就職活動では、自己PRを求められる場面が多くあります。
就職活動をするまで自分の長所やアピールポイントについて考えたことがなく、どのように自己PRを書けばよいのか分からない人もいるでしょう。
本記事では、「粘り強さ」を自己PRでアピールする場合に与える印象やアピール時の注意点、言い換えなどについて紹介します。記事の後半では、20分で客観的に強みを分析できるAI面接「REALME」の就活対策サービスについても紹介します。
粘り強さをアピールした際の印象
就職活動で長所をアピールする際は、希望する職種でその長所が求められることが重要です。ここでは、「粘り強さ」を自己PRとしてアピールする場合、採用担当者にどのような印象を与えるかを解説します。
最後まで続けられる
就職活動において「粘り強さ」をアピールすると、物事を最後まで続けられる継続力がある人と評価されやすいでしょう。継続力がある人と認識されると、困難に直面しても簡単には諦めず、最後までやり遂げるという印象を持たれるため、採用担当者の信頼を得られます。
また、粘り強い人材は、根気強さが求められる職種や現場で重宝されます。
一方で、職種や現場によっては、適切なタイミングで切り上げられる能力を求められるため、補足のエピソードを盛り込むことがポイントです。
集中力を持続できる
エントリーシートや面接で「粘り強さ」を強調したエピソードを伝えると、集中力を長く保てる人という印象を持たれるでしょう。
長時間にわたって集中力を維持し、高いパフォーマンスを発揮できる人は、研究職や技術職などで高く評価されることが多いです。
集中力の強さをアピールしたいときは、単に最後まで物事をやり遂げたと伝えるだけではなく、どの程度長い間集中して物事に取り組んだかなど、過程を伝えるように工夫するとよいでしょう。
負けず嫌い
就職活動において「粘り強さ」をアピールする人は、負けず嫌いで競争心・向上心が高いという印象を持たれることがあります。
競争心や向上心の強弱は、仕事を続けるうえでの成長や目標達成に影響するため、重視する採用担当者が多いでしょう。また、困難があっても簡単にはへこたれないイメージを与えるため、長く働ける人材を求める職場にも重宝されるでしょう。
「粘り強さ」は、負けず嫌いの他に失敗を前向きに捉えて改善できるという印象を持つ人もいます。
粘り強さが評価される職種
就職活動では、希望する職種や企業が求める人物像に合致する、長所をアピールすることが重要です。
ここでは、「粘り強さ」を自己PRでアピールした際に、高く評価されやすい職種を3つ紹介します。
営業職
1つは営業職です。営業職は顧客に製品やサービスを営業する際、断られて成果が出ない場面が多々あります。そのため、営業職として成果を上げるには、断られても諦めずにアプローチを続ける「粘り強さ」が必要です。一度断られたくらいでは諦めず、繰り返し営業を試みる精神が必要だといえるでしょう。これらの要因から、営業職では粘り強い人が求められる傾向があります。
研究職
営業職のほかに「粘り強さ」が評価されやすい職種に研究職が挙げられます。
研究職は、結果が出るまでさまざまな方法を試す必要があるため、途中で投げ出さない粘り強さが必要です。
また、同じ作業を条件を変えながら何度も繰り返さなくてはならないため、集中力や忍耐力も求められます。同時に、結果が出なかった際になぜできないのかを考える思考力も求められるでしょう。
技術職
技術職も、営業職や研究職と同じく、「粘り強さ」を持った人材が評価されやすいといえます。技術職に就くと、製品の設計や開発などに携わるため、黙々と作業できる姿勢が求められるでしょう。一定以上のクオリティを顧客に提供するまで、集中力を切らさずに取り組む「粘り強さ」を持つ人材は、技術職の場では重宝されます。
市場価値の高い製品の開発に取り組む場合は高いクオリティが求められるため、より集中力の高い人材が求められるでしょう。
粘り強さをアピールする際の注意点
