就活の面接でよく聞かれる質問40選|回答例・NG例と一次〜最終の段階別対策

就活の面接でよく聞かれる質問集!回答例を解説します
監修者について
監修者:久保駿貴(くぼしゅんき)
監修者:
久保駿貴(くぼしゅんき)
株式会社ABABA 代表取締役社長 1997年生まれ、兵庫県明石市出身。岡山大学在学中、最終面接で不採用となった友人の姿をきっかけに、選考プロセスそのものが評価されるスカウト型就活サービス『ABABA』を創業。26歳(当時最年少)で経団連に入会したほか、経済産業大臣賞の受賞や「Forbes JAPAN 30 UNDER 30」「Forbes 30 UNDER 30 Asia」選出など受賞歴多数。TOKYO MX『堀潤Live Junction』にてコメンテーターも務める。中・高校理科教員免許保持。

この記事のまとめ

  • 一次・二次・最終で変わる評価基準と、段階ごとに優先して準備する質問(詳細)
  • 就活の面接でよく聞かれる質問40選と、回答例・NG回答例(詳細)
  • 回答の組み立て方:結論→理由→具体例→結論の順で話す(詳細)

就活の面接で聞かれる質問はある程度決まっており、事前に準備しておけば対応できます。何を聞かれるのか分からないまま当日を迎えるのは不安なものですが、定番の質問を押さえておくだけでも当日の見通しが立ちます。

この記事では、就活の面接でよく聞かれる質問40問を、すべてに回答例とNG回答例をつけて紹介します。あわせて、一次・二次・最終で評価基準がどう変わるかという選考段階別の対策まで解説します。

各質問には「聞かれやすい段階」のタグを付けているので、次の面接が何次かに合わせて、準備する順番を決めてください。

就活を絶対に失敗したくない人向け

目次

【一次・二次・最終】面接の段階で変わる評価基準と対策の優先順位

面接の評価基準は、選考の段階ごとに変わります。一次面接は基礎的なコミュニケーションとマナー、二次面接は能力と深掘りへの耐性、最終面接は志望度とカルチャーフィットが中心です。

段階ごとの違いを整理すると、次のようになります。

項目一次面接二次面接最終面接
面接官になることが多い人若手社員・人事担当現場責任者・部門長役員・社長
主な評価基準基礎的なコミュニケーション、マナー、第一印象能力、行動の再現性、深掘りへの耐性志望度、カルチャーフィット、長く働く意思
最優先で準備すべき質問カテゴリ自己紹介・自己PR・長所・学生時代の経験ガクチカの深掘り・失敗経験・就活の軸志望動機・入社後にやりたいこと・将来のキャリア

同じ「志望動機」でも、一次面接では筋が通っているかを見られ、最終面接では本気かどうかを見られます。同じ内容をそのまま繰り返すのではなく、段階に合わせて重心を変えましょう。

準備の順番は、選考が近い段階から決めます。一次面接が明日なら、志望動機を練り込むより、自己紹介を1分で言えるようにするほうが効果があります。

この後に紹介する質問には、すべて「聞かれやすい段階」のタグを付けています。次の面接が何次かに合わせて、該当する質問から準備してください。

【回答例・NG例つき】就活の面接でよく聞かれる質問40選

就活の面接でよく聞かれる質問40問を、回答例とNG回答例をつけて紹介します。各質問には「聞かれやすい段階」を添えているので、次の面接に近い段階のものから手をつけるのが近道です。NG回答例は、面接官が減点する理由とあわせて確認してください。

40問の全体像は、次の早見表のとおりです。質問名を押すと、その質問の解説へ移動します(追加質問は各グループの見出しへ移動します)。

カテゴリ質問聞かれやすい段階
定番の質問自己紹介をお願いします一次/二次/最終
定番の質問自己PRをお願いします一次/二次
定番の質問長所を教えてください一次
定番の質問アルバイト経験について教えてください一次/二次
定番の質問最近気になる出来事やニュースはありますか一次/二次
定番の質問学生時代に頑張っていたこと(ガクチカ)はありますか一次/二次/最終
定番の質問失敗(挫折)した経験を教えてください二次/最終
定番の質問尊敬している人を教えてください一次/二次
定番の質問あなたを○○に例えると?一次/二次
定番の質問就活の軸を教えてください二次/最終
定番の質問志望動機を教えてください二次/最終
定番の質問入社後にやりたいことはありますか二次/最終
定番の質問10年後どうなっていたいですか最終
定番の質問他社の選考状況を教えてください二次/最終
定番の質問最後に何か質問はありますか一次/二次/最終
人柄・価値観短所を教えてください一次/二次
人柄・価値観周囲からどんな人と言われますか一次/二次
人柄・価値観ストレスを感じるのはどんなときですか二次
人柄・価値観ストレスの解消法を教えてください二次
人柄・価値観チームで働くときに大切にしていることは何ですか一次/二次
人柄・価値観意見が対立したときはどうしますか二次
人柄・価値観リーダー経験はありますか二次
人柄・価値観あなたのモチベーションの源は何ですか二次
人柄・価値観困難をどう乗り越えましたか二次/最終
人柄・価値観3年後にどうなっていたいですか最終
学業・経験ゼミ・研究内容を教えてください一次/二次
学業・経験留学経験について教えてください一次/二次
学業・経験取得した資格について教えてください一次
学業・経験学業で力を入れたことを教えてください一次/二次
学業・経験学業とアルバイトをどう両立しましたか一次/二次
志望動機・キャリアなぜこの業界ですか二次/最終
志望動機・キャリアなぜ同業他社ではなく当社ですか最終
志望動機・キャリア転勤は可能ですか二次/最終
志望動機・キャリア内定を出したら入社しますか最終
志望動機・キャリア将来のキャリアプランを教えてください最終
想定外・変化球あなたを色に例えると何色ですか一次/二次
想定外・変化球最近読んだ本は何ですか一次
想定外・変化球無人島に何を持っていきますか一次
想定外・変化球自分を採用するメリットを一言で教えてください二次/最終
想定外・変化球今この場で何か質問はありますか一次/二次/最終

