「NTTデータって倍率が高くて自分じゃ本選考突破は難しいかも……」
そうお悩みの就活生の方向けに、実際にNTTデータの本選考を突破し、内定を獲得した25卒の方にインタビューをおこない、選考突破のコツや内定獲得のための対策方法を伝授していただきました!
これからNTTデータを受ける方や、NTTデータを志望している方必見の内容となっておりますので、本記事を見ながらNTTデータ本選考突破のための対策を進めてみてくださいね
NTTデータの本選考体験談を教えてくれた方
- 25卒
- MARCH
- 地方創生ゼミ
- 長期インターン
- 通信、SIer業界志望
NTTデータで話していたガクチカ・志望動機
NTTデータのガクチカ
大学時代、地域活性化プロジェクトで、商店街の集客力向上を目指す活動に取り組みました。当初、行政、地元企業、住民間で意見が対立し、進捗が停滞してしまいましたが、私は調整役として全体の意見をまとめる役割を担いました。まず、全ステークホルダーの要望をヒアリングし、それぞれの立場の共通目標を「地域の魅力を発信すること」と定めました。そして、地元特産品を活用したイベントを企画し、SNSでの広報戦略を提案。若年層にターゲットを絞り、地域のイメージを刷新しました。その結果、来客数は前年の150%に達し、商店街全体に活気が生まれました。この経験を通じ、多様な意見を調整し、合意形成を図るスキルを培いました。
NTTデータの志望動機
私がNTTデータを志望する理由は、幅広い分野で「共創」を軸としたプロジェクトを展開し、社会課題を解決している点にあります。大学時代、地域活性化プロジェクトで多様なステークホルダーと協力し、新たな価値を生み出す経験をしたことから、「共創」が生み出す成果の大きさを実感しました。特に、NTTデータが行政や医療、スマートシティの分野で推進するデジタル技術を活用したプロジェクトは、私が目指す「社会にインパクトを与える仕事」と一致しています。また、他社と比較して事業領域が広範であり、社会全体の課題解決に携われる点に魅力を感じています。私の強みである調整力や協働力を活かし、貴社で人々の暮らしを豊かにする事業に挑戦したいと考えています。
NTTデータの選考フロー
ES・webテスト
以下5つの設問に対して回答。
「NTTデータでは求める3つの人財像を元に、NTTデータを志望した理由をご記入ください。(200字以内)」
「志望するコース(SE・コンサル・営業コース or 建築系FMコース or 電力系FMコース or 法務スタッフコース or 財務スタッフコース or 人事スタッフコース)の職務内容をベースに、入社後チャレンジしたいことを教えてください。(200字以内)」
「あなたがチームで最も高い成果を上げた経験について、そのときのあなたの役割とチームへ及ぼした影響も含めて具体的にご記入ください。(300字以内)」
「今までの人生の中で一番苦労したことについて、どのように乗り越え、そこから何を学んだかご記入ください。(300字以内)」
webテストはweb形式の玉手箱で、言語と非言語の科目が課される。
GD(グループディスカッション)
「この10人の中で、新卒採用として採用するならどの3人を選ぶか」というお題で議論をおこなう。学生の人数は5-6人で時間は1時間程度。5分間の個人ワークの後、30分間グループディスカッションがおこなわれる。代表者を一人選出し、最後に発表がおこなわれる。
1次面接
web面接で、年次の高い人事社員、現場社員と学生の2対1で実施。時間は40分程度。基本的にはESで記載した内容に沿って進行し、ガクチカや志望動機を中心に聞かれる。
最終面接
対面面接で、年次の高い人事と学生の1対1で実施。時間は40分程度。基本的に聞かれることは1次面接と変わらないが、より志望動機や「NTTデータで何をしたいか」が深掘りされて聞かれる。
NTTデータのES
設問①
NTTデータでは求める3つの人財像を元に、NTTデータを志望した理由をご記入ください。(200字以内)
NTTデータの求める人財像である「共創」に強く共感し、それが志望理由の核となっていることを記載しました。
大学時代、地域活性化プロジェクトで行政や企業、住民と連携し、対立する意見を調整して新たな価値を創出した経験を通じて、「共創」による成果の大きさを実感しました。その上で、NTTデータが業界を超えた多様なステークホルダーと連携し、社会課題を解決するプロジェクトを多数手掛けている点に魅力を感じたことを伝えました。
特に、公共分野でのデジタル化やスマートシティの推進といった取り組みは、私がこれまで培ってきた調整力や協働力を活かし、さらに発展させるのに最適な環境だと考えていることも併せて伝えました。
このように、自身の経験とNTTデータで実現できる「共創」の具体例を結びつけ、志望理由に説得力を持たせました。
設問②
志望するコース(SE・コンサル・営業コース or 建築系FMコース or 電力系FMコース or 法務スタッフコース or 財務スタッフコース or 人事スタッフコース)の職務内容をベースに、入社後チャレンジしたいことを教えてください。(200字以内)
