就活で内定が取れない原因と対策!よくある疑問も解消

就活で内定が取れない場合、進め方や対策方法に問題があるかもしれません。本記事では、就活で内定が取れない原因と対策についてわかりやすくまとめました。具体的な対処法やよくある疑問も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

もくじ

内定が取れない原因7つ

まずは内定が取れない原因を知って、対策につなげましょう。内定が取れない原因は主に以下の通りです。

1.就活の軸がぶれている
2.エントリーしている企業が少ない
3.ビジネスマナーが身に付いていない
4.ぶっつけ本番で選考を受けている
5.テンプレに沿った回答ばかりしている
6.ESや履歴書を使い回ししている
7.企業研究が足りていない

それぞれ解説していきます。

1. 就活の軸がぶれている

多くの選考を受けていても、エントリーしている企業が自分に合っていなければなかなか内定はもらえません。就活の軸がぶれていると、本当に行きたい企業が見つけられず手当たり次第に応募してしまう場合があります。

「なんとなく人気企業を受けてみている」「とりあえず応募している」といった場合は要注意。以下のステップで就活の軸を見直してみてください。

1.興味や関心を深掘りする
2.活躍できる業種・業界を探す
3.仕事のやりがい・価値観を深掘りする

エントリーシートで落ちる割合は?原因や対策ポイントも解説

2. エントリーしている企業が少ない

エントリーしている企業の数が少ない場合も内定が出にくいです。「行きたくない企業に応募しても意味がない」と思うかもしれませんが、業界研究やリサーチ不足のために優良企業を見つけられていない可能性もあります。

人気企業や有名企業しか目を向けていない場合は、他の業種やベンチャー、中小企業などにも視野を広げて探してみましょう。

3. ビジネスマナーが身に付いていない

基本的なビジネスマナーが身に付いていないと、選考の初期段階で落とされてしまう可能性があります。

基礎的なマナーは自分が思っている以上に大切です。以下のポイントに当てはまると感じる場合は改善してみてください。

・必要書類の提出期限を守れない
・あいさつが上手くできない
・正しい敬語を使えていない
・字が汚い

4. ぶっつけ本番で選考を受けている

「ありのままの自分を受け入れてくれる企業に入社したい」「本音で話したい」といった考えから、面接対策が不十分なままぶっつけ本番で選考を受ける就活生の方もいます。

しかし、限られた時間のなかで自分の入社意欲を伝えるためには、事前に回答を準備しておくことが欠かせません。もちろん質問内容によってはその場で回答するしかない場合もありますが、よくある質問や逆質問は準備した上で面接に臨みましょう。

5. テンプレに沿った回答ばかりしている

テンプレに沿った回答ばかりしている就活生も入社意欲が伝わらず、内定が取りにくいでしょう。面接官に対して、「他社でもいいのではないか」「なんとなく受けているだけなのではないか」といった印象を与えてしまうためです。

例文やテンプレを参考にすることは構いませんが、必ず自分なりの気持ちや考え、エピソードなどを交えて回答するようにしましょう。

6. ESや履歴書を使い回ししている

就活生の中には履歴書やESを使い回している方もいますが、おすすめできません。学歴やエピソードの一部が被る程度は問題ありませんが、丸々使い回すのはNGです。

書類選考や一次面接で不合格が続いている場合はESや履歴書に問題があることも多いので、以下のポイントに注意してみてください。

・企業が求める人物像にマッチしたアピールができているか
・志望動機と自分の強みや経験を絡められているか
・内容が他の企業の使い回しになっていないか

「通ればよい」という考えは捨てて、最終面接まで使用される資料であることを意識しましょう。

7. 企業研究が足りていない

企業研究が足りていないと、実は自分に合っている企業ではない、志望動機に説得力がないといった事態につながり、内定が取れない原因となってしまいます。

また、仮に内定がもらえた場合も入社後のミスマッチが生じるリスクがあるため注意しましょう。企業研究を重ねた上で、就活の軸に合っているか確認するのがポイントです。

内定が取れないときの対策4選!

