最終面接で意思確認をされたときの答え方|回答例や企業の意図を解説

監修者について
監修者:樋口尚弥(ひぐちなおや)
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樋口尚弥(ひぐちなおや)
学生時代に就活情報を発信するSNSアカウントを運営し、フォロワー2万人を獲得。自らも10社以上の内定を獲得し、外資系IT企業に入社。現在は「ABABA」で、学生向けマーケティングを担当。 自らの就活体験とデータをもとに、“リアルで役立つ就活戦略”を発信中。

最終面接まで進んだものの、
「本音で答えていいの?」「正直に迷っていると言ったら落ちる?」
そんな不安を感じていませんか。
この記事では、企業側の意図を踏まえたうえで、評価されやすい意思確認の答え方をわかりやすく紹介します。

目次

最終面接における意思確認で質問されるフレーズ例

以下に、最終面接における意思確認で質問されやすいフレーズの例を記載します。

質問されるフレーズ例
  • 内定が出た場合、入社の意思はありますか?
  • 弊社が第一志望ですか?
  • 他社の選考状況はいかがですか?
  • 他社よりも弊社を希望する理由は何ですか?
  • 弊社以外に内定が出た場合、どうする予定ですか?
  • いつまでに最終的な意思決定をする予定ですか?

就職(転職)における意思の軸は何ですか?それは弊社で満たせると思いますか? など

上記の例を踏まえたうえで、自分なりの回答をスムーズに伝えられる状態にすることが大切。質問の意図を踏まえたうえで、好印象を与える回答を事前に考えましょう。

最終面接で意思確認をする企業の意図

最終面接で、なぜ企業が意思確認をするのか気になる方は多いでしょう。ここでは、考えられる企業側の主な意図を紹介します。

  • 入社意欲の度合いの見極め
  • 辞退する可能性の把握

それぞれについて解説するので、参考にしてみてください。

入社意欲の度合いの見極め

企業が最終面接で意思確認をする意図としてまず挙げられるのは、就活生の入社意欲の度合いを知りたいと考えているということです。就活の進捗度合いや、その企業に対して入社に前向きであるかなど、現状の気持ちを気持ちを理解するためだと考えられます。

他社の選考状況の確認

最終面接で他社の選考状況を確認される理由のひとつは、応募者の志望度や入社意欲を確かめるためです。

企業側は、複数の企業を受けている応募者がどの段階まで進んでいるかを把握し、採用スケジュールを調整しています。とくに、他社で内定に近い段階まで進んでいると分かれば、競合に先を越されないように早めに内定通知を出す場合もあります。

反対に、他社の選考が初期段階であれば、自社を第一志望としているかをさらに深く確認されることもあるでしょう。

辞退する可能性の把握

また、採用側としては辞退する可能性もできるだけ把握しておきたいところです。そのため、就活生に意思確認を行うことで、ヒアリングした内容を採用枠や人数調整などの参考としている可能性もあります。

ただし、辞退の可能性がある場合でも、優秀な人材であれば内定となることも珍しくありません。

最終面接における意思確認の答え方!ポイントは3つ

続いて、最終面接で意思確認をされたときの答え方のポイントを紹介します。押さえておきたいポイントは主に以下の3つです。

ポイント

1.入社への意思の強さを示す
2.具体的な理由を添える
3.目の前の企業に集中する

それぞれについて詳しく解説していきます。

1. 入社への意思の強さを示す

最終面接で意思確認をされた場合は、まずは入社に対して前向きな気持ちを伝えましょう。意思の強さをしっかりと示すことで、面接官にポジティブな印象を持ってもらえる可能性があります。

第一志望の企業である場合、採用となった暁には就職活動を終了する旨を伝えてみるのもよいでしょう。

2. 具体的な理由を添える

ただ入社したい気持ちを語るだけでなく、その企業を選ぶ決め手となった理由も添えられるとより説得力のある回答になります。ほかの企業ではなくなぜその企業に入りたいのか、完結に理由を述べられるようにしておきましょう。

3. 目の前の企業に集中する

第二志望の企業から意思確認をされた場合、正直に伝えるべきか悩んでしまう方もいるでしょう。しかし、わざわざ自分から「第二志望なので、他の企業を選ぶ可能性があります」と伝える必要はありません。

また、仮に内定となった場合でも後から辞退することは可能です。まずは面接を受けている目の前の企業に集中して、ポジティブな回答をするようにしましょう。

最終面接の意思確認に対する回答例を紹介!

