就活生必見!一次面接で聞かれることは何?頻出質問と対策を解説

目次

一次面接の位置付けとは

一次面接は一般的に、応募者の人となりを見るフェーズ。

新卒の場合には一般的なコミュニケーション能力やビジネスマナーなど、社会人になるにあたって基本的なことが身についているかを確認する場として位置付けされていることも多いです。

この章では、基本的にどのようなことに気をつけて臨めばいいのかを整理して解説します。

https://hr.ababa.co.jp/article/EHDK1X8D

一次面接で落ちてしまう人のよくある特徴

ここでは、一次面接で落ちてしまう人の特徴をご紹介します。モチベーションも高く、何度も練習しているのに、なぜか落ちてしまう……と悩んでいる人も多いのでは。今一度自分の言動やリサーチ内容を振り返りつつ、原因を究明していきましょう。

質問への回答が的外れになっている

一次面接で落ちてしまう人には、質問への回答が的外れになっているという特徴があります。面接官の質問に対して適切に応えられておらず、自分の伝えたい内容ばかりが先走ってしまっている状態です。

面接官に「コミュニケーション能力や傾聴力、読解力が足りていない」という印象を与え、不安を抱かせてしまいます。面接では事前に準備した内容を言葉にするだけではなく、相手のニーズを瞬時に理解し、求められているかたちに思考を再構築してアウトプットする力が必要です。

自己分析も企業研究もできていない

自己分析や企業分析ができていない場合も、一次面接で落ちてしまいやすくなります。面接は、企業が「一緒に働きたい相手か」「自社に利益をもたらしてくれる相手か」を見分ける場です。企業へのリサーチすらまともにできていない状態の相手には、今後の活躍を期待できません。

企業のリサーチは、面接における最低限のマナーであり常識です。また自分を理解できていない状態では、企業への貢献のかたちもイメージできないでしょう。分析不足は自信の喪失にも影響を与え、一貫性に欠けた振る舞いにつながります。

マナーや身だしなみに気を払えていない

面接は、れっきとしたビジネスシーンの一つ。社会人としての最低限のマナーや身だしなみに気を払えていない応募者は、常識や熱意を疑われてしまいます。たとえば服の手入れができていなかったり、髪が不潔だったりする場合、面接官は「取引先にもその風貌で赴くのか?」と不安を抱いてしまうでしょう。

マナーや身だしなみは加点要素ではなく、「できて当たり前」の要素です。そのため不備があれば減点につながり、合格が難しくなってしまいます。

一次面接の質問内容は人となりや熱意を見るもの

一次面接での質問内容は自己紹介、志望動機、自身の長所・短所やキャリアビジョンなどが多い傾向です。その中で面接官はコミュニケーション能力や人柄、入社に対する熱意を評価します。

しっかりとした受け答えができているかはもちろんのこと、自社を選んだ明確な理由や入社後に貢献してくれそうなやる気が感じられるかといった点も重要です。

上記のことを常に意識しながら、一次面接の準備をしましょう。質問内容とその対策はこれから下記の章にて解説します。

https://hr.ababa.co.jp/article/gfeg4h5o

一次面接では何が評価される?

ここでは、一次面接で評価される要素についてご紹介します。一次面接では、二次面接・最終面接などとは異なり、社会人としての基本的な姿勢を観られる傾向に。また一次面接で受け答えした内容は、最終面接における一貫性の審査対象にもなります。

最低限のビジネスマナー

一次面接では、社会人として最低限のビジネスマナーを評価されます。たとえば、身だしなみや言葉遣い、時間を守れることなどが代表的です。面接官は、応募者を学生としてではなく、社会人として見ています。

そのためマナーに欠けた行動は不安の原因に。社員であれば「これから教育すればいい」と判断されるかもしれませんが、入社前の学生であれば最初から振るいにかけられます。同じ能力であれば、マナーのある学生とない学生とでは、当然後者が選ばれることはないでしょう。

会話のキャッチボール

一次面接では、会話のキャッチボールができているかどうかも審査対象になります。面接では会話でのコミュニケーションを通して応募者の人間性や思考を探るため、根本的なコミュニケーションに不備がある場合は、合格が難しくなります。

あくまで「聞かれたことに答える」を意識しつつ、自分の意見を無理に押し通したり、聞かれていないことを答えたりしないように努めましょう。また対等なキャッチボールのためには、相手の話を遮ってしまう振る舞いも厳禁です。

自社に対する理解度

自社に対する理解度も、一次面接で審査される要素の一つです。企業が自社への理解度で見定めたいのは、入社への情熱。面接官は「応募者が本当に自社を志望しているのか」を、自社へのリサーチの深さや企業研究の精度によって判断します。

そもそも一貫性のある志望動機のためには、詳細な企業研究や自己理解が不可欠です。企業の基本情報だけではなく、IR情報や競合分析なども入念に調べている応募者には熱意を感じやすく、合格率も上がります。

