ベイカレントの本選考対策まとめ! 選考フローや選考のポイントまで徹底解説

「ベイカレントって倍率が高くて自分じゃ本選考突破は難しいかも……」

そうお悩みの就活生の方向けに、実際にベイカレントの本選考を突破し、内定を獲得した26卒の方にインタビューをおこない、選考突破のコツや内定獲得のための対策方法を伝授していただきました!

これからベイカレントを受ける方や、ベイカレントを志望している方必見の内容となっておりますので、本記事を見ながらベイカレント本選考突破のための対策を進めてみてくださいね。

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もくじ

ベイカレントの本選考体験談を教えてくださった方

ベイカレントの本選考体験談を教えてくださった方のプロフィール
  • 26卒
  • 関関同立
  • 国際交流サークル
  • 塾アルバイト
  • コンサル志望

ベイカレントで話していたガクチカ・志望動機

ベイカレントのガクチカ

私が学生時代に力を入れたのは、大学の国際交流サークルでの活動です。入学当初は、英語力を活かして留学生のサポートをする程度でしたが、2年次にリーダーとなり、メンバー15名のチームを率いて年間10件以上の交流イベントを企画・運営しました。特に苦労したのは、多国籍メンバー間の意見対立を調整することでした。各国の文化的背景を尊重しつつも、プロジェクトの目標達成を優先する判断力が求められました。この経験から、多様性のある環境での合意形成力と、課題解決のための論理的思考力を養うことができたと考えています。今後は、この経験をコンサルティングの現場で活かしたいと考えています。

ベイカレントの志望動機

私がベイカレント・コンサルティングを志望する理由は、多様な業界・領域のプロジェクトに携わりながら専門性を高められる「ワンプール制」に魅力を感じたからです。私は学生時代、国際交流サークルでリーダーとして様々な国籍のメンバーと協働する中で、多角的な視点からの問題解決力を養いました。この経験を活かし、特定の業界に限定されず幅広い知見を得られるベイカレントで自己成長を図りたいと考えています。また、若手でも積極的に意見を出せる風土や、社員間の距離が近いカルチャーに共感しました。クライアントの真の課題を発見し、実行可能な解決策を提供できるコンサルタントとして貢献していきたいと考えています。

ベイカレントの本選考の選考フロー

ES・Webテスト

ベイカレントの選考は、ES提出とWebテストから始まります。ESは「志望理由」と「自己PR」の2項目で、各200文字という厳しい字数制限があります。

Webテストは複数回実施され、基本的な言語・非言語能力に加え、論理的思考力も評価されます。

一次面接

一次面接は学生1人に対して人事の社員1人で、約45分〜1時間程度実施されます。主な内容はアイスブレイクから始まり、基本的な自己紹介やガクチカ、志望動機などについて質問されます。

ベイカレント特有の質問として「自分史」があり、小学校から大学までそれぞれの時期にどのような人間だったかを詳しく聞かれることが多いです。

面接官は比較的若手の社員が担当することが多く、親しみやすい雰囲気で進行します。面接終了後、当日中に電話やメールで結果通知があります。

二次面接(ケース面接)

二次面接は学生1人に対して現役コンサルタント1人で、約45分〜1時間程度行われます。

この面接の特徴はケース面接が含まれることです。面接官の現在のプロジェクト内容に関連する事例や、架空の新商品戦略提案など、多岐にわたる内容について論理的な分析と解決策の提示が求められます。

特に重視されるのは論理的思考能力と、フィードバックを受けた後の柔軟な対応力です。事前にフレームワークを理解し、筋の通った説明ができるように準備しておくことが大切です。

結果通知は面接から1週間以内に、電話またはメールで連絡があります。

最終面接

最終面接は学生1人に対して役員クラスまたはパートナー1人で、約45分〜1時間程度実施されます。

内容は自己紹介から始まり、志望動機の深掘りやキャリアプランについての質問が中心です。これまでの面接よりもさらに深い質問があり、コンサルティングへの理解度、ベイカレントへの理解度などが聞かれました。また、逆質問の時間も多く取られるため、質問内容にも注意が必要です。

結果通知は面接から1週間以内に、電話またはメールで連絡があります。

ベイカレントの本選考ES

設問①

ベイカレント・コンサルティングの志望理由(200文字以内)

志望理由では、まず結論としてベイカレントの「ワンプール制」に魅力を感じていることを記載しました。このシステムによって多様な業界・領域のプロジェクトに携わりながら専門性を高められる点を評価していることを伝えました。

さらに、ベイカレントの若手でも積極的に意見を出せる風土や、社員間の距離が近いカルチャーに共感していることも付け加えました。

200文字という制限内で、なぜコンサル業界を志望するのか、そしてなぜ他社ではなくベイカレントを選んだのかの理由を明確かつ簡潔に示すことを心がけました。

特に、自己分析と企業研究に基づいた一貫性のある志望動機を提示することを意識しました。

設問②

自己PRをご記入ください(200文字以内)