自己紹介をお願いします  

聞かれやすい段階:一次/二次/最終

就活の面接で必ず質問されるものが、自己紹介です。就活生の基本的な情報を確認するために質問されます。

自己紹介をするときのポイントは、自分のことを分かりやすく伝えることです。回答例を以下に示します。

【回答例】△△大学□□学部○○学科4年の(氏名)と申します。○○学科(ゼミなど)での学びと経験を御社で活かしたいと思います。本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。

NG回答例:「〇〇大学の〇〇です。よろしくお願いします」とだけ答えるのはNGです。名前と大学しか情報がなく、続く質問のきっかけを面接官に丸投げすることになります。

自己PRをお願いします 

聞かれやすい段階:一次/二次

自己PRでは、あなたの強みやスキルをアピールします。企業が、あなたの強みやスキルを把握して、自社に合っているかどうかを判断するための質問です。

自分を採用すると企業にどのようなメリットがあるのか、入社後に自分の強みをどのように活かせるのか伝える必要があります。例文は以下の通りです。

【回答例】私の強みは責任感の強いところです。大学では○○部に所属し、部長として部活の運営に携わりました。チームとして日々厳しい練習に取り組めるよう、部員ひとりひとりの心身状況を把握しながらサポートしてきました。部長の経験をもとに、いかなる課題にも積極的に責任を持って取り組みたいと思っています。

NG回答例:「誰とでもすぐ仲良くなれます」のように強みだけを述べ、裏づけとなる経験がない回答はNGです。同じことを言う就活生が多く、印象に残りません。

もっと詳しく:自己PRの構成と例文は就活の自己PR例文集|書き方・構成・選考に通過するコツで紹介しています。

長所を教えてください 

聞かれやすい段階:一次

企業は、長所を聞くことで、就活生が自己分析をできているかどうかを知りたいと考えています。

長所では、企業が求める人物像に合わせて強みやスキルをアピールします。自己PRと長所でアピールしたいことが同じ場合、文章や内容を変えて伝えましょう。例文を以下に示します。

【回答例】私の長所は、初対面の方とも自然にコミュニケーションを取れることです。入学当初は、人とコミュニケーションを取ることが苦手でした。しかし、○○部の部長となり、部員の心身状態を把握したり悩みを聞いたりすることで、自然とコミュニケーション能力が身につきました。コミュニケーション能力を活かし、顧客対応で貢献したいと思います。

NG回答例:自己PRとまったく同じ内容をそのまま繰り返すのはNGです。準備した話が1つしかない印象になり、深掘りにも耐えられません。

アルバイト経験について教えてください

聞かれやすい段階:一次/二次

面接でアルバイト経験について尋ねられた際は、単に業務内容を説明するのではなく、そこで得たスキルや学びを伝えることが重要です。例えば、接客業の経験があるなら、コミュニケーション能力や臨機応変な対応力を培った経験など具体的なエピソードを交えて説明してください。

また、それらのスキルを入社後どのように活かせるかを明確に伝えると効果的です。チームワークを学んだ経験があれば、社内協力や顧客対応に活かせることを強調できます。

【回答例】大学2年生の時から飲食店でホールスタッフとして働いていました。お客様対応を通じてコミュニケーション能力を磨き、忙しい時間帯にはチームワークの大切さを実感しました。特に、クレーム対応では冷静さと迅速な対応が求められ、問題解決力が身についたと感じています。これらの経験を活かし、貴社でもお客様対応やチームでの業務に貢献したいと考えています。

NG回答例:業務内容の説明だけで終える回答はNGです。「何をしていたか」ではなく「どう工夫したか」を聞かれているため、仕事の紹介では答えになりません。

最近気になる出来事やニュースはありますか

聞かれやすい段階:一次/二次

「最近気になる出来事やニュースはありますか」という質問では、応募者の関心や情報収集力が問われます。特に志望する業界に関連するニュースを取り上げ、その内容や理由、自分の意見を述べることで、業界への理解度や熱意をアピールできるでしょう。

そのため、日頃からニュースに目を通し、自分の考えを深めることが重要です。業界の最新動向を把握し、自分の意見を持つことで、面接時に説得力のある回答ができ、好印象を与えられるでしょう。

【回答例】最近、環境省が発表したプラスチックごみ削減の新しい取り組みに注目しています。私は環境問題に関心があり、日頃からエコ活動に取り組んでいます。このニュースを受けて、企業としても持続可能な社会の実現に向けた取り組みが求められていると感じました。貴社の環境への取り組みにも共感しており、自分の意識と行動を活かして貢献したいと考えています。

NG回答例:話題を挙げただけで自分の考えを述べない回答はNGです。情報の感度そのものより、物事をどう捉えるかを見られています。

学生時代に頑張っていたこと(ガクチカ)はありますか 

聞かれやすい段階:一次/二次/最終

学生時代に頑張ったことから、問題解決力や説得力などを見極める質問です。自己PRや長所と比べると、幅広い視点からアピールできます。例えば、以下のような活動を回答に使えます。

  • 部活やサークル活動
  • アルバイト
  • ボランティア活動
  • 趣味 

頑張った理由やモチベーションを明らかにすると、物事に対する取り組み方をアピールできるでしょう。回答例は以下の通りです。

【回答例】私は学生時代に部活動に尽力しました。弓道部に所属し、部長を務めました。集中力が必要な競技であり、部員のモチベーションが全体的に低い点に課題がありました。そこで、練習の取り組みを見直し、定期的にグループミーティングの場を設けました。その結果、部員の意識が高まり、個人戦・団体戦ともに成績が上がりました。御社でも、部長の経験を活かして、課題への対策を実施したいです。