最終面接では、意思確認に関する質問をされることが多いです。基本的には素直な気持ちを伝えても問題ありませんが、伝え方に工夫が必要な場面もあります。好印象を与えつつも、素直に気持ちを伝える例文をご紹介します。

第一志望がどうかを尋ねられた場合

「第一志望ですか」と尋ねられた際は、たとえ他に志望している企業があっても「第一志望です」と答えるのが無難です。企業側は入社意欲を確認するために質問しており、ここで迷いや曖昧な表現をすると熱意が伝わりにくくなります。自信を持って志望度を示すと、前向きで誠実な印象を与えられるでしょう。

【例文】

「はい、第一志望です。貴社の事業内容や理念に強く共感しており、自分の経験を活かして成長できる環境だと感じています。ぜひ貴社の一員として貢献したいと思っております。」

内定後も就職活動を続けるのか尋ねられた場合

「内定後も就職活動を続けますか」と聞かれた場合は、正直に答えて問題ありませんが、伝え方には配慮が必要です。複数の企業を比較して慎重に判断したいと考えるのは自然なことです。

ただし、採用担当者の中には、活動をやめるよう強く求める「オワハラ」に近い対応をする場合もあるため、その際は冷静な対応が求められます。意思を伝える際は感情的にならず、丁寧な言葉で前向きな姿勢を示しましょう。

【例文】

「現在、いくつかの企業から選考を受けており、最終的に自分に最も合う環境を見極めたいと考えています。ただ、貴社への関心は非常に高く、前向きに検討しております。」

内定を出したら入社するか尋ねられた場合

「内定を出したら入社しますか」と聞かれた際は、本当に第一志望の企業であれば、前向きな姿勢を率直に伝えても問題ありません。

一方で、複数の企業を比較してまだ悩んでいる場合は、理由を添えて正直に答えましょう。曖昧な態度を取るよりも、自分の考えを丁寧に言葉にすると誠実な印象を与えられます。たとえ即答できなくても、感謝の気持ちと検討している意志を伝えれば、慎重に判断している姿勢として受け取られやすいです。

【例文】

「貴社の事業内容や社風に強く魅力を感じており、内定をいただけた場合は前向きに検討したいと考えております。もう少しだけ慎重に考えを整理したいと思っております。」

最終面接の意思確認で落ちる人の特徴

「最終面接まで辿り着いたのに、意思確認で好印象を残せず落ちてしまった……」という経験がある人も多いのではないでしょうか。ここでは、最終面接の意思確認で落ちる人の特徴をご紹介します。自分を客観視したうえで、具体的な対策とともに成功につなげていきましょう。

入社への熱意が伝わってこない

意思確認で落ちる人の特徴として、入社への熱意が伝わってこないことが挙げられます。最終面接では応募者の本気度が試されるため、表面的な言葉だけではなく、言葉遣いや表情、声色などから「本当に弊社に入りたいのかどうか」をチェックされます。

「どの会社でもいい」という印象を与えてしまうと、企業は「内定を出しても辞退されるのでは」と不安を感じてしまうでしょう。また人材採用にはコストがかかるもの。入社意欲の低さは、企業にとって早期退職のリスクにもつながります。

企業理解が不足している

企業への理解が不足している応募者も、最終面接の意思決定で落ちやすくなります。企業・業界に対する理解度は、入社意欲を測るバロメーターです。最終面接は社長や役員などの上層部が担当するケースが多く、浅い知識しか持っていない状態では回答できない質問もあるでしょう。

多面的な情報収集ができていない応募者は熱意を疑われ、志望動機の説得性も下がってしまうでしょう。ホームページの情報をなぞるだけではなく、事業への共感や自分自身の価値観とのつながりなどを話せると、熱意が伝わりやすくなります。

これまでの面接と回答に食い違いがある

最終面接の意思決定で落ちてしまう人の特徴として、これまでの面接と回答に食い違いがあることも挙げられます。最終面接は一次面接・二次面接でのやり取りに基づいておこなわれるため、内容の整合性に不備がある場合「その場限りのことばかり言っている人」という印象を与えてしまうでしょう。

