出すだけではなく、チームとどのように協力し、周囲とどのように関わりながら仕事を進めるかという点だと感じました。社員の方々の誠実な態度や、肯定的に耳を傾けてくれる姿勢から、安心して自分をアピールできる環境が整っていると感じ、最終的にこの企業で働きたいという意欲が強まりました。

日立ソリューションズ選考突破のコツ

日立ソリューションズの選考を突破するためのコツ

徹底的に企業分析を行うことが何よりも大事だと感じました。DX推進力や、グループ内で最も新しい取り組みを始めるフットワークの軽さなど、企業の特徴をしっかりと把握し、それを志望理由に記載することで、自身の志望度を面接官に伝えることができると思います。

また、笑顔や相槌といった基本的なコミュニケーションの姿勢が大切だと感じました。面接官が話している際にしっかりと頷きながら、興味を持っている姿勢を示すなど、日立ソリューションズが重要視している人柄を伝えることができると思います。特に逆質問の際には、積極的に質問することで、面接官に志望度の高さをアピールすることができるので、効果的だと思います。

日立ソリューションズを受ける人へのアドバイス

他のSIerとどのように差別化するかを意識することが重要です。SIer業界全体で取り組んでいる内容が似通っているため、面接では自分がなぜ日立ソリューションズを選んだのか、具体的に説明できることが大切です。たとえば、日立ソリューションズの規模の大きさや多様な産業分野における強みだけでなく、フットワークの軽さや、顧客に対する柔軟な対応力をアピールすると効果的だと思います。

また、面接では学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)や志望理由が中心となるので、自分の経験をどう日立ソリューションズの業務に活かせるかを明確に話す準備をしておきましょう。感情的な動機に頼るのではなく、具体的な施策や成果に基づいて説明することで、説得力が増すと思います。最後に、逆質問の機会を活用して、自分がこの企業でどのようなキャリアを描いているのかを示すことで、志望度の高さをアピールすることも大切です。

まとめ

日立ソリューションズの選考突破には、「原体験を用いたアピール」と「企業特性を踏まえた志望動機」が重要です。ガクチカでは成果やそれに至るまでの過程を具体的に示し、それを業務にどう活かせるかを明確に伝えましょう。また、日立ソリューションズが持つDX推進力や柔軟な提案力といった強みを自分のビジョンと絡め、他社との差別化を意識した回答が効果的です。

さらに、面接では誠実で前向きな姿勢を見せることが評価に繋がります。笑顔や相槌といった基本的なコミュニケーションを意識しつつ、逆質問で具体的なキャリアプランを伝えることで、志望度の高さをアピールしましょう。経験の再現性と企業理解を結びつけた準備が、内定獲得の決め手になります!

就活で最終面接まで進んだなら『ABABA』を活用できる!

ABABA

最終面接を受けた場合は、スカウト型サービス『ABABA』を活用しましょう。魅力的なポイントは以下の3つです。

  • 大学3年に就活を頑張った過程が評価される
  • スカウトの94%はESや選考がカットされる
  • 通知がLINEに届く

大学3年に就活を頑張った過程が評価される

ABABA』は就活の過程そのものを評価してくれるため、大学3年生からの頑張りがしっかりと認められます。たとえ最終面接で不採用になったとしても、その経験や実績が他の企業にアピールされるため、これまでの努力が無駄になりません。

通常であれば届くのがつらいお祈りメールでも『ABABA』なら新たなチャンスに変えられます!

スカウトの94%はESや選考がカットされる

ABABA』では最終面接まで進んだ過程を評価してくれるため、スカウトの94%がESや一次面接といった選考フローをカットしています。最初から選考を受ける必要がなくなり、手間が省ける点が魅力です。

また今まで知らなかった業界や企業に出会える機会が増え、自分の視野を広げるきっかけにもなるでしょう。

通知がLINEに届く

ABABA』では企業からのスカウトやメッセージがLINEで届くため、使いやすさも魅力の一つです。素早く通知を確認できるので、担当者からの重要なメッセージを見逃しません。

LINEを使い慣れている人であれば操作性もわかりやすく、始めやすいのもポイントです。堅苦しいやり取りやメールの内容を考えるのが苦手という人にもぴったりと言えるでしょう。

もくじ