自己PRでは、大学の国際交流サークルでのリーダー経験を中心にアピールしました。

15名のチームを率いて年間10件以上の交流イベントを企画・運営した経験と、その中で培った多様性のある環境での合意形成力と課題解決のための論理的思考力について記載しました。

特に、多国籍メンバー間の意見対立を調整する際の経験を具体例として挙げ、各国の文化的背景を尊重しつつもプロジェクトの目標達成を優先する判断力を身につけたことを強調しました。

これらの経験がコンサルティングの現場でどのように活かせるかについても言及し、自分の強みとベイカレントの求める人材像との接点を明確にしました。

ベイカレントの本選考1次面接

聞かれた内容

一次面接では、まず簡単なアイスブレイクから始まり、自己紹介、学生時代に力を入れたこと、志望動機などの基本的な質問がありました。

特に印象に残ったのはベイカレント特有の「自分史」に関する質問です。小学校、中学校、高校、大学のそれぞれの時期にどのような人間だったかを詳しく聞かれました。これは他のコンサルティングファームではあまり見られない質問でした。

また、なぜコンサルティング業界を志望するのか、その中でもなぜベイカレントなのかについて深く掘り下げられました。

ここでは、自分のキャリアプランとベイカレントのワンプール制がどのように合致するのかを具体的に説明することを意識しました。面接では常に結論ファーストで回答することを心がけ、具体的な経験や数字を交えて説明するよう意識しました。

逆質問

逆質問の時間では、以下のような質問をしました。

  1. 面接官がベイカレントを選んだ理由
  2. 若手コンサルタントの成長過程について
  3. 社内の教育制度やフォロー体制について
  4. ワンプール制の具体的なメリット・デメリットについて

逆質問は単なる質問ではなく、自分がベイカレントについてしっかり研究していることを示す大切な機会と捉えることを意識しました。

面接官は若手の社員だったこともあり、比較的フランクに答えてくださり、会社の実態をより深く知ることができました。

ベイカレントの本選考2次面接

聞かれた内容

二次面接の特徴はケース面接です。私の場合は「ある食品メーカーの新規事業戦略について」というテーマでした。

まず市場分析、競合分析、戦略立案のプロセスを論理的に説明することが求められました。具体的には、市場規模や成長率、競合他社の状況、自社の強みと弱み、そして新規事業の方向性についての見解を問われました。

最も難しかったのは、一度提示した戦略案に対してフィードバックをもらい、その場で修正を加えて再提案することでした。

ここでは、自分の考えに固執せず、新たな情報や視点を柔軟に取り入れる姿勢が評価されたと思います。また、実際のコンサルティングの現場でも同様のフィードバックループがあることを想定し、謙虚かつ前向きに対応することを心がけました。

逆質問

二次面接での逆質問では、以下の点について質問しました。

  1. 面接官が関わった印象的なプロジェクトについて
  2. ベイカレントでのプロジェクト配属のプロセスについて
  3. 若手コンサルタントの典型的な成長曲線について
  4. コンサルタントとしての専門性の深め方について

この面接での逆質問は、より実務的な内容を中心に質問しました。

面接官が現役のコンサルタントであることを活かし、実際の業務内容や成長過程について具体的に聞くことができました。

特に、どのようなプロジェクトに携わってきたか、どのように専門性を高めていったかについての話は非常に参考になりました。

ベイカレントの本選考最終面接

聞かれた内容

最終面接では、パートナークラスの方との面接となり、より深い質疑応答がありました。

まず自己紹介から始まり、これまでの面接内容を踏まえた上での志望動機の深掘りがありました。特に重点的に聞かれたのは以下の点です。

  1. なぜコンサルティング業界を志望するのか
  2. ベイカレントで具体的にどのような案件に携わりたいか
  3. 将来のキャリアプランはどうなっているか
  4. ベイカレントの企業文化や特徴についてどう思うか

これらの質問に対しては、一貫性のある回答をすることを心がけました。

特に志望動機については、自分の経験や価値観とベイカレントの特徴がどのように合致しているかを具体的に説明しました。また、IRの情報やベイカレントの成長戦略についても言及し、企業研究をしっかり行っていることをアピールしました。

逆質問

最終面接での逆質問では、以下の点について質問しました。

  1. パートナーから見たベイカレントの今後の展望について
  2. ベイカレントが目指すコンサルティングファームとしての立ち位置について
  3. 長期的なキャリア形成において重要視していることについて
  4. ベイカレントの企業文化を形作る上で大切にしていることについて

最終面接の逆質問では、パートナーだからこそ聞ける質問を意識しました。

面接官からは丁寧かつ具体的な回答をいただき、会社への理解をさらに深めることができました。

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ベイカレント内定までの流れ

面接結果の通知方法

最終面接の結果通知は、面接から1週間以内に電話またはメールで連絡があると説明されていました。私の場合は、最終面接から3日後に人事の方から電話で内定の連絡をいただきました

電話では、合格の旨と共に今後のスケジュールについて説明がありました。内定承諾の期限や内定者向けの各種イベントの案内もこのタイミングでいただきました。

内定承諾はしたか?その理由は?

