サイレントお祈りとは、選考を受けた企業から合否の連絡が来ずに不採用となること。本記事では「サイレントお祈りかも」と思った場合の問い合わせについて、タイミングや連絡手段、企業側の意図などを紹介します。サイレントお祈りで悩んでいる就活生の方は、参考にしてみてください。
サイレントお祈りとは
サイレントお祈りとは、新卒採用で合否の連絡なしに不採用となってしまうことをいいます。
もともとは「今後のご活躍をお祈り申し上げます」 という決まり文句から不合格を「お祈り」というようになり、これに「音沙汰がない=サイレント」を加えたものが“サイレントお祈り”です。
サイレントお祈りで問い合わせるタイミング
「もしかしたらサイレントお祈りかも?」と思っても、どのタイミングまで待てばよいのか悩んでしまうことでしょう。ここでは、サイレントお祈りで問い合わせるタイミングでの考え方について解説します。
・まずは1〜2週間待ってみる
・2週間以上過ぎたらサイレントお祈りの可能性がある
それぞれ詳しく見ていきましょう。
まずは1〜2週間待ってみる
サイレントお祈りにかかわらず、連絡までに1週間程度かかることはよくあります。そのため、まずは1週間〜2週間程度は気長に待ってみましょう。
また、企業から事前に案内が合った場合はその期限まで必ず待つようにます。問い合わせをしても合否の結果が出ていない可能性があり、企業にとって迷惑となる可能性が高いためです。
ただし、1〜2週間待ったからといって合格の案内が来るとは限らないので、この間も他社の選考はしっかり進めましょう。
2週間以上過ぎたらサイレントお祈りの可能性がある
合否結果が出るまでの期間は企業によって大きく異なりますが、合格した場合は1週間〜10日程度で合否の連絡が来る場合が多いです。そのため、目安として2週間が過ぎたらサイレントお祈りの可能性があると考えましょう。
現在エントリーしている企業以外にも目を向けて、持ち駒を増やす準備をするのがおすすめです。
サイレントお祈りの問い合わせ方法
合否結果について企業から事前に期間を指定されていない場合、2週間以上が過ぎたら問い合わせてみるのも1つです。
サイレントお祈りの問い合わせ方法で押さえておきたいポイントは以下の通り。
・メールがおすすめ
・電話の場合は営業時間に注意
それぞれ解説していきます。
メールがおすすめ
2週間以上が経過しても音沙汰がない場合、まずはメールで問い合わせをするようにしましょう。比較的採用担当者の手間がかからず、負担も少ないためです。
ただし合否の結果が出ていない場合など、問い合わせをしてもすぐに返答が来ない可能性もあります。
電話の場合は営業時間に注意
電話での問い合わせは企業への負担が大きいため、基本的におすすめしません。電話をして採用担当者につながったとしても、その場で回答をもらえない可能性が高いためです。
どうしても電話で問い合わせが必要な場合は、必ず企業の営業時間内に問い合わせるようにしましょう。
企業がサイレントお祈りをする理由
「サイレントお祈りなんでひどい!」と思うかもしれませんが、就活生に合否の連絡をしていない企業も珍しくありません。
ここでは、企業がサイレントお祈りをする主な理由をご紹介します。
・キープしておきたいから
・問い合わせ対応が大変だから
キープしておきたいから
よくある理由として、「不合格を出すのは惜しいので、補欠としてキープしておきたい」というケースがあります。
辞退者が出た場合は繰り上げで選考を通過させたい、内定者の承諾が出てから不合格の通知をしたい、といった考えです。
とはいえ、就活生としては自分がキープされているかを知る術はありません。2週間以上連絡が来ない場合は割り切って、他社の選考に力を入れましょう。
問い合わせ対応が大変だから
採用担当者が忙しい企業などでは、問い合わせの対応を減らすためにサイレントお祈りをしていることもあります。不合格通知を出すと「なぜ不採用となったのか理由を教えてほしい」「結果に納得できないから再度選考させてほしい」といった問い合わせが来る可能性があるためです。
このような問い合わせに対して返答する余裕がないことから、不合格通知を出さないケースがあります。
サイレントお祈りへの対処法
たとえ不合格だったとしても合否の連絡は欲しいものです。
とはいえサイレントお祈りをしている企業は珍しくないため、対策として対処法を身につけておくことも重要です。上手く気持ちを切り替えて、他社の選考に目を向けましょう!
サイレントお祈りへの対処法は以下の通りです。
・事前に通知期間を聞いておく
・2週間以上経ったら割り切る
事前に通知期間を聞いておく
サイレントお祈りに悩まされたくない場合には、事前に通知期間を聞いておくのがおすすめ。もちろん回答してもらえない場合もありますが、中小企業の最終面接などでは配慮してスケジュールを組んでもらえる可能性もあります。
とくに他の内定承諾期間が差し迫っていて早く連絡がほしい場合などは、理由とともに「〇〇までに連絡がほしい」と伝えてみるのも1つです。
2週間以上経ったら割り切る
なんとなく不合格だとわかっていても、不採用結果が来ないと未練が残るのも無理はありません。しかし、2週間以上経ったらサイレントお祈りの可能性が高くなるため、「不合格だった」と割り切るのがおすすめです。
ただし「選考結果が遅れている」という可能性もゼロではないため、連絡はつく状態にしておきましょう。
また、どうしても次に進めないという場合には、2週間が過ぎたタイミングでメールで問い合わせてみるのも1つです。
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サイレントお祈りは2週間以上経ってからメールで問い合わせよう!
サイレントお祈りについて問い合わせるタイミングや、問い合わせる方法などを紹介しました。サイレントお祈りは珍しいことではないため、連絡が来ないこともあると知って動揺しないようにしておきましょう。選考時に通知期間の目安を聞いておくほか、2週間以上経過した場合は割り切って次に進むこともポイントです。