面接で回答が分からない時の対処法は?慌てない方法や対策を解説

面接 わからない時

志望企業の面接で、質問された回答が分からない……。これほど焦る場面はありませんが、経験のある人も多いのではないでしょうか。今回は、このような事態に遭遇した場合どのように対処すればよいのか、慌てない方法や対策を解説します。

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目次

面接で回答が分からない時の対応5選

面接の場では、程度の差はあれど就活生全員が緊張しています。そのため、普段であればすぐに答えられる質問も焦るあまり「質問の意図が分からない」といった状況になることがあるでしょう。このような状況でどのように対応したらよいのか、ここでは取るべき対応を4つに絞って解説します。

深呼吸をする

面接で回答がわからないときは、まず心と体をリラックスさせることが大切。本来であれば答えられる質問でも、緊張やプレッシャーで心身が強張っていると、頭が真っ白になってしまいます。ゆっくりと深く深呼吸して、頭をクリアにしてみましょう。

面接官も、応募者がある程度緊張していることは加味しています。大切なのは「緊張せずに話す」ではなく「緊張との向き合い方」や「緊張への対応力」です。うまく答えられないときでも、深呼吸によって自分をコントロールして答えようとする姿は、面接官にとって好印象になる可能性があります。

素直に「分かりません」と答える

企業の面接では、答えが見つからなかったり、答えを出すのが難しい質問をされることがあります。想定外の質問への対応を見たい場合もあれば、難しい質問にも正しく回答できる能力を求めている場合もあるでしょう。対応としては、少し考えても分からなければ、「分かりません」と素直に答えることです。なんとかして回答を捻り出そうと、長々話し続けるよりずっとよい結果につながるでしょう。ただし、伝え方には気をつけましょう。ただ「分かりません」とだけ答えるよりも、「帰宅後に調べて勉強いたします。」という一言を付け加えるだけでも好印象につながります。

「少し考える時間をください」と答える

質問の内容によっては、落ち着いて考えれば答えられる場合もあります。そのような場合には、「少し考えるお時間をいただけますか。」と丁寧に伝えましょう。ただし、長過ぎる時間の沈黙は避けるようにします。少し考えても分からない場合は、「お時間をいただき考えてみましたが、分かりません。」と正直に伝えましょう。答えられないことが、マイナスと捉えられるかどうかは分かりませんが、少なくとも質問に誠意を持って回答する態度は、評価される可能性が高いといえます。

答えられる範囲で答える

質問のすべてに答えられない場合は分かる範囲で答えましょう。

必ずしも完璧な回答をする必要はありません。面接官は、完璧な回答よりも、想定外の質問に対するあなたの反応を見ている可能性もあります。答えられることだけを答え、分からないことは正直に「分かりません」と伝えましょう。あたかも分かっているかのように適当に回答する方がリスクも高く避けたい行為です。

質問の意図を聞き返す

面接官から質問された意図が分からない場合、素直に聞き返しても問題はありません。「申し訳ございません。もう一度ご質問をお願いできますでしょうか。」と丁寧にお願いします。具体的な内容を確認したい場合は、「〇〇についてどのように考えるか?という趣旨でよろしいでしょうか?」と聞き返してもよいでしょう。その際、「そうではなくて、△△についてですよ。」と面接官から詳しい返答があったら、質問の正しい意図が理解できます。

面接で回答が分からない時のNG対応

面接で回答に困った時や分からない時にやってしまうネガティブな行動があります。次に挙げる面接官への対応は避けたい行為です。NG対応のポイントを押さえてから面接に挑みましょう。

沈黙する

面接で質問への回答がすぐにできない場合、ただ沈黙することは避けましょう。突然沈黙されると面接が止まってしまうだけでなく、仕事中もこのように度々沈黙してしまうのかと面接官を不安にさせてしまいます。考えたい場合は、「考えるお時間をいただけますか?」と丁寧に伝えることで、しばらく待ってもらえます。ただし、考える時間が長過ぎると、面接の進行に支障が出るため注意しましょう。

嘘や誇張表現をする

質問への回答を完璧にしようとするあまり、嘘や誇張、または知ったかぶりをすることは避けたい行為です。相手は採用のプロであり、多くの就活生を見てきた面接官です。自分では上手く話せたと思っても、実はバレている可能性が多分にあります。小さな嘘をついただけのつもりでも、嘘っぽいと面接官が感じた場合、他の回答についても信用度が低くなるリスクもあります。また、ビジネスにおいて嘘や誇張は企業の信用問題に関わるため、ネガティブに捉える採用担当者は少なくありません。

