「NECって倍率が高くて自分じゃ本選考突破は難しいかも……」
そうお悩みの就活生の方向けに、実際にNECの本選考を突破し、内定を獲得した25卒の方にインタビューをおこない、選考突破のコツや内定獲得のための対策方法を伝授していただきました!
これからNECを受ける方や、NECを志望している方必見の内容となっておりますので、本記事を見ながらNEC本選考突破のための対策を進めてみてくださいね。
NECで話していたガクチカ・志望動機
NECのガクチカ
大学時代、所属していた学生団体で地域課題解決を目的にオンラインマーケットの構築をおこないました。地域企業の商品やサービスの認知度を向上させ、地域経済を活性化することが目標でした。しかし、課題として予算や協力者の不足、企業や自治体との信頼構築の難しさに直面しました。そこで、施策として地域企業への直接訪問や提案資料の作成、大学教授や地域メディアとの連携を行い、プロジェクトの意義を丁寧に伝えることで協力を得ました。また、限られたリソースの中でオンラインプラットフォームのプロトタイプを自作し、実際の活用イメージを示すことで信頼を高めました。その結果、プロジェクトは地域企業3社から採用され、商品の販売促進や顧客数の増加につながりました。この経験を通じて、課題解決に向けた粘り強い行動力や、多様な関係者との信頼構築力を学びました。NECの営業職では、この経験を活かし、顧客の課題をICTで解決する提案営業を行いたいと考えています。
NECの志望動機
私がNECを志望する理由は、ICTを通じて社会課題を解決し、持続可能な社会の実現に貢献するという企業姿勢に強く共感したからです。大学時代に地域課題解決に取り組んだ経験を通じて、技術が社会にもたらす可能性に魅力を感じ、ICTを活用したソリューション提供に携わりたいと考えるようになりました。特に、NECが展開するスマートシティ事業や安全で安心な社会インフラ構築への取り組みは、地域社会の発展に直結しており、自分の経験と目指す方向性が一致していると感じています。また、営業職を希望するのは、顧客の課題を深く理解し、ICTを活用した解決策を提案する中で、社会に価値を提供する役割を果たしたいと考えたからです。NECでなら、自分の行動力や調整力を活かし、多様な関係者と協力して目標を達成する仕事に挑戦できると確信しています。
NECの本選考体験談を教えてくださった方
- 25卒
- MARCH
- 地方創生団体
- 飲食アルバイト
- SIer志望
NECの選考フロー
NECのES・webテスト
「これまでの経験で、自身で最も”挑戦した”と思えることは何ですか? 当社の行動基準(Code of Values)5つのうちいずれか1つ以上の観点を踏まえてお聞かせください」「あなたが当社に応募した理由と当社入社後に実現したいこと、期待することを教えてください」「あなたが今回選んだコースの職種で活かせると考えるスキル、強みを具体的なエピソードを踏まえて教えてください」の3つの設問をそれぞれ400字程度で回答。
webテストはテストセンター型のSPIで言語、非言語の科目が課される。
NECの1次面接
社員2人に対し学生1人でおこなわれ、時間は30分程度。主に志望動機とガクチカの深掘りがおこなわれ、オーソドックスな質問がメイン。面接が2回のみであるため、1次面接から志望度がかなり見られる。
NECの最終面接
社員2人に対し学生1人でおこなわれ、時間は30分程度。自身のガクチカを事前にプレゼンテーションにまとめ、それをもとにガクチカの深掘りが行われる。ただ、志望動機も同様に聞かれるため準備が必要。
NECのES
設問①
これまでの経験で、自身で最も”挑戦した”と思えることは何ですか? 当社の行動基準(Code of Values)5つのうちいずれか1つ以上の観点を踏まえてお聞かせください(400字以内)
大学時代、所属していた学生団体で、新規事業企画を立ち上げた経験を記載しました。この活動では、団体の収益基盤を強化しつつ社会貢献を目指すため、地域の課題を解決する事業をゼロから構想しました。具体的には、地域の中小企業が抱える『PR力不足』を解消するためのオンラインマーケットの開発を提案し、企画立案から運営までを主導しました。
ES記載にあたっては、NECの行動基準『社会価値を創造する』をアピールできるよう、地域住民や企業に実際にインタビューを行い、ニーズを丁寧に掘り下げたエピソードを記載しました。また、実現に向けて限られた予算やメンバーの専門知識不足という大きな課題に直面しましたが、大学の教授や地元自治体との連携を通じて資金を確保し、専門家の助言を受けながらプロトタイプを完成させられたことも記載しました。
最終的に、提案したプロジェクトは地域内で好評を得て、3社が実際にサービスを活用する成果を上げることができました。この挑戦を通じて、『多様な関係者を巻き込みながら目標を達成する力』を培うことができたと記載しました。