NG回答例:「サークルを頑張りました」と役職や実績だけを並べる回答はNGです。取り組みの過程と、そこで何を考えたかが伝わりません。

もっと詳しく:ガクチカの作り方と伝え方はガクチカ 作り方の基本|評価される書き方と伝え方のコツで解説しています。

失敗(挫折)した経験を教えてください  

聞かれやすい段階:二次/最終

失敗した経験は、あなたの挑戦意欲やリカバリーする力を知るために問われます。あなたの失敗経験をネガティブに捉えるものではありません。

ポイントは、失敗を「どのように取り戻したか」「何を学んだのか」を伝えることです。回答例を以下に示します。

【回答例】私の失敗は、飲食店でアルバイトをしていたときに起こりました。その店では、米飯がなくなる時間帯を見計らって炊飯をしています。アルバイトを始めて間もない頃、炊飯には関わったことがなく炊他のスタッフがすると思い込んだことが原因で、炊飯を忘れてお店の米が足りなくなりました。店長がすぐに気付きことなきを得ましたが、そのときに「新人だけどあなたもスタッフなんだから仕事には責任を持ちなさい、気付いたことがあるなら積極的に声をかけるように」と厳しく注意を受けました。このことから、いわれたことだけでなく、何事にも責任感を持って取り組むことの大切さを学びました。積極的に周囲のスタッフとコミュニケーションを取りながら全体の状況を把握するようになり、最終的にはリーダーを任されるようになりました。御社では、お客様と関わる機会が多いと聞いております。入社後は、積極的に先輩社員の方とコミュニケーションを取りつつさまざまな知識を吸収し、責任持ってお客様の役に立てるように動きたいと考えています。

NG回答例:「特に大きな失敗はしていません」と答えるのはNGです。振り返りができない、または挑戦してこなかったと受け取られます。

尊敬している人を教えてください

聞かれやすい段階:一次/二次

面接で「尊敬している人」を尋ねられる理由は、応募者の価値観や人間性を知るためです。尊敬する人は、偉人である必要はなく、家族・上司・友人など身近な人でも構いません。

重要なことは、その人のどの点を尊敬しているのか、どのような影響を受けたのかを具体的に伝えることです。自分もその影響で向上心を持つようになったなどと述べることで、自分の価値観を明確に伝えられるでしょう。

【回答例】私が尊敬しているのは、ゼミの教授です。教授は学生一人ひとりに向き合い、的確なアドバイスをくださるだけでなく、新しい研究に挑戦し続ける姿勢を持っていました。また、研究で行き詰まった際には答えを直接教えるのではなく、ヒントを与えて考える機会を提供してくださいました。そのおかげで問題解決力が身についたと感じています。私もその姿勢を見習い、どのような環境でも成長し続けたいと考えています。

NG回答例:有名人の名前を挙げただけで、どこを尊敬しているかを語らない回答はNGです。人選そのものではなく、価値観が見られています。

あなたを○○に例えると?

聞かれやすい段階:一次/二次

この質問では、自分の性格や特徴をどのように捉えているかが判断されます。動物や色、食べ物などがよく例として挙げられますが、重要なことは何に例えるかではなく、その理由を明確かつ論理的に説明できることです。

例えたものの特徴と自分の性格が一致するようにし、自分の強みが伝わるように考えをまとめ、説得力のある説明をしましょう。

【回答例】私を動物に例えるなら、カメレオンです。カメレオンは環境に応じて色を変えられる特徴がありますが、私も状況に適応する柔軟性を持っています。大学のグループワークでは、リーダーが必要な場面で積極的にまとめ役を務め、サポートが求められる場面では裏方に回りました。また、新しい環境でもすぐに馴染めるため、どのような職場でも早く戦力になれると考えています。今後も環境に適応しながら、自分らしさを活かして成長したいと考えています。

NG回答例:例えだけを答えて理由を述べない回答はNGです。面白さを競う質問ではなく、自己理解と説明力を見る質問です。

就活の軸を教えてください 

聞かれやすい段階:二次/最終

「就活の軸」は、価値観を知るための質問です。企業とのミスマッチを防ぐ目的もあります。

就活の軸において、企業が知りたい点は以下の通りです。

  • 人柄
  • 意欲があるか
  • 将来のビジョン など

入社後に、どのような仕事をしたいかやどのような役割を果たしたいかを明確に伝えましょう。また、似た質問として「仕事のやりがい」や「あなたにとっての仕事とは何ですか?」と質問されることもあります。

【回答例】私の就活の軸は、沢山の方の暮らしを支え豊かにする企業への入社です。お客様に商品を利用していただくことで、生活の質を向上させられるような企業に対して就職活動をしております。

NG回答例:「成長できる環境」だけで終える回答はNGです。ほとんどの企業に当てはまるため、その会社を選んだ理由になりません。

志望動機を教えてください 

聞かれやすい段階:二次/最終

志望動機は、あなたの企業に対する理解度や興味を知るための質問です。難しく考えず「なぜその会社を志望するのか」「入社後に何を成し遂げたいのか」などを伝えるとよいでしょう。回答例は以下の通りです。

【回答例】私の志望動機は、御社のソフトウェア開発を通じて、多くの人の日常生活に深く関わり、価値を提供している点に惹かれたことです。大学時代に情報学部で学びを進める中、ソフトウェア開発は多くの人の日常を便利にするだけでなく豊かにすると感じました。特に御社は、日常生活に踏み込んだソフトウェアを開発していると伺っております。大学で学んだことを活かし、多くの人にとって馴染みやすいソフトウェア開発に貢献したいと考えています。

NG回答例:企業理念をそのまま引用して「共感しました」で終える回答はNGです。ホームページを読めば誰でも言えるため、志望度の証明になりません。

もっと詳しく:最終面接での志望動機の答え方は最終面接の志望動機の答え方|一次・二次から変えるべき?例文付きで解説、ESなどでの書き方と例文は志望動機の書き方と例文|企業に響く志望理由を作るポイントで解説しています。

入社後にやりたいことはありますか  

聞かれやすい段階:二次/最終

企業は、就活生の入社後にやりたいことや目標を知って、自社とのミスマッチがないかどうかを見極めます。企業研究の内容をもとに、将来のビジョンを具体化したうえで答えましょう。回答例を以下に示します。

【回答例】私が入社後にやりたいことは、海外進出です。御社は、5年以内に海外進出し世界規模で販路を広げることを目標に掲げられています。大学時代に留学した経験を活かし、海外での営業活動に貢献したいと強く感じました。海外進出する際のメンバーに選ばれるよう、実績を上げたいと思います。

