普段の会話でつなぎ言葉を使っている方は、面接本番に使わないように気を付けましょう。「あー」や「えっと」等のつなぎ言葉を面接やビジネスシーンで使うことはあまり印象が良くありません。本記事は、面接でつなぎ言葉が面接官に与える印象や対策を紹介します。これから面接対策を行う方は、つなぎ言葉を使っていないかチェックしましょう。
つなぎ言葉とは?
言葉が上手く出ないときや、会話をつなぐときに使用する「つなぎ言葉」。つなぎ言葉とは「あのー」「えっと」「まぁ」等の言葉です。つなぎ言葉は「フィラー(filler)」とも呼ばれ、英語の “fill”(埋める)が由来です。英語の会話において無意識に発せられる言語を指し、会話の「空白」や「間」を埋める役割があります。また、相手に「話がまだ続く」というサインを送る役割もあります。
つなぎ言葉を使ってしまう原因
なぜ、つなぎ言葉を使ってしまうのでしょうか。ここでは、その原因を解説します。原因が分かれば、面接でつなぎ言葉を使わないように対策ができます。自分の癖や習慣を知り、つなぎ言葉を使わないよう改善しましょう。
緊張感から
面接の場は普段の会話とは異なるため、誰でも緊張感を抱きやすいものです。特に重要な場面であればあるほど、緊張で頭が真っ白になり、自分が話したい内容や準備してきた答えが出てこなくなるでしょう。緊張状態の焦りから「えーっと」や「あのー」等のつなぎ言葉を無意識に多用してしまいます。つなぎ言葉は考える時間を稼ぐために便利です。しかし、多用することはNGです。緊張の原因を理解し、適切に対処しましょう。
考えがまとまっていない
面接練習をたくさんしても、イレギュラーな質問をされると頭が真っ白になり答えられないこともあります。事前に準備していた質問以外のことを聞かれたときや深掘りしながら話すとき等は考えをまとめてから話すことが多いでしょう。頭で考えているときに沈黙を避けて場をつなぐためにつなぎ言葉を使用する傾向にあります。短い沈黙であれば、不自然さはなく落ち着いた印象を与えます。短時間で考えをまとめられるように練習しましょう。
口癖が出る
家族や友だち等、普段の会話でつなぎ言葉を使っている場合、ふとしたときに使用する可能性があります。口癖としてつなぎ言葉を使っている自覚がある方は要注意です。口癖は自分では気づきにくいため、家族や友だちなどの第三者に確認してもらうとよいでしょう。また、自分の会話や面接練習を録音することも口癖をチェックする上で有効です。面接等の緊張感が増す場面では、普段気にならない口癖が出てしまうことがあります。
面接でのつなぎ言葉が与える印象
面接でつなぎ言葉が面接官に与える印象を解説します。面接官がどのような印象を抱くかを知り、つなぎ言葉を使用しないよう注意しましょう。また、面接練習でもつなぎ言葉を控え、面接官に与える印象を考えつつ本番のように緊張感を持った練習を行うことが大切です。
頼りないように感じる
面接でつなぎ言葉を多用すると、頼りない話し方に聞こえます。そのため、面接官に「自信がなさそう」「準備不足」「考えがまとまっていない」という印象を与えてしまうでしょう。また、質問へ回答するときにつなぎ言葉を使用することで、話が長くなる可能性もあります。そうすると要領を得ない話し方に聞こえてしまうため、面接官へ自分の話が伝わりにくくなる恐れがあります。面接ではハキハキと答える方が好印象です。つなぎ言葉を使用しないように言い換えや対策をしましょう。
ビジネスマナーに欠けているように感じる
面接やビジネスシーンでつなぎ言葉を使用すると、子どもっぽく見られてしまうことがあります。つなぎ言葉を使用すると話がゆっくりになる傾向にあるため、頭の回転が遅いように受け取られる可能性があります。特に「えっとー」「あのー」「そのー」などのように語尾を伸ばすと、稚拙な印象を与えかねません。語尾を伸ばさず、はっきりとした口調で話すように意識しましょう。
面接でのつなぎ言葉対策
つなぎ言葉を控えた方がよい理由は前述のとおりです。では、面接でつなぎ言葉を使わないためにどのような対策をしたらよいのでしょうか。詳しく解説します。
面接の練習をする
つなぎ言葉対策には面接練習をたくさん行うことが大事です。友人や家族等に面接官役をやってもらい、想定される質問を投げかけてもらいます。このとき、想定していない質問もしてもらい、さまざまな質問に慣れておくことをおすすめします。面接本番で思いがけない質問をされたときや緊張したときに頭が真っ白にならないように、自信を持てるまで繰り返し行うことが重要です。
他にも、面接の様子を録音して聞き返すことも有効です。模擬面接を繰り返し、事前に話す内容や会話のテンポをつかんでおきます。
普段からつなぎ言葉を使わない
面接だけでなく、普段からつなぎ言葉を使わないように意識することも重要です。日常会話でつなぎ言葉を使用していると面接でも無意識に使ってしまう恐れがあります。いつもの会話で、ワンクッション置かずにストレートに思いを伝えられるようにしましょう。考えをストレートに伝えることで、面接官にポジティブな印象を与えられます。また、急いでいるときや焦っているときにつなぎ言葉を使ってしまう傾向があります。そのようなときこそ、ゆっくり話すことを意識しましょう。
回答前に質問を繰り返す
つなぎ言葉は、時間を稼ぐ方法として使われることがあります。面接官からの回答内容を考えているときに少し時間が欲しいと感じることがあるでしょう。短時間の沈黙であれば、面接官に「落ち着いて回答を考えている」と思われる場合があります。
他にも、質問の意図が分からずつなぎ言葉を使ってしまうことがあります。質問が分かりにくいときは、面接官に質問内容を聞き返すことも一つの手段です。
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面接ではつなぎ言葉をなくしてハキハキ話そう
面接で使用すると、稚拙で幼稚な印象を与えかねない「つなぎ言葉」。面接で多用せず、ハキハキと受け答えするようにしましょう。質問に対してスムーズに回答するためには、他の言葉に言い換えることも大切です。言葉のボキャブラリーを増やし、面接でハキハキと答えられるように練習しましょう。


監修者:樋口尚弥(ひぐちなおや)