曖昧な言葉でにごす

面接で緊張するあまり回答を曖昧な言葉でにごしてしまう人がいます。質問に対して沈黙は避けたい行為ですが、咄嗟に言葉が出てこないからと「あの」「ええと」などと、曖昧な言葉でにごすことも非常に悪い印象です。また多くの場合、沈黙とその後の曖昧な言葉はセットでやってしまうことが多い傾向にあります。次に解説する面接でまごつかないための対策をしっかり行えば防げるため、ぜひ実行しましょう。

質問とずれた回答をする

面接で答えがわからないときでも、質問とずれた回答をすることは避けるべきです。「何か答えないとやる気がないと思われてしまう」と焦る気持ちはわかりますが、趣旨と異なる回答をすると「人の話を聞いていない」「文章理解力が低い」とかえって悪印象になってしまいかねません。

そもそも面接官が知りたい内容ではない回答をしても、質疑応答の意味がなくなってしまいます。焦って間違った回答をするよりも、素直に「考えをまとめるので少々お待ちいただけますか」と伝えたほうが、より良い印象を残せます。

諦めてぐだぐだの回答をする

諦めてぐだぐだの回答をするのも、面接でのNG行為の一つです。適切な答えが見つからない場合でも、諦めて自暴自棄になっているような態度を取ってはいけません。面接官は、真剣に向き合う気がない人を採用するつもりはないのです。

諦めて適当に回答を流す人よりも、緊張や混乱のなかでも必死に答えようとする人のほうが、より好印象を残せます。たとえうまく答えられない場合でも、最後まで真摯に向き合う姿勢を維持しましょう。

面接でわからない質問があったとしても落ちるとは限らない

面接では定番の質問のほかに、企業独自のオリジナルな質問や、応募者の動揺を誘うような質問も用意される傾向にあります。思わず回答に詰まってしまうこと自体は、決して珍しくありません。結論、面接でわからない質問があったとしても「必ず落ちる」とは限らないのです。

自分が詰まるような質問は、ほかの学生も詰まっている可能性が高いもの。質問に完璧に答えるのではなく、緊張や不安をどのようにコントロールするのかを重視したうえで、誠実な姿勢を心がけましょう。

面接の質問や回答がわからない時に見られているポイント

ここでは、面接の質問や回答がわからないときに見られているポイントについてご紹介します。面接官がチェックしている要素をあらかじめ把握しておくと、本番での振る舞い方や心の持ちよう、緊張したときのセルフコントロール方法も変わってきます。

プレッシャーに強いか

面接官がチェックしているのは、応募者のプレッシャーへの耐性です。たとえば「この志望動機では自社である必要はないのでは?」のような質問は、応募者のプレッシャーを煽ります。このとき面接官はただ意地悪で言っているのではなく、あえてプレッシャーを感じさせる言葉選びをすることで、応募者の振る舞い方を審査しているのです。

応募者がプレッシャーにどのように対応するかによって、実際に仕事を任せた後の働き方や、重責のかかる業務への対応力をイメージします。

勉強不足を認められる素直さがあるか

面接官は、応募者の素直で誠実な態度を審査しています。面接で答えられない質問が出たときは、「下手な見栄や意地を張らないか」「表面的な回答で誤魔化さないか」のチェックポイント。応募者が素直に勉強不足を認められれば、相応の評価として受け取ります。

面接は、知識やスキルの発表会ではありません。面接官が応募者に対し「一緒に働きたいか」「企業に貢献してくれるか」を審査する場です。自分の至らなさを素直に受け入れられる人材こそ、誠実な仕事をするに値する存在として映ります。

臨機応変に対応できるか

応募者が面接の回答に困っているとき、面接官は「臨機応変な対応力」もチェックしています。社会における実際の業務は、イレギュラーの連続ともいえるでしょう。企業が人材に求める条件は、「マニュアル通りに動ける」だけではなく「状況に応じて柔軟に対応できる」も含まれます。

ただ機械的に働けるだけであれば、ロボットやアルバイトでも構わないのです。イレギュラーへの対応力では、柔軟性・想像力・創造力・論理的思考力などさまざまな非認知能力が求められます。非認知能力の集合体である「人間力」こそが、面接官が重視しているポイントなのです。

面接でまごつかないための対策

面接時にまごついてしまう場合、予想外の質問に戸惑っている、緊張から受け身の姿勢になるなどが考えられます。事前に対策をしていると、面接中にまごついた場合も立て直しが可能です。以下に、まごつかないための対策を3つ解説します。

変わった質問や難しい質問への回答を考える

面接でまごつかないための対策として、「変わった質問や難しい質問への回答を、あらかじめ考える」が挙げられます。頻出する定番の質問だけではなく、意地悪な質問や独自性の高い質問に対しても、事前に回答を繰り返して慣れておきましょう。

さまざまな質問への対策を繰り返すなかで、自分の価値観における一貫性が見えてきます。物事への考え方を深める訓練をしておけば、想定外の質問をされても、少しの思考時間をもらうだけで冷静に対処できるようになるでしょう。