NG回答例:実際には募集していない職種や事業を挙げる回答はNGです。企業研究が不足していると判断されます。

10年後どうなっていたいですか

聞かれやすい段階:最終

10年後のキャリアを具体的にイメージし、企業の方向性と一致する目標を伝えることが重要です。自分の成長や会社への貢献内容を意識しながら、具体的なポジションや職務内容を示すことで、より明確なキャリアプランを描いていることをアピールできるでしょう。

また、企業の方針に合った目標設定を行うことで、志望意欲をより効果的に伝えられます。面接時には、自身の成長プランを具体的に述べ、企業にどのように貢献できるかを明確に示すよう心がけましょう。

【回答例】10年後は、貴社の中核を担う存在として活躍していたいと考えています。入社後は業務を通じて専門知識を深め、経験を積むことを重視します。その後、プロジェクトをリードする立場を目指し、チームをまとめながら成果を上げられるよう努力も重ねるつもりです。特に、貴社が注力している◯◯分野に貢献できるよう、専門スキルを高めたいと考えています。さらに、後輩や新人の育成にも携わり、組織の成長を支えられる存在を目指します。企業の発展に貢献しながら、自身も成長できるよう日々挑戦を続けたいと考えています。

NG回答例:「独立したいです」など、その企業を離れる前提の回答はNGです。長く働く意思がないと受け取られます。

他社の選考状況を教えてください 

聞かれやすい段階:二次/最終

他社の選考状況は、あなたの自社に入社する可能性や他社の評価を知るための質問です。企業は、内定を出すからには入社してほしいと考えています。

また、他社からの評価がどのようなものか把握する目的もあります。現状は、事実のまま正しく伝えてください。

【回答例】私は、IT・通信業界を中心に就職活動をしています。ソフトウェア開発を通じて日常生活を豊かにする企業を受けています。現在は、10社の選考を受けている状況です。4社が最終面接まで進み、3社が三次面接の結果待ち、3社が二次面接を終えたところです。

NG回答例:「御社だけです」と事実と違うことを答えるのはNGです。深掘りされたときに矛盾し、かえって信頼を損ねます。

最後に何か質問はありますか 

聞かれやすい段階:一次/二次/最終

「質問があるか」という逆質問は、企業に対する熱意を確認するための質問です。「質問はありません」と答えると、熱意がないと捉えられるリスクがあります。

質問は、何を聞いてもよいわけではありません。調べれば分かる質問は、マイナス評価につながるため避けましょう。例えば、以下のような質問です。

  • 残業時間
  • 給料
  • 有給休暇
  • 事業内容 など

逆質問では、疑問に思うことを解決できるチャンスです。理念を具体的に質問したり、より詳しい業務内容を質問したりするとよいでしょう。

NG回答例:「特にありません」と答えるのはNGです。志望度が低いと受け取られるため、必ず1つは用意しておきましょう。

人柄・価値観に関する追加質問(10問)

人柄・価値観に関する質問は、能力ではなく「一緒に働けるか」を見るために聞かれます。正解を作りにいくより、自分の実際の傾向を具体例とセットで話すほうが評価されます。

Q. 短所を教えてください(聞かれやすい段階:一次/二次)

意図:自己理解ができているか、改善のために動いているかを確認しています。

回答例
私の短所は、慎重になりすぎて着手が遅くなる点です。大学のグループ研究では資料を集めすぎて作業が遅れました。今は締め切りから逆算した工程を先に決め、7割の情報で一度形にしてから直す進め方に変えています。

NG回答例:「短所は特にありません」と答える。または長所を言い換えただけで、改善の行動がない回答。

Q. 周囲からどんな人と言われますか(聞かれやすい段階:一次/二次)

意図:自己認識と他者からの評価にずれがないかを見ています。

回答例
「頼まれごとを断らない人」と言われます。アルバイトではシフトの穴が空いたときに声をかけてもらうことが多く、その分、店全体の動きを把握できるようになりました。

NG回答例:「優しいと言われます」だけで、誰にどんな場面で言われたかを添えない回答。

Q. ストレスを感じるのはどんなときですか(聞かれやすい段階:二次)

意図:ストレス耐性と、自分の状態を把握できているかを確認しています。

回答例
見通しが立たないまま作業を続けるときにストレスを感じます。そのため、最初に全体の工程を書き出し、どこまで終わったかを目に見える形にするようにしています。

NG回答例:「ストレスは感じません」と答える。自己認識が浅いと受け取られます。

Q. ストレスの解消法を教えてください(聞かれやすい段階:二次)

意図:長く働くうえでの自己管理ができるかを見ています。

回答例
週に2回、30分のランニングを習慣にしています。体を動かすと気持ちの切り替えができるので、翌日に持ち越さずに済んでいます。

NG回答例:「寝ます」「友人と話します」だけで、習慣として続けていることが伝わらない回答。

Q. チームで働くときに大切にしていることは何ですか(聞かれやすい段階:一次/二次)

意図:協調性と、チームのなかでの役割の取り方を確認しています。

回答例
役割が決まっていない作業を先に拾うことを大切にしています。ゼミの発表準備では、誰も手を付けていなかった資料の統合を担当し、全体の進行が止まらないようにしました。

NG回答例:「協調性を大切にしています」と抽象的に答え、具体的な行動を示さない回答。

Q. 意見が対立したときはどうしますか(聞かれやすい段階:二次)

意図:衝突を避けるだけでなく、建設的に前へ進められるかを見ています。

回答例
まず相手がその結論に至った前提を確認します。サークルの企画で意見が割れた際、互いの前提条件が違うと分かり、条件をそろえて再検討したところ合意できました。

NG回答例:「相手に合わせます」と答える。主体性がないと受け取られます。

Q. リーダー経験はありますか(聞かれやすい段階:二次)

意図:役職の有無ではなく、人を動かした経験があるかを確認しています。

回答例
役職には就いていませんが、アルバイトの新人教育を任されていました。手順書を作って口頭の説明を減らしたところ、教える側の負担も下がりました。

NG回答例:「ありません」だけで終える回答。肩書きがなくても、人を巻き込んだ経験は話せます。

Q. あなたのモチベーションの源は何ですか(聞かれやすい段階:二次)

意図:何によって動く人かを把握し、社風との相性を見ています。

回答例
自分の工夫が数字に表れたときにやる気が出ます。アルバイトで陳列を変えた商品の売上が伸びたことがあり、それ以来、変更と結果をセットで確認するようになりました。