はい、内定を承諾しました。

他のコンサルティングファームとも比較検討しましたが、最終的には自分のキャリアプランとベイカレントのカルチャーが最も合致していると判断し、以下2点の理由から承諾を決めました。

①ワンプール制による多様な経験

ベイカレントを選んだ最大の理由は、ワンプール制を通じて様々な業界で経験を積むことができる点です。

特定の分野に特化するのではなく、幅広い業界・領域のプロジェクトに携わりながら自分の適性や興味を探求できる環境に魅力を感じました。

②社風と雰囲気のマッチ

面接を通じて感じた社員の方々の雰囲気が自分に合っていると感じました。

若手でも積極的に意見を出せる風土や、挑戦を推奨する文化が自分の価値観と合致していると感じました。また、面接官の方々が丁寧かつ誠実に対応してくださったことも、会社の文化を表していると思い、好印象を持ちました。

選考全体を通しての感想

一貫して論理的思考力とコミュニケーション能力が重視されていると感じました。

ESの200文字という厳しい字数制限は、簡潔かつ的確に自分を表現する良い訓練になりました。また、3回の面接を通じて、段階的に深い質問がなされる構成は、志望者の適性を多角的に評価する上で効果的だと思いました。

特に印象的だったのは、どの面接官も会社に対する誇りや熱意を持っていたことです。これは、ベイカレントの社風や働きやすさを間接的に示していると感じました。

また、逆質問の時間が十分に取られていたことも、志望者が会社について理解を深める機会を大切にしている表れだと思います。

ケース面接については、事前の準備が非常に重要でした。フレームワークの理解や論理的な思考プロセスの訓練がなければ対応が難しかったと思います。

ベイカレントの本選考突破のコツ

ベイカレントの本選考を突破するためのコツ

ベイカレントの本選考を突破するためには、以下3つが大事になってくると思います。

ケース面接の対策をしっかりおこなう

論理的思考力を示すために、ケース面接の対策は必須です。

市場分析、競合分析、戦略立案などのフレームワークを理解し、様々なケースに対応できるよう準備しておきましょう。また、フィードバックを受けて柔軟に考えを修正できる姿勢も重要です。

自分史を整理しておく

ベイカレント特有の「自分史」の質問に備えて、小学校から大学までの各時期における自分の特徴や経験を整理しておくことをお勧めします。

自分の価値観や行動パターンがどのように形成されてきたかを振り返り、一貫性のあるストーリーとして説明できるようにしておくと良いと思います。

結論ファーストの回答を心がける

面接では、まず結論を述べ、その後に理由や背景を説明するという「結論ファースト」の回答を心がけましょう。

これは実際のコンサルティングの現場でも重要なスキルだとOBの方からもうかがいました。また、具体的な経験や数字を交えて説明することで、説得力が増します。

ベイカレントを受ける人へのアドバイス

各面接で逆質問の時間が多く設けられるので、企業研究に基づいた質問を準備しておくことが大切だと思います。特に、面接官のキャリアや経験に関する質問を含めると、より深い会話につながります。

また、ESから最終面接まで、志望動機やキャリアプランについては一貫性のある回答をすることが重要だと感じました。面接の段階が進むにつれて深掘りされることを想定し、より詳細な説明ができるよう準備しておくと良いと思います。

とはいっても、技術的なことばかりではなく、最終的には、ベイカレントと自分との相性が重要です。

無理に合わせるのではなく、自分の強みや価値観を素直に伝え、お互いにとって良いマッチングかどうかを見極めることも大切です。

まとめ

ベイカレントの選考プロセスは、ES・Webテストから始まり、一次面接、二次面接(ケース面接)、最終面接という流れで進みます。

各段階で論理的思考力とコミュニケーション能力が重視され、特にケース面接では実際のコンサルティング業務を想定した問題解決能力が問われます。

選考を突破するためのポイントは、企業研究の徹底、明確な志望動機の準備、ケース面接対策、結論ファーストの回答、そして逆質問の準備です。特にベイカレント特有の「ワンプール制」への理解と、自分のキャリアプランとの結びつけが重要です。

自己分析と企業研究を深め、ベイカレントから内定を貰えるように準備を進めていきましょう!

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  • 大学3年に就活を頑張った過程が評価される
  • スカウトの94%はESや選考がカットされる
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もくじ