「相手に合わせたことを適当に言っているだけでは?」「他社の面接で使い回した言葉なのでは?」と疑問を抱かれ、評価も下がりがちに。状況に応じた多少の軌道修正であれば問題ありませんが、一貫性のない回答は熱意を疑われる原因になります。

長く活躍する人材に感じない

企業に「長く活躍する人材には感じられない」と思われてしまうと、最終面接の意思決定で落ちやすくなります。たとえばキャリアビジョンが描けていない人や、キャリアアップへのモチベーションが感じられない人に対しては、企業も採用に慎重になってしまうでしょう。

企業は、長く活躍したうえで売上や発展に貢献してくれる人材を求めています。「とりあえず就職したい」「まずは経験だけでも積みたい」という表現は、短期離職を連想させてしまう場合があります。

最終面接で意思確認がない場合に入社意思を伝える方法

最終面接は、自分の情熱や意思の強さを企業に伝えるための、最後の機会といえるでしょう。ここでは、最終面接で意思確認がない場合における、入社意思を伝える方法をご紹介します。主体的なアピールを通して、意欲を明確に伝えましょう。

キャリアプランを具体的に話す

最終面接で意思確認がない場合でも、自らキャリアプランを具体的に話すことで、入社意欲や入社意思を伝えられます。志望動機や「入社後にやりたいこと」を聞かれた際には、自分が描いているキャリアプランも具体的に回答しましょう。

たとえば「御社の〇〇という環境で、将来的には△△のような役割を担いたい」のように、企業のなかで「どのように成長していくか」や「どんな貢献をしたいか」を明確に伝えられれば、高評価につながりやすくなります。

逆質問の時間で入社意欲が伝わる質問をする

応募者からの逆質問も、最終面接の意思確認代わりとして有効です。逆質問は、単なる疑問解消の手段だけではありません。自分が企業に興味や関心を抱いているアピールになり、情熱や探求心、向上心なども伝えられます。

たとえば「御社で長く活躍されている方には、どのような共通点や特徴がありますか?」や、「入社後にすぐ期待される役割は何でしょうか?」などのように、入社を前提とした質問は高評価に。本気度はもちろん、適応力の高さもアピールできるでしょう。

最後の一言で入社意思をはっきりと伝える

多くの場合、最終面接では「最後に質問はありますか?」「最後に一言、伝えたいことはありますか?」のような質問をされます。最終面接における「最後の一言」は、自分の志望度を伝えるための大きなチャンスです。

面接官も応募者に対し、「最後のアピールチャンスで何を伝えてくるのか」を期待しています。最後のアピールは印象に残りやすいため、前向きな姿勢を強調することが大切。たとえば「本日のお話を伺うなかで、御社で働きたい気持ちがますます強まりました」のように、意欲を明確に伝える言葉を選びましょう。

最終面接の意思確認でのトラブル「オワハラ」に注意

最終面接の意思確認で注意したいトラブルの一つが「オワハラ」です。オワハラとは「就活終われハラスメント」の略称。内定・内々定を出した応募者に対し、企業が「他社の面接や就職活動を終えるように圧力をかける行為」を指します。

とくに最終面接という大詰めの局面では、オワハラの発生率も高まる傾向に。オワハラは脅迫罪や強要罪などの犯罪にあたる可能性のある行為です。オワハラを受けたときは企業に屈さず、相談窓口を利用することをおすすめします。

最終面接の意思確認後も内定は辞退できる

最終面接で意思確認が終わった後も、内定を辞退することは可能です。応募者は入社式までであれば、内定を自由に取り消す権利を持っています。第一志望の企業でなかったり、入社に迷いがあったりする場合でも、意思確認では「入社する」と答えて問題ありません。

とはいえ内定辞退は、企業に迷惑をかける行為。できる限り早く、誠意をもって内定辞退の意思を伝えることが大切です。辞退の際は理由を明確にしつつ、企業への感謝の気持ちを伝えましょう。

最終面接の意思確認に関するQ&A

意思確認されなかった場合は落ちる?