NG回答例:「褒められるとやる気が出ます」だけで終える回答。他者評価だけに依存している印象になります。

Q. 困難をどう乗り越えましたか(聞かれやすい段階:二次/最終)

意図:課題に直面したときの思考の順序を見ています。

回答例
原因を分けて考えるようにしています。ゼミの研究が進まなかったときは、知識不足・時間不足・手順の問題に切り分け、時間の使い方から先に直しました。

NG回答例:「気合いで乗り切りました」と精神論だけで答える回答。

Q. 3年後にどうなっていたいですか(聞かれやすい段階:最終)

意図:現実的なキャリア観と、入社後すぐの姿を描けているかを見ています。

回答例
3年後には、後輩に仕事を教えられる状態になっていたいです。そのために1年目は、担当業務の手順を自分の言葉で説明できるところまで理解を深めたいと考えています。

NG回答例:「まだ分かりません」と答える回答。入社後を想像していないと受け取られます。

学業・経験に関する追加質問(5問)

学業・経験に関する質問は、専門知識の量ではなく、取り組み方と説明の分かりやすさを見るために聞かれます。相手が同じ分野の専門家ではない前提で話しましょう。

Q. ゼミ・研究内容を教えてください(聞かれやすい段階:一次/二次)

意図:専門知識よりも、難しい内容を相手に合わせて説明できるかを見ています。

回答例
地域の商店街における人の流れを研究しています。休日の通行量を実際に数え、店舗の配置と滞在時間の関係を分析しました。

NG回答例:専門用語をそのまま使って説明し、相手が理解できているか確認しない回答。

Q. 留学経験について教えてください(聞かれやすい段階:一次/二次)

意図:語学力そのものより、環境の変化にどう適応したかを見ています。

回答例
半年間の語学留学では、最初の1か月は会話に入れませんでした。そこで毎日1人には必ず話しかけると決めて続けたところ、3か月目には議論にも参加できるようになりました。

NG回答例:「英語力が伸びました」だけで、何をしたかを語らない回答。

Q. 取得した資格について教えてください(聞かれやすい段階:一次)

意図:資格の有無ではなく、取得までの過程を確認しています。

回答例
日商簿記2級を取得しました。工業簿記でつまずいた際に、間違えた論点を分類して集中的に解き直す方法に切り替えて合格しました。

NG回答例:保有資格を列挙するだけで、どう取り組んだかを語らない回答。

Q. 学業で力を入れたことを教えてください(聞かれやすい段階:一次/二次)

意図:ガクチカとは別に、本業である学業への取り組みを見ています。

回答例
3年次の統計の授業に力を入れました。数式の暗記では理解が続かなかったため、アルバイト先の売上データで実際に計算してみる進め方に変えました。

NG回答例:「単位はすべて取りました」と成績の事実だけを答える回答。

Q. 学業とアルバイトをどう両立しましたか(聞かれやすい段階:一次/二次)

意図:時間管理と優先順位のつけ方を確認しています。

回答例
試験期間の2週間は先にシフトを減らす前提で、月初に予定を組んでいました。あらかじめ伝えておくことで、お店にも迷惑をかけずに済みました。

NG回答例:「なんとか両立しました」と方法を語らない回答。

志望動機・キャリアに関する追加質問(5問)

志望動機・キャリアに関する質問は、二次面接以降で比重が上がります。企業研究の深さと、入社後の姿を描けているかが問われます。

Q. なぜこの業界ですか(聞かれやすい段階:二次/最終)

意図:業界理解と、他業界と比較したうえでの選択かを見ています。

回答例
人の生活に長く関わる仕事をしたいと考え、複数の業界を見た結果この業界を選びました。製品を売って終わりではなく、導入後も関わり続ける点が理由です。

NG回答例:「昔から興味がありました」だけで、他業界と比較した視点がない回答。

Q. なぜ同業他社ではなく当社ですか(聞かれやすい段階:最終)

意図:企業研究の深さと志望度を確認しています。

回答例
同じ領域でも、御社は〇〇の工程を自社で持っている点が違うと感じました。説明会で伺った現場の判断の早さも、自分の働き方に合うと考えています。

NG回答例:「御社の理念に共感しました」だけで、他社との違いに触れない回答。

Q. 転勤は可能ですか(聞かれやすい段階:二次/最終)

意図:条件面の確認であると同時に、正直に答えられるかを見ています。

回答例
可能です。さまざまな地域で働くことに抵抗はありません。家庭の事情で難しい時期が生じた場合は、その時点でご相談させていただきたいと考えています。

NG回答例:希望していないのに「まったく問題ありません」と答える回答。入社後のミスマッチにつながります。

Q. 内定を出したら入社しますか(聞かれやすい段階:最終)

意図:入社の意思を確認する質問です。正直さと入社意欲のバランスが問われます。

回答例
御社が第一志望です。他社の選考も残っていますが、〇〇の点で御社で働きたい気持ちが最も強いため、内定をいただけた場合は入社したいと考えています。

NG回答例:「まだ分かりません」と答える回答。志望度が低いと判断されます。

「内定を出したら入社しますか」は最終面接で聞かれることが多く、企業は辞退される可能性を測っています。他社の選考が残っている場合に「御社だけです」と事実と違うことを言う必要はありません。第一志望であることを伝えたうえで現在の状況を正直に話せば、誠実さとして受け取られます。逆に、隠していた併願が後から分かるほうが信頼を損ねます。

Q. 将来のキャリアプランを教えてください(聞かれやすい段階:最終)

意図:長く働く意思と、成長の方向が会社と合うかを見ています。

回答例
まずは〇〇の業務を一人で任せてもらえる状態を目指します。その後は、現場を理解したうえで企画に関わる立場になりたいと考えています。

NG回答例:その企業では実現できないキャリアを挙げる回答。企業研究の不足と受け取られます。

想定外・変化球の質問(5問)