一次面接でよく聞かれる質問と出題者の意図

一次面接での質問にはそれぞれ意図があり、面接官もそれをチェックしています。この章では具体的にどのようなことが聞かれるのか、またその意図について解説します。

自己紹介

  • 自分がどんなことに興味があり、やりがいを感じられるのか
  • どういったことに情熱を注ぎ、成長してきたか
  • 社風にマッチするか

面接の冒頭は自己紹介から始まることも多いです。

ここでは面接官に「自分がどういったことに興味を持って活動しているか」、もしくは「掲げた目標に対し、どんな活動をしていたか」を交えて伝えることを意識しましょう。

自己紹介の内容によっては、その後の質問内容が変わってくるケースもあるので、非常に重要な時間です。

志望動機

  • 行動の一貫性や責任感
  • 経歴を踏まえた、自社志望への納得感

自己紹介に絡めて聞かれることも多い志望動機では、入社への熱量と今までやってきたこととの一貫性が見られます。

志望動機に限らず全ての質問に対していえることですが、一貫性が揺らいでしまうと説得力がなくなってしまい「入社してもすぐに辞めてしまうのではないか」という懸念にも繋がります。

企業に入社して、どういったことに携わりたいのかまで落とし込んで準備し面接官に伝えることができれば、自ずと説得力が増すでしょう。

長所と短所

こちらも一般的な質問事項の1つです。短所は長所と表裏一体のため、伝え方に注意が必要。

短所を調書に、また長所や強みを短所に言い換えることで、面接全体を通じてのアピールに一貫性を持たせることもできます。

<例>

性格長所短所マッチしやすい社風や仕事ミスマッチな社風や仕事
心配性慎重かつ確実に仕事を進められる素早く行動・判断するのが苦手・正確性が求められる仕事・臨機応変な判断や行動が大切
頑固芯が強く初志貫徹で仕事を進められる融通が利かない場合がある・責任感が必要な仕事・和を重んじる社風

ただし、長所であっても「自社の社風や希望する人物像に合わない」と評価される場合もあります。企業理念や応募要項の希望する人材欄をよくチェックして、双方のよりよいマッチングに努めましょう。

挫折経験とその向き合い方

一見、ネガティブに捉えられがちな質問ですが、面接官が見ているのは、挫折経験ではなくその後の対応です。全てがうまくいくわけではない社会人生活において、ここではストレス耐性や仕事で挫折をしてしまっても立ち直れるかを見ています。

挫折経験は大小問わず誰にでもあるもの。その経験をどう乗り越えたのか、乗り越えられずともどう努力をしたのか、その努力の過程をアピールしましょう。

他社の選考状況

一次面接では、他社の選考情報についても聞かれる場合があります。これは、企業側が応募者の志望度の高さを見極めるための質問です。面接官の心象を気にすると「御社だけです」と答えたくなりますが、嘘をつかずに正直に答えることが何より大切。

そもそも一般的な就活では複数企業を受けるのが常識です。煮え切らない回答のほうが合否に影響を与えやすくなります。一貫性のある回答ができれば、企業は応募者の価値観や展望などを理解しやすくなるため、自社とのマッチ度を認識できる場合もあります。

大学で何を学んでいたか

大学で何を学んでいたのかも、一次面接で聞かれやすい質問です。大学での専攻内容や具体的な知識を問われる場面が多く、学問分野や「その学びから得た力」を説明する機会があります。

企業が知りたいのは、学びの内容そのものではなく、学習を通した「企業への貢献のかたち」です。そのため学習にどのような姿勢で挑んだのかや、学習の目的なども添えられると、より効果的なアプローチになるでしょう。学びを通じて培った思考力や問題解決能力なども、積極的にアピールすることが重要です。

将来どのような存在を目指したいか

将来に関する質問では、キャリアビジョンや成長意欲を確認されます。理想論にとどまらず、「自分のどのような強みや個性を活かして会社に貢献したいのか」を伝えるのがポイントです。

企業はこの質問を通し、応募者が入社した後の活躍のイメージを広げます。長期的な視点で自分の将来を考えつつ、自分の言葉で説明することが大切。漠然とした夢ではなく、現時点で考えられる「最初の一歩」や中長期的な目標を示せば、現実的な視点を持っている点もアピールできます。

一次面接の対策と攻略法

一次面接で聞かれることを踏まえて、実際に一次面接ではどのような対応が必要になってくるのか、事前にどのような対策をしておけばいいのかを解説します。

簡潔かつ明瞭に答える

入社への熱がこもりすぎるあまり、質問に対して簡潔に結論を述べる前に長々と話してしまうケースも多くあります。

面接官にしっかりと伝わることを第一に考えて、回答の冒頭に結論を述べ簡潔に伝える工夫を凝らしたり、聞きやすいようすらすら話せる練習をしたりしましょう。

鏡で客観的に答えている自分の姿を見る

相手からの見え方というのは、どんなに意識してもわからない部分。模擬面接や第三者に客観的に見てもらえる場を自ら設けたり、鏡やスマホでの録画で自分を客観的に見ることによって、無意識にやっていたことを修正する機会になります。

問題ないと思ってやっていたことも面接の場ではNGとなる場合があるため、面接の本番前に確認しましょう。

https://hr.ababa.co.jp/article/how-to-practice-interview

一次面接で聞かれることを抑えてしっかり対策しよう

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また、ABABAの利用で志望度の高い企業までに面接の雰囲気に慣れておくのも重要な戦略の1つです。

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一次面接で聞かれることの対策をしっかりしよう!

本記事では一次面接で聞かれることついて紹介しました。聞かれることが事前にわかっていれば一次面接対策ができるので、この記事を参考に事前準備を抜かりなく行ってみてください。

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