「自己PRで分析力は伝えられる?」
「分析力が求められる職種を知りたい」
と悩んでいませんか。常に課題を追求し解決へ導く自己分析力は、どの職種においても求められます。ただし、自己PR作成の際はいくつかポイントを押さえることが重要です。
そこで本記事では、とくに分析力が求められる職種やアピールするメリットについて解説します。また、自身の経験に変えるだけで活用できる例文を紹介します。さらに、就活対策に欠かせない就活版全国共通模試ツール「REALME」の特徴についても徹底解説。分析力を、アピールできる自己PR作成ができるでしょう。
自己PRで伝えられる分析力とは?
分析力とは、課題を見つけ追求することです。どのような職種においても、必ず課題は発生します。どのような課題があるのか、課題の事実から情報収集し理解したうえで追求する能力は重要です。
- データを読み解く力
- 原因から課題を発見し行動する能力
また、課題解決のため行動に移すには「人間」であり人生や仕事で得た知識や経験が求められます。情報活用方法によっては、業務や取引などに大きな影響をあたえる点について忘れないようにしましょう。
企業は課題の大きさに限らず、あなたの直面する課題が何か常に分析・追求・解決までできる人材を求めています。分析力を理解し企業に求められる存在であるとアピールできる自己PRを作成しましょう。
分析力が求められる業界や職種
前述したように、どのような職種においても分析力が求められます。とくに、分析力が求められる職種は以下の通りです。
- マーケター
→流行や時代の流れをつかむ情報収集力や収集した情報の分析能力 - 経理
→経営戦略、過去の売上とのバランス分析や必要な設備投資提案力 - 研究開発
→データ収集や物質・技術を細かく分析する能力 - エンジニア
→システムの変化を発見しエラーに備えた対策を考える能力
業界や職種のネーミングだけを聞くと、一見華やかに感じますが地道な分析力必要です。あなたの分析力を活かせれば、企業へ直接貢献できるでしょう。
分析力をアピールするメリット
分析力をアピールする主なメリットは以下の2つです。
- 論理的に考えられることを伝えられる
- 情報収集能力をアピールできる
分析力のある就活生は、採用担当者にロジカルシンキングできるイメージがあります。物事を分析する際に、数字で正確に判断しなぜそうなったのか常に追求するため論理的に考えると判断します。さらに感情に左右されず、客観的に物事を考えられる方は課題発見能力や課題解決力にたけているでしょう。
また、情報収集能力も併せ持っているとらえるケースも。分析には、正確なデータをそろえる必要があるためです。分析を必要なデータそのものがどこにあるか集め、必要な情報を持ってくる能力があるとイメージをされる点もメリットの1つです。採用担当者へアピールする際は、企業が何を求めているか理解し簡潔に伝えるようにしましょう。
自己PRで分析力をアピールするときのコツ
ここでは、分析力を自己PRでアピールするときのコツ3つについて解説します。
- 前提条件を明確にする
- 具体的なエピソードを用意する
- 結果は数字で伝える
コツを押さえて、採用担当者の印象に残る自己PR作成をしましょう。
前提条件を明確にする
前提条件とは、あなたが分析を行ったときの状況やあたえられた条件を詳しく説明することです。以下の点を意識するとよいでしょう。
- いつのできごとか
- あなたの役割
- 求められていたことは何か
分析力を自己PRに使う際は単に「詳しく分析しました」だけではよい印象を持ってもらえません。どこをどのように分析して成果につなげたのかを説明すると、計画能力も併せ持っていると興味を引けるでしょう。
具体的なエピソードを用意する
次に、具体的なエピソードを用意します。どのような課題があり、解決するまでの過程について深堀できるものを選びましょう。分析した物事、発見した課題と解決するまでのプロセスを説明します。
またエピソードを伝える際は、1つに絞る点が重要です。多くのエピソードを伝えようとすると、内容が薄くなりあなたの魅力が伝わりません。エピソードに迷う方は、解決するまで苦労したものにすることをおすすめします。
結果は数字で伝える
さらに、結果を数字で伝えると採用担当者は自己PRの内容を理解できます。「分析して行動しました」と伝えるだけでは、あなたの分析力を理解できません。
「成績が〇%上がった」「アルバイト先で売上を〇%向上できた」など、具体的な数字を盛り込むと説得力も増します。また分析した結果どのような数字が出たか盛り込むと、分析力にたけているとよい印象を持ってもらえるでしょう。
自己PRで分析力をアピールする例文
分析力が求められる業界や職種、自己PR作成のポイントを解説してきました。ここでは、自己PRで分析力をアピールする例文について紹介します。
