就活で12月に内定なしは遅れている?冬採用で内定を獲得するためのポイントを解説!

4年生の12月になると卒業が近づき、まだ就活を続けている人は卒業までに内定を獲得できないのではと焦り始める人が増えるでしょう。

一方で、留学や部活などで春・夏の採用に力が入れられなかった人を対象に、冬採用の企業が現れる時期でもあります。

そのため、諦めなければ新規エントリーや内定獲得も不可能ではないといえるでしょう。

この記事のまとめ
  • 4年の12月に内定なしの状態は、全体から見ると「やや遅れ気味」ではありますが、冬採用・通年採用を活用すればまだ十分に巻き返しが可能です。諦めて動きを止めてしまうことが一番のリスクです。
  • 限られた時間の中で効率的に内定に近づくには、ナビサイトだけでなく、就活の頑張りを評価してスカウトが届く「ABABA」のようなスカウト型サービスを併用するのがおすすめです。
    • 最終面接まで進んだ実績などをもとにスカウトが届き、選考フローが一部カットされるケースもあるため、最短で内定を獲得することができます。
  • 卒業までの時間が限られるため、即レスなどスピード感を持った行動を徹底し、年末年始を見越して早めにエントリー数を確保しましょう。焦ってブラック企業を選ばないよう、慎重な企業選びも忘れてはいけません。
目次

4年の12月に内定なしは遅れている? 

4年生の12月になると内定式を終える企業も多くなり、まだ就職先が決まっていないと不安に感じる人もいるでしょう。

ここ数年、大学4年の12月には10人中9人以上が内定を持っている状況だとされています。就職みらい研究所の調査によると、25卒の12月における内定率は96.6%という結果でした。

参考:就職プロセス調査(2025年卒)「2024年12月1日時点 内定状況」

一方で、全体から見ると少ないものの、一定数の学生が12月以降も就活を続けています。すでに内定をもらっているものの、よりよい企業に就職するために就活を続ける人もいるでしょう。

また、留学や部活などで春採用に力が入れられなかった人は秋・冬の採用に力を入れることもあります。

12月に内定なしでも内定を獲得するためのポイント

12月にまだ内定がなくても、冬採用の企業があるためまだ諦めるには早いといえます。

一方で、冬採用で内定を獲得するには、なぜこれまで内定がもらえなかったのかを振り返り、対策する必要があるでしょう。

ここでは、冬採用で内定をもらうためのポイントを紹介します。

就活を諦めない 

4年生の12月にもなると、今から頑張っても無駄だという意識が生じ、人によっては今年度中の内定を諦めて就職浪人などの選択肢が視野に入ってくるでしょう。

自暴自棄になると、それが採用担当者に伝わり、内定獲得の道が遠のくこともあります。

冬採用を取り入れる企業は近年増えているため、諦めずに就活と向き合えばこの時期からでもまだチャンスはあります。諦めず、エントリーできそうな企業の情報を集めることが重要です。

これまでの就活を振り返る 

冬採用に焦点を絞って内定獲得を目指すには、これまでの就活を振り返り、改善しなくてはならない箇所を確認する必要があります。

時間がないからと原因を理解しないままやみくもに就活を進めても、内定獲得は難しいでしょう。必要であれば就活準備の初期段階からやり直し、冬選考で確実に内定を獲得できるように対策しましょう。

自力での対策が難しい場合は就活エージェントやキャリアセンターに相談することもおすすめです。自分を客観的に見つめることは誰にとっても難しいことなので、第三者からアドバイスをもらうことは有効です。

業界や職種選びの視野を広げる 

冬採用になるとエントリー可能な企業が限られてくるため、エントリー数を確保するためには応募基準を緩める必要があります。

また、これまで見てきた業界以外にも目を向けることで、自分にマッチした仕事や企業と出会える場合もあるでしょう。

冬採用では、中小企業や大手企業の子会社、外資系の企業などが中心になります。規模が小さかったり知名度が低かったりしても優良な企業はあるため、有名大手企業だけでなく視野を広げることが重要です。

非公開求人を探す

12月になると公に募集は行ってないものの、採用目標や定員に対して不足している採用枠を、就活エージェントやスカウトサイトを使って非公開に募集するケースがあります。

採用ページやナビサイトで募集を行っていなくても、エージェントやスカウトサイト経由では意外とまだまだ募集している企業があります。

スカウトサイトは、就活の頑張りを評価して選考フローカットのスカウトが届くABABAがオススメです。

自己分析を徹底的に行う 

春採用で苦戦した人は、就活対策をそのまま持ち越すのではなく、初期の段階から再度対策をやり直すことがおすすめです。

特に自己分析は、書類作成から面接まで、選考の広い範囲に影響します。

自分自身を深く理解できていないと、企業に自分の魅力や志望動機を適切にアピールできません。

また、自分が仕事に対して求めることや優先順位を定められていないと、自分にどのような企業が合っているのかが分からず、ミスマッチの企業にエントリーを繰り返すことになるでしょう。

面接対策を徹底的に行う 

面接では質問への受け答えだけではなく、表情や清潔感、声の大きさなどの第一印象も重要です。

面接対策では受け答えの内容を準備するだけではなく、実践形式での練習も必要だといえます。

知り合いや大学のキャリアセンターなどを頼り、模擬面接の経験を積むとよいでしょう。

模擬面接を重ねながら、話の構成や相手への印象についてアドバイスをもらいながら、面接中の自分を客観的に見直すことが重要です。

面接練習の相手がみつからない時は、面接練習アプリもオススメです。

参考:【26卒・27卒】面接練習アプリおすすめ6選!特徴や選ぶ際に注意したいポイントまで詳しく解説

就活のマナーを徹底する 

就活では服装や髪型などの身だしなみはもちろん、入退室や面接時の話し方なども評価対象です。

春採用から真剣に取り組んでいるにもかかわらず12月まで内定が一つもない人は、知らず知らずのうちにマナーやルールを欠いている可能性があるでしょう。

そのため、冬採用に臨む際は就活のマナーについて再度調べ直し、不十分な点がないかの確認が必要です。

冬採用の特徴は?