たしかに最終面接では意思確認が行われるケースが多いですが、意思確認をされなかったからといって不採用が確定したわけではありません。他の質問に対してベストな回答ができていたのであれば、自信を持って合否の結果を待ちましょう。

第一志望ではない企業の場合はどうするべき?

第一志望ではない企業の場合、正直に伝えたくなってしまうかもしれません。しかし、「考えさせてください」「少し時間が欲しいです」といった回答はマイナスの印象になりえるため、避けるのがベター。

第一志望の企業でない場合も、入社の意思がある旨をすぐに伝えましょう。

最終面接が意思確認の場かどうか事前に把握できる?

最終面接が必ずしも意思確認の場とは限りません。企業によっては最終面接でも評価選考を続ける場合があり、社長や役員が最終判断を下すケースもあります。

したがって、事前に「意思確認中心の面接なのか」「選考の一環なのか」を見極めることが重要です。

判断材料としては、インターネット上の口コミサイトや就活掲示板を活用する方法があります。また、OB・OG訪問を通じて実際に受けた人から話を聞くのも有効です。過去の傾向を知ると、質問内容や雰囲気をある程度想定でき、心構えがしやすくなります。

最終面接に臨む際の対策4つ

最終面接はこれまでの選考とは異なり、入社後のビジョンや企業との相性がより重視される重要な場です。自身のキャリアプランを整理し、企業理解を深めたうえで、的確な質問や受け答えができる準備が欠かせません。最終面接で好印象を与えるために押さえておくべき4つの対策について解説します。

今後のキャリアプランを明確にする

最終面接の準備では、将来どのようなキャリアを築きたいかを具体的に整理しておくことが大切です。

採用担当者は、短期的な目標だけでなく、中長期的にどのように成長していきたいかを知りたがっています。自身が目指す人物像や将来のビジョンを描き、その中で企業の環境や事業展開がどのように関わるのかを結び付けて話せるように準備しましょう。

また、最終面接が単なる意思確認ではなく、実質的な選考の場になることもあるため、質問内容に応じて柔軟に対応する姿勢も求められます。キャリアプランを明確に持つと、説得力のある受け答えができ、自信を持って最終面接へ臨めるでしょう。

逆質問を最低3問用意する

最終面接では、これまでの選考よりも「入社後の姿勢」や「企業理解の深さ」が重視されます。そのため、逆質問を通じて意欲や関心を示すことが大切です。

とくに、面接官が役員や経営層である場合は、会社の方向性や今後の展望などを踏まえた質問が有効です。視野の広さをアピールできるため、好印象を与えられるでしょう。

なお、逆質問は最低でも3問は準備しておかないと、興味が薄いと受け取られる恐れがあります。事前に企業の理念や事業内容を調べ、自分のキャリアプランと結びつけた質問を考えると効果的です。

企業の最新情報をチェックする

最終面接の直前まで、企業の最新情報を確認しておくことをおすすめします。

公式ホームページだけでなく、SNSやニュースリリースなどもチェックし、最近の取り組みや話題になった出来事を把握しておきましょう。最新の情報を踏まえた発言ができると、企業研究の深さや関心の強さを具体的に示せます。

とくに事業拡大や新規プロジェクトなどに触れ、自分の強みをどう活かせるかを結びつけて話すと、前向きな印象を与えられます。また、事前に調べた内容を逆質問にも活用すれば、より積極的な姿勢をアピールできるでしょう。

これまでの面接内容を振り返る

最終面接に至るまでの面接内容を振り返り、伝えたことを整理しておきましょう。面接ごとに質問された内容や自分の回答を簡単にメモしておくと、準備がスムーズに進みます。

とくに志望動機や自己PRに関しては、以前の面接と矛盾しないよう注意が必要な部分です。信頼性のある受け答えをするためにも、話の一貫性が保てているか確認しておきましょう。

これまでの面接で伝えてきた内容を踏まえた回答を意識すれば、説得力のある良い印象を与えられるでしょう。

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最終面接での意思確認にはしっかり回答しよう!

最終面接での意思確認の意図や、回答例、回答のポイントについて詳しく紹介しました。最終面接での意思確認では、入社に対するポジティブな意思をはっきりと伝えることが大切です。今回解説したポイントを参考に、スムーズに答えられるよう準備しておきましょう!

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