就職活動で長所を伝える際は、伝え方やエピソードを間違えるとマイナスな印象を与える場合があります。
ここでは、「粘り強さ」をアピールする際に意識したい注意点を2つ紹介します。
自己PRを作成する人は参考にしてください。
独りよがりな印象にならないようにする
「粘り強さ」をアピールする際は、エピソードや伝え方によっては独りよがりな印象を与えることがあります。
頑固な人だったり他人の意見・忠告を聞かない人材などと認識されると視野が狭い印象を与えるでしょう。短所として伝わるケースを避けるためには、他人と協調して何かを成し遂げたなどの協調性のあるエピソードを盛り込むとよいでしょう。
協調性やコミュニケーション能力を併せて伝えることで、独りよがりな印象は薄れます。
継続しただけではアピールにならない
「粘り強さ」を自己PRでアピールした際の失敗例として多いものが、物事を継続したことだけを強調するエピソードです。
成果に関係なく1つの物事を長く続けただけのエピソードでは、諦めが悪く切り替えができない印象を与える可能性があります。
「粘り強さ」が「しつこさ」と捉えられる可能性があるため、エピソード選びや伝え方には十分に注意しましょう。適切なタイミングで身を引く姿勢を相手に伝えることも重要です。
「粘り強さ」の言い換え
自己PRを「粘り強さ」と答えただけでは、あなたの強みや特性が伝わりにくいでしょう。
また、集団面接などで先に答えた人が、「粘り強さ」を自己PRに挙げた場合、同じアピールをすることに躊躇する可能性があるでしょう。
他の就活生と自己PRの内容が重複することはよくあることです。そのため、同じ自己PRでも表現を言い換えて伝えるとよいでしょう。
「粘り強さ」の言い換えになる表現は、以下のものが代表的です。
・忍耐力
・忍耐強い
・持続力がある
・継続力がある
・持久力がある
・1つのことに熱中できる
・集中力がある など
AI面接「REALME」で自分の特性をPRしよう
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志望企業の現在地が分かる
「REALME」では志望企業の最終面接まで進んだ学生のデータを参照し、内定の可能性を割り出してくれるため、自分の正確な立ち位置を把握することが可能です。現在の自分の立ち位置を知ることで、ベストなタイミングで面接に挑むことができます。
合格基準になるAIデータの例を閲覧できる
「REALME」では、志望企業の合格ラインを超えた就活生の面接回答例やES・自己PRの閲覧が可能です。合格ラインに達した就活生のESや自己PRを見ることで、企業の求めるレベルの確認が可能です。
志望企業の合格ラインを超えた学生の自己PRを参考にすることで、自己PRのブラッシュアップにつながるでしょう。長所を上手く伝えられる自己PRをどのように書けばよいのか分からないと感じたら、「REALME」をぜひ活用してください。
自分の能力が点数化して見られる
「REALME」ではAI面接にもとづいてあなたの強みや弱みを分析し、14項目の項目に分けて能力を点数化してくれます。そのため、自分の長所・短所を明確にし客観的な自己分析が可能です。
面接後のFBをもとに自分に足りない部分を改善することで、自分では気づけなかった長所を活かした自己PRの作成が可能です。自己PRが上手く作れない場合は、本当に自分の強みが「粘り強さ」なのか、再度自分自身を分析してみるのもよいでしょう。
粘り強さを自己PRでアピールして好印象を残そう
「粘り強さ」をアピールすると集中力や継続力がある人と捉えられるため、営業職や研究職、技術職などで高く評価されるでしょう。一方で独りよがりな人と捉える採用担当者もいるため、「粘り強さ」の他に「協調性」や「コミュニケーション能力」なども交えてアピールしましょう。自己PRの作成に悩んでいる場合は、AI面接サービス「REALME」をぜひ活用してみてください。客観的な自己分析からあなたの長所を正しく伝えて、選考を突破しましょう。