春・夏の採用と秋・冬の採用は企業側の思惑も、周囲の就活生の状況も異なります。

春採用時の対策がそのまま通用しない場面もあると理解しておいた方がよいでしょう。

ここでは、冬採用の特徴を紹介します。

応募できる企業数は少ない 

多くの企業は、10月の内定式を大きな一つの区切りとして採用活動を終えるように予定を組んでいます。

12月以降の採用は欠員補充の意味が強く、採用枠が少ない上、応募できる企業も少ないといえるでしょう。

外資系企業や大手の子会社、ベンチャー企業などは秋冬の採用に力を入れていることが多いものの、大手企業と比べて採用枠が小さかったり、採用についての情報が少なかったりします。

積極的に情報を集め、エントリーできる企業を見逃さないようにしましょう。

選考期間が短い 

12月になると卒業までの期間が短く、企業側も早く人材を確保したいと考えているため、春採用よりも選考フローが短い傾向にあります。

通常は三次面接まである企業も、欠員補充の冬採用は一次・二次面接でほぼ人材を絞ってしまう場合もあるでしょう。

冬採用では選考期間が短い分、一回の面接内容を重視することが多いといえます。

応募書類の作成や面接時に必要なマナーを改めて見直し、少ない機会で好印象を与えられるようにしましょう。

ライバルは少ないが油断は禁物 

12月になるとすでに内定を獲得して就職活動を終えた学生が多いため、就活に取り組む学生は減ります。

一方で、秋まで部活を続けた体育会系の学生や、卒業研究を優先して就活を遅らせた理系の学生などはこの時期から就活に力を入れることもあります。

また、留学から帰ってきた学生や公務員志望から民間企業へ切り替えた学生も、主に冬から就活に参入する人材です。

高い能力やユニークな経験を持つライバルが増えるため、自己PRや志望動機を見直し、効果的に自分の魅力を伝えられるようにしましょう。

参考:自己PRのエピソードがない人必見!見つけるポイントを詳しく解説

12月に内定なしの状態に関するよくある質問

Q. 12月から就活を再開・継続しても、卒業までに内定は間に合いますか?

A. はい、十分に間に合います。 12月以降も「冬採用」や「通年採用」を行っている企業は多数存在します。また、内定辞退者が出た枠の補充を行う企業も増える時期です。

ただし、4月入社に向けて選考スピードが早まる傾向にあるため、スカウト型サービスや就職エージェントを活用し、効率的に企業と出会う戦略が必要です。

Q. 12月の就活では、どのような企業が狙い目ですか?

A. 一般的な知名度は低くても業績が安定している「BtoB企業」や、成長中の「ベンチャー企業」、地域密着型の「中小企業」が狙い目です。

大手ナビサイトでは掲載が終了している場合でも、自社サイトやスカウト媒体で募集を継続しているケースが多いため、検索手段を広げて探すことが重要です。

Q. まだ一つも内定がない(無い内定)状態で、焦りばかり募ってしまいます。どうすればいいですか?

A. まずは「自分一人で抱え込まない」ことが大切です。 周囲が就活を終えている中で孤独を感じやすい時期ですが、焦って企業を選ばずにエントリーするとミスマッチの原因になります。

「選考カット」があるスカウトサービスを使ったり、第三者(キャリアセンターやエージェント)に相談したりして、選考の持ち駒を確保しつつ、精神的な負担を減らす工夫をしましょう。

参考:逆求人の就活スカウトサイトおすすめ10選!上手く活用するポイントを紹介

Q. 卒業式までに就職先が決まらなかった場合、どうなりますか?

A. 主に「就職留年」をして翌年も新卒として活動するか、そのまま卒業して「既卒」として活動するかの二択になります。 日本では「新卒カード」の価値が依然として高いため、納得がいかないまま就職するよりも留年を選ぶ学生もいます。

しかし、12月から3月までの間に内定を獲得する学生も多いため、まずは最後まで諦めずに活動することをおすすめします。

12月に内定なしなら「ABABA」で最短内定を狙おう!

「12月で募集中の企業を見つけるのがたいへん」「時間がないから選考フローをカットしている企業に応募したい」と考えている就活生は、スカウトサービス『ABABA』の活用がおすすめです。

『ABABA』は、就活で最終面接まで進んだ実績やこれまでの努力を評価し、平均25以上の企業からスカウトが届くサービスです。

選考フローが短縮され、年内内定が狙える

最終面接まで進んだ過程を評価してくれるため、スカウトの94%がESや一次面接といった選考フローを免除。スピード勝負のこの時期の就活では、最短1週間で内定が狙える特別選考フローを用意している企業もABABAにはあります。

通常応募では間に合わないケースでも、ABABAのスカウトなら選考フローが短縮されるため、時間を節約しながら効率的に内定に近づけます。

希望条件にあった企業からスカウトが届く

プロフィールや最終面接まで進んだ企業の傾向をもとに、相性良い企業からスカウトが届く仕組みになっています。
12月になり、採用を再開した企業の非公開求人もあるため、”隠れ優良企業”に巡り合う確率が高いのも魅力です。

12月は焦りが生まれやすい時期ですが、採用を継続している企業はまだ多くあります。
この時期に内定へ近づくために、「効率よく応募できる仕組み」「選考をショートカットできる手段」 を持つことが重要です。

ABABAを活用しながら、就活を効率的に進め、内定獲得へ近づいていきましょう。

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