自己PRでマルチタスクをアピールできる?求められる業界や伝えるポイント

自己PRでアピールできる長所はたくさんある一方で、複数のことを同時にこなす「マルチタスク」についてアピールしたい学生もいるでしょう。

本記事では自己PRで「マルチタスク」をアピールできるか、アピールする際の注意点、伝えるポイントについて解説します。

記事の最後には、客観的に強みを分析できるAI面接サービス「REALME」について紹介しています。「REALME」では、志望企業の合格ラインをクリアした学生の面接回答例や自己PRの閲覧が可能です。他の学生の回答方法を参考にし「マルチタスク」を効果的にアピールしましょう。

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もくじ

自己PRでマルチタスクをアピールできる?

「マルチタスク」は自己PRでアピールできる長所です。入社前に、マルチタスクができることを伝えると選考で有利に働く場合があります。「マルチタスク」をアピールする人は物事に優先順位を適切に付け、効率良くタスク処理ができると印象付けられるでしょう。

魅力的な長所である一方、伝え方次第ではマイナスに捉えられます。これから紹介するテクニックを使って、「マルチタスク」を魅力的に認識してもらえるようにアピールしましょう。

マルチタスクが求められる業界や職種

「マルチタスク」が求められる業界は複数あります。

  • 飲食業
  • IT業界
  • 広告業界
  • 金融業界

複数の業務を並行して進める場面があり、事業領域の幅広い企業が多数を占めます。複数の業務を兼任する社員が多いベンチャー企業もマルチタスク能力が必須です。

職種でいえばコンサルティング職や事務・総務職でマルチタスク能力が光ります。どちらも予期せぬトラブルやタスクに追われ、さまざまな仕事が並行して進みます。優先順位を適切に判断できることが伝えられると、採用担当者も入社後の活躍をイメージしやすくなるでしょう。

自己PRでマルチタスクを伝えるときのポイント

自己PRで「マルチタスク」をアピールする際、伝え方を工夫する必要があります。これから紹介する5つのポイントをおさえて、効果的に自分の魅力を伝えましょう。

マルチタスクの意味を理解する

自己PRを書く前に、「マルチタスク」の意味を正しく理解します。「マルチタスク」とは複数のタスクを同時にこなし、多くのタスクを消化できる能力のことです。タスクを同時進行させる際に効率のよい行動が何か即座に考え着く必要があります。

「マルチタスク」を身に付けているとスピーディーな業務遂行が可能です。このような前提をもとに自己PRを書きましょう。

マルチタスクができるといえる根拠を用意する

「マルチタスクができる」と伝えるためには、明確な根拠が必要です。「マルチタスク」で進めた結果、成功したエピソードや、周りの人から評価された話を盛り込んで自己PRを仕上げましょう。

このポイントを忘れると伝えたい長所とエピソードが矛盾し、関係性が薄いと相手に違和感を残してしまいます。「マルチタスク」と強い結びつきのあるエピソードがないか洗い出しましょう。

マルチタスクが抱える悪い印象を把握する

「マルチタスク」が得意な人はミスが多く、仕事が雑な印象を持たれます。また時間と心の余裕がなくなり、生産性が下がってしまうという研究結果も出ています。そのため、エピソードに「マルチタスク」のデメリットを払拭したエピソードも入れましょう。「マルチタスク」ができても、その長所をかき消すエピソードだと意味がありません。 エピソードに、補足説明を盛り込むなど工夫しましょう。

自分なりの表現で言い換える

自己PR中でテンプレートのように「マルチタスクができる」と言いすぎても、具体的に何ができるか分かりにくいです。自分をどのように見せたいか、自己PRで話すエピソードに合わせて表現方法を変えましょう。

「複数のタスクを確実に進められる」「たくさんの仕事に冷静に対応できる」など表現方法はたくさんあります。自己分析の結果を用いて「マルチタスク」の伝え方を考えてみましょう。

仕事への活かし方も伝える

エピソードとしてマルチタスクができることを伝えるだけでは、入社後の実現性が担保されません。入社後、仕事をするうえでどのように活用するのかまで言及しましょう。

仕事での活用方法は、徹底した企業分析で探しましょう。企業分析を通して、「マルチタスク」をどの職種で活かせるか、選考前に考えてみてください。

自己PRでマルチタスクを伝えるときの例文

では、実際の自己PR文を見てみましょう。今回はアルバイト経験をもとにしたものと、勉強の経験をもとにした例文を紹介します。

アルバイト経験を活かした例文

私の長所は優先順位に合わせた対応力です。私がアルバイトで働くカフェは、ホールとキッチンを兼任しています。誰がホールで接客するか、キッチンに入るか、そのときの来客数次第で対応します。