想定外・変化球の質問は、答えの中身そのものより、予想外の問いにどう向き合うかを見るために聞かれます。うまい答えを探すより、理由をつけて落ち着いて話すことが大切です。

Q. あなたを色に例えると何色ですか(聞かれやすい段階:一次/二次)

意図:自己理解と、突然の問いに落ち着いて答えられるかを見ています。

回答例
緑だと思います。目立つ立場ではありませんが、周囲の色を邪魔せずに全体を落ち着かせる役割が、自分の立ち回りに近いと感じます。

NG回答例:色だけ答えて理由を述べない回答。

Q. 最近読んだ本は何ですか(聞かれやすい段階:一次)

意図:関心の方向と、内容を要約して伝える力を見ています。

回答例
〇〇という本を読みました。目の前の作業を疑うことの大切さが印象に残り、アルバイトの手順を見直すきっかけになりました。

NG回答例:読んでいない本を挙げる回答。内容を深掘りされたときに答えられません。

Q. 無人島に何を持っていきますか(聞かれやすい段階:一次)

意図:正解のない問いに対して、理由をつけて答えられるかを見ています。

回答例
ナイフを持っていきます。食料の確保にも道具づくりにも使え、1つで用途が広いためです。

NG回答例:長く考え込んで沈黙してしまう対応。答えの中身より、止まってしまうことが評価を下げます。

Q. 自分を採用するメリットを一言で教えてください(聞かれやすい段階:二次/最終)

意図:自己PRを圧縮して伝えられるかを見ています。

回答例
手が空いている人がいない場面で、自分から動ける点です。

NG回答例:長く話してしまい、「一言で」という条件を外す回答。

Q. 今この場で何か質問はありますか(聞かれやすい段階:一次/二次/最終)

意図:準備の有無と、その場での対応力を見ています。

回答例
本日お話を伺って〇〇に興味を持ちました。実際の現場では、どのような場面で〇〇が必要になるのでしょうか。

NG回答例:用意した質問をそのまま読み上げ、その日の話と噛み合っていない回答。

想定外の質問に共通する対処法は2つです。1つ目は、結論を先に言うこと。「緑だと思います。理由は〜」の順で話せば、考えながらでも筋が通ります。2つ目は、考える時間をもらうこと。「少し考えてもよろしいでしょうか」と一言断れば、10秒程度の沈黙は問題になりません。黙り込むのと、断ってから考えるのとでは印象がまったく違います。

就活の面接で欠かせない「逆質問」のおすすめ例

面接の最終盤、企業から「何か質問はありますか?」と逆質問を求められるときがあります。

ここでは、就活の面接で欠かせない「逆質問」の例を解説します。事前に対策しておけば、「逆質問」を求められても慌てずに応えられます。

選考の段階によって、刺さる逆質問は変わります。二次面接・最終面接それぞれの逆質問は、以下の記事で詳しく紹介しています。

二次面接の逆質問で印象をよくするには?逆質問の具体例や注意点を紹介

最終面接で差をつける!逆質問一覧と効果的な使用法【質問例文30選付き】

業務内容に関する質問

業務内容に関する逆質問は、企業への関心をアピールする際に役立ちます。

業務内容に踏み込んだ質問は、入社後の働き方を具体的に想像すると好印象につながりやすくなります。

【質問例】
「入社後、最初に担当する業務にはどのようなものが多いのでしょうか。」
「○○職の一日のスケジュールを教えてください。」

業務内容を逆質問する際は、企業や仕事内容を事前に調査したうえで質問するとよいでしょう。

具体的な質問をすることで、応募企業への強い関心と入社意欲をアピールできます。

必要なスキルに関する質問

求められるスキルは、逆質問で直接確認できます。

入社後の成長意欲や具体的なキャリアビジョンを示せるため、面接官に好印象を与えられます。

【質問例】
「若手社員に求められるスキルや能力はありますか」
「今後業務を遂行するうえで、特に習得しておくと役立つ知識や技能はございますでしょうか。」

さらに面接官の答えを受けて「そのスキルはどのような場面で特に役立ちますか」のようにもう一段階深掘りした逆質問ができるよう準備すると、他の応募者と差をつけられます。

企業文化や社風に関する質問

企業文化や社風に関する逆質問は、入社後のミスマッチを防ぎ、企業への理解を深められます。

さらに、企業理念や社員の価値観に関心を持っていることを示すアピールにもつながります。

【質問例】
「企業理念が日々の業務のなかでどのように反映されているのかを、具体的なエピソードを交えて教えてください。」
「面接官が日々大切にされている価値観や行動指針について教えてください。」

自分が大切にする価値観や働き方と照らし合わせた質問を準備することで、入社後のギャップを減らし、自身が長く活躍できる環境かどうかを見極められます。

研修制度やキャリア形成に関する質問

研修制度やキャリア形成に関する逆質問は、成長意欲や長期でみた活躍をアピールできるためおすすめです。

入社後のスキル向上やキャリア形成に興味があることを示すことで、長期で考えて貢献したいという想いを伝えられます。

【質問例】
「新入社員研修後に上司や先輩社員からフィードバックを受ける環境はありますか。」
「部署間の異動や他拠点での勤務など、さまざまな業務を経験しながらキャリアアップできる機会はありますか。」

企業の業界特性や求める人材像を事前に調べたうえで、逆質問するとより効果的です。

面接の逆質問で避けるべき内容の質問とは?

