面接のNGワード解説!言ってはいけない言葉を知ろう

面接 ngワード

就職や転職の面接で言ってはいけないNGワードが気になる方は多いでしょう。面接でNGワードを言ってしまうと、面接官へ与える印象が悪くなってしまいます。面接で好印象を与えるためにもNGワードを把握して対策しましょう。

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目次

面接の印象を左右するNGワード

面接の印象を左右する「NGワード」について解説します。面接でNGワードを言ってしまうと面接官への印象が悪くなり、マイナス評価につながる恐れがあります。どのような発言がNGワードにあたるか把握しましょう。

後ろ向きな発言

面接で後ろ向きな発言をすると、面接官にネガティブな印象を与えかねません。例えば「〜をしたくない」という発言は、自分の希望だけを伝えていると思われ成長意欲や熱意が伝わりません。採用担当者は、柔軟で成長意欲のある人材を求める傾向にあります。そのため「今まで経験したことがないため少し不安はありますが、成長のためには努力したいと考えています」等のポジティブな言い回しに変えることで、印象が変わります。

陰口や中傷する発言

面接に限らず、陰口や中傷にあたる発言はNGです。自分のおかれている環境がよくない場合でも、不満を口にすることはよくありません。面接中に悪口や不満と捉えられる発言をすると、入社後でも悪口や不平不満を言う人という印象を持たれてしまいます。悪口だけでなく差別的な発言や倫理観がない発言は悪い印象につながる可能性があります。日頃から、悪口や不満等は言わないよう気をつけることが大切です。

消極的な発言

面接で「やりたいことはない」「〇〇に言われたので受けました」「企業に成長させてほしい」等の消極的な発言や他人任せな発言は、面接官にマイナスな印象を与えます。面接官は、その人の目標や熱意が企業理念に合っているか、どれだけ貢献してもらえるかを見ています。

他にも、逆質問をされた際は「特にない」と答えるのではなく、事前に前向きでポジティブな質問を用意しましょう。逆質問は、あなたの熱意や興味をアピールできるチャンスです。前向きな姿勢を意識して臨むことが大切です。

履歴書と一致しない受け答え

履歴書と一致しない受け答えは避けるようにしましょう。自分をよく見せたい気持ちは分かります。しかし、履歴書の内容と異なる受け答えをすることで、「嘘をついている」「自分を出していない」等の印象を与えてしまいます。

履歴書には事実を記載し、面接での受け答えで矛盾が生じないように練習しましょう。面接では、履歴書の内容をもとにありのままの自分を伝えることがポイントです。

間違った敬語

面接の印象を左右するNGワードとしては、間違った敬語も挙げられます。たとえば「大丈夫です」「させていただきます」「よろしかったでしょうか」などは、面接中でもつい使ってしまいがちな言葉。敬語・謙譲語を正しく使い分ける能力は、ビジネスマナーの一つなのです。

間違った敬語は面接官に不安な印象を与え、「社会人としての基本的な常識が身についていない」と思われてしまうかもしれません。マナー本や敬語の教則本などを参考に、正しい言葉遣いを覚える必要があります。

プライベートな質問

面接官に対するプライベートな質問も、面接時のNGワードの一つです。たとえば結婚・出産の有無や年収などに関する質問は、些細な内容でも大きな失礼にあたってしまう可能性があります。たとえ自分が聞かれた場合でも、同じように聞き返してはいけません。

ただしプライベートな「逆質問」の場合は、自分の人間性や価値観、入社意欲を伝えるためのきっかけになることも。あくまで自分の意見を発信するに留め、面接官のプライベートに踏み込まないような対話を心がけましょう。

条件面の質問

面接において、企業での働き方について質問することは重要です。しかし福利厚生や待遇面などの質問が多すぎると、面接官にとってマイナスなイメージに。「自社で働きたい理由は、企業が提示する条件なのか?」と不信感を与えてしまいます。

とくに面接時間が短い場合は、福利厚生に関する質問は最小限にするのがベターです。質問する際も、質問とは別に「会社に貢献したいと思っている」「末長く安心して働きたい」という気持ちが伝わる文章を付け加えましょう。