最初のうちは比較的得意なキッチンばかり入ってしまい、注文待ちのお客様が多い状況でも目の前の調理にしか目が行きませんでした。しかし、徐々に業務に慣れてからはお客様数、その日に入っているスタッフの得意不得意に合わせて優先度の高い業務からこなすように工夫しました。必要に応じて「Aさんはホールメインでお願い!」と指示だしもできるようになったため、今では社員さんから信頼されるスタッフの1人です。

御社では複数のプロジェクトが並行して進むと聞いております。さまざまな業務に対して適切に判断し、将来的には部下に対して適切な采配ができる社員になりたいと考えています。

勉強の経験を活かした例文

私は達成可能な計画に基づいて、効率良くタスクを進める力があります。部活動が盛んな高校・大学に在学するため、部活動と学業の両立が常日頃の課題です。

どちらも全力を尽くせるように部活動・学業ともにその1ヶ月間でやることをリストアップし、スケジュールを組んでいます。高校1年生のころは理想のスケジュールを組んでしまって未達成で終わることも多かったです。しかし現在はその月のうちにやることはほぼ完遂できています。

大学受験を意識し始めた高校2年生の冬頃から、1ヶ月間のやることリストをもとに優先順位を決め、1週間単位で割り振るようにしました。その際に8割程度のキャパシティーにするようにし、万が一未達でも調整できるようなタスク管理をしています。

これは現在も続いており、大学では入学してからGPA3.5をキープ中です。

御社に入社してもマルチタスク能力を活かして貢献します。

自己PRの作成前に「REALME」で自己分析をしよう

「マルチタスク」に関する自己PR文を作る前に、改めて自己分析をしてはいかがでしょうか。「REALME」はAI面接による客観的な自己分析を行ってくれるサービスです。

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REALME」ではAI面接によるあなたの強みを分析し就活対策に活かせる事が最大の強みです。面接内容をもとにあなたの強み・弱みを分析し、14項目の項目に分け点数化しフィードバックしてくれます。客観的な自己分析が可能なため、今まで気づけなかった長所や短所が明確化され、あなたに足りない箇所の対策を提案してくれます。自己PR作成の前に「REALME」を活用し自己分析を徹底しましょう。

他の就活生の回答を閲覧

REALME」では志望企業の合格ラインをクリアした学生の面接回答例や、ESを閲覧できるところも魅力の1つです。合格ラインをクリアした他の学生がどのような自己PRでアピールしているか閲覧できます。回答例の中には「マルチタスク」をアピールしている学生がいるかもしれません。

面接回答例や自己PRのアピールポイントから志望企業の求める人物像や、内定に繋がる傾向が見つかる可能性もあります。自己PRの作成に悩む人は「REALME」がおすすめです。

内定判定で自分の今の実力を確認

REALME」のAI面接を受けることであなたの内定の可能性を算出してくれます。志望企業の最終面接に進んだ学生のデータとあなたのデータを比較し、内定の可能性を割りだしてくれます。そのため、自分の正確な位置を把握することが可能です。

また、企業が求める人物像に対してあなた自身の足りない点も分かるため、自己分析のブラッシュアップに役立ちます。

自己PRでマルチタスク能力をアピール!

「マルチタスク」は自己PRでアピールできる能力です。ただ「マルチタスク」だけで強みをアピールすると、マイナスな印象を与える可能性があります。アピールする際は言葉やエピソードを交えてデメリットを払しょくできるように伝えましょう。自己PRで「マルチタスク」を効果的にアピールするには、徹底した自己分析が重要です。

客観的に強みを分析できるAI面接サービス「REALME」では、面接内容をもとにあなたの長所や短所を明確にしてくれます。客観的な自己分析は、面接練習・ES・自己PRなど就職対策のすべてに役立ちます。「REALME」では全ての就活対策に対応をしてくれるのです。

自己分析や面接対策は自分一人で解決するのではなく、ツールやサービスを活用し効率よく就活対策を行いましょう。

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