設問②
あなたが当社に応募した理由と当社入社後に実現したいこと、期待することを教えてください(400字以内)
私がNECに応募した理由として、大学時代に学生団体で新規事業企画を立ち上げた経験を記載しました。この経験から、NECの『社会価値を創造する』という行動基準に深く共感し、ICTを通じて社会課題に挑む姿勢に強く惹かれたことを述べました。
特に、スマートシティや安全で安心な社会インフラの構築に携わり、日本だけでなく世界にも貢献できる環境に魅力を感じていることに言及しました。
また、入社後は、AIやデータ分析を活用して地方都市の人口減少や高齢化社会といった課題に取り組みたいと考えていることを記載しました。また、グローバルプロジェクトにも挑戦し、NECの技術で世界中の人々の生活を支える役割を果たしたいとも書きました。
設問③
あなたが今回選んだコースの職種で活かせると考えるスキル、強みを具体的なエピソードを踏まえて教えてください(400字以内)
営業職種で活かせると考えているスキルとして、プロジェクト推進力と多様な関係者との調整力を記載しました。大学時代、所属していた学生団体で地域の中小企業を支援する新規事業企画を立ち上げた際、課題解決に向けてゼロからサービスを設計し、複数の関係者と調整しながらプロジェクトを進めた経験があります。
この活動では、ヒアリングやデータ分析を基にした課題特定能力と、限られたリソースの中で解決策を具体化する実行力を培いました。営業職種では、このプロジェクト推進力を活かして、多様なニーズを持つクライアントや関係部門と連携しながら、課題解決のための最適なソリューションを提案・実現できると考えていることを述べました。
また、培った調整力を基に、多様な視点を取り入れつつ成果を生み出すプロフェッショナルとして貢献したいと末尾に記載しました。
NECの1次面接
NECの1次面接の概要
1次面接はオンラインで行われました。面接官の方は、柔らかい口調と丁寧な進行が印象的で、リラックスして話せる雰囲気を作っていただきました。
面接全体を通じて、回答の内容だけでなく、論理的な話し方やエピソードの具体性が求められていると感じました。一方で、面接官の対応は非常に穏やかで、考える時間をしっかりと与えてくださるなど、非常に話しやすかったです。
NECの1次面接で聞かれた内容
面接は志望動機の確認から始まりました。「なぜIT業界を志望するのか」「情報系の学部ではない中で、なぜITを選んだのか」「数ある企業の中でなぜNECなのか」といった質問が次々と聞かれました。
私は、大学時代の学生団体での新規事業企画の経験を通じて、ICTが社会課題の解決に大きな可能性を持つと実感したことを伝えました。また、NECのスマートシティ事業や社会インフラ構築への貢献に魅力を感じた点を具体的な事業とともに説明し、営業職を志望する理由についても、自ら提案して課題解決を図るプロセスに興味があると述べました。
続いて、学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)に関する質問では、地域の中小企業を支援するオンラインマーケットの構築に挑戦した経験をもとに、「その活動を始めたきっかけ」「直面した課題やどのように乗り越えたか」「その経験で得た学びを他の場面でどのように活かしたか」が深掘りされました。
特に、企画を実現する際の関係者との調整方法や粘り強い交渉力について詳細に問われ、これらがNECの営業職でどのように活きるかについても具体的に説明しました。
NECの最終面接
NECの最終面接の概要
面接官は営業職で働いている現場の方で、落ち着いた雰囲気ながらも質問内容はかなり深く掘り下げられました。
事前課題として「NECのバリューに合う行動をした経験」をテーマにプレゼンテーションを提出しました。私は大学時代の学生団体で、新規事業企画を立ち上げた経験を題材に選び、課題の発見から解決策の実行に至るまでの流れをまとめました。
面接全体を通じて、深掘りされた質問に対して自分の経験と具体的なエピソードを交えて回答することを意識しました。面接官も「実体験に基づいた具体的な回答が分かりやすかった」とコメントしてくださり、手応えを感じました笑
NECの最終面接で聞かれた内容
面接では、プレゼン内容を基に「活動を始めたきっかけ」について尋ねられました。私は「地域社会の課題を自分たちの力で解決したいという思いからスタートした」と答えました。また、「活動中に直面した課題とその解決方法」については、予算や協力者の確保が難航したエピソードを挙げ、「大学の教授や地元自治体との交渉を粘り強く続け、協力を得ることでプロジェクトを前進させた」と具体例を交えて説明しました。