SEコースを選択し、「公共分野のプロジェクトでデジタル技術を活用し、社会課題の解決に挑戦したい」と記載しました。
大学のゼミで地域活性化のためにITツールを活用した経験から、効率的なデータ活用やシステム開発が地域の課題解決に大きな力を持つことを学んだことを中心にエピソードを書いていきました。
ここから、NTTデータでは、行政のデジタル化推進やスマートシティ構築など、人々の生活を豊かにするITソリューションの開発に携わり、自身の成長だけでなく、社会への貢献も実現したいという意欲が伝わるようにまとめました。
設問③
あなたがチームで最も高い成果を上げた経験について、そのときのあなたの役割とチームへ及ぼした影響も含めて具体的にご記入ください。(300字以内)
「ゼミで行った地域防災プロジェクトの成功経験」を記載しました。
この取組では、自然災害に備えるための地域住民向け防災アプリの開発を提案し、私はデータ収集チームのリーダーとして、住民のニーズを正確に反映するため、アンケート調査やヒアリングを主導したことを記載しました。
その結果、住民が簡単に災害情報を得られる仕組みを構築し、アプリの試験導入後は地域住民から高評価を得られたことを伝えました。
この経験から、目標達成のために主体的に動き、チームを成果に導ける力をアピールできるように意識しました。
設問④
今までの人生の中で一番苦労したことについて、どのように乗り越え、そこから何を学んだかご記入ください。(300字以内)
「長期インターンで新人育成を担当した際の困難」を記載しました。
新人が業務に適応できず、成果を上げられない状況が続いたため、従来の一律な育成方針を見直し、個々のスキルや性格に応じたアプローチを試しました。
それだけだと、何をしたのか伝わらないと考えたため、実務に近い課題を用意して学びを深めるタイプと、基礎知識を丁寧に習得するタイプに分けて指導した例を挙げました。
この施策の結果、新人全員が目標を達成できただけでなく、チーム全体のパフォーマンスが向上しました。この経験から「柔軟性」と「相手の立場を考慮した行動」の重要性を学んだことを伝えました。
NTTデータのGD(グループディスカッション)
NTTデータのGD選考はオンラインで実施され、テーマは「挙げられた10人の中から、新卒採用として採用するならどの3人を選ぶか」でした。進行は、社員の方からの説明、5分間の個人ワーク、30分間のグループディスカッション、そして最後に発表という流れでした。
私はファシリテーターとして議論を進める役割を担いました。まず、全員で評価基準を「リーダーシップ」「チーム適応力」「成長ポテンシャル」の3つに定め、議論の軸を明確化しました。議論中、意見が分かれる場面では、双方の意見の共通点を整理し、「この基準を優先するとどちらが最適か」といった視点を提案することで、議論が建設的かつ効率的に進行できるよう意識しておりました。
最終的な結論をまとめる段階では、時間配分を意識し、議論内容を簡潔に整理し、発表者としてグループの意見を説明しました。社員からは「グループ全体で共創の姿勢が見られた」とフィードバックをいただき、自分の調整力が評価されたと感じました。
このGDでは、大学時代の地域活性化プロジェクトで培った調整力や協働力を活かし、全員が主体的に参加できる雰囲気を作ることを意識しました。NTTデータの求める「共創」の姿勢を実践する場面が多く、自分の成長を実感するとともに、同社の求める人財像をより深く理解する機会となりました。
NTTデータの1次面接
NTTデータ1次面接の概要
1次面接はオンラインで行われ、面接官2名との30分間の対話形式でした。自己紹介や学生時代に力を入れたこと、自分の強み、志望理由、OB訪問での学びなど、様々な方向で質問がありました。雰囲気は和やかでしたが、想定外の質問が多く、論理的な説明力が必要だと感じました。逆質問では、「NTTデータのSE業務が他社と比較して特に求められる強み」を尋ねました。
1次面接では、NTTデータの求める「柔軟な思考力」や「共創の姿勢」を意識しながら対応することができたと思います。想定外の質問が多かった中で、自分の経験を企業の求める人財像に結び付けられたことで、1次面接通過に繋がったと感じております。
NTTデータの1次面接で聞かれた内容
学生時代の地域活性化プロジェクトについて話した際には、「意見調整で最も苦労した具体的な場面は?」「その調整が成功した理由は?」と深掘りされました。私は、地元住民の意見衝突をデータに基づく提案でまとめた具体的なエピソードを話し、信頼を得るためにどのように行動したかを説明しました。
準備していなかった質問も多かったため、一旦考える時間をもらいながら、冷静に対応することを心がけました。
志望理由では、「共創」を軸に、NTTデータの幅広い分野でのプロジェクト推進に強く惹かれたことを伝えました。他社との違いとして、単なるITソリューション提供に留まらず、社会全体に大きな影響を与えるプロジェクトを多く手掛けている点を挙げ、自分の調整力を発揮できる最適な環境だと説明しました。
NTTデータの最終面接
NTTデータ最終面接の概要