企業の事業内容を理解していない発言

企業の事業内容を理解していない発言も、面接におけるNGワードに含まれます。事業内容や理念のリサーチは、面接における大前提です。たとえば質問時間で「どんな事業を展開しているのか知りたい」のような内容を聞いてしまうと、「事前に調べればわかることなのに、何もリサーチしていないのか?」とネガティブな印象を与えてしまうでしょう。

面接で聞くべき内容は、面接でしかわからないようなことです。企業情報はあらかじめ調べたうえで、企業自体に興味関心を持っている姿勢をしっかりと伝えましょう。

面接の志望動機におけるNG言葉の例

ここでは、面接の志望動機におけるNG例の言葉をご紹介します。明らかに失礼につながる言葉以外にも、面接では「使わないほうがいい言葉」が多く存在しています。NGワードを事前に把握したうえで、面接官に良い印象を与えられる言葉選びを目指しましょう。

「理念に共感した」

面接の志望動機では、「理念に共感した」はNGワードの一つです。一見すると「企業の考えに同調した」という意味でポジティブな言葉に聞こえますが、面接においては「あまりにもありきたりな志望動機すぎる」のです。

多くの応募者が使うワードだからこそ、面接官からは「入社意欲が低そう」「どこでも似たようなことを言っているのだろう」と思われてしまう可能性があります。伝える際はただ共感しただけではなく、具体的にどのような場所に、なぜ共感したのかも添えましょう。

「社会貢献になる仕事がしたい」

「社会貢献になる仕事がしたい」という志望動機も、面接ではNGワードの一つです。なぜならこの世に存在する仕事のすべては、社会とつながっているから。面接官からすると「一部の部署や仕事以外は、社会貢献につながらないと思っているのか?」と不信に思われてしまうかもしれません。

また「社会貢献」という言葉の意味は多いため、「自社だからこそ働きたい理由」につながりません。一見すると意識が高い言葉に思えますが、面接では避けたほうが良いでしょう。

「大きな仕事に携わりたい」

「大きな仕事に携わりたい」も、面接の志望動機としては良い印象を与えません。内容があまりにも漠然とし過ぎており、現実感のない志望動機として受け取られます。伝える際は、自分の思う「大きな仕事」とはどのようなものなのかを、より具体的に説明しましょう。

また注目度の高い仕事の希望は、それらを支える「目立ちにくい仕事」を軽視していると思われることも。野心や情熱があること自体は評価に値しますが、良い印象につなげるためには文脈や詳細の説明が必要です。

面接の逆質問におけるNG言葉の例

ここでは、面接の逆質問におけるNGワードの例をご紹介します。逆質問は、応募者の熱意を伝えるための格好の時間。しかし言葉選びを間違えると、何も聞かないよりもマイナスなイメージを与えてしまいます。NG言葉を知り、結果につながる逆質問タイムにつなげましょう。

「どんな事業をしているか知りたい」

面接の逆質問では、「どんな事業をしているか知りたい」はNGワードの一つです。事業内容は企業の公式ホームページや求人媒体に掲載されているため、企業への関心不足のイメージを与えてしまいます。

逆質問の際は「〇〇分野の事業について、具体的にどのような取り組みをしているのか」や「同業界における競合他社との差別化ポイント」や「技術変化における働き方の変化」など、公式情報に記載されていない内容に絞って質問しましょう。

「給料・福利厚生について知りたい」

面接において、給料や福利厚生は気になる要素ですよね。しかし条件に関連する質問は、面接官に「お金や待遇で仕事を選んでいる」というネガティブなイメージを与えてしまうため、控えたほうが良いでしょう。

企業は面接で、応募者の成長意欲や貢献意識を重視します。待遇の話題ばかりに焦点が当たると、志望動機が弱い印象を抱かれてしまいがちです。待遇に関する気になる点は、内定後の面談や説明会などで確認するのが賢明といえるでしょう。

「質問は特にない」

逆質問は応募者にとって自己アピールのチャンスです。面接官も、応募者の情熱や人間性を伝えてくれることを期待しています。「質問がない」と答えると「企業への関心が薄い」と思われてしまうだけではなく、「受け身で積極性に欠けた人材」と認識されてしまう可能性があります。