模擬面接をする

面接でまごつかないためには、できるだけ多くの面接を経験して当日の雰囲気や面接の流れに慣れておくことです。そのためには、模擬面接や面接トレーニングを提供するサービスの利用が有効です。自分では気が付かない話し方の癖や振る舞いも指摘してもらうことで修正ができます。

最近では、就活生に特化したAIとの面接や面接練習を提供するサービスもあります。このようなサービスを利用して模擬面接を繰り返し行うことで、当日はまごつくことなくリラックスして自分をアピールできるでしょう。

企業研究をする

就活では、志望動機や自己PRなどを作成する前の企業研究が欠かせません。しっかりと掘り下げ、志望する業界や企業の研究を行うことで、志望企業への理解を深めましょう。

面接官からは、自社や業界に関する理解度を確認する質問が決まって投げかけられます。企業研究を入念にやっておくと、志望企業についてどのような質問をされても答えられる自信がつき、まごつくことなく回答できるでしょう。

逆質問で聞く内容をあらかじめ用意する

面接でまごつかないためには、逆質問で聞く内容をあらかじめ用意することも大切です。面接官からの「何か質問はありますか?」という問いかけに答えられないと、「本気度が足りない」「企業への興味や関心が低いのか?」と不信感を抱かれてしまいがちです。

面接における逆質問は高確率で発生すると考え、事前に2~3個用意しておきましょう。ただし「調べてすぐわかるような逆質問」は、かえってマイナスな印象に。自分ならではの創造性の高い質問や、向上意識の高さをアピールできる質問であるように努めましょう。

自分に自信を持つ

面接では1つ1つの質問に対する回答に集中してしまいますが、面接官は面接をトータルで見て選考します。そのため、1つの質問に上手く答えられなかったから採用してもらえないとは言い切れません。むしろ、面接で答えられない質問があったとしても合格することはよくあることです。もちろん事前の準備は欠かせませんが、やるべきことを精一杯やったら、後は自分のこれまでの努力を思い出し、自信を持って臨みましょう。

予想外はつきものであると認識しておく

面接でまごつかないためには、予想外であることは付き物である、と認識してください。基本的に「何から何まで予想通りの、100%完璧な面接」はあり得ないと考えましょう。どれほど面接に備えても、思いもよらぬ質問や動揺は少なからずあるものです。

「どうせ想定外の出来事は起こる」と事前に受け入れていれば、本番でのイレギュラーでも必要以上に慌てずに済みます。「慌てそうになったら言う台詞」を決めておけば、落ち着きを取り戻すために役立ちます。

面接対策「REALME」を活用しよう

面接対策には「REALME」のAI面接がおすすめです。株式会社ABABAが提供する「REALME」は、AI面接によって就活対策をサポートするサービスです。AI面接は何度も実施できその度にFBをもらえるため、面接前の話し方や時間の把握にも役立つでしょう。

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REALME」で客観的な自己分析ができる

REALME」のAI面接を行うことで客観的な自己分析が可能です。ビッグデータに基づく客観的な視点から、あなたの強み・弱みを分析し、就活で重視される14の能力を点数化してくれます。第三者的な視点から自分の強み・弱みが確認できるため、ESや面接対策にも活用できる優れたサービスです。

自分で行う自己分析に不安を感じている人は、ぜひAI面接の活用をおすすめします。

志望企業の合格者の回答例を確認できる

REALME」では、志望企業の合格ラインを突破した就活生のES・面接解答例を閲覧できます。合格者の解答を参考にすることで、志望動機をブラッシュアップできます。また、自分の回答と比較することで、内定に足りない要素が一目で分かり、効率的な対策が可能です。

AI面接で志望企業の内定判定が分かる

AIとの約20分の面接内容をもとに志望企業の「内定判定」を算出してくれることが「REALME」の最大の特徴です。内定判定は合格ラインに至った就活生のデータと比較することで内定判定を算出する仕組みです。

さらに、AIとあなたの対話内容をもとに、志望企業の合格ラインに達していない能力を伸ばすためのフィードバックや学習コンテンツも提供されます。

面接で回答が分からない時も焦らず対応しよう

就活の面接においては、完璧に回答できる学生が高い評価を受けるとは限りません。想定外の質問に対しどのような対応ができるのか、予期せぬ事態への対応力が見られている可能性もあります。また一方では、志望度の高さや本気度を測っている部分もあります。回答が分からない時でも、事前の対策で焦らず落ち着いて対応し、志望企業の内定をつかみましょう。

面接での回答が分からないと不安な方は、自己PRやES、自己分析から面接対策まで行える「REALME」の活用を、ぜひ検討されてはいかがでしょうか。

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