- アルバイトの場合
- 受験勉強や学業の場合
- サークルや部活動の場合
自己PR文に悩んでいる方は、例文を参考に作成するとよいでしょう。
アルバイトの場合
アルバイトで分析力をアピールする場合は、顧客目線の分析が重要です。また、対策した内容と結果どのような成果につなげられたか具体的に伝えることが大切です。
私は大学時代に、小さな書店でアルバイトをしていました。周囲に大学や高校があり、多くの学生でレジは行列ができていました。小さな書店のため、時間帯によってはレジ対応できるスタッフが1人の時間があったのです。 レジ対応中にお客様から商品の場所を聞かれたとき、手を止めて対応する場面が多くなる状態で、列で待つお客様の苛立ちと板挟みにあうこともありました。そこで、お客様の動線を分析しPOPのフォントを大きく変更し、コーナー別に色を変え通路から見えるようにしたところ、お客様から商品の場所を聞かれる回数が8割減少しました。 POPで商品の場所が分かりやすくなったとお客様から嬉しい言葉をいただき、売上も5%伸びオーナーからお褒めの言葉もいただきました。 貴社へ入社後も、お客様視線で考えることを意識し買い物を楽しんでもらえるか分析して、満足度アップへつなげたいです。 |
受験勉強や学業の場合
受験勉強や学業の場合は、分析の段階で何をしたのか詳しく伝えるとよいでしょう。
私は、大学の研究所に所属し電子デバイスについて研究をしています。私は研究所で、電子ディスプレイを新たに作製する課題に取り組みました。 最初に取り組んだ電子ディスプレイは、想定通りの成果を得られなかったため原因分析を行いました。従来からあるデバイスと私が製作したプロセスを比較したところ条件や順序が異なっている点が判明しました。 情報収集したデータをもとに、それぞれの違いが電子ディスプレイにあたえる影響を分析しい結果をまとめました。その結果、新しい電子ディスプレイを制作することができました。 この経験から、入社後も常に課題の解決策を分析し貢献したいと考えています。 |
サークルや部活動の場合
サークルや部活動の場合、分析力だけではなくチームワーク力も盛り込むと協調性があるとよい印象を残せます。また分析力を発揮できた活動が高校生時代の方も、分析力のアピールが可能です。
私の強みは、分析力とチーム力です。 私が所属していた弓道部は、会員数に対しイベントへの参加人数が4割と少ない点が課題でした。この課題についての原因は、会員同士横のつながりが薄いと考えチーム全体に共有をしました。会員の意見を聞きつつ、課題解決策として同学年を中心に練習チーム分けを行いました。 その結果、各学年のつながりが強くなり毎年行う春合宿に9割という過去最高参加人数を集めることができました。 この経験を通して得た分析力を活かし、入社後はプロジェクト進行や仕事での提案業務に貢献できると考えています。 |
自己PRで分析力をアピールするには事前の自己分析が重要!
自己分析力をアピールする際は、事前の自己分析が重要です。ここでは、株式会社ABABAが提供する「REALME」の特徴を紹介します。
- AIとの面接結果をもとに客観的に自己分析
- 内定判定をもとに自分の立ち位置を確認
- 優秀な就活生の回答を参考
就活版全国共通模試ツールをフル活用して、あなたの長所を見つけましょう。
AIとの面接結果をもとに客観的に自己分析
「REALME」は、AI面接の結果をもとに客観的に自己分析が可能です。20分~30分程度AI面接官と話をすると、就活生のビッグデータをもとにあなたを分析します。
分析結果は円グラフで表示されるため、自身の強みと弱みが一目で把握可能。自分の強みに自信がない方にもおすすめです。
内定判定をもとに自分の立ち位置を確認
「REALME」を利用すると、内定判定で現時点の実力を確認可能です。35項目14の能力別にフィードバックを受けられ、必要な就活対策が分かります。
AI面接は、何度も受けられるため模試感覚で活用できます。また「今する」「2次募集まで待つ」など、エントリータイミングの見極めに役立つでしょう。
優秀な就活生の回答を参考
株式会社ABABAは、最終面接まで進んだ就活生のビッグデータを保有しています。そのため「REALME」では、合格ラインを超えた優秀な就活生の面接回答例やES(エントリーシート)の閲覧が可能。他就活生の就活対策参考にすると、内定をねらった自己PR作成ができるでしょう。
自己分析を徹底して効果的な自己PRをしよう
分析力を使った自己PR作成する際は、文章構成を意識する点が重要です。また自己分析力をアピールできない業界や職種があることも把握する必要があります。自分の経験を、どのように自己PRに記載してよいか悩んでいる方は「REALME」の活用も1つの方法です。採用担当者へ届くよう、あなたの持つ自己分析を徹底して効果的な自己PR作成をしましょう。