自己pr 継続力で魅せる!例文・面接官が評価する伝え方の極意

自己pr 締め方

就活では、面接官の心を動かす自己PRが求められます。今回は、「継続力」をアピールするための自己PRのポイントをご紹介します。アルバイトや部活など、何らかの物事を継続した経験がある人は、ぜひ自己PRとして活用していきましょう。 

目次

継続力をアピールする例文

粘り強い姿勢を伝える例文

粘り強い姿勢を伝えるためには、日々の地道な練習や継続的な挑戦を通じて、最終的に成長できたことをアピールする必要があります。

  • 困難な課題にも最後まで取り組み、解決するまで粘り強く行動します。
  • 目標達成のために諦めず、試行錯誤を重ねて努力し続ける力があります。
  • 失敗しても原因を分析し、改善を重ねて最後までやり遂げる姿勢を大切にしています。 など

積み上げられる力を伝える例文

積み上げられる力を伝えるためには、スキルや知識を着実に向上させてきた経験を伝えましょう。

  • 日々の努力を継続し、小さな成果を積み重ねて成長することを大切にしています。
  • 基礎から着実に学び、経験を積み上げて自分の力に変えることが得意です。
  • 継続的な学習と実践を通じて、少しずつ確実にスキルを高めてきました。 など

品質を維持できる力を伝える例文

品質を維持できる力を伝えるためには、丁寧さや誠実さだけではなく、一定の精神力の担保も伝える姿勢が大切です。「入社後も安定したパフォーマンスを維持できる」という要素も伝えましょう。

  • 常に確認と見直しを行い、安定した品質を保つことを心がけています。
  • 丁寧な作業とチェックを徹底し、ミスのない品質維持に努めています。
  • 細部まで注意を払い、一定の基準を守り続ける力に自信があります。 など

部活動の継続力を伝える例文

部活動の継続力を伝える際は、実績や期間などを数値で伝えると説得力が上がります。忍耐力・チームワーク・自己管理力などから、伝えたいポイントを絞る判断も重要です。

  • 3年間毎日欠かさず練習に参加し、継続する力を身につけました。
  • 部活動を3年間続け、困難な時期も投げ出さず努力を重ねました。
  • 長期間の練習に真剣に取り組み、継続する習慣と忍耐力を養いました。 など

アルバイトの継続力を伝える例文

ガクチカの例としても挙げられやすいアルバイト。継続力を伝えるためには、長期間続けた経験だけではなく、業務内における工夫や努力のアピールも求められます。

  • 2年間同じアルバイトを続け、責任感と継続力を身につけました。
  • 忙しい時期も欠かさず勤務し、コツコツ働く姿勢を大切にしてきました。
  • 学業と両立しながら長期間勤務を継続し、信頼を得ることができました。 など

NG例文(伝わりにくいパターン)

継続力の種類が示されていない

自己PRで継続力が伝わりにくい例として、継続力の種類が示されていないことが挙げられます。継続力と一言で言っても、粘り強さ・積み上げ型・品質維持など、さまざまな種類がありますよね。

継続力という単語だけでは、印象が曖昧で良いアピールとは言えません。「続けた」という事実だけではなく、「何を・どのくらい・どんな目的で・どんな工夫を取り入れて続けたのか」を踏まえて説明することで、より具体性のあるアピールにつながります。

当たり前のことをアピール

当たり前のことをアピールするだけでは、継続力という強みを強調できません。たとえば「授業に出席した」や「アルバイトに遅刻しなかった」は、学生や社会人として大前提となる習慣です。

工夫や努力がともなわない継続は、仕事で活かせる強みとはいえません、大切なのは「自分だからこそ続けられた理由」です。継続によって得た成果や成長を具体的に伝え、継続力を効果的にアピールしましょう。

題材を複数あげている

継続力の自己PRでは、題材を複数あげると内容が伝わりにくくなります。エピソードもバラけることでアピールポイントが分散し、相手への印象が弱くなってしまうでしょう。

たとえば「部活もアルバイトも続けた」のように複数の経験を並べるだけでは、何が強みなのかわかりません。題材は一つに絞り、「なぜ続けられたのか・どんな成果を得たのか」を明確に絞って伝えることが重要です。

「継続力」をアピールする際のポイント

ここでは、面接で自己PRをする際に、面接官に継続力をアピールする際のポイントをご紹介します。継続力は目に見えない力ではありますが、成果や成長を数値で表しやすい要素です。継続力ならではの特徴を活用し、効果的なアピールにつなげていきましょう。 

「継続力」を別の言葉に言い換える

継続力をアピールする際は、「継続力」というワード自体を別の言葉に言い換えると、相手に伝わりやすくなるかもしれません。たとえば「粘り強さ」や「持続力」なども、継続力を彷彿とさせる言葉の一つです。

意図的に調整した表現と、具体的なエピソードを組み合わせることで、自分ならではの強みとして差別化できます。続けられた理由も添えられれば、仕事での再現性や活躍するイメージなども伝わりやすいでしょう。