面接の逆質問は自己PRの好機である一方、内容によってはかえって印象を悪くする恐れがあります。

ここでは、面接の逆質問で避けたい内容を紹介します。考えている質問が以下に該当しないか、あらためて確認しましょう。

避けたほうがよい内容になっているときは、別の逆質問を用意することをおすすめします。

条件面に関する内容

面接では、給与や福利厚生など条件面の逆質問は避けることが望ましいでしょう。

条件面に関する質問は、企業の理念や業務内容に対する関心が薄いと受け取られる可能性があるためです。

「給与はどのくらいの期間で上がるのか」や「福利厚生で特に充実しているものは何か」などの質問は避けたほうが無難です。

「何をするかよりも何をもらえるか」を重視している印象を与えかねません。

給与や福利厚生などの待遇面が気になる場合は、OBやOG訪問など、よりカジュアルな場で行うことをおすすめします。

「はい」または「いいえ」で答えられる内容

面接の逆質問で避けたほうがよい内容は、「はい」または「いいえ」で答えられるクローズドクエスチョンです。

面接官が一言で答えると会話が終了し、応募者の関心や考えが伝わりにくくなるためです。

例えば「御社には研修制度はありますか」という質問は、面接官が「はい」「いいえ」と答えた時点で会話が終了します。

研修制度について聞きたいときは「御社の研修制度ではどのような内容や特徴がありますか」と具体的な情報を引き出せる聞き方を意識するとよいでしょう。

質問を工夫することで、企業理解の深さや志望度をより効果的にアピールできます。

「何もありません」「大丈夫です」といった内容

面接の最後に逆質問がないか問われた際、「何もありません」「大丈夫です」などの回答は避けた方がよいでしょう。

面接官は逆質問を通して求職者の志望度や業界理解、事前準備の程度を確認しています。

逆質問をしないと、「企業への関心が薄い」「入社後のイメージがない」などの印象を持たれる恐れがあります。

最低でも3つ程度、異なる角度からの質問を準備することが望ましいでしょう。

自分の関心や志望動機に基づいた質問を事前に用意し、前向きな姿勢を示すことが大切です。

面接での回答ポイント

面接では、質問に的確で簡潔な回答が重要です。結論を先に述べ、その後に理由やエピソードを補足することで、分かりやすさが増します。

また、企業の理念や求める人物像に合致した内容を意識し、自信を持って話すと好印象につながるでしょう。

ここでは、面接での回答ポイントについて解説します。

自己分析を徹底して行う

面接で説得力のある回答をするためには、徹底した自己分析が欠かせません。  

自己分析が不足すると、自分の強みや価値観を一貫して伝えられず、面接官に印象を残せません。

徹底した自己分析によって、経験や志向を明確に言語化でき、説得力のあるPRが可能です。

自己分析の方法として、マインドマップを活用し、「自分」をテーマに「長所」「短所」「頑張ったこと」「将来の目標」などを整理すると効果的です。

各項目に具体的なエピソードや学んだことを結びつけると、自己分析が深まります。

自分の経験や価値観を深く理解し、具体的なエピソードを持って語れるように準備しましょう。

丸暗記しない

面接では、事前に準備した回答を丸暗記しないことが大切です。暗記した内容をそのまま話すと、緊張や予期せぬ質問で言葉に詰まる可能性があります。

また、不自然な話し方は、面接官に対して自分の考えが伝わりにくくなる可能性があります。そのため、回答の要点や流れを把握し、自分の言葉で話せるように準備することが大切です。

柔軟に対応できるよう、質問の意図を理解しながら考えを整理し、自然な会話を意識してください。

結論から述べる

面接では、質問に対する回答を短時間で分かりやすく伝えることが重要です。そのため、最初に結論を述べ、その後に理由や具体例を補足すると伝わりやすいでしょう。

特にPREP法(Point:結論・Reason:理由・Example:具体例・Point:再度結論)を活用すると、論理的かつ簡潔な説明が可能です。回答は次の4ステップで組み立てます。

STEP
Point:結論

質問への答えを最初に一言で述べます。

STEP
Reason:理由

なぜそう言えるのかを補足します。

STEP
Example:具体例

理由を裏づける経験やエピソードを添えます。

STEP
Point:再度結論

最後にもう一度結論を述べて締めます。

結論を明確に示すことで、面接官の理解を深められ、印象に残ります。面接官の興味を引くためにも、結論をしっかりと伝え、具体的な例を交えながら話すことを心がけましょう。

適切な言葉遣いを心がける

面接では、相手に失礼のない丁寧で正確な言葉遣いが欠かせません。

面接官は学生の言葉遣いを通して、社内外の関係者と円滑なコミュニケーションを取れる人物かどうかを判断しています。

例えば、「〜っす」や「マジで」などのカジュアルな表現は、面接官に「状況に応じた言葉遣いができない」印象を与えかねません。

また、「ご苦労さまです」「拝見させていただきます」など誤った敬語を使うと、ビジネスマナーを理解していないとみなされる恐れがあります。

常に「~です」「~ます」などの丁寧な言葉遣いを意識します。

面接前に敬語の基本ルールを復習し、間違いやすい表現を確認することが大切です。

面接練習をする

面接で自信を持って話すためには、事前の練習が不可欠です。本番の面接を想定し、質問リストをもとに模擬面接を行うことで、回答の精度を高められます。

特に入室のマナーや話し方、目線の使い方などを意識しながら、本番を意識した練習を繰り返すと効果的です。また、異なる相手と何度も練習を行うことによって、さまざまな質問に対応する力が身につきます。

面接に慣れることが基本であり、実際の場面に近い環境での練習を重ねることで、自然体で自分の考えを伝えられるようになるでしょう。

一人でできる面接練習の具体的なやり方は、以下の記事で紹介しています。

面接練習は就活に必須!一人でもできる練習方法や注意点まで詳しく解説

想定外の質問・キラー質問への対応と、手応えがなくても受かるケース

40選にない質問が来ても、意図を確かめてから結論を短く答えれば立て直せます。準備していない角度から本音や考える力を確かめる質問は「キラー質問」と呼ばれることがあり、すべてを事前に想定することはできません。想定外の質問には、次の順で対応してください。

  1. 質問の意図がつかめないときは、「〇〇という意味でよろしいでしょうか」と確認する
  2. 「少し考えてもよろしいでしょうか」と一言断ってから考える
  3. 結論を先に一言で述べ、理由を1つ添える
  4. 答えきれなかったときは取り繕わず、「現時点ではこう考えています」と自分の考えを伝える