ここからは、内定が取れないときの具体的な解決策を紹介します。内定がなかなか取れない場合、まずは以下の対策を試してみてください。

・自己分析を見直す
・企業研究を徹底する
・別の業界や企業にも目を向ける
・質問準備を中心に面接対策をする

それぞれ1つずつ解説していきます。

自己分析を見直す

まずは自己分析の見直しをしましょう。すでに自己分析をしていても、就活を進める中で価値観や考え方に変化が生じていることもあります。

特に「行きたい企業が見つからない」という場合は、以下の方法の中から自分に合うものを試してみてください。

・自分史
・モチベーショングラフ
・無料診断ツール

自分では気付きにくい性格や資質、思考タイプを知りたいという場合には、「MBTI診断」「ストレングス・ファインダー」などの活用もおすすめです。

企業研究を徹底する

説得力のある自己アピールをするには、企業が求める人材を理解した上で強みを伝えることがポイント。面接を振り返って企業研究が不十分であると感じた場合、次の選考に備えて企業研究を徹底しましょう。

公式情報に加えて、説明会やOB・OG訪問などで先輩社員の生の声を聞くのもおすすめ。企業ごとの情報を見やすく管理するには、就活ノートも便利です。

・就活ノートの作成
・WebやSNSでの情報収集
・説明会への参加
・OB・OG訪問

就活ノートの作り方は?記入内容やまとめかたのポイントを紹介

別の業界や企業にも目を向ける

新卒の就活生は、平均20〜30社程度エントリーをしているといわれています。これよりもエントリー数が少ない場合は、興味のある企業や業界を増やすように意識してみましょう。

エントリーした企業の選考や内定は辞退もできるので、少しでも気になる企業があればエントリーしておくのがおすすめ。

大手や有名企業だけでなく、中小企業やベンチャーにも目を向けてみましょう。会社の規模の割に知名度が低くなりやすい、BtoB企業や大手グループの子会社なども狙い目です。

最終面接の逆質問は何個準備する?対策ポイントや具体例も紹介
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質問準備を中心に面接対策をする

「面接対策で何をすればいいかわからない」という場合には、質問準備を中心に面接対策を進めましょう。面接で必ず押さえておきたい質問は以下の通りです。

・自己紹介をしてください
・自分の強みを教えてください
・学生時代に頑張ったことについて教えてください
・当社への志望動機を教えてください
・他社ではなく当社でなければならない理由を教えてください

また、面接では逆質問の時間がもらえることも多いです。「特にありません」といった回答は入社意欲が低いとみなされる可能性があるため、常に3〜5個は準備しておきましょう。

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内定が取れない場合によくある質問

Q. 6月に内定がないとまずい?

6月になると徐々に内々定が出始めるようになりますが、6月以降でもエントリーを受け付けている企業はたくさんあります。6月以降の就活では、自分に合った企業を探すことが成功のカギです。

Q. 内定が取り消しされることはある?

内定が取り消しとなる可能性はあります。ただし、「就活生が予定通り卒業できなかった」「経歴詐称が発覚した」「会社が経営難となった」など、合理的な理由がある場合に限られます。

Q. 面接で内定が取れない理由は?

面接で内定が取れない理由には以下のようなものがあります。

・よくある質問への回答準備が不十分
・企業研究が足りていない
・ぶっつけ本番で面接を受けている
・そもそも本当に行きたい企業ではない

Q. 内定を取ったあとの注意点は?

内定を取ったあとの注意点は以下の通りです。

・内定先からの連絡はすぐに返す
・内定通知書を保管する
・必要書類は早めに提出する
・労働条件を確認しておく

内定が取れないときは適切に対処しよう!

不採用が続くと不安な気持ちになるのは当然ですが、内定が取れない原因を知って対策することで結果が変わるかもしれません。内定が取れない原因はその時々で異なりますが、本記事で紹介したポイントをチェックして、思いあたる節があれば改善してみましょう。

もくじ