さらに、「この経験をNECでどう活かせるか」という質問では、「営業職として、顧客の課題をヒアリングし、ICTを活用した解決策を提案することで社会価値を創造したい」と答えました。
具体例として、「NECのスマートシティ事業に携わり、地方都市の人口減少や高齢化といった課題を解決する提案を行いたい」と述べました。また、「多様な関係者と連携しながら成果を出した経験は、顧客や社内の他部門との調整が求められる営業職においても活かせる」とアピールしました。
志望動機についての質問もあり、「NECがICTを通じて社会課題を解決する姿勢に共感している」ことを伝えました。「大学時代に地域課題解決に挑戦した経験から、社会に貢献する仕事をしたいという思いが強まり、NECのバリューが自分の価値観に合致していると感じている」と、熱意を込めて答えました。
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NEC内定までの流れ
面接結果の通知方法
3営業日後に電話で結果をいただきました。
内定承諾はしたか?その理由は?
もともとSIerを志望しており、その中でもNECが第一志望でしたので、承諾いたしました。
選考全体を通しての感想
志望動機や学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)といった基本的な質問が中心でしたが、回答の背景や具体的なエピソードをどのようにNECのバリューに結び付けるかが重視されました。特に最終面接では、事前課題として提出したプレゼンテーションに基づき、「その行動をNECでどう活かすか」など、今後のビジョンを問われる質問が多かったです。
面接官は穏やかな雰囲気で話しやすく、対話を通じて自分の考えを自然体で伝えることができました。ただし、深掘りの質問を通じて自分の価値観や将来像についてしっかりと整理しておく必要があると感じました。選考を通じて、NECが単にスキルや経験だけでなく、社会課題の解決に向けた熱意や行動力を重視していることがわかりました。
NECの選考突破のコツ
NECの選考を突破するためのコツ
NECの選考を突破するためには、まずNECの「社会価値を創造する」という企業理念や行動基準(Code of Values)を深く理解し、自分の経験や志望動機をそれに結び付けて伝えることが重要だと思います。
特に、学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)については、単なる成果だけでなく、課題にどう向き合い、どのように解決したかを具体的に説明できるよう準備しておくと良いと思いました。また、その経験がNECでどう活かせるか、営業職や希望する職種にどのように活かせるかまで考えておくと良いかと思います。
さらに、面接では深掘りされる場面が多いため、回答の背景や理由を論理的に整理しておいて良かったと思いました。同じ質問に対しても繰り返し問われることがあるため、一貫性を持たせながら、面接官の意図に合わせて柔軟に答える力が必要だと感じました。
NECを受ける人へのアドバイス
NECが求めているのは「技術力だけではなく、社会課題解決に向けた熱意と行動力」だという点をしっかり理解しておくことが大事だと思います。例えば、学生時代に挑戦したこと(ガクチカ)や課題解決に向けた経験を、どう社会価値の創造に結び付けられるかを具体的に考えておくと、面接のときもスムーズに話すことができると思います。
また、事前課題や最終面接では、自分の経験を整理するだけでなく、「それがNECの営業職や希望職種でどう役立つか」を明確に伝えられるよう準備することが重要だと思います。さらに、面接の雰囲気は穏やかですが、回答を深掘りされる場面が多いため、緊張せず、質問に対して落ち着いて具体的に答えることを心掛けるように意識してみてください。
まとめ
NECの選考は穏やかな雰囲気の対話形式で進み、志望動機や学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)を中心に質問されます。特に、「社会価値を創造する」という企業理念に対する共感が重要視されるため、自分の経験をその理念と結び付けて具体的に伝える準備が必要です。
選考突破には、自己分析を徹底し、NECの事業内容や求める人物像を深く理解することがポイントです。行動力や社会貢献への熱意を伝えることで、自分らしさとNECのマッチングをアピールできるでしょう。NECを目指す方は、自然体で熱意を伝えることを心掛けてみてくださいね!
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スカウトの94%はESや選考がカットされる
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