最終面接は、人事部長の女性面接官と1対1でオンライン形式で実施しました。30分程度の面接で、自己紹介から始まり、学生時代に力を入れたことや学業での取り組み、志望理由、キャリアプランなど様々な質問が続きました。雰囲気には緊張感がありましたが、面接官の丁寧な相槌により、じっくり話を聞いていただける印象でした。
学業での成果を中心に論理的に説明しながら、NTTデータが求める人物像と自身のマッチングをアピールすることを特に意識しました。また、自分のキャリアプランを明確に言語化できたことで、面接官に具体的な自身のビジョンを伝えられたと感じています。
NTTデータの最終面接で聞かれた内容
まず、学業について深掘りされました。大学のゼミで取り組んだ地域防災に関する研究を話した際、「なぜそのテーマを選んだのか」「研究中に直面した具体的な課題」「その課題をどう解決したか」といった鋭い質問が次々と飛んでいましたね。
私は、地域住民の協力を得るためのヒアリングを重ね、その結果を活用して具体的な防災計画を策定した経験を挙げ、課題解決までの過程をなるべく論理的に説明できるよう意識しました。
また、志望理由では、「共創」を軸に、NTTデータが多様な分野で新たな価値を生み出している点に惹かれたことを述べました。他の通信系企業との差別化として、単なるITソリューション提供にとどまらず、公共分野や金融、医療といった幅広い領域で社会課題の解決に挑戦している点を具体例を交えて説明しました。
キャリアプランについては、入社後はまず現場で経験を積み、リーダーとしてチームを牽引する立場を目指したいと回答しました。さらに10年後には、社会課題の解決を目的としたプロジェクトの企画や推進を担い、幅広い影響力を発揮できる人材になるという目標を伝えました。
NTTデータ内定までの流れ
面接結果の通知方法
3日後に電話で結果をいただきました。
内定は承諾しましたか?その理由は?
もともとSIer業界志望で、その中でもNTTデータを第一志望に就職活動を進めておりましたので、承諾しました。
NTTデータ選考突破のコツ
NTTデータの選考を突破するためのコツ
何よりも「共創」の姿勢を自分の経験と結びつけて具体的に説明できることが重要です。グループディスカッションでは、自分の意見を主張するだけでなく、他者の意見を引き出し、全体の議論を円滑に進める協調性が評価されます。そのため、ファシリテーターや調整役として積極的に役割を担うと良いと思います。
また、面接では想定外の質問が飛んでくることも多いため、学生時代の経験を多角的に振り返り、エピソードごとに「なぜその行動を取ったのか」「結果として何を学んだのか」を整理しておくとスムーズに答えられるかと思います。
NTTデータを受ける人へのアドバイス
自分の経験を「共創」の視点で語れるよう準備することが大切でと思いました。例えば、チームで何かを成し遂げた経験や、異なる立場の人々と協力して課題を解決したエピソードがあると、面接で説得力を持って共創力をアピールすることができます。
また、NTTデータの幅広い事業領域や、他社と比較した際の強みを理解し、それに基づいた志望理由を組み立てるようにしておくと良いと思います。緊張感のある面接でも自信を持って話すために、面接官の質問の意図をよく考え、落ち着いて対応する姿勢を忘れないことが大事だと思いました。
まとめ
NTTデータの本選考を突破するためには、「共創」の理念を自分の経験や価値観と結びつけ、具体的にアピールすることが鍵です。単に成果を伝えるのではなく、困難な状況に直面した際にどのように行動し、そこから得た学びが自分の成長や人間性にどうつながったかを明確に伝えることが必要です。
面接では、想定外の質問や深掘りが多く、柔軟な思考力や論理的な説明力が試されます。そのため、自分の経験を多角的に振り返り、「なぜその行動を取ったのか」「結果として何を得たのか」を準備しておくようにしておきましょう!
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- 大学3年に就活を頑張った過程が評価される
- スカウトの94%はESや選考がカットされる
- 通知がLINEに届く
大学3年に就活を頑張った過程が評価される
『ABABA』は就活の過程そのものを評価してくれるため、大学3年生からの頑張りがしっかりと認められます。たとえ最終面接で不採用になったとしても、その経験や実績が他の企業にアピールされるため、これまでの努力が無駄になりません。
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スカウトの94%はESや選考がカットされる
『ABABA』では最終面接まで進んだ過程を評価してくれるため、スカウトの94%がESや一次面接といった選考フローをカットしています。最初から選考を受ける必要がなくなり、手間が省ける点が魅力です。
また今まで知らなかった業界や企業に出会える機会が増え、自分の視野を広げるきっかけにもなるでしょう。
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