継続して当然と思われることは伝えない

継続力のアピールでは「継続して当然」と思われることは、あえて伝えない選択も重要です。前項でも触れたように「授業に出席した」「アルバイトを辞めずに続けた」などは、アピールするほど「それ以外のPRはないの?」という印象を与えてしまいかねません。

自己PRでは、ほかの人には難しい努力や工夫、主体的な目的意識をもって続けた経験を選ぶ必要があります。「なぜ続けられたのか」「どんな成果や成長があったのか」まで具体的に伝えることで、初めて継続力の説得力が高まるのです。

短所と矛盾しないよう留意する

継続力を伝える際は、内容に矛盾がないように留意しましょう。自己PRでは、長所だけではなく短所を伝えなくてはならないシーンもありますよね。その際「飽きっぽい」「集中力がない」という短所を挙げると、継続力と矛盾してしまいます。

長所と短所の内容に一貫性があるかどうかを事前に確認し、内容に矛盾が生じないように調整しましょう。ESや面接全体では回答内容を統一することで、継続力の信頼性や人柄がより伝わります。

継続力として伝えても良いか悩みがちな経験

ここでは、継続力として伝えても良いか悩みがちな要素をご紹介します。どのような経験も、表現方法次第では自分ならではのPRになるものです。一見すると平凡な経験であっても、過程で得られた成果や工夫に着目しつつ、効果的な自己PRに変えていきましょう。 

バイトを長く続けた経験は継続力になる?

アルバイトを長く続けた経験は、継続力の証明として自己PRで十分に活用できます。ただし「続けた」だけではなく、「なぜ続けられたのか」「どんな工夫や努力・成長があったのか」まで具体的に伝えることが重要です。

継続力をアピールする際は、数字やエピソードを交え、仕事でどう活かせるのかも明確に説明すると、さらに説得力が増すでしょう。

途中でやめた経験でも継続力になる?

途中でやめた経験でも、「やめた理由」や「過程で得た学び・成長」を具体的に伝えられれば、継続力のアピールになります。在籍中に、前向きな姿勢や改善意欲を持っていたかどうかが重要です。

「なぜやめたのか」「そこから何を学び、次にどう活かしたか」を明確に説明することで、単なる挫折ではなく成長ストーリーとして評価されるでしょう。

中高の部活動経験は今でも通用する?

中高の部活動経験は、現在の就活の自己PRでも十分に通用します。アルバイトと同様に、単純に「続けた」という事実だけではなく、経験で得た学びや成長が「今の自分にどのような影響を与えているのか」を重視しましょう。

企業は、部活動を通じて身についた「継続力」「協調性」「チャレンジ精神」なども評価します。自己PRで明確にアピールできれば、数年前の継続であっても大きな武器になるでしょう。

ガクチカと被っていても継続力のアピールになる?

アルバイトや部活などは、ガクチカでも用いられやすいテーマですよね。継続力の自己PRでは、ガクチカと同じテーマでもアピールポイントとして活用できます。

ただし同じ出来事でも、自己PRとガクチカで切り口を変えることが大切。たとえばガクチカで「課題や困難をどう乗り越えたか」をメインに話すのであれば、自己PRでは「強みや人柄がどう活きたか」を中心に組み立ててみましょう。

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継続力や粘り強さを14項目で数値化

REALMEでは、さまざまな非認知能力を14項目で数値化します。「継続力」や「粘り強さ」のように細分化された能力は、どの企業にとってもニーズが高いスキル。分析された結果は円状のグラフで表示され、自身の強みや弱みを客観的に把握できます。

合格者の自己PR事例が見られる

合格者の自己PRを事例が見られるのもREALMEの魅力です。合格者とは、つまり「企業が求める最低水準を超えた応募者」。彼らの自己PR事例や能力値をチェックすることで、自分が合格に近づくために必要な要素がわかり、効率的な取り組みにつながります。

志望企業ごとの評価傾向をAIが分析し、最適なアピール方法を提案

REALMEでは、志望企業ごとの評価傾向をAIが分析します。企業によって異なる「求める人材の条件」をチェックできるため、企業に合った最適なアピール方法を考えられるのが魅力です。企業の希望と自身の能力のギャップもわかるため、意図的にエントリー時期をズラすことも可能です。

継続力を活かした自己PRで選考突破を目指そう

今回は、自己PRで継続力をアピールするポイントをご紹介しました。今、多くの企業では非認知能力を持つ即戦力が求められます。継続力や忍耐力も、ニーズの高い非認知能力の一つです。

物事にコツコツ取り組む姿勢は、あらゆる業種で必要な力。アルバイトや部活、学業などの継続を通し、自分が培った力を振り返ってみましょう。自分では「言うほどのことでもないかも……」と不安に感じる要素でも、表現次第では魅力的な自己PRになるかもしれませんよ。

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