面接で効果的に自分をアピールするためには、分析による自己理解が必要です。今回は、大学生におすすめの自己分析ツールをご紹介します。周りよりも有利に就活を進めるために便利なツールを活用して、印象的な自己PRを作成しましょう。
大学生におすすめの自己分析ツール一覧
自分に合った自己分析ツールの選び方は、目的によって異なります。今回は目的別におすすめのツールをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。自己分析ツールごとの特徴や強みを知り、効率的に自己分析を進めていきましょう。
本格的に深掘りしたい人
ここでは、自分の強みや弱みを本格的に深掘りしたい人におすすめの自己分析ツールをご紹介します。内面を深く掘り下げていくと、自分でも気づけなかった強みを見つけられることも。じっくりと分析できるツールを活用し、効果的な自己PRにつなげましょう。
REALME
REALMEは、自己分析・ES・面接の対策に使えるAI面接サービスです。約20分のAI面接を通し、14項目に細分化された非認知能力を視覚化できます。強みや弱みが点数化されたうえで客観的に把握でき、詳細なフィードバックを受けられるのが強みです。
志望企業の最終面接まで進んだ就活生のデータも閲覧できるため、自分のデータを比べることで「今の自分に足りていない能力」を確認できるのも特徴。ほかの就活生の回答やアドバイスも参考にしつつ、内定獲得率を向上できます。
AnalyzeU+
AnalyzeU+は、28項目に細分化された非認知能力を想定できるサービスです。回答項目は全251問。じっくりと質問に答えることで、自分への深い理解につながります。強みや弱みへの詳細かつ客観的な理解は、自己分析に欠かせません。
診断結果はグラフやコメントで分かりやすく表示され、自己PRやES作成、面接対策にそのまま活用できます。また診断結果はそのままプロフィールに反映できるため、自分とマッチする企業からのオファーにも期待できます。
ミイダス
ミイダスは、自分の市場価値診断やコンピテンシー診断(特性診断)ができるサービスです。質問に答えるだけで、パーソナリティ・ストレス耐性・相性の良い上司や悪い上司のタイプなどを診断してくれます。
複数の診断で自分の強み・適性・市場価値を数値で客観的に把握できるだけではなく、結果をもとに自分に合った企業からスカウトを受け取れることも。心理学や統計学に基づいた化学的な判断で、本格的な自己分析を進められます。
手軽に楽しみたい人
ここでは、自己分析を手軽に楽しみたい人におすすめのツールをご紹介します。自己分析が捗ると、対人関係もさらに円滑になりますよね。気軽な自己分析ツールを楽しみ、面接対策にはもちろんQOL向上にも役立てていきましょう。
キャリタスQUEST
キャリタスQUESTは、5分程度で手軽に自己分析ができるサービスです。質問数は20問前後しかないため、移動中の隙間時間や暇つぶしにもピッタリ。診断時に面倒な登録がいらないのも魅力です。
ゲームのような感覚で自己分析を進められるのもキャリタスQUESTの特徴。RPG風のレトロなキャラクターが登場したり、ストーリー仕立てで適職傾向を説明してくれたりと、楽しみながら自分の特性を把握できます。
16Personalities
16Personalitiesは、今話題の「MBTI診断」。約10~12分で手軽に診断でき、16タイプの性格から自分の強み・弱みや適職傾向を把握できます。診断結果により自分の特性を自覚できれば、就活はもちろん人間関係の構築も円滑になるでしょう。
無料・登録不要で何度でも受けられるのも魅力。世界中で多くの学生や社会人が活用している、信頼性の高いツールです。自分に合った業種や職業なども教えてくれるため、マッチしやすい企業選びにも役立ちます。
自分の強みや適職を知りたい人
ここでは、自分の強みや適職を知りたい人におすすめの自己分析ツールをご紹介します。とくに自己PRやES作成、ガクチカ作成に悩んでいる人は必見!自分で見つけられていない強みを発見し、効果的なアピールにつなげていきましょう。
リクナビ診断
リクナビ診断は、100問ほどの質問に答えることで人間的な特徴を分析できるサービスです。自分の強みや弱みはもちろん、向いている仕事のタイプも診断できます。
日常の行動や考え方などに基づいた質問設計で、回答のプロセスでも自己分析が進むのが魅力。働く場面で求められる特徴や、自分に合う企業などが客観的に把握できます。自分の性質に沿った仕事探しのアドバイスもしてくれるため、初めての自己分析ツールにもおすすめです。
キミスカ適性検査
キミスカ適性検査は、150問以上の設問を通して「性格・意欲・思考力・ストレス耐性・職務適性」など幅広い非認知能力を評価してくれるサービスです。自分の内面や能力を多角的に分析できるため、客観的な視点で適職を診断できます。
診断結果の表示スタイルも、タイプ別・適職ランキング・詳細な性格傾向など幅広いのが特徴的。結果は自己PRや面接対策、企業選びなどに役立ちます。また結果をもとにしたスカウトサービスが展開されており、自己分析と就活を同時に進められるのも魅力です。
Future Finder
Future Finderは、心理統計学に基づく100問以上の質問に答えていく本格的な特性診断です。回答を通して、自分の性格・強み・適職を客観的に把握できます。診断結果をもとに、価値観や性格に合った企業や職種を自動的にマッチング。ミスマッチの少ない就活をサポートしてくれます。
企業からのスカウトや、自分とのマッチ率の高い求人情報も届くため、限られた時間を有効活用して就活も進められるのが魅力です。ほかの自己分析ツールとも並行して使いたいサービスといえるでしょう。
SNSや自己PRで使いたい人
ここでは、SNSや自己PRで使える自己分析ツールをご紹介します。多くの人がプロフィールに血液型やMBTIを記載しているように、自己分析結果は「自分を説明するための手段」でもあります。自己分析ツールを活用し、自己理解をさらに深めていきましょう。
mgram
mgramは、105問の質問を通して性格を細分化できるサービスです。自分を構成する性格は8つに分類され、ハッシュタグ形式で抽出されます。「SNSや自己PRで個性を端的にアピールしたい」と思っている人におすすめです。
診断結果は画像やテキストで簡単にシェアできるため、就活だけではなくコミュニケーションの一環としても活用可能。無料かつ手軽に利用できるため、心理テストの延長のような感覚でスタートできます。
COLOR INSIDE YOURSELF
COLOR INSIDE YOURSELFは、自分の性格や強み、対人関係の傾向などを把握できる自己分析サービスです。用意される診断結果は、なんと約26万通り!自分の特性を詳細に分析してくれるため、自己PRやESの作成に役立ちます。
ポップで親しみやすいデザインで、SNSでも人気の傾向に。ゲーム感覚で楽しく診断を進められるのも魅力です。志望企業との適性をリアルタイムで分析してくれるため、今から自分が伸ばすべき能力も把握できます。
自己分析ツールで大学生の就活を有利に進めよう!
今回は、自己分析におすすめのツールやサービスをご紹介しました。自己分析ツールでは多くの設問に答えますが、回答が1つ異なるだけで診断に大きな影響を与える場合があります。
気分や体調などによっても回答が変わる場合があるため、より詳細な自己分析をしたい人は、日を分けて複数回利用してみましょう。「何度受けても、違うサービスを活用しても似た結果が出る」と思えれば、安心して診断結果を活用できます。