たとえば「〇〇の取り組みについて、実際に入社された方の声を聞く機会はありますか?」のように、自分らしい視点で具体的に深掘りする質問ができれば、良い印象を与えやすいでしょう。

面接でよい印象を与える言葉を紹介

就活で成功するためには、NGワードを知る他にも面接でよい印象を与える言葉について知っておくとよいでしょう。面接中は、ポジティブな言葉や分かりやすいストレートな言い回しを使うとよい印象を与えられます。「できます」「やれます」等のはっきりとした言葉で伝えると、前向きな姿勢や熱意をアピールできます。面接では自分の魅力をポジティブな言葉で伝え、入社後のイメージが面接官に伝わると効果的です。

面接官のNGワードも頭に入れておく

学生が面接でNGワードがあるように、面接官側にもNGワードがあります。例を以下にまとめました。

  • 本籍・出生地に関すること
  • 家族に関すること
  • 思想・信条に関わること
  • 男女雇用機会均等法に抵触すること

これらの質問は内容によっては、人権侵害や就職差別につながる恐れがあります。面接は個人を評価する場です。もし、このような質問をされても無理に答える必要はありません。面接官側のNGワードを把握することで、答えなければいけない質問かの判断がすぐにできます。

NGワードを避けるためのコツ

NGワードを知っていても、意識していないと面接中にポロッと出てしまうことがあります。ここでは、NGワードを避けるためのコツを4つ紹介します。面接で好印象を与えるために、コツを意識し面接に臨みましょう。

事前準備を念入りに行う

NGワードを避けるためには、事前準備を念入りに行うことがポイントです。特に自己分析や企業研究が大切です。自己分析をすることで、自分の価値観や人間性が分かります。もし、普段からネガティブな口癖や愚痴を言いやすい性格であるなら、口癖や愚痴を言わないよう心がけましょう。

自己分析で自分の強み・弱みを把握したら、企業の求める人物像に自分が当てはまるかチェックします。面接では、あなたの人間性や価値観などが企業の求める人物像とマッチするかを見られています。企業研究を進めて、事前に企業が求める人物像を把握しましょう

前向きな言葉や態度を意識する

あなたは日頃から前向きな言葉や態度で過ごしていますか。面接中は、消極的な発言や愚痴はNGです。普段から前向きな発言やポジティブな言い回しをするように意識しましょう。

また、表情や態度等の非言語的な部分も面接中は見られています。ことわざで「目は口ほどにものを言う」とありますが、目や表情、姿勢等で相手に伝わることがあります。特に面接中は緊張して姿勢を丸めたり目線をそらしたりすることはNGです。面接には堂々と自信を持った姿勢で臨みましょう。

逆質問を考えておく

面接では逆質問の時間を設けることがあります。事前に逆質問を考えておくと、聞かれたときにスムーズに受け答えができます。逆質問の内容については、面接の段階や状況に応じた質問をいくつか用意するとよいでしょう。

逆質問では、調べれば分かるような内容や給与等の条件については聞かない方が無難です。特に、インターネットで分かるような逆質問をすると「企業研究をしていない」「意欲が低い」という印象を持たれてしまいます。

繰り返し面接の練習する

面接で成功するためには、繰り返しの練習が大切です。自己PRや志望動機などでNGワードを使っていないかチェックをしましょう。また、一人で練習する以外にも家族やキャリアアドバイザーの人と練習をすると、自分だけでは気づかなかった発見があります。どのような場面で緊張するのか、どのような質問が答えにつまるのかを把握して改善を行いしましょう。繰り返し練習してメモを見なくても発言できるようにすることで、スムーズな受け答えができるようになります。

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ここまでは、面接のNGワードをまとめました。面接のNGワードを知り、さらに深い就活対策をするならAI面接ができる「REALME」を活用しましょう。就活対策で必要な面接対策はもちろん自己分析についてもサポートしてもらえます。

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面接ではよい印象を与える言葉を使おう

ここまで、面接におけるNGワードをまとめました。面接では面接官によい印象を与える言葉選びが大切です。自己分析や普段の行動を振り返り、日頃からNGワードを使用せず、ポジティブな発言の習慣作りを心がけることがおすすめです。

面接中の言葉遣いや態度に気をつけ、面接を突破しましょう。

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