変化球の質問の具体例と回答例は「想定外・変化球の質問(5問)」で紹介しています。

うまく答えられなかった面接でも、それだけで不合格が決まるわけではありません。ABABAが2025年2月に学生ユーザー25人へ行った調査では、「面接がボロボロでも受かったことはありますか」という問いに、9人(36.0%)が「ある」と答えています。評価は1つの回答の出来だけで決まるものではなく、質問への向き合い方や面接全体を通した受け答えも見られています。手応えがなかった面接ほど、聞かれた質問と自分の答えを記録して、次の面接の準備に回してください。

面接で落ちた経験は次の面接でこう活かす

面接で落ちた経験は、次の面接の材料になります。落ちた面接で聞かれた質問と自分の回答を記録しておけば、同じ質問で二度つまずくことがなくなるためです。

まずは記録の取り方です。面接が終わったら、その日のうちに次の3点をメモに残しましょう。

  • 聞かれた質問(思い出せる範囲ですべて)
  • 自分が実際に答えた内容
  • 答えに詰まった箇所と、その理由

記憶は翌日には曖昧になります。当日中に書き出すのが原則です。5社も受ければ、この記録がそのまま自分専用の想定問答集になります。

次に、落ちた経験そのものを回答の素材にする方法です。「失敗した経験を教えてください」「挫折した経験は?」という質問には、選考で落ちた経験をそのまま使えます。

回答例
第一志望だった企業の最終面接で不合格になりました。手応えがあっただけに落ち込みましたが、聞かれた質問を書き出して見返したところ、入社後にやりたいことを自分の言葉で語れていなかったことに気づきました。それ以降は、企業ごとに「自分がその会社で何をするか」を1枚にまとめてから面接に臨むようにしています。

このとき、落ちた企業への不満や批判にならないよう注意が必要です。話の重心は「そこから自分が何を変えたか」に置きます。面接官が見ているのは結果ではなく、立て直し方です。

そして、最終面接まで進んだ経験は、その企業の選考が終わっても価値が残ります。選考の過程を評価してスカウトを送る企業があるためです。

選考に進んだ経験を無駄にしない就活サービス「ABABA」

ABABA|最終面接まで進んだ経験が評価されるスカウトサービス

ABABAは、最終面接まで進んだ経験を評価する企業からスカウトが届く就活サービスです。お祈りメールのスクリーンショットを提出すると、選考の実績が可視化され、ES・一次面接など選考の一部が免除されたスカウトが届きます(スカウトの94%に選考免除がついています ※2026年卒の利用実績に基づきます)。

累計登録者数は20万人、導入企業は累計3,500社。スカウトはLINEに届くので、選考と並行して効率よく次のチャンスを増やせます。

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就活面接に関するよくある質問

ここからは、就活面接に関するよくある質問に回答します。

面接でよく聞かれる質問にはどのようなものがありますか?

就活面接でよく聞かれる定番の質問には、「自己紹介をお願いします」「自己PRをお願いします」「長所・短所を教えてください」「学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)は何ですか」「志望動機を教えてください」「将来のキャリアビジョンを教えてください」などがあります。これらは多くの企業で共通して質問されるため、事前に回答を準備しておくことが大切です。

面接で自己PRをうまく伝えるコツはありますか?

自己PRを効果的に伝えるコツは、「強み→具体的なエピソード→入社後にどう活かすか」の流れで話すことです。抽象的な表現を避け、部活・アルバイト・学業などの具体的な経験を交えて話すと説得力が増します。また、企業が求める人物像に合わせて強みを選ぶことで、より響く自己PRになります。

面接で短所を聞かれたらどう答えればよいですか?

短所を答える際は、正直に短所を伝えつつ「改善に向けて取り組んでいること」や「努力の過程」を必ず添えることがポイントです。例えば「優柔不断なところがありますが、決断力を鍛えるため意識的に期限を設けて決断する習慣をつけています」のように、成長意欲も伝えましょう。業務に致命的な影響を与える短所(例:遅刻癖など)は避けた方が無難です。

面接の逆質問では何を聞けばよいですか?

逆質問では、企業への関心や入社意欲を示す質問が効果的です。例えば「入社後に活躍している社員の方に共通する特徴はありますか?」「御社が今後力を入れていく事業領域を教えてください」「新入社員の方はどのような業務からスタートすることが多いですか?」などが好印象です。給与や休暇など待遇面だけを聞くのは避け、仕事内容や成長環境に関する質問を優先するのが基本です。

面接当日に緊張しないためにはどうすればよいですか?

面接当日の緊張を和らげるには、十分な事前準備が最も効果的です。想定される質問への回答を声に出して練習し、友人や家族との模擬面接も繰り返してください。また、会場への経路を事前に確認し、余裕を持って到着できるよう準備することも大切です。面接直前には深呼吸をして気持ちを落ち着かせ、「完璧にやろう」と思い詰めずに「自分を正直に伝える場」と捉えると良いでしょう。

面接対策は何問分やっておけば十分?

面接対策は、頻出の15問を仕上げたうえで、志望企業ごとの質問を数問足すのが目安です。40問すべてを同じ深さで準備しようとすると、どれも中途半端になります。まずは自己紹介・自己PR・ガクチカ・志望動機を含む頻出15問を、自分の言葉で1分ずつ話せる状態にするところから始めます。そのうえで、募集職種や事業内容に関する質問を企業ごとに追加するのが効率的です。

よく聞かれる質問の対策をして面接に臨もう!

面接の評価基準は、一次は基礎的なコミュニケーション、二次は能力と深掘りへの耐性、最終は志望度とカルチャーフィットと、段階ごとに変わります。次の面接が何次かによって、準備すべき質問の順番も変わります。

就活の面接には、定番の質問内容が存在します。よく聞かれる質問40問には、それぞれ回答例とNG回答例をつけました。まずは頻出15問を自分の言葉で1分ずつ話せる状態にし、そのうえで志望企業ごとの質問を足していきましょう。逆質問も1つは必ず用意しておきます。

仮に落ちてしまっても、聞かれた質問を記録しておけば次の面接の材料になります。最終面接まで進んだ経験はそこで終わりません。各質問における企業側の意図を踏まえ、全ての回答に一貫性を持たせて次の面接に臨みましょう。

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